[𝐏𝐋𝐀𝐍𝐉]朗読劇:’星の王子さま’ 前編 – SHOSEI

[音楽] 星の王子様 全編 [音楽] 僕は今までこの話を誰にもしたことがない 。 それでも今回話すのはもし彼が再び現れた 時真っ先に僕に知らせてほしいからだ。 あれは6年前のこと。 飛行機の操縦士だった僕はエンジンの トラブルでサ原砂漠に不自着するはめに なった。 その時は乗客も整備士もいなかったし、 人里からは1000マイルも離れていた。 飲み水は1週間分しかない。僕は1人で エンジンを修理しなければならなかった。 夜になり、僕は砂の上で眠りに着いた。大会をイカ田で漂流する遭難者よりも自分はかに孤独なんじゃないかと思った。 ごめんください。羊の絵を描いて。 え、僕はまるで雷に打たれたみたいにびっくりして飛び起きた。 するとそこには真剣な目で僕を見ているまるで王子様のような姿の少年がいたんだ。僕に羊の絵を描いて。 [音楽] え、というか一体君はここで何をしてるの? お願い。羊の絵を描いて。 [音楽] 僕が勉強してきたのはチ理と歴史と算数と文法だけだよ。 絵は描けない。 そんなの平気。羊の絵を描いて。 僕にかける絵なんて 1 つしかないよ。人間ってやつは驚きすぎると素直に受け入れてしまうものらしい。僕は言われるがままに髪とペンを取り出して殴り書きをした。 違う違う。蛇に飲まれたゾなんていらないよ。 え、 蛇はすごく危険だし、像はちょっと大きすぎる。欲しいのは羊なの。羊の絵を描いて。 [音楽] そこで僕は次々に書いて見せるのだが。 [音楽] うん。この羊病気で弱ってるねえ。これは普通の羊じゃなくてオ酢の羊だよ。角があるでしょ。 [音楽] 年取りすぎてるよ。僕長気する羊が欲しいんだ。書いても書いても却下されてしまう。こんなことよりも早くエンジンを分解してみなくちゃならないというのに。イ立った僕は四角い箱に穴の開いたものを適当に書いて渡した。ほら箱を描いてあげたよ。この中に羊はいる。 [音楽] ああ、そうだよ。僕はこういうのが欲しかったんだ。 え、そんなのでいいの? うん。あね、この羊草をいっぱい食べるかな? [音楽] どうして? だって僕んちとっても小さいんだもん。 [音楽] 平気だよ。 その箱は小さいから羊もきっと小さい。こんな風にして僕は王子様と知り合ったのだった。翌日からは飛行機の修理をしながら彼の話を聞くという奇妙な日々が始まった ねえ。ここにあるこの置き物何? [音楽] これは置き物じゃない。飛ぶんだ。飛行機さ。僕の飛行機。 え、君空から落ちてきたんだ。 うん。 じゃあ君も空から来たんだね。どの星から? え?てことは君はよその星から来たの? あ、そっか。この飛行機だとあんまり遠くからは来れないか。 それから3日が経ち、その王子様は色々な ことを話してくれた。彼が遠い星から来た こと。その星は家一見ほどの大きさしか ない、とても小さな小学生だということ。 そして5日目、彼はいきなりこんなことを 聞いてきた。 どうやらそれはずっと黙って抱え込んでい た心配事ごとのようだった。 ねえ、羊が小さな木を食べるって本当? うん。ああ、本当だよ。 木を食べるんならも食べちゃうのかな? 羊は目の前にあるものならなんだって食っちまうよ。 トのある花でも。 そう、トのある花でも。 それじゃあ花にとって何の役に立つの? [音楽] 僕はそんなことは知らなかった。その時の僕はエンジンの固く閉まりすぎたボルトを外そうとそのことで頭がいっぱいだった。 故障がとても深刻なものに思われて心配になっていたし、飲み水がなくなるという最悪の事態を恐れていたんだ。 トゲって花にとって何の役に立つのかな? ああ、もうトなんて何の役にも立たないよ。きっと意地悪な花にはトができる。それだけなんだ。 え?うん。 そ、そんなの信じられないよ。花はね、とっても無邪気なんだ。でも花は弱いんだ。きっとトがあれば自分は怖そうに見えるってそう思いたいだけなんだ。 [音楽] [音楽] とりあえずボルトを外さないと。 でも君は本当にそう思ってるの?穴のトが 違う。 