【倍速成長】エンジニアと事業の可能性/クリエイターと資本主義/難しい課題と向き合い/会社の資産を活用し成長せよ【# 10後編】
倍速で成長するためのアクション、自らの成長につげていくために会社を活用するみたいなシーンもあるのかなと思うんですけど、 [音楽] 会社のこう資産だったりとかを使って成長することも自分の可能性が広がってプロダクトの可能性が広がって事業の可能性が広がることだと思う。自分が使われることももしかしたらそっちの方向で倍速で成長できるかもしれない。 クリエイターと資本主義みたいな相性みたいなところはどうしても出てくると思っていて うん。普段仕事してて理不尽に感じることって結構あんのかなと思ってなんか言われてること両方正しいのにどうしたらいいんだろうってなった時多分 1 人で抱えてる人が多くてなんかエンジニアとして自分が会ってんのかな 一緒に探る仲間を見つけて欲しいなと思いますね。ではちょっと次のテーマに参りましょう。あ、これも伺いたい。 倍速で成長するためのアクションというテーマに移ってまいりましょう。ま、あの、本当にこれまでのお話でその、ま、やりがっていうものを、ま、 1 つに決めずにある意味こう柔軟なやりがいを持ちつく働いていくっていうところお話伺えたと思うんですけれども、その環境を自らの成長につげていくために、ある意味会社を活用するみたいなシーンもあるのかなと思うんですけれども、その辺りを伺いたいなと思ってます。 [音楽] 会社はすごく活用させてもらっています。で、 会社が活用するし、自分が活用されることも私はわないタイプで、これなんでなんだろうなと うん。 思うと、やっぱりこれも可能性の探索みたいな話になるんですよね。 会社を使って成長する、ある意味会社のこう資産だったりとかを使って成長することも自分の可能性が広がってプロダクトの可能性が広がって事業の可能性が広がることだと思うし、 逆に使われることその会社の事業の目標とかによって自分が使われることも ある意味もしかしたらそっちの方向で倍速で成長できるかもしれない。 そのすごい会社が成長してうん。 難しい課題が降ってきてユーザー数が一気に うん、100 万人を超えましたみたいな世界観になるとエンジアとしてはめちゃくちゃ嬉しいんですよね。やっぱり難しい課題になる。 インフラが大きくなる、ユーザー数が大きくなる、データの処理難しくなる し、あ、例えば1 つのプログラムを書くのも速度を気にしないといけなくなるし、ま、こういう難しい課題がどんどん降ってくるっていう観点ではやっぱり事業が述べるとその分エンジニアとしては こうワクワクしちゃうみたいな部分があると思うので なんかどっちも伸ばしたいみたいな気持ちが強い からこそうん なんか実はどっちも伸びててその恩恵を受けてるみたい うん。うん。 それが倍速成長、ま、なんかプラス2 位あるんで2 倍かなみたいなそんな感じなのかなと思いますね。うん。え、でも川さんの考えてものすごくポジティブでいらっしゃるけど、バーってこうサービスが伸びていく時にやっぱり、ま、エンジニは飲みならずですけれども、メンバーにはものすごく負荷がかかる。 疲弊します。 実感がこってますね。 あの、本当に疲した時になんかこうマインドが 正直あんまりポジティブに持てなくてなんか会社に利用されてるんじゃないかとか なんかそっちに引っ張られちゃう 人も多いのかなって思うんですけど ま、それはそうだと思いますね。私は今勇気と元気がテーマなんでその 常に勇気と元気でやってますけど うん。それはそうだと思いますね。 会社にある意味なんでしょうね。 事業に振り回されているだったりとか うん。会社のやりたいことが優先されている。あとは会社の都合。もうちょっと言うとうん。うん。 あ、社会構造、資本主義の都合みたいな話がありますよね。 クリエイターと資本主義の相性が悪いみたいな話に最終的にはなると思って いてあうん。 物づりをしたい人たちとかがひ資本主義の社会で評価されるってのは結構大変なことだなともう大前提って思ってる 確かに ですよね。エンジニアは比較的そういう意味では恵まれてる方だと思うんですよね。なんか別に恵まれてるからあのそういうのを感じない方がいいみたいな話ではない。 全くそうではないんですけど、大善例えば本主義の中で全くその自分のすごく時間をかけて知識を貯めてすごく頭を使ってもう本当に世の中で 1 人しか生み出せないみたいなものに対してお金がつかないことっていうのはま、世の中多々あると思っていて その中ではエンジンはまず大前提比較的自分の考えていることとかがお金に変わりやすいまある意味いい職業だなと思って私は うんううん。 