明日の眉メイクが楽しみになる!mi-mollet10周年記念イベント『大眉毛展』、長井かおりさん登壇のステージは学びがいっぱいでした! | 長井かおりからのお知らせです そのメイクの常識、ちょっと前に変わってます!〜シーズン2〜 | mi-mollet(ミモレ) - Moe Zine

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mi-mollet10周年を記念して、2025年4月19日に開催した「大眉毛展」。ヘアメイク長井かおりさんによるトークショーの模様をレポートします!

講談社26階のホールには約100名の方が、長井さんの登場を待ち侘びていました。拍手とともに登壇した長井さんは、鮮やかなグリーンの衣装に身を包み、眉毛のお祭りを楽しむ気満々です。


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MCであるミモレ編集部の常松に促され、長井さんによる開会宣言! 

読者やフォロワーから寄せられる悩みとしても圧倒的大多数である眉。そのため、「眉のことばかり考えてきました」と長井さん。ミモレの連載記事「長井かおりからのお知らせです」をまとめた書籍でも眉メイクを第1章に据えるほど、眉毛愛MAXなわけですが、誰しもがうまく描けなくて苦労した経験をもつはず。「そんな憎らしくもあり、また愛おしい眉。今一度眉を愛して大切にしてほしい」という長井さんの思いが詰まっているのがこの「大眉毛展」だそう。

ちなみにネーミングの由来は「もちろん、みんな大好き大北海道展から!」という命名の秘密を明かすと会場は笑顔に包まれました。

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書籍にも連載にも、長井さんの眉メソッドが満載。グレーの眉ペンシルで描いてからオレンジパウダーを重ねる「グレー仕込み眉」や、マスク時代の気付きから生まれた眉の下ではなく上を描く「上め眉」、白っぽいマスカラを最初に塗ってうぶなふわっと眉に見せる「うぶふわベージュ眉」、眉頭の抜け感を意識した「ヌーディ眉」など盛りだくさん!


川良編集長も登壇! 眉の歴史を振り返り、眉のお直しも!

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今回、眉のイベントのテーマのひとつが「眉のアップデート」。「ファッションはシーズンごとに買い替えるのに、眉メイクは何年も一緒という人が多いのでは?」という長井さんの気付きから。ともに登壇したmi-mollet編集長の川良さんとともに、眉について語り合います。

「“たった一つの自分だけの眉の正解を見つけなきゃ!”ではなくて、眉を何種類か使いこなせるほうが、気が楽ですよね。40ー50代、まだまだ眉メイクに伸びしろはあって、眉のパターンが増えるときっと人生がひらけちゃうはず」と長井さん。

「眉毛は人生」という言葉通り、眉の変遷とともに当時の思い出が蘇る、大眉毛展特製「長井かおりの眉毛年表」を解説。

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川良編集長も共感した「アムラー時代」の細眉や、記憶にも新しいコロナ禍におけるカラー眉など、時代背景とともに眉の変化を見ていきます。

「ギャル時代はなんだか悪い子に見えますね(笑)。母から『眉は抜かないほうがいい』と言われていたのに、週一で刃物を使ってお手入れし、結局抜きすぎて生えてこない……。みんなそうでした。ここですでに眉毛人生が変わっているかも。そこから眉は伸ばしっぱなしでだんだんいい人っぽくなってきましたね」

特に同世代の方は大きく頷くうなずくなど共感する方が多数見受けられました。

その後、参加者の方々が普段の眉メイクで使っているアイテムのアンケート結果を発表。「眉ペンシル+眉パウダー+眉マスカラ」の3品を使っているという人が圧倒的多数でした。

その結果から、眉ツールを使いこなすコツを長井さんがアドバイス。

そして、川良編集長のお悩みでもあり、おそらく多くの方の眉メイク悩みでもある「左右差をなんとかしたい!」にお応えし、川良編集長の眉でお直し!

