『美的』4月号 SPECIAL EDITION版で表紙を飾り、圧倒的な透明感で話題を呼んだ、Travis Japanの七五三掛龍也さんが『美的.com』にカムバック♡韓国でも日本でも大ブレイクを巻き起こした『私の夫と結婚して』の日本オリジナル版に出演されるとのことで、ドラマの魅力をたっぷり伺いました。まだどこにも出していない七五三掛さんの最新美容情報も必見です!
美しく撮ろうという姿勢が素敵だなって思った
6月27日(金)より、Prime Videoにて毎週金曜日2話ずつ配信中のAmazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』で、主人公の小芝風花さんが演じる神戸美紗の高校時代の同級生役を演じられた七五三掛さん。かねてより韓国ドラマ好きを公言していましたが、実際に韓国ドラマの世界観に入り、韓国チームと作る過程はどうだったのか、詳しくお伺いしました。
―今回の作品は、韓国ドラマの日本オリジナル版ということですが、オファーを受けたときの最初の印象は?
オファーをいただく前から観させていただいていた作品でしたし、とても人気な作品でもあったので、すごく驚きました。自分が演じるということもそうですし、日本オリジナル版を作るということにも驚きました。今、『ノンストップ!』で『めざせ!料理アイドル 七五三掛KITCHEN」というコーナーを担当させていただいているのですが、このドラマのオファーと同時期に『ノンストップ!』での新コーナー担当のお話も伺ったんです。
そちらでも料理、今回のドラマでも料理人の役柄ということで「運命だ!」とダブルで驚きでした。
『ノンストップ!』の番組内で料理の腕を磨きつつ、役でも披露できるなんてうれしかったです。ドラマの中だと料理を作っているシーンはそこまで多くはないのですが、料理ができそうなさりげない仕草も重要だと思っていたので、『ノンストップ!』で学びつつ、ドラマでも活かせたと思います。
―今回のドラマは復讐劇がメインですが、そのような世界に入っていくことに関してどう思われましたか?
もちろんプライベートでは復讐とかは好きではないんですが(笑)ドラマとして復讐劇は好きなので、とっても面白かったです。元々、復讐劇をベースとした韓国ドラマを観ることも大好きで、今回の作品『私の夫と結婚して』も大好きな作品のひとつ。復讐劇のストーリー自体は観ていてドキドキ&ハラハラして、それが自分の中では楽しいなと感じていたので、今回携われることができてうれしかったです。ただ、
僕が演じた田辺悠斗は、そのドキドキ&ハラハラとは無縁というか…復讐に携わる役柄でもなかったので、撮影のときはできるだけ緩やかで優しい空気感を纏いながら、撮影に臨んでいました。
―韓国チームと初めてのドラマ制作はどうでしたか?
まず、
絵がキレイだなと思いました
。すでに配信されている2話で、小芝さんと一緒に教室での回想シーンがあったんですが、僕と小芝さんのNGではなく、風が吹く瞬間の前髪の毛流れで何度もNGが出てしまって。ここまでこだわれるのはすごいなと思いましたし、そんなに細かいところまでちゃんとこだわって作っているんだというのを感じて、改めてすごく勉強になりました。ただ、すごく撮影が押してしまったので、
上手く撮れるように小芝さんと「風、いい感じに吹いてくれ」と祈っていました(笑)。そして、出演者を美しく、カッコよく撮りたいっていう監督の熱意もすごく伝わってきました
。自分自身もビジュアルだったりこだわる部分ではあるので、一緒にこだわって作ることができてうれしかったです。
―七五三掛さんの韓国語の実力は?
ドラマ撮影中は韓国語を勉強していなかったので、簡単な単語は理解できるレベルでした。
監督に言いたいことを韓国語に訳して覚えていって、伝わったら「これ、伝わるんだ!」とうれしい気持ちになりました
。実はこのドラマの撮影後に韓国語のレッスンを受け始めて、少しずつ勉強中です。韓国語を使える機会がまたあるといいな。
―主演の佐藤 健さんのここがカッコよかった!という部分は?
