モデル、タレントの梨花が手掛けるトータルセルフケアブランド「アクニー(AKN/R)」から7月24日、新たにスキンケアラインを発売する。ハリ、艶、潤いの効果実感を追求するため、美容医療や科学研究に基づいたアイデアを植物由来成分と融合し開発した。
「アクニー」から7月24に発売するスキンケアライン
6月10日に行われた商品発表会では、ファウンダーの梨花が登場。今年11月で迎えるブランド設立3周年を前に、「アクニー」立ち上げ時を振り返る。「年齢を重ねる中で、だんだん美しさから逆行していくような気持ちになり、鏡を見るのが嫌になってしまった40代。今の時代、いろいろな捉え方ができると思いますが、それでも“老いる”ということはネガティブ。人前に出る仕事をしている私にとって、本当に最悪なことなんです。もうすぐ50代になるというタイミングで“そんな自分を払拭したい”“一生懸命ポジティブになれる要素を見つけ出して楽しく生きていきたい”と思い、行き着いたのがセルフケアでした」。
2022年11月のブランド立ち上げ時、第1弾商品として発売したのはヘアケア。1人の女性として抱える悩みに向き合った結果、“薬用ヘアスカルプセラム”(80mL、7800円)にはエキス化したバラ酵母を日本で初めて(リンカーンから採取・抽出したバラ酵母エキスを配合した育毛剤として)育毛剤に配合。持ち前のセンスでパッケージもスタイリッシュに仕上げ、女性でも手に取りやすい育毛剤として消費者の心をつかんだ。
新たに登場するスキンケアラインについて、「元々アパレル業に携わることが多かったこともあり、スキンケアラインを出すことにすごく緊張しています」と語る。「これまでに手掛けた商品は、割といつも“自分軸”で商品開発をしてきましたが、今回のスキンケアに関しては、世の中の声にたくさん耳を傾けてきたつもりです。だからこそちょっと新鮮な気持ち。“植物と科学の力の融合”って、ありがちな言葉に聞こえるかもしれませんが、使ってみると本当に良さを実感できます」。
ラインアップは、肌を守りながらメイクを落とすオリーブ油ベースのクレンジング“バランシングクレンジングオイル”(120mL、4950円)、植物由来成分の独自カプセルが肌の上で弾けるジェル洗顔“バランシングフェイスジェルウォッシュ”(80g、4400円)、皮膚構造に近い分子構造で肌にすっとなじむ化粧水“バランシングブーストオイルローション”(110mL、4950円)、レチノールとパンテノールを配合した夜用集中美容液“バランシングリポナノセラム”(25mL、8690円)、肌補正をかなえるジェルと潤いをキープするクリームを格納した“バランシンググロウデュオクリーム”(60g、5940円)。
“バランシングクレンジングオイル”(120mL、4950円)
“バランシングフェイスジェルウォッシュ”(80g、4400円)
“バランシングブーストオイルローション”(110mL、4950円)
“バランシングリポナノセラム”(25mL、8690円)
“バランシンググロウデュオクリーム”(60g、5940円)
「“バランシングブーストオイルローション”はとろみのあるブースター化粧水。とにかくぐんぐん肌に入っていく感じを実感していただけると思います。その後にレチノール入りの美容液“バランシングリポナノセラム”を使うことで、より効果を実感できるはず。仕上げの“バランシングデュオクリーム”は、年齢や肌質によってジェルとクリームを調整しながら使うことができます。使うことで得られる効果実感も大事ですが、“見て”わかりやすく、気分が上がることも大切。発光感があるジェルを使うことで、寝る前にもキラキラするような艶肌に。ちなみに私は毎晩、ジェル→クリーム→ジェル→クリームの後、最後はジェルとクリームを混ぜて肌に塗ってから眠ります」。
期待が高まる新ラインの発売。最後に、今後のブランドの展望を尋ねた。「インナーケアの開発にも興味がありますが、その時の時代の流れでも商品展開は変わってくると思います。それ以前に、もっとブランディングを強化していきたい。『アクニー』はウェブから始まったブランド。さまざまなウェブ広告があふれているからこそ、信用とのバランスはとても難しいと思います。そんな中で『このブランドだったら大丈夫!』と言ってもらえるような絶対的な存在になれるよう、アプローチしていきたいと思います」。