CV:島﨑信長 / 照井春佳 / 緑川光【漫画】『空っぽ聖女として捨てられたはずが、嫁ぎ先の皇帝陛下に溺愛されています』1巻2巻 #1~12話まとめ
空っぽとしてられたはずが突先の皇帝陛下に出来いされています フリクス様ファロン王国から聖女様が到着されました そうか ですがあの聖女魔法をまともに使えない無能聖女と聞いております 我が国が安定するまでの契約結婚のような ものだ無能聖女を飾りの後として 迎え入れる あれからもう17年も経つのか どれだけ時が経とうと彼女への気持ちは 色わせ焦せるどころか大きくなっていく ばかりだ 俺はこの命が尽きるまでエルセだけを愛するつもりだから物語は時を遡ること数日前 お前は本当にどうしようもない無能ね も申し訳ございませんシルビア様 ティアナエバレットファロン王国聖女 ティアナは魔力がほとんど空っぽの無能聖女なんですもの許してあげてください それなのに私たちと同じ聖の立場なのが不思議ですわ [音楽] 私は聖女のみが使える生魔法属性と膨大な 魔力量を持って生まれたことで2歳の頃に この神殿に来ました 周りからは時代の大成候補と期待されてい ましたが なぜか年々魔力量は減少していき17歳に なった今ではほとんど枯れ果てしまってい ます [音楽] 何もできないお前を聖女として信念内に 隠してあげている私に感謝しなさいよ シルビア様ありがとうございます けれどそれも今日で終わりよお前にはリー帝国へ行ってもらうわもちろん聖女としてね リース帝国はここから少し離れた場所に ある国で過去は多くの聖女そして大聖女を 排出 しどこよりも栄えていました けれど長年聖女が生まれておら ず全大聖女がなき後は魔物が増え疫病が 流行り作物は育たず 今では呪われた土地と呼ばれているのです そそんな助けを必要としている国に力の ない私は聖女として行くの 陛下がどうしても聖女1人帝国へって言う んですもの お前にとって名誉なことでしょう 聖女というのはどこの国でも貴重な存在で国に 1人いれば良い方だと聞いています 我がファロン王国には大聖女である シルビア様 と2人の有能な聖がいるというの に私で はお役に立てないので はでしょうねリース帝国が困ったところで 私たちは困らないものあんな国放おいても 滅びるでしょうし あそんな無いこと [音楽] 何もできないくせに生意きな口聞きやがって喜びなさいよ 3 日後に帝国から迎えが来るから準備しておきなさい 魔力というのは成長と共に増えることは あって も減ることなのないはずなの [音楽] に私 は聖女であり ながら誰かの病や怪我を直すことも魔物を 払うことも結界を張ることも土地を浄化 することもできない どうし て私の魔力はなくなってしまったの [音楽] 帝国に着いたら国全体の怒りを買って どんなひどい目に会う 護衛の騎士が10 人以上もこんな手厚い大遇で私を迎えにティアナ様大丈夫ですか あはい 輝いをしておりまして申し訳ありませんマリエルさんどうか謝らないでください リース帝国から使わされた事女マリエル お1 人で国を離れるのは心不細不細く不安でしょう ティアナ様が少しでも過ごしやすくなるよう一杯務勤めますので何でもお申しけくださいね [音楽] ありがとうございます ああ なんて美しいの神殿の外にこんな世界が あったなんて 美味しそうな果物 お嬢ちゃん すすみません勝手に触れてしまって それはこの辺りの特産品だよほら味見してごらん [音楽] ティアナ様お好きなものをご自由にお選びくださいね自由に [音楽] 知らなかった 外の世界 はこんなに楽しいのね [音楽] あ どうかしましたかマリエルさんあ申し訳 ありません見れておりまして ティアナ様は本当に美しいですね こんな綺麗な方は初めて見ましたあ私なんてそんなえ ティアナ様が師様として来てくだされば民たちもみんな喜ぶと思います コとして はいティアナ様は皇帝であるフェリクス様の花嫁として我が国に来てくださるのでしょう あえ 私が皇帝の花嫁 絶対に何かの間違いです [音楽] やけに強衛の数も多く丁寧に扱われていた のは聖女だからというだけでは なくそれが理由だったの このままではダめだわ今からでも本当の ことを話に 戻んだお前たちは うら一体何がすすごい人数魔法を使えるものもいる ティア様こちらへ 私のことより皆さんが 聖女様見つけた 悪いがここで死んでもらうぜあ [音楽] ティアナ様 邪魔だ時けえマリアさんどうしてこんな [音楽] お前を絶対にここで殺すよう命令されてるんでねえ [音楽] 私を殺すためにこんなことをこんな人数でそれもこのタイミングで一体どうして [音楽] [音楽] それにしても美人だとなあ死んだ後なら好きにしても許されるか [音楽] これで終わりなの 聖女なの に誰かを救う力もなく 周りからは敷いたげられいつだって孤独 で神殿に閉じ込められるだけの日々 [音楽] もっとたくさんなものに触れたかった 色々な人に出会って話したかった もっと自由 に外の世界を見てみたかった こんなところ で死にたくない 頭が痛い割れそう 何これ一体誰の うん 私は知っている これ は私の前世の記憶 ああ 全てを思い出した 私は歴代最高の力を 持つ帝国の大 聖女エルセリースだった 前世の私はリース帝国の大聖女で国を守り 多くの人を救ってい た けどうっかり死んじゃったのよね なんだこの女?気が触れたか 今は確かシーウル歴342 年だから私が死んだのは17 年前になるきっとすぐ転生したのね大聖女の生まれ変わりが無能だなんて皮肉にも程がある [音楽] 何これ 体中から魔力が吸い取られているような 感覚 すごく嫌な感じ気持ち悪い あれ 肩の辺りだけ弱まっている 全者の感が言っている 残っている魔力でそこを浄化すべきだとうんさっさと殺してやっちゃいましょうよ そうだね 浄化で減るはずの魔力量が逆に一気に増えた 今までの魔力量が100%のうちの2% だとすると15 くらいにはなったかしらなんでどういうこと 知れ 少し黙っててまだまだ丸力量は少ないけどひとまずこの場を乗り切るには十分そうね [音楽] なんだ?体が動かない マリエル大丈夫 はいティアナ様は大丈夫よかってくれてありがとう命に別情はなさそうね今傷を直すわ う自由魔法の遅いこと昔なら1秒あれば 直せたのに これでもう大丈夫 おすすごいです この程度で驚きすぎよ この子は私がまともに魔法を使えないことを知らないはずじゃ おいクソンだ お前今何をした?魔道具を持っていたのか [音楽] 魔力を節約したおかげであっという間に魔法が溶けちゃった魔法を使っただけよ [音楽] うさお前が魔法を一切使えない無能な政だってな知ってんだ おいマジ?なんだって ちょっと何勝手にばらしてんの?ふ私が魔法を使えないと知っているということはおそらくファロン王国の神殿内の人間に依頼を受けたのねああなるほどだいぶ読めてきた [音楽] [音楽] [音楽] 死者たちと共に帝国へ向かう途中に殺せば 私が何の能力も持たない聖だとバレること もない貴重な聖女を守りきれずに死なせた と言ってリース帝国に責任を問うことまで できる [音楽] 仕組んだのはシルビアで間違いない 散々ひどいことをしてきた上に命まで奪いに来るなんて なんだって俺の知た方がとにかく殺してやる ペラペラよく喋るわね彼らは何も知らないってことねじゃもうあなたたちは消えていいわ 全盛紀に比べてなんてお粗末な魔法なの?あらやだ口ほどにもないじゃないみんな大丈夫?怪我をしてる人はこっちに来て直すから [音楽] あささすが聖女様だ 聖女様は魔物だけでなく人間相手にも戦えるのか聖女が扱う性魔法というのは他の火水風土属性魔法とは全く感覚が違うそのため属性魔法の扱いになれた聖女は多属性魔法が使えないことがほとんどだ もちろん私くらいになると全属性扱える けどすっかり魔力は空っぽね回復するまで に数日はかかりそう それに比べてシルビア は今では大聖女と呼ばれる力を持っている どうやってあんな魔力を 私が大聖女エルセとして生きていた頃 シルビアは私の部下であり友人で 穏やかで優しい普通の聖女だった それなのにあの性格 17年の時というのはあれほど人を変えて しまうのだろうか 今世ではあんなに敷いたげられたんだもの このままっていうのも面白くないわ [音楽] シルビアにはきっちりけじめをつけて あげようじゃない今のしょっぽい魔力では 逆に瞬殺されて終わるだろうけど [音楽] ひまずこれからどうしよう ファロン王国の神殿になんて戻りたくない しには無能の恥さらしだと縁を切られてる し 帰る場所もお金もない 今の魔力でも一応女の役割は果たせそうだし [笑い] [音楽] さあ行きましょうこのままリース帝国に行こうエルセにとって大切な母国だしね [音楽] あのティアナ様なんだか雰囲気が変わられたようで え前世の記憶や魔力を取り戻して吹っ切れたというか実はずっと緊張していたのよ あそうですか大聖女だった頃の記憶を取り戻したんですなんて言ってすんなり信じてもらえるはずがないしそれにしてもすごい魔法でしたさすが聖女様ですね そそう あんな魔法が実は何か誤解があったようで私にだけティアナ様は魔法を使えないと伝えられていたんですあえリース帝国は私が魔法を使えないと知っていた それならなぜ工遇でそれも後なんて立場で 私を迎え入れようとしているの どうかしているとしか思えないはさっぱり わからん 中途半端に戻った魔力リース帝国の糸 うーん シルビアにお返しをする前に突き止めないといけないことだらけねせっかく生まれ変わったのに面倒が多すぎる大聖女だった頃と全く変わっていないわね なんだか実家に戻ってきた気分 あの方が聖女様うわあ光の束を集めたような髪ねローズピンクの瞳なんて初めて見たわなんて美しいのかしら 失礼します 皇帝陛下 聖女ティアナ様をファラン王国からお連れしました [音楽] あれ?