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フジテレビほかにて日曜朝9時30分などから放送中、各種配信サイトで月曜12時から最速配信中のアクションヒーロー活劇『TO BE HERO X』。後編は、「黙殺編」(第15、16話)で、No.4ヒーローの黙殺役を演じる声優の中村悠一にインタビュー。世界に人気が拡大する作品の魅力に迫るとともに、「黙殺編」の見どころやキャラクターについて語ってもらった。

クールな暗殺系イケメンヒーロー・黙殺。本名はワン・イー。黙って語らず任務を全うする仕事ぶりと、マスクに隠された端正な顔立ちで人気を博す (C)bilibili/BeDream, Aniplex

クールな暗殺系イケメンヒーロー・黙殺。本名はワン・イー。黙って語らず任務を全うする仕事ぶりと、マスクに隠された端正な顔立ちで人気を博す (C)bilibili/BeDream, Aniplex

前編
世界で反響。アニメ『TO BE HERO X』の作り方

 世間からの「信頼値」を集めることによってヒーローになれる世界で、ヒーロートーナメントのランキング上位に君臨する10人のヒーローたちを主人公にしたエピソードを、オムニバス形式で描くオリジナルアニメーション『TO BE HERO X』。

 本作で人気ヒーローの1人、黙殺を演じるのが、数々のヒット作で人気キャラクターを担当してきた中村悠一だ。中村は、ヒーローをヒーローたらしめるものが人々からの「信頼値」というこれまでにない設定で描かれる『TO BE HERO X』の魅力をどのように感じているのか。まずは台本を読んだときの感想を聞いた。

 僕が台本をいただいて読んだのは「ロリ編」(第13、14話)の途中からだったので、話がかなり進んでいて正直に言うと「(内容は)よく分からないな」という感じでした(笑)。後から完成した1話を拝見して、1番驚いたのは映像が3DCGだったことですね。アフレコに参加した「ロリ編」も「黙殺編」も2Dのアニメーションだったので、他の話数もそうだと思っていたんです。思い込みは良くないなと、常識が覆されたと言いますか。そこから少しずつ映像を見ていったらエピソードごとに映像の手法も違えばキャラクターのデザインも違っていたりして、そういう狙いなのか!と気づきました。「クイーン編」(第11、12話)も画のタッチがまた全然違って、3DCGと2Dのどっちだろうと感じたのも印象的でしたし、この作品ならではの特徴だなと思います。

 これから先放送される「リトル&ビッグジョニー編」などの他の話数も、見せていただいた段階ではまだ制作途中だったので仕上がりは分かりませんが、キャラクターデザインが違うなど面白い試みがされていて、作品としての挑戦ですよね。試みとしてはすごいことをやっていると感じています。何かに挑戦したいというクリエーターの意気込みとか、そういうものを僕は好きになるところがあるので、今作の画の試作はすごく好きですし、敬意を払いたいですね。

 ただ放送が全て終わるまで、この作品については評価が難しいというか。半年間見終わった直後の感想と、数年後振り返ったときとでは感じ方が違うかもしれないなと。

 ひょっとしたら何年か後にはこういう作り方をする作品が増えるかもしれないし、それは分からない。昔子どもの頃に見ていたアニメは、話数によって作画監督さんの癖で画が全然違うということがたくさんあったのですが、あるときから極力話数によって差が出ないように整えて統一することが当たり前になりましたよね。

僕自身は画が違うことを楽しんでいたタイプだったので、そういう意味では『TO BE HERO X』で挑戦している映像の形は、新しいけど懐かしさもあります。あと、この作品1つで自分の好みが分かるのではないかなと。3DCGの回が良かったなとか、手描き調の回が好きだなとか、(映像について)話せる楽しさもあると思います。

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