K-POP界のトップを走るボーイズグループとガールズグループの“夢の共演”が実現した。現地時間7月6日、韓国・高陽スタジアムにて開催されたBLACKPINKによる【DEADLINE WORLD TOUR】の公演2日目を、BTSのJ-HOPEがサプライズ訪問し、ファンの注目を集めた。
ビルボード・コリアがインスタグラムに投稿した映像では、オープンシャツにサングラスというスタイリッシュな姿のJ-HOPEが座席に案内されているが映っており、客席からは歓声とスマホのフラッシュが飛び交った。別のシーンでは、J-HOPEが会場で流れる音楽に合わせ、座席で体を動かす様子も見られた。
BLACKPINKのこの公演は、グループとして約2年ぶりの活動再開を記念するものだ。メンバーのジェニー、ジス、リサ、ロゼはその間、ソロ活動に専念しており、今回のステージでも各メンバーのソロ楽曲とグループ楽曲が織り交ぜて披露された。J-HOPEがこの2日目公演に姿を見せた背景には、BTSのメンバーがそれぞれ兵役を終えており、2026年に予定されているカムバックを見据えた“視察”の意味合いもあるのではと推測されている。
BTSは現地時間7月1日に、「来春にグループアルバムが出る予定だ。7月から僕たちは集まって準備を始めるつもりだ[中略]新しいアルバムとともにワールドツアーも行う計画だ。世界のあちこちを訪れる予定なので、楽しみにしていてほしい」と共同声明を発表した。
BTSが最後にリリースしたアルバムは2020年の『BE』で、同年12月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得した。それ以来、BLACKPINKと同様に、メンバーはそれぞれソロ活動に力を入れてきた。J-HOPEも2024年にソロEP『Hope On The Street, Vol.1』をリリースし、今年3月に「Mona Lisa」、6月にグロリラとのコラボ曲「Killin’ It Girl」など話題曲を公開した。
BTS再結成について、J-HOPEは昨年12月にWeverse Magazineのインタビューで「それぞれの道を歩んできたけれど、また集まれることが本当にうれしいです。全員が揃ってステージに立ったら、とてつもないインパクトになるし、誰もが注目してくれると思います。また一緒にパフォーマンスできる時が楽しみでなりません。“これが僕たち。これがBTSだ”って、堂々と帰ってきたいです」と語っていた。