そういえば今の皇帝って誰かしら?私が後として連れてこられたということは大聖女の私に手を出そうとしたあのたぬき親父は死んだのね [笑い] なぜそうなる?王子は3人いたけど誰が どうか顔をあげてください わあなんて綺麗なの 初めまして聖女様 我が国へ来てくださったことを心より感謝します 全皇帝とは違い傲慢な人間ではないよね 俺はフェリックスフォンリースと申します フェリクス え あのフェリックスが皇帝に 彼 は私が大聖女だった頃まだ10歳の第三 王子であり私の弟子だった っていうか私がフェリクスの花嫁 幼く可愛かった弟子のフェリクスと結婚 なんて変な感じ それにしてもこんなに立派になってもう 27歳でしょうし え今の私は17歳よね じゃあフェリックスの方が10 歳も年上なの?信じられない体の調子はどうですか [音楽] 特に何も問題はありませんが 幼い頃に苦しみ続けていた呪いは完全に消えたのねよかった [音楽] こちらにおかけください話さなければならないことがたくさんありますから ええ 何の感情もなく貼り付けただけの笑顔 [音楽] 昔のフェリックスはこんな笑い方はしなかった皇帝になるまでにかなりの苦労をしてきたはず今だって呪われた土地と呼ばれるこの国を納めるために屈信を重ねているだろうしと変わってまうのは当然よね [音楽] むしろ変わらなければならなかったのかもしれない改めて我が国へ来てくださり感謝します [音楽] いえ私では何のお役にも立てないかと ああ彼も私が無能だって知っているのねどなた それで私は何をすればいいのでしょう あなたは俺の妻であるとしてそして平和の象徴である聖女としてこの国にいてくださるだけでいい つまり何もしなくていいと はい そして俺との関係は我が国が安定するまでの契約結婚だとでも思ってくださいその後は形だけの妻であるあなたを自由にし一生の暮らしを保証します ただこの国で暮らしてれば良くて国が安定 したら完全に自由の 身最高の条件じゃない 何か裏があると かけれど彼らは無能なティアナエバレット に何かを求めても無駄だということは 分かっているはず 神たちは心から聖女の存在を求めています 聖女の存在 [音楽] 聖女というのは存在するだけで民の心の支えになる 大聖女様が来てくれたからもう安心だ 大聖女様ありがとうございます 大聖女様大聖女様 [音楽] そうですか 本当は役に立たない私なんかが来て今すぐ 追い返したいくらい腹が立っている でしょうし 空っぽ聖女を差し出したファロン王国 が帝国を見下げていることだって間違い なく分かっているはず それでも最高の条件で迎え入れるのは空っぽでさえ必要なほどこの国の状況が悪いということなのだろう [音楽] ああの恐れながら申し上げます実はティアナ様はマリエルお茶のお代わりをだけないかしら かしこまりました分かりました全て陛下のおっしゃる通りにします ありがとうございます マリエルありがとう私が全く魔法を使えないという認識を訂正してくれようとしたのね すぐにバレることではあるけど 今は無能だと思われていた方が自由に動け て都合がいい 形だけの後と聖女の立場とはいえ私なりに 帝国の呪いとやらを解いてやろうじゃない そしたら私は晴れて完全自由のみね 前世は多忙今世は散々敷いたげられてきた んだもの思いっきっきり満喫してやるわ それ にエルセは誰かと恋愛したことある結婚に ついてどう思ってるの 僕は愛する人と結婚して永遠にその人を 守るよ仕切りに恋愛や結婚の話をしていた もの 可愛いフェリックスには望まない結婚なんてしないで心から愛する素敵な伴侶を見つけて欲しい あどうかされましたか いえとても珍しい瞳の色をされているなと 光によって見え方が変わる この珍しいローズピンクの瞳はティアナとエルセ以外見たことがない俺のよく知っている方も同じ色をされていたので まあそうだったんですねもしかしてエルセを思い出してくれた でもフェリックスにエルセとしての記憶が あると伝えて もこれからの扱いに困るだけよね 何より今の私にはエルセとしての力はない の に元師匠だと名乗り出たって恩性がましい だけ あのロット私が使っていたものじゃないでもどうしてあんなものが飾られているの どうかされましたか あのロットは一体 俺が尊敬する過去の大聖女が使っていたものです 彼女ほど強く美しく素晴らしい方を俺は 知りません 私のこと をそんな風に思ってくれていた なんて今のお粗末な低たら 落に名乗り出られないわ それでは使用人を含めには皇帝夫婦は円満でありあなたはこの国を救う聖女だと認知してもらいたいと思っていますそのために約束ごとを決めても良いでしょうか [音楽] えもちろんその後は顔を合わせるタイミング [音楽] 寝室は入り口だけ共有し移動魔法によって お互いの部屋に移動できるようにするなど 様々な取り決めをした お腹いっぱい食べられるって幸せだわ ファロンの神殿と比べるとここは天国その ものね どうし てごめんなさい 温かくて 美味しい1人じゃない食事今までの ティアナの感情 が強く残っているんだわああはあ 大丈夫ですか はいとても美いしかったので感動してしまってあのもしよければフェリックス様と呼んでも もちろんです夫婦ですから 私のことは是非ティアナと わかりましたそう呼ばせていただきますね フェリクス様は休日何をされて過ごされることが多いんですか?狩猟や遠に行くことが多いです [音楽] 小さなうさぎにも怯えて馬に乗るだけで怖いと泣いていたのに本はどんなものを読まれますか 魔法に関するものがほとんどですね フェリクスにおしり女だと思われているに違いないわねけど最近のことが知りたいわそれに夫婦円満アピールできるし 1人を覗いては 今は不自由なく暮らしているようで本当に良かったわおやすみなさい フェリクス様はいまた明日 寝室に入った後はもうこちらを見ようとしないのね私とは必要最低限しか関るつもりはないんだわでも私はフェリクスと人ぐらいにはなりたい 小さなフェリックス は本当に可愛かったな 私の 前世エルセだった 頃帝国の大聖女の地位に つき2年が過ぎたある晩のこと 大聖様どうかお助けください 私の命はどうなっても構いませんから 命取らないわ大丈夫私にできることならするから エルセ20歳 フェリクス様がひどく苦しまれていてこのままではフェリクス様 第3王子のフェリクス様は体が弱いため 理球で療用していると聞いたことがある けど いつも皇族のそばにいる第1第2王子と 違い公的の場に顔を出されないから姿を見 たことはないのよね かなり古いけどとても綺麗に手入れされ てるそれでも皇族が住んでいるとは思え ない失素な理球ね こちらが第3王であるフェリクス様です はフェリクス様は遠竜の呪いを受けている のです そんな遠流の呪いとは遠い昔リーディス 帝国の皇族によって討伐された演流による 強い呪いのはず ごく稀れに皇帝の血が流れるものに発言し 火傷のようなākが全身に広がり命を 蝕ばんでいくとだけ聞いている 本当に存在するなんて [笑い] まだ8 歳だというのにきっと聞を避けるためにこうして隠され続けていたのね大産王子だけでなくここにいる人々もひどい熱数日この状態が続いております [音楽] [音楽] そうなのね じゃあすでに 体力も限界を迎えているはずこのままでは時間の問題だわ [笑い] 最上位の回復魔法が全く効かない あ 透き通ったアイスブルーの瞳 初めましてフェリクス 電下私はこの国の大聖書エルセリースと 申します 目の前で苦しんでいる人を救うことすら できないのに何が大聖女よ う おせ 様 助け は大聖女というのは国の宝だ本来は許可さ れた場合以外で力を使ってはいけないし この体を傷つけるようなこともあっては いけない この体はもう私1人のものじゃない 1人を救うより大勢を救うことを選ば なければいけない [音楽] それでも私が聖女になったの は苦しむ人を救うためだった 聖女にはそれぞれ能力がある 普通は地由と下のみだけど大聖女の私は大聖者様大丈夫ですか 大丈夫よ 奇跡だフェリクス様の技 があり どういたしまして 大聖女様ありがとうございますえ 私が使った能力は魔力吸収 他人の魔力を吸い取り自分のものとする力 呪いは魔力を含む だからこそ私は王子を救うため呪いごと 魔力を好みに吸収したのだ う 想像を超える激痛ね 福部が燃えるように暑いわ [音楽] やっぱ無理しすぎちゃったな 王子はこの何倍も辛い思いをしてたのね [音楽] どうか少しで もあの小さな王子様 が笑顔でいられますように これが私とフェリクスの出会い し て私が彼の呪いの一部 を初めて自分の体に移した日でもあった えもうこんな時間 フェリクスとの過去を思い返しているうちに歌してしまったみたいあれから懐ついてきて私の弟子になったのよね フェリックス様 どこ行くの?