適当に答えたんだよ。悪いけど何も考えてない。そんなどうでもいいことより僕は今大事なことをやっている最中なんだ。 どうでもいいこと。 くっそなかなか外れないな。 それは違うよ。僕にとっては鼻のトはすっごく大事なことなんだ。 何百万年も昔から花はトをつける。何百万 年も昔から羊はそれでも花を食べるんだ。 何の役にも立たないトをどうして花が苦労 してまで作るのか。それを知りたいって 思うのは大事なことじゃないっていうの。 あのね、僕の星には小さな花があって、それは僕の星以外どこにも咲いていないんだ。でもある日が何も考えずにパクッとその花を食べてしまうかもしれない。そう考えるのは大事なことじゃないの。 [音楽] その花がいるから僕は夜空を見るだけで 幸せになれるんだよ。僕の花がどこかで 咲いているって思いながら。でも羊が花を 食べてしまったら僕にとっては全ての星が 突然消えてしまうようなものなんだ。 それが大事なことじゃないっていうの。 それ以上王子様は何も言えなくなった。 そして突然大声で泣きゃくった。 僕は道具を手放した。 なんだかどうでも良くなった。 エンジンのこともボルトのことも喉の乾き も 死ぬことさえも 君が愛している花は危ない目になんか合わ ないよ。 僕が君の羊に口輪を描いてあげる。 君の花には身を守るものを書いてあげる。 それから どう言っていいのか僕にはよくわから なかった。 自分はなんて武器なんだろうと思った。 少しの沈黙の後、王子様はその花について ポツりツりと語り始めてくれた。 あのね、昔の星にね、見たことのない花が 目を出したんだ。 その花はどこか違う星から種の状態でやっ てきて、そして咲くまでにとても時間が かかったそうだ。 おしれな花だったからくしゃくしャの姿で は顔を出したくなかったんだ。 ゆっくりと時間をかけて1万1枚花びを 整えていった。 してある朝まさに日の出と共に彼女は姿を笑わした。あ、 [音楽] ある失礼。たった今目が覚めたところなの。嫌だわ。まだ髪がくちゃくしね。ああ、なんて綺麗なんだでしょ。私はバラの花だもな。 [音楽] [音楽] それにね、お日様と一緒に生まれてきたの よ。 見た目は綺麗だけど性格はそうじゃないの かな。ねえ、そろそろ朝ご飯の時間じゃ ないかしら。私にも何か用意してくださら ない?おうじゃ じゃあお水をあげるよ。 は こうして王子様は毎日彼女のお世話をするようになった。その 1 本のバラの輝きと素敵な香りは小さな王子様の星をとても華やかなものにしてくれたそうだ。 [音楽] しかし彼女は少し見えっぱりな性格だったのでしょっちゅ気難しいことを言っては彼を困らせてしまった。 [音楽] 私にはトがあるから爪を立てた虎が来たって平気なのよ。 [音楽] 虎なんて僕の星にはいないよ。それに虎は草を食べないし。私草じゃありません。 あ、ごめん。 虎はちっとも怖くないけれど風がとても 怖いの。ついたてはないかしら。 風が怖い。 植物なのに風が嫌いだなんて気のについ たてを持ってくればいいんだね。 それとね、夜はガラスケースを被せて ほしいの。あなたのお家ってとても寒いわ 。 きっと星の位置が悪いのね。私が前にいたところは、え、前にいたところってこったのに。うふ。 彼女はつい無邪気に嘘を言ってしまったことに気づいて咳払いをした。恥ずかしくなったけどお本んお本んと咳をして王子様のせいにしようとした ねえ。 ついたては取りに行こうとしたら君が喋ったんじゃないか。寒いわね。あほ、おほん。 毎日こんな調子だったから王子様は少しずつ彼女のことが信じられなくなった。大して意味のない言葉を真剣に受け止めてその度びにとても辛くなった。 [音楽] その時はわかんなかった。 あの子はね、天の弱なだけだったんだ。 言葉よりもしてくれたことを見なくちゃ いけなかった。 あの子は僕をいい香りで包んでくれたし、 僕の星を明るくしてくれたんだ。 でも僕はあまりにも子供で全然それが分からなかった。少しずつあと一緒にいるのが辛くなって僕は自分の星を出ることに決めたんだ。 