エンジニアリングを結構お勧めしてるんですけど、 ま、その中でもやっぱりその大きな流れ、絶対的にクリエイターと資本主義みたいな相性みたいなところはどうしても出てくると思っていて うん。 なんかそこに対して抗うみたいなのは私は難しいと 思ってるんですね。うん。うん。 なのであんまりまず大前提無理しないでくださいねと。そのやっぱりさっきも言った通り自分の幸せみた。 みたいなものから少しずつ広げていくっていうのが大事と思うんで うん。 あんまり無理しないで欲しいし、その自分のこだわりみたいなところがとてつもなく無限にされているみたいな環境で働くみたいなところではうん。 それは辛いんじゃない。それはやめた方がいいんじゃないって私は言うと思いますと。 うん。 一方でそのさっきも探索の話をしたんですけどそこにはもしかすると可能性が詰ってるかもしれないんですよね。 なんかそこの可能性をなんか一緒に探る 仲間を見つけて欲しいなと思いますね。 例えば、あー、いや、会社の方向で エンジニア組織今そんなにいい状況じゃ ないよねとなんかすごい使われてる感ある よ ねとかそこに対して一緒にアプローチして くれる人を見つけてほしいと常々持ってい てうんうんま1人でそのねすごい大きなね 、さっき言った資本主義と戦うみたいな話 をやるのって難しいと思うのでうんだから そこに対して一緒にアプ アプローチしてくれる。もしかするとリーダークラス、その CTOとかVPOなのかもしれないし うん。 マネージャーなのかもしれないし、もしかすると社外で働いている人、ま、もしかしたら私かもしれない。その DM をしてくれたら話すかもしれないのでそういう話なのかもと 思っていて、なんかそういう人を見つけられるように動くっていうことが結構重要だよなと思っているそんな感じですかね。 うん。 なんか確かに結構普段仕事してて理不尽に感じることで結構あんのかなと思ってて、例えば神は細部に宿るからこのボタンの位置にこだわれって言われるんだけど、そこに何時間も時間使ってたらそれで儲かると思ってんのかって怒られるわけですよ。 エンジニアとしてはい。はい。はい。 これなんか言われてること両方正しいのにどうしたらいいんだろうってなった時多分 1人で抱えてる人が多くて でそれで悩んでるとなんかこの会社で自分はちゃんとやってけんのかなとか引いてはなんかエンジニアとして自分が会ってんのかなエンジニアじゃない仕事やった方がいいのかなって思うみたいなところがあると思っててなんかそういうところで今聞いて思ったのは うん ちゃんとそれで自分で成長のベクトルを目指せるかっていうのと目指せない人ってそこのなんか マインドの差みたいなところも あってなんか川かさんもうそのマインドを得てるから うん。簡単に言ってんのかなって うった目で見ちゃうんですけどああ そのマインド持てなかったらどうすればいいですか? モてる必要がないと思うんですけどね。 [音楽] そこに対して何でしょう?あー、私は可能 性の探索が好きだからやってるけど、まあ 例えばそのチームを離れるとか組織を 離れるみたいなことがあってもいいと私は 思っていて、私はそのエンジニアとし て熟達したいという気持ち結構強いので 例えば技術者として熟達するのであれば そういう探索の機械が多い方が絶対にいい と思ってるのでなん そこは忘れないで欲しいと思っていて一方で うん。 そのなんでしょうね。熟達まで行かなくても人間生きていけるのでなんかそこの可能性みたいなところもなんかある意味自分のやりがいとか自分のやりたいことを優先するっていうところも それはそれでそういう生き方だと思うので私はこっちにめちゃくちゃベッドしてるけど うんうん じゃあそうじゃない考え方を否定するっていうそんな感じはない気がしますね。 うん。それもそれでいいと思います。むしろ うん。うん。ただ一方ではい。 あの成長したくないわけではないんです。 はい。 成長したくないわけではないんだけどもがいてるんです。苦しいんです。でもそうはなれないんです。気持ちはあるんだけどもがいてる人はさんはどういうよりさますか? ソフトウェアエンジニアとして働けているっていうのはすごいことだと思ってるんですね。私は その大前提そのな んでしょうね。世の中にプロダクトを リリースできているソフトウェアとして、 ま、小さい回収かもしれないけれども、 その機能を作ってリリースできていて、 ある 意味自分の人生だけじゃなくて、他の人の 人生をちょっと動かしてると思うので、 何か物を作ってリリースしている人全てを 尊敬してるんですね。 私は寄りそうとしたらまずそれを 使えます。 作ってる人すごいよね。て私は思うんですよね。 