僕も連れてって 体は弱かったものなフェリックスには純宅な魔力と才能があっため誰よりも成長が早かった [音楽] それにして もあの呪いが夢で良かった 2度と味わいたくないわ 当時の私は服で隠せるようフェリックスの 呪いを自分の福部へ移した 吸収した魔力を他に移す力はない上に見た 目もかなりひどかったためお嫁に行けない かもしれないなんて心配した けど 結局2年後に22歳という若さで死んで しまったのよね あ さっさと寝る支度 明日の朝食の時にでも許可をもらってこの 国のこと自身の魔力の現象や増加について 改めて調べてみよう 魔力はまだ少なくても私には知識や経験が ある ものできることはあるはずだわ なんですかあの騒がしい女は お前も十分騒がしいけどね フェリクス様が使用人たちの手前優しくしているのをいいことにペラペラと無能なくせに口だけは達射しだなんて迷惑でしかありません バイロンの言う通りアナエバレットは驚くほどよく喋ったそれも俺について些細なことばかり尋ねてくる 隊調まで聞いてきた時は何の真似かと思っ た だがこちらから振る話題もない周りの目を 考えると話しかけられるのは高都合だ 嬉しそうに俺の話を聞く彼女のマざし は他の霊嬢たちが向けてくるような視線と は全く違う [音楽] だからこそ不快だとはあまり思わなかった 1 人で見知らぬ土地に来て不安なんだろうフェリクス様は甘すぎますあの女はファロン王国の人間ですよ [音楽] そんなことはないよ彼女に対して特別何かをしてやるつもりはない [音楽] それにしても水仕事をする使用人のよう なって 事女によるとティアナは神殿の外に出た ことはなく宿では毎晩うなされながら涙し ていたという 呪われた土地と呼ばれる我が国へ差し出さ れるくらいなのだ良い扱いを受けてい なかったのだろう 暴れだな その上我が国へ向かう途中殺されかけたという間違いなくファロン王国がし向けたものだ ファロン王国はどうかしています先日の奇襲だって許されることではありません本来なら国家の だが証拠はなかったんだ攻めることはできない 捉えてあった男は魔法をかけられており口を割ることはなかった 手段を選ばないことを考えるとさらに警戒する必要がある時刻の問題だけでも手一杯だというのに あの聖女本当に魔法が使えたのでしょうか?先ほど務室に来た騎士たちが口を揃えて褒めたえていましたが どうかな?だとしたらファロン王国が差し出すとは思えない何より彼女が全く魔法を使えないのは確かな情報だった [音楽] まさかずっと力を隠していたのかだが無能 扱いを受けてまで魔力を隠していたとは とても思えない すでにティアナとの契約は全て交わして おり今更聖女としての仕事をさせることは できないのだ ひとまず彼女を見張っておく必要がある だろう ティアナ様はとても素敵な方ですよきっと民たちに愛される素晴らしいコーヒになると思います 彼女に対して最低限の付き合いで行く気持ちに変わりはないただ逃げられては困るので不自由だけはさせないようにするつもりだそれよりナイトリーコは本当に浄化されたのか はい 調査の結果完全に元の湖に戻ったそうです 我が国で最初に呪いを受けた地とされるナイトリーコは黒く濁り同植物を死に至らせる正期や大量の魔物を生み出していた だが何をしても改善がなかった湖が数日前 突如完全に浄化され 元の美しい湖に戻ったというのだ まさに奇跡だとしか言いようがない一体何 が起こっているんだ民たちは聖女が来た からだと言っているようです の無能な政はその頃殺されかけていたというのに [音楽] 帝国には他に4 箇所呪われた土地が存在するナイトリーコの剣から他の地を救うためのきっかけをつめるかもしれないエルセが愛したこの国を俺は必ず守っていかなくてはならないのだから [音楽] ティアナ様おはようございますおはよう 身宅をさせていただきますね もう井戸の霊水で顔を洗う 必要ないのね 栄養も睡眠もしっかりとって綺麗な服に身 を包む こんなにも気分のいい朝さを迎えたのは きっと前世以来だわ フェリクス様おはようございます [音楽] おはようございますいい朝ですね く眠れましたか 朝から輝くような美しさねはいそれはもうおかげ様でお私って思っていたよりずっと綺麗な顔していたのねむすぼらしい姿でもったいない [音楽] これなら見かけの後やとして少しは説得力が出るはず黙っているだけでもそれっぽい雰囲気が出てる気がするあらどうしたんだろう 2 人だけで話したかったので下がらせました 王国から帝国へ向かう途中 あなたを襲った者たちはファロン王国がしけたものだと思いますか [音楽] はい申し訳ありませんここで変に嘘をついて疑われては困るもの そうですかそれは大変な思いをされましたね我が国を侮辱するようなやり方を [音楽] 私が見捨てられ帝国を譲るネタにされたと気づいているようねもう 1 つお聞きしますがあなたが魔法を使えるというのは本当ですか?私についてどうお聞きしているのかは存じませんが魔力量がとても少ないだけで魔法は元々使えますよ [音楽] 一応嘘は言ってない雑用係かりとして聖女たちのロットを磨くとか冷やかし程度の魔法は使えたのだ [音楽] そうですか失礼しました いいえフェリクス様この国の呪いについて知りたいので図書館へ行く許可をいただけませんか?聖女であり費となる私が無知では恥を描いてしまうかもしれませんから わかりましたあなたが後悔しないのならどうぞ 王国に帰りたいと言っても返してあげられませんが まあ嫌な言い方そんなにひどいあ有あり様なのかしらあの国には頼まれても帰りませんからご安心を そうですか朝食を終えたら俺の即近であるバイロンにご案内させますね部屋で待っていてください はい ありがとうございますお2 人っきりの今ならちょうどいいかもしれないわフェリクス様はお伝えしている女性はいらっしゃいますか あ質問の意図を聞いたも 言葉が足りなくて困惑させてしまったみたい もしらっしゃるなら私が フェリクス様失礼します急ぎならわざわざ睨まなくてもいいじゃない [音楽] ひそひそひそひそひそ 申し訳ありませんもう行かなくては今夜俺の部屋で話の続きをしましょう フェリックスの寝室普通に入れてくれるのね完全にプライベートは線引きされていると思っていたんだけど フェリクス様それは ではまた夜に この後あのバイロンに図書館へしてもらうのよね それにしてもこの17年で城の人間も 変わってしまったのね 知っている人間が全くいないわ メドたちから話を聞いたところ フェリックスが即意した後大きな改革が あり一気に変わったんだとか バイロンサイクスと申します ティアナよよろしくねフェリックスと一緒にいるせいであまり意識していなかったけど彼もかなり美形だ [音楽] お前なんか聖女やなどは認めない [音楽] ここまで隠さず適を向けられると逆に安心 するわね まずは敵ではないと伝えなきゃ私がコだ なんて認められないのは当然だわ国が安定 したらすぐに出ていくから少しの間だけ 我慢してちょうだいね おお分かりやすい人今夜フェリクス様の部屋へ行く件も安心して [音楽] さっきフェリクス様に下っている女性はいるかお聞きしたのもしもいるなら私は隠れみのになると伝えるだけだからフェリックスは聖女をもらい受けた手前 そして聖女の存在をアピールするために私 と結婚するだけ フェリクス様の過去の婚約者候補ですか 修理ス公爵家のザラ様とのお話があった ような確か隣獄の第二王女様と も実はこっそり話を聞いていたのよね 私はフェリクスに本命の相手がいるなら邪魔にはなりたくないし応援したいのそして私はあなたの味方よ そそうですか ここまで言えばさすがに伝わったはず 大変申し訳ありません呪いについての文献はまとめて魔法島の方に貸し出しております まとめって呪いについての調査に力を入れてるのかしら?