それから3カ月後、夫妻はブルックリンの生まれ故郷である西ロンドンで、フォトグラファーのブー・ジョージとの撮影のためにモンクレールのピーコートとパファージャケットに身を包んだ。出来上がったイメージを目にして、「アイコニックな映画のスチール写真のよう」とニコラ。撮影後は、ブルックリンの行きつけのパブ(イギリスの酒場)ではなく、ニコラのお気に入りの老舗ホテルで乾杯したようだ。「私はクラリッジズでお茶をするほうが好き。それに、今でも(カクテルの)ピンク・スクァーレルを出してくれるのはここだけ。まるでグラスに入ったケーキみたいなんです!」

Photo: Boo George
「妻は飲み物にすごくこだわりがあって」とブルックリン。彼はというと、ノッティングヒルにある老舗パブのひとつ「The Cow」でオイスターをつまみにビールを飲むほうが好きだそうだ。するとニコラは、「ケンジントンの『Core』やソーホーの『Wigmore』に行くのも好きだけど、『The Cow』はブルックリンのお気に入りだから、ロンドンに来るときは必ず行くことにしています」とフォローした。
しかし、ふたりがロンドンへ戻ってくるのはしばらく後のことになりそうで、この先数カ月はニューヨークでペルツ一家と過ごし、その後はフレンチ・リビエラで毎年恒例のヨットの旅に出る予定だという。「きょうだい全員を2週間も同じ場所に集めるのはとても大変」とニコラはこぼす。「でも、サントロペとモナコを船で行き来するのが恒例になっています。考えるだけでわくわくしますね」。ブルックリンも予定を合わせて参加するそうで、彼と義母のクラウディアは占星術について語り合えるほど仲がいい。「ブルックリンは母の男版、母はブルックリンの女版って感じで、ふたりに挟まれています」とニコラは言う。「私は星座のことはよくわからないんですが、最近よく話すようになって。3月生まれの人は繊細だとか(特徴があって)、面白いですよね」