普通に考えると作らなくないですか?その ソフトウェア書こうって思わなくないですか? ほら、大きさんどう思います?私は1 度も思ったことが そうですよね。そう。普通は思わない。なんならあの今ね、こう AI が発達してきてなんか誰でもプログラミングできますと。 で、そういう世界になったらそれぐらいまで簡単にならないとだみんなプログラミングやらないと思うんですよ。 うん。うん。 その世界の中で何かソフトアに来たエンジニアという職業かもしれないし物作りあとはあそれを誰かに届けたいとか手にま自分の手に職みたいな話かもしれないんですけど何か期待を持って物作りに入ってきてくれてその物づりのカルチャーの中でソフトエアを書いてリリースしてくれてるやすごいことですよ。 尊い尊いと思います。 作り手こそ尊いと私は思ってるので だからそこがうん から多分会話を始めると思いますね。寄りそうなのであれば。うん。うん。 で、その中で、ま、まさに倍速で成長したいみたいな話でいうに対してモヤモヤを感じてるでとう考え方 2つあると思ってて、1 つはフェーズの話ですね。試せ星さんが書いた熟論。 私めちゃくちゃ好きな本なんですけど、ま、そこにも楽しんで肩を作ってそれを自分のものにしていくっていうフェーズが 5 つ書かれてるんですね。で、ま、例えば楽しんでるフェーズ 01のフェーズってすごい曲線でこう 成長していけるわけじゃないですか。 なんかそこと多くの人は比べちゃいがち。 あの人はまだ肩を作るフェーズじゃなかったり、ゆっくりしたフェーズだったりとか、あなたは今こう、こういうことをやってきて肩を作ってそれを自分のものにしようとしてるフェーズなので成長曲線としてはゆっくりになるけど確実に成長してる みたいな話をすると思いますね。さらに倍速にするってよりもまずは今の成長局線みたいなところがまずはいいと思うみたいな話からするんじゃないかなと思いますね。 うん。あ、あの、私3 年前に転職して初めてエンジニア界隈というものに出会った気がしていて、それまでなんかあまりテレビ局にいると接することがなかったので、結構 1 つ驚いたのがものすごくこう上心、工学の強い方々で結構し中勉強会とか技術交流会とか、 あの、車内にクローズしたものもオープンにしたものも 頻繁に行われてるってびっくりしたんですけど結 結構このエンジニア界隈は成長するぞって思えば強いのかなと思うんですが でも8割ぐらいは不安ですよね。 不安ですね。アセリの方が大きいのかなって個人的な思ってどんどん変わっていくからそこから置いてかれないようにっていう側面もあるんですかね。 そうですね。 それがめちゃくちゃ強い気がします。例えば本が出版されても例えば今の AIの話とかもそうですけどはい。 例えば本の出版に3ヶ月とか4 ヶ月かかるわけじゃないですか。で、3 ヶ月、4 ヶ月前の技術ってもう明日だったら変わってる世の中なので、それをキャッチアップするには本が印刷されるより前にそれを実践してる人の近くで話を聞くのが 1番早いし、1 番今に近いっていうのがあって、まさにこういう場もそうなんですけど、生の人の意見を 取り入れることが自分の成長に直結するんだなって思っている。それに気づいた人がそういう動きを焦ってしてるのかなっていう気が個人的にはします。 結構活発ですよね。勉強会とか。 そうですね。 だから根本は私も不安半分でやってるんだと思います。コミュニティとか発信とかもちろんそのエンジニアとかやっぱさっきも言った通り物づりやってる人たちを尊敬してるのでそういった人たちがエンパワメントしてくれることが本当に嬉しい んですね。 自分で作ったもので人の人生変えたりとか自分の人生が変わってくってそんなない だと思うんでそういう経験を多くの人にしてほしいそこのなんか楽しさみたいなものを知って欲しいってのがテーマとしてもう活動してるみたいなところがあるので半分はそこなんですけど半分はやっぱ不安ですよね。技術が変わってくってことは食がなくなってくってことなんですよね。 特定のプログラミング言語があったとして、それはもう古いよねってなっていくと、そのままそ、そもそもその技術を使ってる会社が減るんですよね。そうすると自分の転職先のバリエーションが減って、 もしかすると例えば日本に数者しかない。じゃあその数者の面接に落ちると自分のやりたいことできなくなっちゃうみたいなことがうん。 へえ。結構起こ、 現実問題こっている。だいぶ安定はした。そのだいぶこれまん時はまあ間違いないでしょみたいなものは出てきた。 ですけど、言ってもね、AI でプログラミングめちゃくちゃ簡単になってるので、次のパラダイムがこう出てくる可能性もあって、なんかだからそういうことに対する不安がでかいんですよね。