仕方ありませんね魔法島へ行きましょうこちら側魔法島です 昔と一切変わっていない [音楽] のは すごくいい雰囲気ねみんな生き生きしてる正直呪われた土地と呼ばれている帝国はもっとしんみりしていると思っていた はい 実は数日前ナイトリーコというあれバイロンさんどうかしたんですか?あこの甘い声に穏やかな口調 素敵な女性を連れていらっしゃいますねもしかして霊の聖女様ですか おこちらが王国から来てくださった聖女様です 初めまして僕はルフィノと申します 彼は私のかつての友人であり魔法島を納める国一番の魔法使いだった ルフィノはハーフエルフのため寿命が 長く人間離れした美しさを持ち穏やかで誰 にでも親切で多くの人から愛されていた あのシルビアだってルフィをいたっけ 初めまして 論王国から参りましたティアナエバレットと申します ティアナ様ですね魔法でお困りのことがあれば僕にお申し付けください ありがとうございます私の知っているま変わっていないのね [音楽] 僕に敬語など使われる必要はありません是非ルフィノとお呼びください え分かったわ ああそうでしたか魔法についての本を探しに [音楽] はい バイロンさんはお忙しいでしょうし僕が聖女様をご案内しますよ ですがルフィ様こそお忙しいのでは 優秀な子たちが多いので問題ありません [音楽] それに魔法島のあとしても長い付き合いになる聖女様とはお話をしておきたいので [音楽] 長い付き合いに [音楽] お願いするわありがとう かしこまりました その可能性は限りなく低いと思うけど ルフィのほどの立場の人にも私がお飾りだ と知らせていないのかしら ここんなにあるのね 呪い解決のためこれまで多くの研究が続け られてきたんだわ 一体どこから手をつけれ ばこの辺りが分かりやすいかと思います 帝国の呪いについてはどの程度ご存知で お 恥ずかしながらほとんど何も知らないの なまとしていきてすみません そうでしたかよければ僕がご説明しましょうか [音楽] あお願いするわルフィノはエルフというより天使ね [音楽] そういえば前世では最年勝で大聖女となり不安定な立場だった私をつも助けてくれたのはルフィノだった 我がリース帝国に初めて呪いが振りかかったのは今から 15 年前のことでした15年前 はい 初めに帝国最大の湖であるナイトリーコが 一夜にして汚れ正期と魔物を生み出す死の 湖となったのです 湖を囲む広皇広大の森の同植物は全て死に た湖からつがる川を伝え正期は後範囲に 広がり数えきれないほどの人々が命を 落としました それほどの汚れを生み出す呪いの原因 なんて想像がつかないわ 突如呪いを受けたのは5箇所あり湖から 洞窟村まで様々らしい 私が生きていた頃はそんな気配など一切 なかったのに 雷聖女様のおかげで今年は法策だったん ですよ 私ね大きくなったら大聖女様みたいな すごい聖になりたい [音楽] どうしてリース帝国 が私があの時死んだりしなければ 呪いも防げて救えた命だってきっと たくさんあったはずだわ 泣いたところで何も変わらないの にごめんなさい あなたはやはり変わりません ねえ ティアナとしては先ほど初めて会ったはずなのにやっぱりフィも泣き虫で空っぽなティアナのことを知っていたの ティアナ?なぜ泣いているのですか あその ティアナ様は帝国が呪いによって失ったものを思い涙を流してくださったのです 美しい心を持つお優しい聖女様ですよそうですか 陛下はどうしてこちらに 仕事で魔法島に立ち寄りティアナがいると聞いて様子を見に来たんです そうでしたか今は僕が色々ご説明していたんです ルフィノ様がありがとうございますいえ それにしてもフェリクスがエルセ以外の人間に対して敬語を使っているのは初めて見たわルフィノはエルセ同様球で暮らし立場が弱いフェリクスとは第三王子の頃からの付き合いだ 敬語はその時の名残りなのかもしれない では俺はこれでルフィノ様失礼します 陛下とはあまり関係が良くないのですか えっと良くはないですがこれから距離を縮めていけたらと思っていますフェリックスはルフィを信用してか普段の円満感を出そうとはしていなかった 絶対に大丈夫ですよあなたなら ありがとうそんな断言されたら本当にそんな気がしてしまうわあさっきは泣いてしまってごめんなさい いいえこの国を思ってくださってのことですからそれとご安心を [音楽] 実は数日前ナイトリーコの汚れが完全に浄化され元の姿に戻ったのですえ 奇跡のような出来事に誰もが驚きを隠せずにいます まさに奇跡ね本当に良かっただからみんなやる気に道溢れていたのね ちなみに民たちは聖女であるあなたが来たからだと思っているそうですよ [音楽] その頃私は殺されかけていて無関係なのにそれはなかなかまれない気持ちになるわ いいじゃないですか でも今回の件は間違いなく大きな希望となったはず 残りの4箇所のうち1 番近いのはどこかしら ここからだと赤の洞窟ですね馬で半日で着きます 私も洞窟に行って直接調べてみたいんだけど汚れがひどいのよねどの程度まで近づけるかしら 僕が結界を張れば採用まで行けると思いますよ ご一緒しましょうか いいの はい聖女様がそう言ってくださるんです僕にもお手伝いさせてください ありがとうルビヌ あなたなら何か変えてくれると思うので あ やっぱりルフィっ て今の私が空っぽ聖女だってことを知ら ないのかしら申し訳ないし気まずいわね 今日はフェリクスの部屋へ続く魔法陣の方 お風呂上がりみたいね 服装も感素なもので普段より少し幼く 見えるわ えっとお邪魔しますどうぞおかけください それにしてもサ風系部屋ね贅沢には一切興味がないフェリクスらしいお私がやります [音楽] そうですか さすがに彼にお茶を入れてもらうのは申し訳ないわ昔と変わらずフェリクスは紅茶が好きなのね オレンジフラワーでもいいですか [音楽] はいお願いします おこの茶バは寝付きが悪かった小さなフェリックスにつも入れてあげていたものだけどもしかして気分じゃなかっただけどこのまま進めてます [音楽] オレンジフラワーは甘い花のとてもいい 香りがするものの味は薄めで苦みもある ため他のハーブをブレンドして調節する 美いしい 久しぶりだったけどばっちりだわ どうしてえ もしかして美味しくなかったとか?フェリックスは素人の入れたものなんてもう口に合わないのかもしれないごめんなさい捨てていただいて大丈夫なので なぜそんなことを お口に合わなかったのかと いえむしろ美味しくて驚いたんですいくら試してもこの味にはならなかったので 懐かしい味と全く同じだったってことそれは良かったです [音楽] もしよければ後で分量と入れ方をまとめておきますね ありがとう 今夜はよく眠れそうです 再開してから初めて見る本当の笑顔のような気がする私が入れたお茶を恋しく思ってくれていたのね [音楽] [音楽] この国の呪いについては学べましたか はいルフィノが丁寧に教えてくれたのでルフィノの教え方は分かりやすくおかげで恥を描くこともなさそうです 彼がルフィノと呼ぶように言ったんですか うはい そうですが ルフィノ様がそう許可されることなど滅多にないので少し驚きました え 帝国の呪いについてどう思いましたか これ以上痛ましい被害を出してはなりません もう誰に も何も失って欲しくない 必ず全ての呪いを解いてみせます [音楽] ああの私が解くとかそういう話ではなく 何かお手伝いをと何の力もないのに対され たこと をありがとうございます あのルフィノと共に赤の洞窟へ行って良いでしょうか?