「ずっと一緒にいるから通じ合っている」乃木坂46 賀喜遥香&筒井あやめインタビュー:量産型ルカ
新たなプラモデルドラマ、木ドラ24「量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-」(毎週木曜深夜24時30分)。乃木坂46・賀喜遥香×筒井あやめのW主演で、高校生活最後の青春を描く。

性格も好き嫌いも違う二人の主人公“ルカ”を演じる賀喜さん×筒井さんにインタビュー!

【動画】乃木坂46・賀喜遥香×筒井あやめW主演!新たなプラモデルドラマ

ルカルカみたいに“通じ合ってる”

「ずっと一緒にいるから通じ合っている」乃木坂46 賀喜遥香&筒井あやめインタビュー:量産型ルカ
――地上波ドラマ初主演ですが、ドラマの撮影現場に同期メンバーがいることへの心境は?

筒井「初めての現場にはとても緊張して心細い気持ちで向かうことが多いのですが、今回はかっきー(賀喜)がいるから安心してクランクインできました」

賀喜「私も、初めてのことが多いと“どうしよう…”と心配になるので、ドラマのことでもグループのことでもなんでも相談できるあやめん(筒井)がいてくれることで楽しく撮影できています」

――衣装の高校の制服を着てみてのご感想は?

筒井「高校を卒業してから着ていなかったので、久々に制服を着ることができてうれしいです」

賀喜「似合うよ」

筒井「ありがとう。かっきーも似合うよ」

賀喜「本当? (高校卒業から)5、6年経っているけど大丈夫かな?(笑)。乃木坂の中でも、制服を着る機会が少なくなってきたし、これが最後かもしれないなって(笑)。みんなに『様になってるよ』と褒めてもられえてうれしいです。あやめんと同級生みたい。でも実際は…」

筒井「4歳差?」

賀喜「3年間通う中学、高校だと学校が被らないんだよね。それなのに同い年の役をやって不思議だよね(笑)」

筒井「ねえ(笑)」

「ずっと一緒にいるから通じ合っている」乃木坂46 賀喜遥香&筒井あやめインタビュー:量産型ルカ
――廃部寸前のプラモデル部で出会った二人の“ルカ”が、プラモデルの魅力に目覚め、他の生徒や学校を巻き込んでいくという青春物語。賀喜さん演じる高嶺瑠夏(通称タカルカ)と、筒井さん演じる瀬戸流歌(通称セトルカ)は対象的な性格ですが、乃木坂46の4期生として同期のお二人の性格や関係と比べると?

賀喜「二人の関係と近いところもあるかもしれません。インドア派の私と、あやめん(筒井)は趣味も真逆なんです。だけど加入した時から7年近くずっと一緒にいるから通じ合っているなと思っています」

筒井「同志みたいな?」

賀喜「そうそう。そういうところもルカルカと似ていると思います」

――よく知るお二人が“役柄”を演じ合ってみて感じたことは?

筒井「タカルカは、ちょっと言葉使いが荒くなったり、男性っぽくなったりするところがあるのですが、普段のかっきーにはない部分なので新鮮で、演じながら楽しく見ています。セトルカにとって、タカルカはヒーローのような存在で、かっきーもヒーローっぽさや頼れるところがあるので、同じだなと感じています」

賀喜「タカルカのちょっと面倒臭がりなところは、自分と似ているなと思います(笑)。同級生と言い合いをするシーンがあるのですが、監督が『家族や弟に接するみたいに、声も低く、気を許している感じで』とおっしゃっていたので、できるだけ作り込まない方がいいと思って。実際の弟とはケンカや言い合いをしないので、“もし家族とケンカするとなったらどんな感じだろうな”と想像したり、弟と話してみたりしました。もし、弟に言い返すならどうするか、と考えてみたり(笑)」

筒井「セトルカは柔らかい印象なので、しゃべり方ものほほんとゆったりしている感じで演じています。普段の私も『フワフワしてるね』とよく言われるので、近いところがあるのかもしれません。ただ、好きなことに没頭するような瞬間のお芝居は、普段の私にはない部分なので難しさも感じました」

――「量産型リコ」シリーズの元乃木坂46の先輩・与田祐希さんからバトンを受け継ぐ形になりますが、与田さんとは何かお話をされましたか?

筒井「『量産型リコ』の撮影とライブが重なることがあったみたいで。私たちも撮影と全国ツアーのリハのスケジュールが被るので『大変だろうけど、がんばってね』とエールをもらいました」

賀喜「乃木坂46のファンのみなさんも、私たちが『量産型ルカ』をやることを喜んでくださっています。大人気の『量産型リコ』のように愛される作品にできたらいいなと思いますし、胸を張って与田さんと会えるようにがんばります」

今夜放送、木ドラ24「量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-」(毎週木曜深夜24時30分)第1話は?

第1話
地元の望ケ丘高校に通う、高嶺瑠夏(通称タカルカ/賀喜遥香)と瀬戸流歌(通称セトルカ/筒井あやめ)は昔からいつも一緒にいるため、周りから“ルカルカ”と呼ばれている。帰宅部のまま高校三年生を迎えたある日、ルカルカは校舎の奥にお菓子でデコレーションされた教室を見つける。
誘われるように入ると、なんとそこは廃部寸前のプラモデル部だった!顧問の蓬田先生、通称よもさん(岡田義徳)に勧められプラモデルを作ることになった二人は…

 

賀喜遥香(かき・はるか)
2001年8月8日生まれ。栃木県出身。愛称:かっきー。2018年、乃木坂46に4期生として加入。ドラマ「閻魔堂沙羅の推理奇譚」第2話(NHK)、「最初はパー」(テレビ朝日)、ラジオ「SCHOOL OF LOCK!」内『ARTIST LOCKS!(乃木坂LOCKS!)』」(TOKYO FM)では木曜レギュラーを担当している。7月30日(水)発売の39thシングル「Same numbers」 のセンターに抜擢。

筒井あやめ(つつい・あやめ)
2004年6月8日生まれ。愛知県出身。愛称:あやめん。2018年、乃木坂46に4期生として加入。ドラマ「真相は耳の中」(テレビ東京)、映画「矢野くんの普通の日々」(2024年公開)。雑誌「bis」レギュラーモデルとしても活躍。30thシングル「好きというのはロックだぜ!」に収録さ
れた4期生楽曲「ジャンピングジョーカーフラッシュ」でセンターに。

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(撮影:田中健児/取材・文:佐藤ろまん)

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