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AFP
掲載日
2025年6月30日
ジャックムスは日曜日にヴェルサイユ宮殿で、農業のルーツを生かした2026年春夏コレクションを発表し、パリ・ファッションウィークを締めくくりました。
ヴェルサイユ宮殿での2026年春夏コレクション(2025年6月29日 – AFP GEOFFROY VAN DER HASSELT
2023年に大運河のほとりで「Le Chouchou」ショーを発表したサイモン・ポート・ジャックムスは、今回、ルイ14世の柑橘類の果樹園であるオランジュリーを選び、「Le Paysan」と題した新しいショーを発表しました。
「これは私の家族、果物を売っていた家族に響く」と語ったプロヴァンス出身の35歳の彼は、インスタグラムで「自伝的な旅」として、この新しいミックス・コレクションを考案しました。
プロヴァンス地方のスカートを彷彿とさせる大きなフレアスカートに、ワイドな半袖エプロンを合わせた女性たちで幕を開けたショーは、シースドレスからタイトフィットのパンツスーツ、長くゆったりしたドレス、総レースのドレスまで、より洗練された装いへ。
男性もズボンの上にスカートをはき、ソフトスーツやバミューダショーツ、膝までのジョギング用のショートパンツのようなものをはき、エレガントなジャケットや薄手のブラウス、スウェットシャツを着て、ベレー帽を逆さまにかぶっていました。
パレットは基本的に黒と白で、鮮やかなイエロー、ライトブルー、パウダーピンクのタッチ。
俳優のピエール・ニネイやマシュー・マコノヒー、歌手のアヤ・ナカムラ、サッカー選手のジュール・クンデなど、多くのゲストを迎えたショーの最後に、サイモン・ポート・ジャックムスは感動した様子で挨拶をしました。
故郷の南部のラベンダー畑やカプリ島の太陽の下など、好きなときに好きな場所でキャットウォークを披露してきたデザイナーは、1月にファッション・ウィークの公式カレンダーに復帰し、注目の的となりました。
そして今週、その座を北アイルランドのジョナサン・アンダーソンに譲り、ディオールのメンズウェアで待望の初コレクションを発表。また、ジュリアン・クラウスナーが手がけたドリス・ヴァン・ノッテン初のメンズショーもセンセーションを巻き起こしました。
メンズファッションウィークに続くオートクチュールウィークは7月7日(月)から7月10日(木)まで。
その前の7月6日には、アメリカ人のマイケル・ライダーがセリーヌで初のコレクションを男女混合ショーで発表します。
パリ、2025年6月29日(AFP=時事)
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