東京・芝浦一丁目における大規模複合開発「ブルーフロント芝浦(BLUE FRONT SHIBAURA)」により、商業施設などを備えたツインタワーが、2030年度に全体開業予定。先んじて、2025年9月1日(金)には南側の「タワー S(TOWER S)」のショップ&ダイニングがオープンする。
芝浦&浜松エリアの再開発「ブルーフロント芝浦」とは?東京湾岸部の大規模複合開発約40店舗で構成される商業施設ホテル「フェアモント東京」芝浦運河や浜松町駅ともシームレスに繋がる空間に世界的建築家・槇文彦が設計東京湾岸部の大規模複合開発イメージパース
新たに誕生するツインタワーは、野村不動産・野村不動産ビルディング・東日本旅客鉄道が共同で行う大規模複合開発「ブルーフロント芝浦」のもと建設される。JR浜松町駅や田町駅に近く、浜離宮恩賜庭園といった観光スポットが周辺にある東京湾岸部・浜松町エリアにて、延床面積約55万㎡を再開発する大規模プロジェクトだ。
「ブルーフロント芝浦」では、東京湾岸部・浜松町エリアの持つ水辺という特製を活かし、ベイエリアと東京都心部を「つなぐ“まち”」となることを目指す。
高さ約230mのツインタワー「フェアモント東京」ザ・ビュースイート
建設されるのは、地上43階建ての「タワー S」、地上45階建ての「タワー N(TOWER N)」から成る高さ約230mのツインタワー。「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」跡地に建つ南側の「タワー S」は、35~42階に日本初進出となるラグジュアリーホテル「フェアモント東京」、1~3階にショップやダイニングといった商業施設、7~33階にはオフィスが入る。
2030年度竣工予定の北側「タワー N」は、低層階が「タワー S」と連結しており、1階から3階には商業施設が入る。そのほか、集合住宅とオフィスを備える。
約40店舗で構成される商業施設運河に面するフードホール イメージ
「タワー S」と「タワー N」の低層部には、商業施設がオープンする。地域のハブとなることを目指す2つのフードホールを中心に、ランチやディナータイムなど、幅広いニーズに応える飲食店など約40店舗で構成される。
「タワー S」にオールデイダイニング、フードコートも 2階 キャナルダイニングホール
2025年9月1日(金)にオープンする「タワー S」1階から3階までの商業エリアには、飲食専門店など27店舗が出店する。営業時間は朝7時から夜23時までと幅広い“オールデイダイニング形式”を採用。テラス席約230席を含む約1,000席を完備する他、一部エリアは地域のパブリックスペースとして開放し、持ち込みも可能に。思い思いの過ごし方で楽しめるようになっている。
1階 グリーンダイニングホール
1階「グリーンダイニングホール(GREEN DINING HALL)」は、異なる店舗でメニューをオーダーした人々が同じテーブルで一緒に食事することができる、フードコート形式の空間となっている。
北海道スープカレースアゲ(Suage)
スープカレー専門店やカスタムサラダ専門店、おにぎり専門店などランチにぴったりの店舗から、イタリアンダイニング、オイスターバーなどディナータイムに訪れたい店舗まで、多彩なラインナップが集結。カウンターやソファ、テラス席など多彩な席から好きな場所に座り、モバイルオーダーで注文することが可能だ。なお、一部ゾーンでは、17時以降はスタッフが席まで提供するレストラン方式に転換し、ゆったりとしたディナーの時間を提供する。