実際に呪いを見て調べてみたくて [音楽] 私に何ができるかは分からないけど絶対に行くわ わかりました ただしあなたが聖女だと悟らないよう姿を変えてください はい必ずそうしますね聖女が呪われた土地に出向いて何の成果もなかったと広まっては困るものね それと俺も一緒に行きます え 日程はこちらで決めても あはいフェリックスは多忙なずなのにどうして そして昼間にあなたがバイロンに話されたことですが女性関係についてお気遣いただきありがとうございます ですが俺はこの先あなた以外をめ取るつもりはありません光継者は決援者から選びます どうしてですか 愛する人がいるんです俺は一生彼女だけを思って生きていくつもりです 他の誰かに心が動くことなど絶対にありません 表情や迷いのない小姉からどれほどその女性を大切でしく思っているのかが伝わってくるやはりフェリックスには心に決めた相手がね [音楽] それならその方を私の代わりに 彼女はもうこの世にはいませんから [音楽] うそんな両親からも見捨てられを目の前で失いおそらく血のに滲むような努力を重ね皇帝の座についたというのに [音楽] ようやく出会えた愛する女性さえ も失ってしまうなんて あのネックレス エルセが最後までつけていたものによく似 ている ああこのネックレスも彼女がつけていた ものなんです え 亡くなった思いのことを色々聞くなんて 良くないけどで もどんな方だったんですか 彼女は 俺の死であり我が国の大聖女でした いや それ私なんですけど ま待ってフェリクスってエルセのことが 好きだったの嘘でしょ 生前の私は22歳フェリクスは10歳だっ たのよ [音楽] だ から私のボロボロになったロッドも飾って あったの 今のフェリクスは27歳だ から最低でも17年以上ってこと フェリクス は私が思っている以上 にエルセのことを慕ってくれているのかも しれない [音楽] ですからあなたとも引き続きこの関係を保っていけたら嬉しいです エルセが心の中にいる からティアナとは今のままの関係 でエルセは もうフェリクスに何もしてあげられないの に死んだ人間をいつまでも思っていては いけないわ 彼をそばで支えてくれるような生きている 人間に目を向けるべきよきっと幼きの憧れ や恩奥恩義を恋心と勘違いしているんだわ とにかく 絶対に正体がバレないようにしない と愛する人がいるんです俺は一生彼女だけ を思って生きていくつもりです もう明日からどういう顔で会えばいいの?告白なんて初めてだったからお初めてでも確か前世で 僕ですか?僕が好きなのはエルセですよ 私もルフィノが好きだけどそうじゃなくて いえ会っています僕は女性としてあなたのことが好きですから そうだわ私ルフィに告白されて翌日に死んでしまったからすっかり忘れてた [拍手] 私な何て返事したんだっけ?お2 人がいてくれていたのはエルセであって今の私ではないのよねあそわそわないじゃない寝よう [音楽] リース帝国に来てから5 [音楽] [音楽] 日が経った私は身に余るほどの工遇を受けてそれはもう快適に過ごしているありがたよ赤の洞窟に行くのは 2週間後になった すみませんが先に失礼します [音楽] はい フェリクスは前後に武踏会結婚式と息を つく間もない 一方私 はティアナ様完璧ですわマナーについて もう教えることなど何もないくらいです よかったわありがとう時期として失敗は 許されない この立場を狙う霊嬢は数多くるいるだろうし頑張らないとあ [音楽] とにかく急いで運び込めポーションの在庫もありたけ持ってくるんだ人手が足りない水も組んできてくれ 何があったの 騒がせてすまない実は ティアナ様都市部に高ランクの魔物が現れたちが緊急の討伐に出ていたそうです民たちは無事なの はい安全な場所に避難させました ありがとう都市部にも魔物が出るなんて呪いの影響かしら?傷がひどい人から順魔法をかけていくわ 聖女様が助けに来てくれたぞ もう誰1人として失ってたまるもんですか 大丈夫かこちらです 助けるからだ なんて回復が遅いの?魔力の減りも早すぎる [音楽] 魔力が少し増えたところで全然足りない このままだ と もう少しだけ待っていてすぐに戻ってくる からティアナ様 すみません失礼します は何ですか?いきなり 一体何の真似ですか このロットをお借りしたいんですどうしても必要なんです何かあった時のためにエルセはロッドに魔力を貯め込んでいた [音楽] 今の私がこのロットを使えるかわからないけど可能性があるなら多くの人の命がかかっているんです [音楽] 何があったんですか 後できちんと説明します肺が痛い本当に体力ないわね 17年以上かけて培ってしまった 清わな体を鍛えるべきだわティアナ様それはフェリクス様が大切にえ 久しぶりね あなたまでこんなにボロボロにしてしまっ て本当にごめんなさい 不害ない私だ けど目の前の人たちを救いたいの 都合のいいお願いばかりをし て本当にごめんね どうかもう1度 だけ力を貸し てロット から体内に懐かしい魔力が 私こんなに綺麗で優しい魔力をしていたの ね ティアナの本来の魔力の半分ほどが満たさ れたわこれだけあれば大丈夫 ありがとう絶対にみんな救ってみせるから 本来何かに魔力を溜め込むことはできないでもエルセの特殊な魔力はそれができた 聖女様 本当に良かったあきっともう限界だったのね もしかするとエルセが死んだあの日には 寿命を迎えていたのかもしれない ごめんね 今まで たくさんありがとう このロッドは私が12歳の頃神殿に入る 際なき両親にプレゼントしてもらったもの だ 良かったわね大事にしなさい [音楽] 辛い時も嬉しい時もいつだってそばにいてくれた大切な相棒だった [音楽] 聖書様様素敵ですね 長い間本当にお疲れ様 もし次に魔物が現れて もロッドから魔力の供給はできない い一体つからここに あなたがここについてすぐです 思いっきり最初からだ大して魔法を使えない空っぽってことになってるのに勝手にカリタロット完全に亡くなってしまったわ 大変申し訳ありません私 顔をあげてください謝る必要はありませんあのロットは俺のものではありませんからそれに彼女もきっとこうすることを望んだはずです [音楽] [音楽] はあ [音楽] やっぱり1 番大事な部分は何も変わっていないのね [音楽] 騎士たちを救ってくれてありがとうございます [音楽] こんな軽がると [音楽] 転んじゃったね フェリクス様ありがとうござ ですがロットを持っていった理由や今の出来事について詳しく話を聞いても はい [音楽] どうして何も訪ねてこないの?逆に怖い勝手なことをして本当にごめんなさいご存知かとは思いますが私は魔力が多くありません [音楽] はい そんな私があの状況で騎士たちを助けるに はどうしたらいいか考えた時 にあのロッドに貯められているという魔力 を使えないかと思いついたのです ここまでは全て本当だ なぜロットに魔力が貯められていると知っ ていたんですか俺ですら知らなかったと いうのに それはシルビア様にお聞きしたんです大聖女様は何かあった時のためにロットに魔力を貯めていたと [音楽] シルビアに もちろん嘘だけどフェリクスごめんなさいあ [音楽] そういえばシルビアってどうしてリビス帝国からファロン王国へ行ったのかしら 彼女にとっての母国である帝国に対しあんな扱いをするのも不思議だそうですかそもそも聖女のロットというのは本人以外は使えないと思っていました 大聖女様のものですから特別だったのでは?あと誰かを救いたい気持ちが届いたのかな?なんてあれ?視界が揺れるごめんなさい ちょっと体力の限界なのでそろそろ部屋へ戻って眠りますはいゆっくり休んでください 走り回った上に血魔法をあんなに使ったから ティアナ大丈夫ですか?ひどい熱ですひます部屋まで運びますね ごめんなさい たましい体本当に大人の男の人みたい それでねうん 色々と手伝ってくれて助かったわ ありがとう いええ あなたのためならいくらでも ルフィノの魔法は本当にすごいのねあ [音楽] 僕だって大人になったらすごい魔法使えるようになるから [音楽] たくさん勉強するしたくさん食べてすぐ大きくなるしルフィになりたいのね [音楽] 空っぽとして捨てられたはずが突先の皇帝陛下に出来いされています とても美しいです ティアナ 腰に手 が耳元でそう言われてしまって はさすがの私も落ち着かなくなってしまう すぐに医者を呼びますから [音楽] ああそうだこれだけはそれはロッドの [音楽] [音楽] はいきっと大聖女様もあなたに持っていてもらいたいと思っているはずなので [音楽] ありがとうございます 一生大切にしますよかったあ本当にもう限界だわ [音楽] ロッドがなくなってまるで別の空間のよう だ だがこれで良かった 壊れかけた彼女のロットを飾り続けるなど どうかしている それで も彼女にまつあるものをそばに置いてい ない と記憶が薄れていく気がして怖かった 時の流れというのは残酷でどれほど忘れ たくないと思っていても少しずつ 俺からエルセを奪っていく だな エルセの美しい赤髪 と同じ色だ [音楽] ティアナ エバレットか 彼女は一体何なのだろうファロン王国の 人間であり何かを隠しているだが彼女が この国の敵だとは思えない 何よりティアナといると調子が来る彼女が気を失う前に呟いた言葉 約束守れなくてごめんね 熱のせいで他の誰かと間違えているの だろう彼女と約束などかわしたことはない のだから そう分かっているのに なぜこんなに気になるのだろう?