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「気に入っている側の眉に合わせがちですが実はそれってとても難しい。両方で帳尻を合わせるのがポイント。眉が高いほうは眉下に、眉が低い方は上に、地眉になりすますグレイのペンシルで書き足すこと。基本姿勢がとっても大事で、大きな鏡で全顔を真正面から映しながら眉メイクをすること。両眉同時進行で、左右交互に書き足してバランスをみることが大切です。抜きたいな、剃りたいなと思うところはコンシーラーを。迷う部分は刃物禁止です」

 

ルナソルとのコラボステージでは

一気に垢抜ける「ヌーディ眉」を披露

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続いては、ルナソルの眉アイテムを使ったステージ。「なんとなく垢抜けない」……そんな眉のお悩みを解決するべく着目したいのが「眉の毛質」。入場時に取ったアンケート結果から、眉が「密度が濃くて、毛が太くて硬い」人が大多数であることが判明。

モデルとして登壇したmi-mollet読者のもりかわあやかさんの眉もこの毛質。

「太くて硬く、密度が濃い眉は日本人に多い毛質。自分の毛質がわかると、使うべきアイテムが見えてきます」と長井さん。提案するヌーディ眉は、「眉頭に抜け感、隙間を作る、眉毛をのばしたからこそできる、しゃれた眉メイクです」

そのメイク法はというと、

①スクリューブラシで眉をとかす

②透明眉マスカラ「ルナソル フェザリーアイブロウジェル 00」を使って眉頭の毛を立ち上げて隙間を作る。毛が硬い人は立ち上げた眉頭を指で押さえて軽く乾かすとGOOD 

③隙間や足すべき場所にだけグレージュの眉ペンシル「ルナソル モデリングアイブロウペンシル 01」または眉リキッド「ルナソル モデリングアイブロウライナー 01」で描き足す

④眉パウダー「ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクトN 02」の明るい色をかけ、メイク感を足す

というもの。

眉リキッドor眉ペンシルの使い分けは「ここで毛質に注目。眉1本1本が太い人はペンシル、毛が細い人はリキッドを使いましょう。地眉と同じような太さの、グレイッシュカラーで描いて行くと、『描けた!』ではなく『生えたな』という手応えや、失った毛が生えてきたような喜びが得られるはず。『上手に描けてるね〜』は褒め言葉じゃないんです。「キレイに生えているね〜」にする! 

これまで眉の色や形に囚われて眉メイクが難しくなっていましたが、眉頭に隙間を作るだけで垢抜けるという新しい発想の眉。髪との色合わせに迷ったり、アイメイクとリップとの色の相性を考える必要もありません」

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最初に透明眉マスカラを塗るという斬新なメイク法で、眉頭に隙間を作るだけで、一気に垢抜けた雰囲気に。モデルのもりかわさんは眉尻が薄めでしたが、毛の太さに合わせてペンシルで1本1本書き足すことで、もともと生えていた風の自然な仕上がりが叶いました!


からなぼ Fujikoとのコラボステージでは

眉ティントのさまざまな使い方をレクチャー!

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お次は、かならぼ「Fujiko」とのコラボステージ。角質がほんのり色づいて、2時間以上置くと約3日間も発色をキープできる眉ティント「Fujiko 眉ティントSVR」。ミモレ編集部の國見がモデルとして、片眉だけ眉ティントを仕込んだ状態で登場! 

会場で眉ティントの使用経験を聞いたところ、半数近くが使用歴ありとの結果になりましたが、実は、色選び、使い方に迷っている人も多いのでは?