そして王子様は渡り取りを使って星を出ることにしたそうだ。 出発の朝、彼は自分の星を綺麗に掃除して 、花に最後の水をやった。 毎日決めてやっていたことだけど、この朝 にはずっとずっと愛しく思えた。 最後にもう1度だけ花に水をやってガラス ケースを被せようとした時、彼は不印に 泣きたくなってきた。 さよなら。さよなら。下本。 [音楽] 花は咳だ。だが、それは風を引いているからというわけではなかったようだ。 私バカね。ごめんなさい。許してね。幸せでいてちょうだい。 [音楽] 彼は驚いた。花が避難の言葉を何1つ口に しなかったからだ。 ガラスケースを持ったままオろとその場に 立ち尽くした。 どうして花が穏やかで優しいのか分から なかった。 私ね、 あなたのことが好きだったの。 [音楽] 知らなかったでしょ。あなたにはちっとも 伝わらなかった。私のせいね。 どうでもいいか。 お幸せにね。 それとそのガラスケースは掘っておいて。 もう必要ないの。 でも風が 風は大したことないわ。ひんやりした夜風 は体にいいし。 私花だもな。でも虫が毛の1匹や2匹我慢 しなくちゃね。蝶ちょとお友達になりたい ものとっても綺麗なんでしょ。 だって他に誰が尋ねてきてくれるかしら。 あなたは遠くに行っちゃうし。 [音楽] 大きなも全然怖くない。私にはトがあるわ。 彼女の声は静かで穏やかだった。王子様は何も言えなかった。ただ涙だけが止められなかった。 [音楽] さあ、いつまでもそこでグズグズしないで 。行くと決めたんならもう言って。 彼女は泣くのを見られたくなかったんだと 思う。そういう花だったから。 そして王子様は星を出て6つの星を見て 回った。 俺らの星にいたのは自分の対面を保つこと に忙しい王様。 毎日酒を飲み、それを忘れるために酒を 飲む酔っ払い。 夜空の星の所有権を主張し、その数の感情 に日々を費いやす実業家。 星が1分ごとに自転するため、1分ごとに 添加や消化を行っている店頭府。そして 自分の机を離れたこともないという知理 学者。 6番目に来た星は前の星より10倍も 大きかった。 これはこれは探検化じゃな。いらっしゃい 。ここで何をしているのですか?わしは 知理学者じゃ。何知り学者っていうのは 海や川や町、それに山や砂漠がどこにあるのか知っている学者のことじゃ。 へえ、面白そう。 それから王子様はその星をぐるりと見た。こんなにも大きな星は見たことがなかった。 とっても大きいですね。あなたの星は海はあるんですか? [音楽] 全くもってわからん。 え、じゃあ街や川や砂漠は それも全くもってわからん。 でも学者なんでしょ? [音楽] さよ。だが探検化ではない。 学者というのは偉い人じゃからな。 歩き回ったりはせん。自分の机を離れない のじゃ。その代わり探検家を迎えるのだ。 質問をし、探検家の話を書き取る。 ところで君は遠くから来たんだな。探検家 だ。 さあ、わしに君の星のことを喋ってはくれんか? え?あ、僕のところはそんなに面白いところじゃなくて全てが小さいんです。 うん。 あ、でも綺麗な花を 1 つ持っています。わしらは花については書き止めん。 どうしてですか?一番綺麗なのに。 なぜなら花は履かないんじゃ。 履かない。 チリの本はなで地雷遅れにならない。永遠のものだけを書きす。例えば山の位置が変わるなどということはメたにあることではない。 [音楽] で、その墓ないって何? 近いうちに消えるかもしれないって意味じゃ。鼻の命は短い。 [音楽] 僕の花はもうすぐ消えちゃうかもしれないの かもしれん。 僕の花は履かない。 周りから自分を守るのにたった 4つのトだけなのに僕はたった [音楽] 1つ置き去りにしてきたんだ。 [音楽] 王子様は不いにやめておけばよかったと思った。でも気を取り直して尋ねた。 [音楽] これから行くのにおすすめの星はありませんか? 地球という星じゃなかなか評判がいい。そして王子様はそこを出発した。花のことを考えながら。そういうわけで 7番目に訪れたが地球だった。 続く。