あれは一体どういう意味だったんだ おはようございますフェリクス様 はい一緒に食事を取るのは久しぶりですね 私は高熱が出てかもね込んでしまった 今日はどう過ごされる予定ですか?のんびり散歩やべ物をして過ごすつもりです 武踏会も近いので無理はなさらずに はい気をつけます そう私がすっかり寝込んでいる間に武踏会まであと 3日となっていた えっと 出席者 は名戸たちから聞いたフェリクスの人気 からすると 仏踏会は間違いなく彼を狙って戦場になる わ 彼は皇帝であり美目修礼で魔法も剣も納め 物は柔らかく人当たりもいい それでいてエルセが好きだ なんて物づきすぎる とにかく私も時期として聖女とし て舐められるわけにはいかない万全の状態 で望まねば アイロンおはよう おはようございます聖女様 私が騎士たちを救った日以来バイロンの態度がほんの少しだけ難化したのよねあの日の話は帝国中に広まり私の株は上がりっぱなしらしい 狙ったわけではないけど 聖女の存在によって民が少しでも安心でき たなら嬉しいわ [音楽] 魔力の増減についてどこにも書かれてい ない ロッドから吸収した魔力も使い切って しまい寝込んでいる間に回復したのは 15%くらいだ 私の 魔力どこに行っちゃったのかしら でぴったりと蓋をされてしまっているようなはあた息なんてついてどうかされたんですか ルフィ 僕は女性としてあなたのことが好きですから 魔法島に行った時以来ね そうですね そうだわルフィは口が硬いし物しりだからねえ魔力が減る現象について何か知ってる 魔力が減るですか?人間の魔力を吸い取る魔物は聞いたことがあります そんな魔物が 必要なら文献を探しておきますよ ええお願いやっぱりフィノは頼りになるわね武踏会ではよければ僕とも踊ってくださいね もちろん踊りだけは得意なの それは楽しみです そして3日後お久しぶりですわね ティアナ 大丈夫ですかお元気 ありがとうございます [音楽] それは良かった [音楽] [拍手] [音楽] [音楽] まああちらが聖女様なんて美しいの?まるで女神のようね陛下とよくお似合いだわフェリックスが送ってくれた帝国 1 のデザイナーによるブルーのドレスは彼の瞳の色に合わせられていた今日もマピールは完璧で復してまう [音楽] [音楽] それにして も清掃のフェリクスは信じられないほど 美しいこと とても美しいです ティアナほあなたこそ 突然現れた他国の女がコの差を かかっさらくんですもの いい気分はしなくて当然よね ティアナすみません大臣たちと話があり まして えわかりました私は1人で大丈夫ですよ 何かあればすぐに呼んでください [音楽] ティアナ様初めまして私はアダムズ家の娘で なんて素敵なドレスですの?惚れ惚れしてしまいますわありがとう [音楽] 分かりやすい作り笑顔時期コにコビを売っ ておきたい気持ちが丸見えね とにかく今は色々な情報を仕入れるために 交流を広げておきたい聖女様お目に書かれ て嬉しいですわえ聖女様なんて本でしか見 たことがないもの 初めましてよろしくね それでねこの間で まあ羨ましいわ実は私も先日あこの子たちさっきトのある視線を向けてきていた [音楽] やっぱり紅茶といえば麻酔は順度天然が ああああ始まったわね ごめんなさい私たちばかりお話ししてしまってもしかして女様はご存知ない話だったかしら それはそうよファロン王国の方ですもの [音楽] 私を他国の人間だとのけ物にしつつ馬鹿にしたいのねまるで子供のいじめじゃない可愛らしいわ いえ皆さんのお話を聞くのが楽しくて つい黙ってしまいましたごめんなさい あそそうですか ジャバの話でしたよね皆さんとても お詳しいのね全費様がお好きだったえ全費 様がそれに麻酔については有紹介が よくご存知ですのね 流行は20 年単位で繰り返すとしエルセがよく知っている話題ですからいえまだまだですですからこれからも色々と教えてくださいね ティアナどうかしましたか?あら陛下お話は終わったんですか はいこういう場に慣れているんですね いいえ皆さんがお優しいからですよ 記憶を取り戻していなければ私は歩くだけでも恥を描いていただろうし今だって泣き出していたかもしれない ティアナ様こんばんは ルフィあこっちも恐ろしく美しいわ フェリクスの美しさも軍を抜いているけれどルフィノは攻さを感じる美しさね霊の件ですがあの魔物に関する文献が全て燃やされていたそうです [音楽] え一体誰がどうしてそんなこと?また何か分かり次第ますね ええありがとう どういたしましてまた後で [音楽] なんだか妙なことばかりだわ んフィノ様と仲がいいんですね [音楽] はいとてもよくしてくださっています 行きましょうか え 急ぎの 用事でも急いでいるように はフェリクスの 手柔らかくて小さかったのに 昔とは全く違う [音楽] けどどこか落ち着く気持ちになる 陛下と聖女様は本当に仲がよろしいんです ねいやおくて羨ましい限りです さすが に中のいいアピールはもう十分よね [音楽] え なん で な何な の演技派にも程があるわ 早くこの都いが終わらないかしら ウェリクス様こんばんは あら懐かしい顔だこと 初めまして政女様ロブシューリスと申します ええ工爵様にお会いできて嬉しいですわ おや私をご存知でしたか?さすがですね 彼のことは前世でもよく知っていた 帝国で修理公爵といえばかなり力のある 家紋だ 挨拶や話をしたことだって何度もあった ただ何を考えているか全く読めないのよね こちらが娘のザラです 聖女様お発にお目にかかりますまあすごい美人それに拳くらいしかない小顔をえ初めましてティアナエバレットです それにしても政様がこんな美しい方だと陛下が大切にされるのも納得ですなところで陛下ったお話が ああ分かった 聖女様よろしければ私とお話をしませんか [音楽] もちろん嬉しいですザラ様 そういえば彼女の名前先日どこかでフェリックス様の過去の婚約者候補ですか [音楽] 以前修立釈のザラ様とのお話があったようなそうだわ [音楽] フェリックスの婚約者候補 家柄や用姿はもちろん振る舞いの全てが 美しいもの婚約者候補になるのも当然ね しかも声も美しい [音楽] そんな彼女 は私のことをどう思っているのだろう 私の周りも皆様が帝国へ来てくださって安心だと喜んでおりますよそれなら良かったですどせでもドキドキしちゃう フェリックスは彼女に対しても心が動くとはなかったのかしら けれど私知っているんです 何かしらティアナ様が空っぽ女だということを [音楽] 空っぽ女のことはこの国では知られていないはず なぜ彼女がそんなことを知っているの かしら まさかザラ様 は修理ス公爵はファロン神殿の人間と 繋がりがあるの 元々王国と帝国は不中ではなかった 公爵家ともなれば代々付き合いがあったと してもおかしくはない フェリクスが話したとは思えないし [音楽] 私に誰よりも適意があるのは彼女みたいね 先ほどの霊嬢たちとは違い厄介そうな相手 だわ そんな眠もない噂話がザラ様の元にまで 届いていた なんてお恥ずかしいわ ネモハもないですか?フェリクス様も可いいそうに何の力もない聖女を利用するしかないなんて お飾りの政ならまだしも避の立場は辞態すべきではなくて文婦騒王だわ 空っぽ聖女にだったらそう思うのは当然よ ね それに1度は皇帝の婚約者候補に上がった くらいだし許せない認められないという 気持ちだって それで もそれを決めるのはフェリクスよ フェリクスが彼女を後の座に吸えなかったのは何か理由があってのことだろう姉ザ様 [音楽] ご自身のためにも迂闊なことはあまり言わない方が良いと思いますよ [音楽] 間違った情報を鵜呑みにして聖女をけなしたなんてことが広まれば困るのはあなただけで亡くなるもの [音楽] ティアナお待たせしました ええお帰りなさいフェリックス様是非また晩会にいらしてください ああカーにも会いたいと思っていた [音楽] お伝えしておきますわ それではまたフェリクス様は人気者ですね嫉妬してしまいますわ やはりグをかけてしまっていますよね申し訳ありません 冗談のつもりで言ったの にこうなることなんて簡単に想像できるし フェリクスだって最初から分かっていた はず 他国の人間で役たずの私は風よけにも適 だっただろう それなの になぜそんな顔するの か分からない いいんですよこれが私の仕事ですから そもそも条件が私に都良すぎましたし フェリックスこそ苦労してばかりなはずだ ものなこれくらい気にしないで あそんなに気にされるのなら何か高いものでも買ってもらおうかしらいくらでも 俺と踊っていただけませんか もちろんです ああ [音楽] とても上手にリードするのね [音楽] 