相葉雅紀、櫻井翔、松本潤の視聴率対決で意外な結果!

俳優の大森南朋、嵐の相葉雅紀、松下奈緒が共演する新ドラマ 『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』(テレビ朝日系)が7月9日に始動した この作品は、テレ朝の水曜9時枠では10年ぶりの刑事ドラマ新シリーズで 前作は相葉の先輩・東山紀之が主演した『刑事7人』だった 物語の舞台は2009年に警視庁に新設された捜査支援分析センター(SSBC) 防犯カメラを用いた追跡などを任務とする実在組織を初めて取り上げている 脚本は木村拓哉主演『HERO』で知られる福田靖が担当し SSBC内の新部署「強行犯係」の活躍をリアルに描写している 主人公のひとり伊垣修二役は大森南朋で、彼は問題を起こし一課から左遷された過去を持つ 相葉雅紀が演じる名波凛太郎は警察庁から出向したキャリアで、伊垣の教育係が務める 松下奈緒は警視庁捜査一課の主任・青柳遥役で、伊垣の元妻という設定 彼女は1人娘を育てながら、SSBCと捜査連携し、元夫・伊垣に対して冷淡に接する この3人の周囲には、伊藤淳史、丸山礼、高木雄也(Hey! Say! JUMP) さらに光石研、遠藤憲一、佐藤浩市といった実力派俳優が名を連ねる 主人公が3人という形式は刑事ドラマでは珍しく 人気の相葉を単独主演にせず、他の2人と台詞・出番を絶妙に分け合っている テレ朝では、3月に井ノ原快彦主演の『特捜9』が終了したばかりであり 東山紀之はSMILE-UPの社長業に専念し、芸能復帰の予定は未定のままだ そのような背景の中、テレ朝は本作『SSBC』を 今後の看板刑事ドラマシリーズに成長させたいという狙いがある その意気込みを示すかのように、主題歌にはDREAMS COME TRUEの『BEACON』を起用 地上波ドラマのために楽曲を書き下ろすのは彼らにとって5年ぶりとなる 今期の注目は嵐メンバー主演の3作品の視聴率対決にもおよんでいる 相葉のSSBCはTBS日曜劇場『19番目のカルテ』(主演・松本潤) そして日本テレビ系『占拠シリーズ第3弾』(主演・櫻井翔)と競り合っている 初回視聴率は松本の作品が11・4%と首位で、相葉は9・7%、櫻井は6・5%だった 7月16日に放送された第2話で相葉のドラマは8・6%に下がったが 同時間帯の他局番組では、二宮和也の冠バラエティ『ニノなのに』の8・2%を上回り 相葉のSSBCは時間帯トップの数字を記録している テレビ朝日局員によれば、『SSBC』が従来の刑事ドラマと大きく異なる点は、 これまでの“リーダー型”主人公像をあえて採用していない点にあるという たとえば、かつての看板番組『西部警察』では故・渡哲也さんが団長役として 『太陽にほえろ』(日本テレビ)では故・石原裕次郎さんがボス役として 圧倒的なカリスマ性でチームを引っ張る構図が際立っていた このような流れは、東山紀之さんや井ノ原快彦さんが主演した作品にも受け継がれ 主人公が強い意志とリーダーシップを持ち、仲間の士気を高めていくという構造が 長年のあいだ定番のスタイルとして確立されていたのが実情だった さらに『あぶない刑事』(日本テレビ)や『相棒』(テレビ朝日)では 主人公が非の打ちどころのないヒーローとして難事件を次々と解決していく しかし、今回の『SSBC』ではその流れとは一線を画す構成となっており 相葉雅紀さん演じる凛太郎のキャラクターはその象徴的な存在といえる 彼はMCを務めるバラエティー番組などで“ゆるふわ”なイメージが定着しており 本作でもその明るさと親しみやすさがそのまま反映されているように見える いつも朗らかで天真爛漫な凛太郎は、スタッフとも自然に打ち解けており 現場は常に和やかな雰囲気に包まれ、居心地の良い環境が保たれている そのため、相葉さんと一緒に仕事をしたがるスタッフも多いのが実情であり 今回の作品でも刑事らしからぬ柔らかい印象のキャラに仕上がっている 従来の刑事ドラマでは、主人公には頭脳派か肉体派といった“マッチョ”な要素が 強調されることが多かったが、凛太郎からはその要素はあまり感じられず 逆にそれが新鮮さを生んでおり、これまでにない刑事像を提示しているといえる 第1話では、張り込み中に犯人と遭遇した凛太郎がもみ合いとなり 