私も大きいです。そう、 なるほど。そう。AI やっとかなきゃ思いますもんね。 いや、もう最後にその不安の部分までしていただいて、なんかこういろんな 1 つの回がね、見えたような気がしまして、まだまだお話伺いたいんですけれども、お時間となってしまいました。あの、今までの話を考慮してね、あの、転職とかこう新しい挑戦をされようっていう方もいらっしゃると思うんですが、そういう方に向けてどんなメッセージ [音楽] うん。うん。 もうでも言いたいことはやっぱり1 つでエンジリングって楽しいと思ってるんですね。 だからそのやりがいとか事業のあり方 もすごく大事だと思うんですけで思うしそこに対して熱量持ってる人持ってない人色々あり方があっていいと思うんですけどなんかエンジニアリングを楽しめてないのであればそれはなすごくもったいないことなので 新しい環境とかでチャレンジするもしくは組織の中で仲間を見つけるみたいな話をしましたけどそうい いったところから可能性を探ってほしいなと思ってますというのが私からのメッセージになりますかね。 はい。ありがとうございます。いや、塚さん非常に興味深かった。なんかあのエンジニアのみならずビジネスパーソンにとって非常に共通するところがあるなって感じましたね。 そうですね。うん。愛を感じましたね。 そうですね。本当になんかあのものすごくこうやっぱりきっとエンジニアの方ってものすごいスピードで時間が流れてる。 ま、技術確信というのが早いので、ま、その中で実は今に置いてかれてしまうんじゃないかっていう不安もありつつそこを乗り越えるための強固なマインドセットが可愛いさんの強さの秘密というか、ま、ここまで活躍されてる要因なんだなっていうのは 不安を解消するのは愛しかないとアンパンマンも言ってくれてますから。 そうだと思いますけどね。 最高の締めになりました。川さん、そして八塚さん、どうもありがとうございました。 ありがとうございます。
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【 リクルートエージェント × ビジネス動画メディア「PIVOT」 コラボ企画】
ITエンジニアとして、これからのキャリアをどう築いていくべきかを先駆者から学ぶ「ITエンジニア キャリアWEEK〜未来を生き抜く9つの視点」。
今回は「会社に居ながら自己成長する方法」をテーマに、エムスリーVPoEの河合俊典さんに話を聞きました。(後編)
▼前編はこちら
▼ 目次
00:00 ダイジェスト
00:48 倍速で成長するためのアクション
14:53 エンディング
▼出演者情報
<ゲスト>
河合 俊典氏
エムスリー株式会社 VPoE
高専にて電気情報工学を学んだ後、大学編入。機械学習理論に関する基礎研究を行う傍ら、株式会社Usageeにて機械学習アルゴリズムの実装をアルバイトとして経験。2016年、Sansan R&D部門に入社。画像認識エンジンや自然言語処理APIを開発。その後Yahoo! JAPANに転職。ヤフオク!機械学習モデリングチームのリーダーとして開発、マネージメントに従事。2019年2月よりエムスリー株式会社、機械学習エンジニア。MLOpsやチームの環境整備、プロダクト開発を行う。2022年、CADDi株式会社にジョイン。AI LabにてTech Leadとしてチーム立ち上げ、マネジメントを経験。エンジニア採用チームを推し進め、Tech HR Leadを兼任。現在はエムスリー株式会社に出戻り、VPoEとして組織作りに邁進中。趣味では開発ギルドBolder’sの企画、運営、開発者としての参加や、XGBoostやLightGBMなど機械学習関連OSSのRust wrapperメンテナを務める等の活動を行っている。学生時代の油にまみれたロボコン経験から、情熱的な場面やハードな書籍、対話が好き。
<コメンテーター>
蜂須賀 大貴氏
PIVOT株式会社 プロダクトマネージャー
エンジニア、プロジェクトマネジメント、新規事業開発などを経て、メディア業界一筋のプロダクトマネージャーとして従事。株式会社IMAGICA(現・株式会社IMAGICA Lab.)、フリーランス(複業)、株式会社サイカを経て現職。キー局、映画会社、VOD事業者をはじめとする多くのメディア企業のプロジェクトを担当。新卒から一貫した経験から、メディア業界の人脈と知見を持つ。また、主にアジャイル開発やプロダクトマネージメントの領域で年間10件超の講演、ワークショップの実施、書籍や記事への寄稿を行う。
<MC>
大木 優紀氏
株式会社令和トラベル 執行役員 CCO