私は寝込んでいてフェリックスは多忙 で1度も一緒に練習できなくて少し不安 だった けれどみたい 本当に 絵本に出てくる王子様みたい こうしてフェリクスと踊っている と まるで自分がお姫様にでもなったような 気分になる どうかされましたか いえ楽しいなって 思い返せば前世で何度かフェリックスにダンスを教えたことがあった ごめんエルセまた足を踏んじゃった いいのよ それにしてもどうしてそんなに頑張るの 俺が大人になったらエルセをかっこよくリードして踊るためにうまくなりたいんだ ああフェリクスったら本当に可愛いんだから こうやってこうでしょ そんな日が来るのを楽しみにしてるわ [音楽] りんごみたいに真っ赤な顔をして本当に可愛いあもしかしてあの頃から私のことを好きだったのかしら きっと練習を重ねたのね まさかこんな形で実現するとは思わなかっ た フリクス様ダンスがとてもお上手ですね [音楽] あなたきました [音楽] 今は費和なせいで見る影もないけど私は昔 から運動神経だって良かったもの [音楽] [音楽] そういえば 武踏会ではよければ僕とも踊ってくださいねこの後は別の相手と踊っていいことになっているのよねきっとフェリックスは私と踊ってください いえ私と [音楽] 今何を考えていますか [音楽] えっとフェリクス様にはダンスの申し込みの行列ができるんじゃないかなと [音楽] 俺はティアナ以外と踊るつもりはありません えダンスだって社交に必要なものだ フェリックスは多忙ながらも積極的に社交 会に顔を出していると聞いていた けどです からあなたもそうしてくださる ですこれも円満アピールのためなのかしら むしろそれしか理由などないのだけど 果たしてそこまでする必要はある わ わかりました え嘘でしょ [音楽] ティアナどうかしましたか あのフェリクス様お願いがあるんです 話してみてください 新しいロッドを子宮用意していただきたいんです ロットですか はい [音楽] 朝起きたらぽっきり折れてしまっていて かなり古くてボロボロだったもな あの子もまた 寿命だったのねだ けど6日後には呪われた地の1つである赤 の洞窟に行くことになっている シルビアが用意してくれたあのロッドは正女見習いの子供用だった お前にはこれがお似合いよ あのシルビアがいいロットを私に用意してくれるはずはなく効果は少しだけれどそれでも魔力が戻っていない今の私には大切なものだった 分かりました どんなものが良いですか [音楽] こだわりはありませんがメインの魔法石だけは自分で選べたらと思っています聖女のロットには普通魔法石と呼ばれる宝石がついていて様々な効果がある過去に使っていたのは魔法効果が跳ね上がるものだった [音楽] では宝石もすぐに呼びますね洞窟に行く前には必ず用意します [音楽] あありがとうございますこの短期間でロッドを 2つも破壊したのにあっさりとはよかった これでなんとか大丈夫だ けれどきっと高果なものになるわね 今までのロッドは周りからの目を気にして ずっと部屋に置いていた けれど本来聖女はロッドを持ち運ぶもの そしてコのロッドともなると公的な場でも 使われ見栄えも大事になってくるはず 値段を想像するだけで具合 がありがとうございます私にできることが あればいつでも何でもおっしゃって くださいね さすがに高価なロットに見合う働きなんてできる気はしないけどやれるだけのことはするつもりよ 昨日お願いは聞いてもらいましたから十分です え 自分以外と踊らないで欲しいっていうお 願いのこと まさかたったあれだけでいいの それなら武踏会に参加する際はいつでもお 声がけください私としか踊らないのであれ ば困るでしょうし ありがとうございます 助かります はい是非 呪われた赤の洞窟についてだけどつまり [音楽] 洞窟内には魔物がうじゃうじゃいる上に 採用には謎の扉があるのね はい僕は扉に触れることすらできませんでした奥の扉はひどい汚れに覆われており近づくだけでも困難で [音楽] [音楽] ルフィノですらとにかく1 度見てみるしかないわ [音楽] 洞窟内部には僕とティアノ様とフェリクス様だけで入りましょう半端な戦力は邪魔になるだけなので 分かったわ [音楽] 間違いなく私だけが足出まいになるし気をつけないと だけど 師匠としてフェリックスの成長が見られるのは楽しみだわ相当な実力を持つ魔法使いになっているはず [音楽] [音楽] 絶対に無理だけはしないでくださいね [音楽] えルフィもね ありがとうございます僕は頑丈にできて いるので大丈夫です で もあなたは違う どんなにすごい魔法が使えたとしても人間 は簡単に死んでしまいますから どうしてそんなそれにルフィノは誰にでも触れたりするような人じゃないのにとても冷たいって エルフの血が濃いからですよ こういう時ルフィナは普通の人間ではないと思い知る やはりエルセの死に関係があるのかしら 好きだと伝えてくれた翌日だった からひどく悲しんでくれたのだろう [音楽] 仮にも私は時期後なんだしこんな場面を見 られては深い意味はなくともルフィノが 責められてしまう きっと同じ聖女の立場である私にエルセを 重ねているんだわ [音楽] ありがとう 私は絶対に死なないから大丈夫よ もう2度とあんな風に誰かを残して死ん だりはしない 絶対 に大丈夫だから ありがとうございますどうか僕にもあなた を守らせてくださいね もちろんありがとう100人力だわ あ そうだわ お誘いしてくれたのに武踏会では一緒に 踊れなくてごめんなさい 気になさらないでくださいもしかして陛下 がそうするようにおっしゃったんですか えやっぱり未来の皇帝負債として円満 アピールが必要みたい でフェリクス様は真面目なのね [音楽] そうですね常に帝国のことを1 番に考えてくださっていますそれでとても不器用な方ですよ 武器王フェリクス様が はい 今も昔も 今のフェリクスは完璧に見えるけど付き合いの長いルフィノには見せている一面があるのかもしれない 僕もあれくらいまっすぐになってみたい ものです どういう意味かしら けれど親そう思っていることは伝わって くる 6日 後 大雨だけど多忙な2 人の都合に合わせ赤の洞窟の探索に向かうことになった 身分を隠すため皇族用の馬車ではないので乗り心地はあまり良くないかもしれません いえ今すぐ眠れそうなくらいですよファロン王国で使っていたベッドに比べたら [音楽] 陛下とこうして城の外へ出かけるのも久しぶりですねはい子供の頃はよく出かけていましたが [音楽] お兄さんと弟みたい それにしてもひどい雨ですね はいでも私は雨昔から好きなんです穏やかな雨音や雨上がりの綺麗になった町が私は昔から好きだった [音楽] さすがにこれくらい降っているのはおフェリクス様 いえ昔同じことを言っていた方がいいので え私そんなことまで話していたのかしら 17年前に誰に何を話したのかなんて さっぱり覚えていないし さすがにこれだけで正体がバレることは ないと思うけど積み重ねということもある わ気をつけないと ティアナ様そちらのロッドとても素敵です ね ありがとう実は今朝いいたばかりなの 新しいロッドには魔法石が複数ついている 魔法効果を上昇させるものから魔法攻撃を 防ぐ結界を張るものまである 1つでいいですいえ迷うなら全て選ぶです か 恐ろしいお値段になってしまい申し訳ないでもとても心強いわ本当にありがとうございます一生大切にします [音楽] [音楽] 喜んでいただけよかったです [音楽] [音楽] これからよろしくねこのロッドを使って精 一杯働くわ [音楽] この奥に洞窟があるのね なんてひどいの まさに死の森という言葉がぴったり ティアノ大丈夫ですか [音楽] ええ行きましょう [音楽] 結界を張ります 進むたびに正期が濃くなっていくあ 魔物 すみません 少し手を離しますね [音楽] はま魔法も使わず にすごいわ 一体どれほどの努力を重ねればこんなにも強くなれるの [音楽] 気分は悪くないですか はいフェリクス様はとても強いんですね いえ俺なんてまだまだです これでまだまだなんて一体 は何を目指しているのだろう [音楽] 赤の洞窟に着きました [音楽] 何なのこれ 正期が濃すぎるし呪いの気配が ルフィノは完璧な結界を張ってくれている けど呼吸するのが怖い 先生でも多くの呪いを見てきたけど比べ物にならないわフェリックスや帝国の民は長年の呪いに苛まれていたの大丈夫ですか [音楽] [音楽] はい問題ありません こんなもの絶対に存在してはいけない 行きましょうか 洞窟内に入ってから1時間くらいかしら 呪いを受ける前は採用まで30分ほどだっ たのに ティアナ下がっていてください あはい