「TOKYO AI Fashion Week – 2025 A/W Contest」は、「Rakuten Fashion Week TOKYO」の取り組みの一環として実施。参加者は生成AIを活用し、今年度のテーマ「Neo-Japonisme(新ジャポニズム)」に沿ってファッションデザインを手掛けた。

 最優秀賞を受賞したのは、SaYaKaの「KAWAII VANGUARD」。地・水・火・風・空の五大要素を具象化し、5人の女性戦士の装いを製作した。コスチュームには、現代の技術では再現できない未来の素材を採用。新ジャポニズムを「KAWAII」というエネルギーの観点から再解釈し、ゴシックロリータの要素を盛り込んだ。

 優秀賞2作品に選ばれたのは、Marshmellaxyの「浮世衣 UKIYOE」とaktpapabの「Techno-Wagara」。Marshmellaxyは「衣」は時代や文化を“まとう”媒体であると解釈。浮世絵をインスピレーション源に、伝統と未来を媒介するための衣服をデザインした。

 同じく優秀賞に選ばれた「Techno-Wagara」は、日本の伝統模様(wagara)を「未来の光」として再解釈。麻の葉模様を採用した近未来の着物や、LEDやネオンで浮かび上がる和柄の衣服を発表した。

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AIファッションウィーク受賞作品

2

AIファッションウィーク受賞作品

SaYaKa「KAWAII VANGUARD」

Image by: OpenFashion

3

AIファッションウィーク受賞作品

Marshmellaxy 「浮世衣 UKIYOE」

Image by: OpenFashion

4

AIファッションウィーク受賞作品

aktpapa「Techno-Wagara」

Image by: OpenFashion

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