激しく殴られてしまい、眼鏡のレンズまで割れるという展開が描かれた また、SSBCは現場で容疑者と出会っても声をかけるなと一課から指示されていたが 凛太郎は「僕たちも刑事ですよね」と言い放ち、あえて声をかけてしまう その結果、初回と第2話の両方で状況をかえって悪化させてしまうが 大森南朋さんら周囲の尽力によってなんとか事件は解決に至っている こうした凛太郎の未熟さや突っ走る性格が、物語の中で良いアクセントとなり 他のキャラクターとの対比も明確になっている構成といえるだろう 正直なところ、凛太郎は視聴者から見ても“イタい”印象を与える人物ではあるが その一方で、彼のバックグラウンドには非常にユニークな設定がある 一流大学を卒業し、外資系証券会社を経たのちに国家公務員試験に合格し 警察庁に中途採用されるという異色のキャリアの持ち主である さらに、初回の放送で明かされた事実として 凛太郎の伯父は、佐藤浩市さんが演じる内閣官房長官・久世俊介であり かつては警察庁長官を務めた人物という、まさに“上級国民”の出自がある しかしながら、凛太郎自身は自らの意思でSSBCを希望して配属されたわけではなく その異動の背景や人間関係の秘密は、今後徐々に明らかになっていくことになる 相葉雅紀がこれまで主演を務めた連続ドラマ3作はすべて テレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠(午後11時15分開始)で放送された 近年の主演作はいずれも深夜帯にもかかわらず安定した支持を獲得してきた 2018年には『僕とシッポと神楽坂』で心優しい獣医師役を演じ 2021年には『和田家の男たち』でデリバリー業から記者に転身する青年を好演 そして2023年の『今日からヒットマン』では 平凡なサラリーマンと凄腕ヒットマンという二重生活を送る主人公を熱演した これら3作はいずれも放送時間帯を考慮すると高視聴率を記録し その結果、今回のSSBCでのトリプル主演の一角に抜擢されたと見られている 深夜ドラマながらも確かな実績を重ねてきたことが 相葉のキャリアにおいて重要なステップとなっている ファンの間で今も語り継がれている代表作のひとつに 2015年に放送されたフジテレビ月9枠の『ようこそ、わが家へ』がある 同作は池井戸潤氏の小説を原作にしたサスペンスドラマで 相葉はフリーのデザイナー役として、有村架純さん演じる妹を ストーカーから守ろうとする過程で事件に巻き込まれていく役どころを演じた その中で見せた相葉の繊細な演技が視聴者から高い評価を得た一方 今回のSSBC放送を記念して実施されたTVerの特集では 『ようこそ、わが家へ』は視聴対象に含まれていなかった フジテレビでも再放送はされておらず その背景には2番手で出演していた沢尻エリカさんの薬物事件が関係している 彼女の過去の不祥事が作品の再放送に影を落としていることが影響している ただ、『ようこそ〜』放送当時から年月を経て 相葉は結婚して父親にもなり、年齢も重ねたことで 演技の幅や人物像により深みが加わっているのは確かだ 今作『SSBC』での演技が、相葉雅紀の新たな代表作として 記憶に残るものとなるのか、今後の展開に注目が集まっている ご聴謝ありがとうございました、 私たちのチャンネルをご覧いただき、記事の内容に興味を持っていただけたことを大変嬉しく思います これからも、新しい情報や興味深いトピックについてお届けしていきますので、ぜひチャンネルをご登録いただき、お楽しみください、 どうぞよろしくお願いいたします

『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』は相葉雅紀、大森南朋、松下奈緒が主演し、2009年に設立されたSSBCを舞台に描かれる異色の刑事ドラマである。相葉は“ゆるふわ”なキャラを活かし、従来の“マッチョ”な刑事像とは一線を画す。視聴率は初回9・7%、第2話は8・6%で同時間帯トップ。異色な経歴を持つ凛太郎の背景や、相葉の過去作との演技比較も話題。新たな代表作となるか注目される。

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