佐藤さんが演じられた鈴木 亘という役は、すごく紳士ですし、小芝風花さんが演じられた神戸美紗のためならなんでもするという姿がかっこいいなと思っていて、自分もそうありたいなと思いました。
佐藤さんは、今回の撮影で初めてお会いしたんですけど、オーラが凄すぎて…!ビビりました(笑)
。これから出てくるシーンで、2人だけのシーンもあるんですけど、佐藤さんの目の中に吸い込まれそうな…目が本当にキラキラしていて魅力的で、油断すると自分が演技をしているのを忘れてしまうくらいで、初めての経験でした。カメラが回っていないときにも色々とお話をさせていただいて、グループ(Travis Japan)の話とかもさせていただきました。
–平野友也役を演じられた事務所の先輩・横山裕さんとのエピソードはありますか?
横山くんとは、役柄的に撮影日が一緒だったのが数日だけで…それも数時間だけだったんです。横山くんの役柄的にも、現場で仲良くお話をするという感じでもなかったので、舞台挨拶のときにたくさんお話させていただきました!
おすすめの焼肉屋さんを2店舗教えていただいたので、行ってみようかなと思っています!
―横山さんのシーンでは、どのシーンが見どころですか?
横山くんの役が最低な男という設定なんですが、どこか憎めないというか…クスッと思わず笑っちゃうようなかわいらしいシーンもあるんです。タイムリープして、前の世界では起こらなかった惨事が起こってしまう…みたいなときの横山くんの表情に注目していただきたいです!
–演じられた田辺悠斗と似ているところはありますか?
まっすぐ思い続けるところ
。友達や先輩と一度仲良くなったらずっと関係が続いているタイプなので、その点は似ているなと思います。
–逆に、正反対だなと思うところは?
スマートなところ。悠斗は料理もできますし、自分とはちょっと違うのかなって思いました。僕はたまにドジしてしまうので(笑)。
–今回の役で、こだわったところは?
僕が以前出演させていただいた『私たちが恋する理由』というドラマを監督が観ていてくださって、その時よりも
“大人っぽく見せたい”という要望があったので、言動とか振る舞いで大人っぽく見せられるように意識しました
。悠斗は料理人の役なので、ちゃんと料理ができる人の振る舞いじゃないといけないなと思って、たくさん動画を観て勉強して臨んだので、注目してほしいです。悠斗のキャラクター的に、スマートではあるんだけど、どこか見栄っ張りというか、上手く見せようと頑張って身を張ってしまうところもあって…例えば、塩をかけるシーンで、普通とは違ってカッコよくしすぎているくらいな感じ。そういうところも見所だなって思います。
–役を演じる上で、美容面でこだわったところはありますか?
監督から「悠斗はいちばんおしゃれでいてほしい」という要望もあって、シーンごとに洋服が毎回違うんです。洋服に合わせて、髪型も全部違うので、こだわったポイントでもありますし、大変だったポイントでもあります。
毎回、髪型や服装が違うので、その変化も楽しんでいただけたらなって思います!
–Travis Japanでアーティストとしても活動する七五三掛さん。役者としてキャリアを積むことで、アーティスト活動との相乗効果は感じていますか?
役者として演じることもアーティストの活動に全て繋がっていると思っています
。グループでパフォーマンスするときは歌詞に合わせて表情が違ったり、曲ごとにキャラクターが全く変わってくるんです。その曲のキャラクターで、その歌詞を自分の中でストーリーを作ってパフォーマンスに落とし込んでいくので、俳優として演じるときと同じ部分だと思っています。表に出す方法は違うけれど、作り上げるまでの行程は一緒だと思います。
Travis Japanの中で美容男子代表!七五三掛さんの”最新ビューティ情報”
–『美的』4月号で表紙を飾っていただき、美容情報をたっぷりと披露してくださった七五三掛さん。(『美的』4月号で語った、七五三掛さんの詳しいビューティ情報はこちらをチェック!)まだどこにもいっていないビューティ情報はありますか?