「眉ティントを仕込んで置くと、30%くらい仕上がった状態から眉メイクをスタートできて、メイクがスピーディに仕上がる便利なアイテム。私も今回色々と試してみて、とっても勉強になりました」と長井さん。

長井流、使い方のコツは「眉の形が整っている人は、全体使いを。眉の形に沿ってたっぷりのせるとはがしやすいです。15分ほど置いて乾かしたら、手でもいいですが、眉尻をスクリューブラシでひっかけてから眉頭に向かってはがすとうまく取れます。その後、グレーブラウンの眉ペンシル「Fujiko 美眉アレンジャー 03」で調整し、コンシーラーで整えればOK」。

と、國見さんの片眉のティントを剥がすと、しっかり色が入り、これだけで眉のメイク感十分の美しい仕上がりに。

Fujiko眉ティントSVRは全部で4色。「ここで眉の密度が大事。密度が低い=隙間が広い人は暗めの01や02を。密度が高い=隙間が狭い人は明るい03がおすすめです。101のグレーブラウンは部分使用で、欠けを埋めるのに便利です」

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今度は國見さんのもう片方の眉の、欠け部分である眉頭下、眉尻にだけティントをオン。

「筆を立てて、少しずつ厚みを出すように重ねるのがポイント。眉尻は筆を立てて少しずつ足していきましょう。眉メイクをした状態の上から塗るとどこに塗るべきかわかりやすいのでおすすめです」

汗で眉メイクが流れる場面が増える夏や、すっぴんだけど眉にほんのりメイク感が欲しい温泉旅行などに活躍間違いなしのアイテム。6月には美容成分を倍増させてリニューアル予定とのこと。ぜひチェックしてみて!

 

「感無量!」あふれる眉毛愛で

「今後も眉毛請負人としてやっていきたい」

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楽しいステージもいよいよ終了が近づいてきました。

入り口で撮影したみなさんの眉毛チェキを眺めながら、眉メイクを総括。

「左右対称や形が整っていることより、眉の印象が薄いことが自然体だと言えます。ほわっとして、顔全体で見たときに悪目立ちせず、眉が強くないことが大事です。真面目な方ほど眉尻を鋭く整えねばならないマインドがあるかもしれませんが、眉尻もぼやっとしていると優しい印象に見えるので眉尻先端は1mmではなく3mmにぼかすくらいでちょうど。年齢を重ねるにつれて表情がキツく険しく見えがちだからこそ、年々眉で少し優しく見せられるといいですね」と長井さん。

ステージ終了後、眉毛チェキ参加者全員の眉メイクを添削! 赤ペンで添削したものは記念に持ち帰ることもできます。

本イベント、参加特典のお土産だけでも超豪華でしたが、さらにプレゼント抽選会も実施。当選した方にはセザンヌ、ルナソル、かならぼのメイクアイテムがプレゼントされました。

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さあ、持参した長井さんのYouTubeでもお馴染みの卓上ベルをチリンと鳴らしながら、ステージを締めくくります。

「眉への思い、伝わったかな……?」と問いかけると会場からは拍手が。「日々、眉についての悩みが寄せられてきて、伝えてもやっぱりみんなの眉の悩みは尽きない。きっとこれからも悩みは続くだろうけれど、時代やトレンド、製品の進化……私はいつもコスメの変化からアイディアをもらっていますが、今みんなが感じている悩みを必ず解決できるプロダクトが生まれてくるから。今後も私はみんなの眉毛請負人としてやっていきたいと思っています。化粧品は進化しているので眉毛を嫌いにならないでほしい。眉を愛してあげましょう。知識と情報と技術がアップデートできれば大丈夫。眉に囚われず楽しみながら向き合っていける人生になるといいですね。困ったらいつでも連絡してね」と優しく前向きな言葉をかけます。

これにて『大眉毛展』のステージは終了!

大・大・大好評につき、近いうちに『大◯◯展』の開催も……!?

このステージはアーカイブ配信もあるのでお見逃しなく!

詳しくはこちら>>

※アーカイブ配信視聴チケットは残りわずかです。なくなり次第終了しますのでご了承ください。

 

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ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメ選びをたった1ヵ所更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。いまさら聞けない大人メイクの基本を順番にお伝えする「基本編」と、今の流行をワンポイント取り入れた「トレンド編」を毎週交互に公開します。メイクの基礎力をアップしながら、トレンドも取り入れ、メイクの総合力をアップ!

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撮影/杉山和行(講談社写真室) 

取材・文/村花杏子

 

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