こちらの魔物は僕が引き受けますねそれにしてもフェリックスもルフィノも本当にすごい 何より2人の連携が完璧だわ ちなみに私は2人の間をこそこそと歩いて いるだけ何の役にも立っていないごめん なさい [音楽] どんどん正気が濃くなってる 息が詰まりそう ルフィノの結界がなければ一瞬で命を 落としていたわ 一体どうしてこんな呪いが生まれたの この奥に原因がありそうね ルフィ大丈夫 はいここに来ると気分が悪くなるんです [音楽] 結界があってもエルフの血が入っている彼には何か嫌な感覚があるのかも 過去何度も扉を開けようとしましたが傷1 つつけることができませんでした ちょわざわざ触れなくていいですから これくらいかすり傷です 絶対にもうこんなことはしないでください とにかく結界が張られているんですね そのようです僕も過去に試しましたが無理 でした この結界はかなり複雑でその上にも重ね られているよう で触れられないので結界を破るための解析 もできないのです フェリクスを攻めてしまったけど やっぱり 触れてみないと分からないわ [音楽] あら 触れられちゃった 結を無効化している とどうしてあこっちの手も行ける なぜティアノは結界を無効化できたのですか わ分かりません本当に何もしていないのにスイっと行けまして ああねえルフィ 結界を通り抜ける方法って確か2 つあるわよね はい 結界の魔法式を完全に解析した上で込められている魔力以上の力を持って破るか結界と同じ魔力の持ち主であるかですね やはりその2つしかない 今回の場合は間違いなく全車ではない そうなる とこの結界の魔力が私の魔力と同じ 魔力は人それぞれで全く同じものは存在し ない つまりこの結界 は私の魔力で作られていることになる まさか そんなでしょう ティアナ大丈夫ですかあはいごめんなさい 驚いてしまって とにかく扉を開けてみますはい 何か異変を感じたらすぐにやめるように [音楽] 分かりましたお本当に開きそうですねとりあえず閉めます [音楽] 私の魔力でフェリクス様を覆えば同じように中へ入れると思いますが分かりましたとにかく中へ入ってみましょうルフィノ様は少し離れたところで待機していてください すみませんここからお2 人の結を維持します ありがとう気をつけて はい お2人ともどうか拳して では魔力を流しますね [音楽] やっぱり最悪な予想は当たっているのかもしれない [音楽] フェリクスの得体の知れない魔力を有する 私に対し て不審感を抱いていることだろう [音楽] [音楽] この先はもう完全に未の領域です 絶対に俺のそばから離れないでください分かりました [音楽] 待ってくださいすぐに光 を 何これ 足元の水音は全て 様の後ごめんなさいさすがに驚いてしまって [音楽] 当然の反応です大方扉の外に出られずに友食いをしていたんでしょう [音楽] [拍手] 魔物というのは濃い正期から生まれる正期は扉から漏れ出していたものなこの場所で生まれた魔物はここから出ることができずにだろう次々と生まれ弱いものは食われていく孤独のような状態が出来上がっていたのね [音楽] [音楽] それならここにいるのは ティアだあの場所にいたら死んでいたわ [音楽] あれが生き残りのようですね 複数の魔物をぐちゃぐちゃに寄せて固めたようなこれまで殺した魔物の死骸を吸収している 下がっていてください俺が倒します わかりましたお気をつけて はい は [拍手] [音楽] フェリカス様 問題ありません これほど多くの魔物を殺し生き残ったのだ からその強さは間違いないそれに恐ろしい 回復速度だ [音楽] 剣と魔法を完璧に組み合わせて戦う まさに魔法使の理想系だ ここはフェリクスに任せておけば大丈夫私 は私にできることをしない とう苦しみや悲しみの強い念が伝わって くる これが呪いの原因ね 天田の人間をあめ作った小箱 ジグを媒体にしてこの地に宿していたんだ わ こんなものがある時点 で間違いなくこの呪いは人的なもの だんだん分かってきたわこの呪いの正体が 誰かが恋にこの国を呪っている 呪いをのに必要なものは魔力と媒体だ 媒体は精水であったり性物であったりと 呪いと愛反する勢力が込められているもの を使う これほどの呪い じゃ水なんて焼け石に水のようなものそれ に帝国にはもうまともな生意物は残ってい ない よし だから私 は自分の血を使う 魔力というものは血に宿る中でも聖女の血 は特別で濃い勢力が込められている 私の血は元々膨大な魔力を宿していたのだ から勢力もかなり強い [音楽] はずだ けどもし解除に失敗し たら間違いなく命を落とす 大丈夫私ならできる 絶対に大丈夫 魔力が足りない私にできることは完璧な 魔法を展開すること と全身の血を使うことくらいだもの [音楽] まだ足りない ちょっと魔力と血が必要だわ で も確実に呪い自体が弱まっている この呪いを溶けるのは私しかいない [音楽] こんなところで死んでたまるものですか ティアナ 一体何を [音楽] フェリックス無事に魔物を倒したのね 俺にできることはありますか 魔法陣に込める魔力を貸して欲しいです 分かりましたどうすればいいのか教えてください [音楽] 私がコントロールしますができる限り私の魔力と合わせてください 波長を完全に合わせなければ魔法陣も抑えつけている呪いも全て崩れてしまうので [音楽] はいその通りに ありぐ全身が燃えるよう言葉を発するだけで体がしんで痛みで左半神の感覚がなくなってきたわ [音楽] よかった フェリックスのおかげで安定し始めた ティアナもう フェリクス集中 [音楽] 今の大声のせいで内臓やばいことになった 気がする でも やっぱりフェリクスは優しい子だわ 大丈夫だから ごめすみません [音楽] [音楽] あと少し [音楽] 今ここで全部し切らないとお願いは [音楽] [音楽] 目の前の霧が一気に晴れていくような感覚 体中が 温かい懐かしいもので満たされていく は これで も大丈夫 だな今すぐ にはああ やっぱり何 も変わっていないじゃない [音楽] 大丈夫 [音楽] ここ は私の部屋だわ きっとフェリクスが運んでくれたのね ひとまず中魔法で全身を直してから状況を 確認しよう 魔力が増えている それも今までの倍くらいに 呪いが解けるのと同時に魔力が増えた つまり私の魔力は奪われ て帝国の呪いに使われていた 目が覚めたんですか ごめんなさい私気絶してしまってあ かなり心配してくれていたのね申し訳ない [音楽] あどどうしたの?フェリクスらしくない [音楽] なぜ何も言ってくれなかったんだ [音楽] [音楽] あ エルス エルセエルセエル [音楽] 17年ぶりに呼ばれたその名前 にひどく 泣きたくなった [音楽]
13~18話まとめ👉https://youtu.be/TgOMqnzJ4cI
<チャプター>
0:13 1話
12:44 2話
24:52 3話
43:58 4話
1:00:37 5話⭐ルフィノ登場
1:19:04 6話
1:35:51 7話
1:51:43 8話
2:03:12 9話
2:17:37 10話
2:28:06 11話
2:42:22 12話
⭐4巻は2025年5月2日に発売⭐
\「キャッチコピー」/
大人気の異世界コミックが豪華声優陣によってボイストゥ―ンに登場✨
フェリクス CV. #島﨑信長
ティアナ CV. #照井春佳
ルフィノ CV. #緑川光
■あらすじ————–
年々魔力が減り続け「空っぽ聖女」と虐げられていたティアナ。呪われた帝国に追いやられ、命を落としかけた時、突如 帝国の大聖女・エルセだった前世を思い出す。
たどり着いた帝国では妃待遇で迎えられ、夫となるのは眉目秀麗な皇帝であり、前世での弟子のフェリクスだった。「これは国が安定するまでの契約結婚です」そう割り切るフェリクスだったが、次第に彼女に想いの人の姿を見るようになり…
—————————-
■キャスト
フェリクス 島﨑信長
ティアナ 照井春佳
ルフィノ 緑川光
エルセ 香里有佐
シルヴィア/フェリクス(幼少期) 松嶌杏実
バイロン 坂田将吾
皇帝陛下 宮園拓夢
マリエル 山根綺
—————————-
■漫画
小山るんち
■原作
琴子
■作品情報
\📢1~3巻も好評発売中/
【1巻】
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【2巻】
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【3巻】
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1 Comment
ありがとうございますーーッ❤🩷🩵