青森県おいらせ町のイオンモール下田に店舗を構える「PRIER BRILLER(プリエブリエ)」はハイステージブランドを中心に化粧品を取り揃えており、ブランドの世界観を大切にした空間設計と一人ひとりに寄り添う丁寧な接客を通じて、地元のみならず広域からも多くの来店客を集めている。
地域密着型の化粧品専門店としての歩みや注力している取り組みについて話を伺った。
薬粧店から化粧品専門店へ、
百貨店ブランドを中心に構成
プリエブリエは1995年、イオンモールの開業と同時に出店して以来、地域に根ざした美の提案を行っている。
元々は「カリエ薬局」としてスタートし、調剤をはじめ、OTC医薬品や雑貨、セルフメークブランド(メイベリン、クレージュ、マリクレール、シックショックなど)、カウンセリング化粧品(資生堂、コーセー、カネボウ、ソフィーナ、ディシラ)まで幅広く取り扱う薬粧店だった。
オープンから約2年後にアルビオンとの取引を開始し、1回目の改装では、調剤を廃止するとともに、カネボウ、ソフィーナ、ディシラの取り扱いを終了して、店名を「カリエ・ヘルシー&ビューティー」へと変更した。
2回目の改装では、店舗を移転し売場面積を30坪から39坪へ拡大するとともに、差別化が難しいOTC販売、雑貨、セルフメークの取り扱いを終了し、新たにコスメデコルテを導入した。ブランドはアルビオン、クレ・ド・ポー ボーテ、コスメデコルテなどカウンセリング化粧品を中軸に据える中、北東北初となるポール&ジョーの取り扱いを開始し、店名を「カリエ・コスメティックス」へと変更し、化粧品専門店として本格的にスタートした。
3回目となる8年前の改装では、北東北初となるジルスチュアートを導入するとともに、店舗全体のリブランディングも進め、店名を「PRIER BRILLER」へと変更した。