[𝐏𝐋𝐀𝐍𝐉]朗読劇:’星の王子さま’ 前編 – SHOSEI

後編・・・7/14(月)21:00に公開

原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
朗読:大平祥生
伊駒ゆりえ

Direction:Azusa
Sound Produce:クボナオキ(M-AG)
Recording Engineer:クボナオキ(M-AG)、カモショウヘイ(M-AG)
Sound Track:M-AG Inc.
Illustration:木村早希(LiNK-UP DESIGN)、高梨世理(LiNK-UP DESIGN)

Cast(前編)
ナレーション:大平祥生
王子:伊駒ゆりえ
飛行士:大平祥生
バラ:伊駒ゆりえ
学者:大平祥生

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36 Comments

  1. 昔むかーし、一度読んだだけだったので内容をあまり覚えてなかったのですが、しょせの声が心地よくてスーッと入って来ました。
    もっとたくさん聞きたいな。

  2. 大好きで大切な物語を大好きで大切な人が朗読してくれるなんて、幸せすぎる。星の王子さまも祥生ももっと大好きで大切になりました。ありがとう。

  3. 8:55 王子のために花を守ってあげたいと思えるようになった飛行士の不器用で一生懸命な語りかけのところも優しくて切ない祥生くんの声が胸にくる。とても好きなところです。

  4. 18:06 地理学者と王子の"おじいさんと孫"のような会話のところもほっこりする。祥生くんの声は七色の声だね〜!初めて聞いた時は表現の幅の広さに驚いたし 何度聞いても楽しくてわくわくします🌈✨

  5. しょせの声は耳にいい💛
    おじいちゃん、最初わからなかった!!めっちゃおじいちゃんだったよ!

  6. 祥生くんが3種類も声を使い分けている事に感銘を受けました✨特に学者の声が「ほんとに祥生くん?!」っていうくらい普段の祥生くんの声と全く違って才能に溢れているなと思いました👏👏✨️

  7. MelakのピアノVer.もすごく素敵で、祥生くんが弾きながらレコーディングしたんだろうなと思いながら朗読劇を楽しみました😊✨

  8. 癒しがいっぱい詰まってる素敵な朗読劇🥲✨祥生くんの穏やかで優しい声にピッタリ💛こんなに素敵なプレゼントを本当にありがとう🎁💕

  9. 3:36 優しい祥生の笑い声にもいつも救われる🪽🫧
    穏やかでやわらかくて優しくて少し切ない祥生の声で毎日眠りにつける幸せをありがとう💛声だけじゃなくて祥生の考え方や言葉にetc…全部大好き🌟*࿐⁺ ⊹˚.

  10. 子どもたちのお昼寝時に流してます💛´˗
    2歳1歳落ち着くみたいです( ; ; )

  11. おはようございます〜📙⭐️
    今日は朝の仕事終わって今から
    ☕️飲みながら聴きます…🦋

  12. 祥生くんの声、本当に癒されます…💖
    聴いているだけで心がふわっと軽くなる感じで、何度でもリピートしちゃいます。
    星の王子様の世界観にぴったりで、大好き!

  13. Melakと同じく仕事中にも聴かせて貰ってる
    穏やかで素敵で落ち着く
    祥生くん後編楽しみにしてるね☺️

  14. 祥生の声って本当にいいな。耳に優しくてストレスがないけど、ちゃんと心に届く😌

  15. これがまた新たなお仕事に繋がりますように。祥生の良さ、世界中に広まりますように。

  16. 声の演じ分けにも驚いたけど、何回も聴いてるうちに、すっと入ってくるナレーションが改めてすごいなって感じたよ☺️明日いよいよ後編!楽しみにしてます💛

  17. 素敵な企画ですね。

    ただ欲を言えば広告無くした方が良いかもしれません。

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