1980年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、2003年にテレビ朝日に入社。アナウンサーとして『GET SPORTS』『やじうまテレビ!』『くりぃむナントカ』などを担当。2度の産休・育休を経て、復帰後の18年からABEMA『けやきヒルズ』、翌19年から『スーパーJチャンネル』を担当。21年末に同社を退社し、令和トラベルに転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』(http://newt.net/app)のPRに奮闘中。小学生の長女・長男の2児の母。
▼各種リンク
リクルートエージェント(登録無料):https://www.r-agent.com/
X:https://x.com/recruit_agent
Instagram:https://www.instagram.com/recruitagent_official/
TikTok:https://www.tiktok.com/@recruitagent_tiktok

2 Comments
この対談は一見ポジティブで希望に満ちたメッセージに満ちているが、現実をあまりにも美化しすぎているように感じる。以下にその理由を示す。
■「会社を使って成長」論の欺瞞
「会社を活用して自分を成長させよう」「使われることも成長」という考え方は、典型的な企業側の論理にすぎない。個人の成長と会社の利益が一致することは稀であり、多くの場合は“都合よく使われて終わり”になるだけだ。事業が拡大して「課題が難しくなって嬉しい」と語るが、それは会社にとって好都合な“やりがい搾取”にほかならない。
■ 資本主義とクリエイターの葛藤を“肯定的に語る”ご都合主義
資本主義とクリエイターの相性が悪いと認めながら、「それでも可能性を探る」「一緒に頑張ろう」と結ぶのは、問題の本質から目を逸らしている。評価されにくい構造に対して根本的な疑問を持つどころか、ただの“自己責任と精神論”で終わっている。あまりにも甘く、現状を変える意志が感じられない。
■「仲間を見つけよう」は理想論にすぎない
「一人で抱え込まず、仲間を探せ」というアドバイスも空虚だ。そもそも仲間が簡単に見つかる職場なら、最初からそんなに苦労していない。組織における孤立感や人間関係の困難さは、この業界で極めて一般的であり、それを精神論で乗り越えようというのは非現実的だ。
■「エンジニアは尊い」論の過剰な美化
「プロダクトをリリースしてるだけで尊い」「作ってる人はすごい」といった称賛も、一歩間違えれば問題の構造を隠すガス抜きだ。誰もが努力しているのは当然であり、それを持ち上げて終わるのは、成果に対する正当な対価や労働環境の改善から目を背けている。苦しんでる人に「あなたは尊い」と言って満足するのは、無責任な慰めにすぎない。
■ 技術変化への不安は“成長機会”ではない
「不安だからこそ成長する」という論調もまた、危ういポジティブキャンペーンだ。不安はただの燃料ではなく、身体的・精神的に人を追い詰める。本来なら「安定して長く働ける環境」が求められるべきであり、それを「刺激的でいいこと」とするのは、健全な労働観から逸脱している。
■ 結論:この語りは現実から目を背けた“ポジティブ中毒”
この対談は、現代のエンジニアリング労働における搾取・不安・孤独といった構造的課題を十分に直視せず、個人の努力や意識の持ち方にすり替えている点で非常に危うい。耳障りのいい言葉で包みながら、本質的な解決から逃げているだけではないか――そのように感じざるを得ない。
理想追求型エンジニアやってますが、これはしょせん理想論です。言いたいことはよくわかる。日本のSier業界の構造じゃ無理です。ITトレンドを追わない経営者、部長、課長職、若いなんとなく給料がいいからコンサル業界に来た似非エンジニア。言いたいことはよくわかる。
けど、コンサルは技術知らなくてマジで役に立たない。技術者は母数が多いだけ「本物」は極少数。それいつまで議論してんの?ってレベルの課題解決能力もない多数の凡人に適当に使い潰されて終わる半生。
それでも気合のあるエンジニアはいるけど、犠牲にするのは「自分の待遇や環境」。何も怖いものがない若い年齢のエンジニアだったらまだ選べるけどごくごく少数、こういう思いをもったベテランは身動きとりにくい。
「仲間」もそんな簡単に見つからないし、みんなそこまで本気になるほどもない。AIの普及で自己中心的な感情論と意思の弱い、中身のない言葉を発するだけの高単価要員は淘汰され、不確定要素の多い人間は見向きもされなくなります。