まだ使っていないんですけど…日傘デビューをしようと思って、日傘を買いました。持ち運びしやすいように、折りたたみタイプの日傘です。
1本買ったんですけど、もう1本買おうとしています
。これはまだどこにも言っていない情報!(笑)Travis Japanのワールドツアーで7月の下旬にアメリカに行くんですけど、そのときに日傘1本だけ持っていって、もし向こうで壊れてしまったら…と思って予備でもう1本買う予定です。すごく心配性なんで(笑)。
1本目の日傘はおしゃれでかわいいベージュを買ったんで、2本目は黒にしようかな。
–日傘デビューはアメリカでということですかね?
そうですね。日本にいるときは収録やリハーサルなどで室内にいることが多くて、まだ使う機会がなくて。あとこれもまだどこにも言っていない情報かもしれませんが、日本にいるときは毎日日焼け止めを塗っているわけではないんです。週に3回くらいかな?
朝、「今日は日焼け止めを塗ってみよ〜!」って気分になったら塗っています(笑)
。日差しが強いアメリカでは塗り直し必須ですし、日本でも外でのロケとかがあるときはしっかり塗ります。飲む日焼け止めも飲み始めましたが、まだ効果の実感はできていません(笑)。
–最近新しいインナーケアは取り入れてますか?
ビタミンBのサプリを新調して、
「ビタミンB2・B6」
が入っているのにしたのと、新しく
「乳酸菌」
のサプリも摂り始めました!ビタミンCは毎日飲んでるんですけど、他のサプリは気分で飲み分けています。
–七五三掛さんプロデュースの「しめちゃんの洗い流さないトリートメント」が発売されるということで、こだわりポイントを教えてください!
いちばんこだわったのは、テクスチャーと香り
です。テクスチャーはミルクタイプにしていて、サラッとするというよりはしっとりとした少しだけ重い感じで、ドライヤーで乾かすとしっとりしすぎない感じになります。香りは本当に色々と試して、最終的に2つで迷って…。少し甘い系にするか、それとも好き嫌いがあまり分かれない華やかなフローラル系にするかの2択ですごく迷いました。甘い系にしたら自分っぽさもあるんだろうなって思いつつ、でもみんなに使ってほしかったので、万人ウケしそうなフローラル系にしました。本当にたくさんのサンプルを試して試して…の日々だったので、一時期洗面所が洗い流さないトリートメントで溢れていました(笑)。今もまだ洗面所にその面影はあります(笑)。
–パッケージも七五三掛さんらしい洗練されたデザインですよね。
パッケージのロゴもすごくこだわりました。
パッケージに記された「BRILLER(ブリエ)」という名前は、フランス語で「輝く」という意味を込めてつけました
。実はフタ部分にもロゴが刻まれているので注目してほしいです。今後違うものをプロデュースしたときにも、「BRILLER(ブリエ)」という名前は使い続けたいなって思っています。アクセサリーとかもプロデュースしてみたいなと思っているので、長い目で見て使えるように考えました。ただ、今回の商品名は自分の愛称の”しめちゃん”を入れた、「しめちゃんの洗い流さないトリートメント」がいいなと思ったので、そっちにしました。どちらも僕的には商品名ではあるので、「しめちゃんの洗い流さないトリートメント(BRILLER)」と思っていただければ!
–次にコスメをプロデュースするなら、何を作ってみたいですか?
リップを作ってみたいなとずっと思っています
。少し色がつくようなタイプのリップを普段もよく使っているので、作れたらうれしいです。Travis Japanとして”bior organics”のアンバサダーを務めているので、”bior organics”とコラボさせていただいて一緒に何かプロデュースできたらいいなと思います。
INFORMATION
『私の夫と結婚して』
小芝風花さんと佐藤健さんがダブル主演を務める、Amazon Original ドラマ。今回、日韓共同プロジェクトとして日本オリジナル版を制作し、日本独自の視点を加えたストーリー展開にも注目!
6月27日(金)より、Prime Videoにて毎週金曜日2話ずつ配信中(全10話)
撮影/鈴木章太 ヘア&メイク/miura(JOUER) スタイリスト/日夏(YKP) 取材・文/安 彩楓
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。