ジュンヤ ワタナベ マン 2026年春夏コレクション | Hypebeast.JP - Moe Zine

渡辺淳弥の手掛ける〈Junya Watanabe MAN(ジュンヤ ワタナベ マン)〉が、パリ・ファッションウィークにて2026年春夏コレクションを発表した。

今シーズンは、ジャケットの織りにまず注目したい。ヴィンテージ風のブロケードやジャカード織りで仕立てたテーラードジャケット、はたまたインテリアファブリックとも思えるような大胆なノッチドジャケット、ほつれさえもデザインしたたラフなジャケット……、これらはノスタルジックに思える面もあるが、そのシルエットと質感の妙で全く新しく再定義している。

また注目すべきは、ジャケットの構築美だけでなくパンツだ。裾に余裕を持たせたブーツカット、ミニマルな細身のテーパード、〈Junya Watanabe MAN〉らしいクロップドパンツなど、多様なシルエットと絶妙なバランスで構成されている。ディテールへのこだわりと構築的なアプローチが、〈Junya Watanabe MAN〉の“今”を強く印象づけた。

さらに2026年春夏コレクションでは、多種多様なブランドとのコラボレーションも実現。〈Camper(カンペール)〉や〈Lee(リー)〉、〈Levi’s®(リーバイス)〉、〈Carhartt WIP(カーハート ワークインプログレス)〉といったストリートやクラシックを代表するブランド勢とのコラボも実現。ジャケットからパンツ、シャツ、小物まで、多彩なアイテムをクリエイトした。他にも、ムーミンの作者としても知られるトーベ・ヤンソン(Tove Jansson)の「Smoking girl(Self portrait), 1940」、エリザベス・ペイトン(Elizabeth Peyton)の「Lunch(Nick), 2003」、エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)の「Portrait of Hans Jaeger 1889」など、名だたるアーティストたちの作品を柄として落とし込み、アートとファッションをシームレスに融合。カルチャーアイコンからアートピースまでを自在にミックスし、〈Junya Watanabe MAN〉の美学とユニークさをより一層アップデートしている。

ブランド:Junya Watanabe MAN
シーズン:2026年春夏
日付:6月28日(現地時間)

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