「最近、“トラック女子”なんて言葉がフィーチャーされています。正直なところ、現場で必死にやっている人たちからすると、違和感を抱く部分もあると思います」
そう話すのは元トラックドライバーであり、現在はライターとして活動する橋本愛喜氏だ。彼女自身、男性同様に現場で汗を流し、誇りをもって働いてきたが、近年の「キラキラ」「かわいい」といったキャッチーな演出にはモヤっとすることもあるという。
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「包み隠さず言えば、アイドル扱いしないで!と声を大にして訴えたいですね」
SNSやメディアで女性ドライバーが映える存在として取り上げられること。それ自体が悪いわけではない。だがそこに見た目や性別に紐づけられた注目が集まることに、橋本氏は強い違和感を抱いている。
「女性ドライバーが注目されることが、いまだ珍しいと受け取られている証拠だと思います」
実際、現場では戦力としてしっかりと仕事をこなしている女性ドライバーたちに対し、外部からは