【ロエベ】パズルバッグの10周年を称えるロエベ パズル10 コレクションを発売 | LVMHファッション・グループ・ジャパン合同会社 ロエベ ジャパンのプレスリリース - Moe Zine

ロエベの最も象徴的なクリエイション、パズルバッグの10周年を記念して、ロエベは過去10年のデザインから厳選された19点を復刻したリエディションと、祝福のための新デザイン1点を、「ロエベ パズル10 コレクション」として発売します。

この限定コレクションは、スペインにあるロエベのアトリエと、ロエベならではの遊び心の証左となっています。各バッグはアップリケ、刺繍、クロスステッチ、そしてロエベを象徴するレザーマルケトリーなどさまざまな技術を用いています。あるものは絵画的なモチーフで装飾され、またあるものは詩の言葉を着想源としており、周年を記念したメタルプレートと2つのバルーンチャームがあしらわれています。

19点のリエディションに加え、アートとカルチャーのアイコンであり続けたこのバッグの10年を祝う新デザイン「コンフェッティ バッグ」が登場。数千ものレザーの小片とメタルのスパンコールで飾られた喜びあふれるこのバッグもまた、他のパズルと同様に、独特のキューブ状の構造をそなえています。手仕事で作られるパズルバッグは、折り紙を着想源としています。巧みなクラフトによって生まれる一見折りたたむことができそうなその構造から、ロエベにおける無二のクリエイションとなっています。先行するメンズコレクションでその原型を発表し、2015春夏ウィメンズランウェイでデビューを飾ったパズルバッグは、無数の素材やデザインで再創造され、パズルバッグ シリーズやアクセサリーへと展開を拡げました。

さらに、本コレクションには各パズルバッグから生まれた全20種のやんちゃなキャラクター「パズ」のチャームも揃います。

パズル10のリエディションバッグは、アナグラムをゴールドで箔押しした特別仕様のボックスに収められ、各バッグにインスピレーションを得た限定のジグソーパズルが付属します。また、特別版のロエベ マガジンが発行され、パズルバッグの進化と各リエディションのストーリーをたどります。あわせて公開される、遊び心あふれるデジタルコンテンツでは、スマートフォンを通じてパズルの歴史を知ったり、コレクションの詳細をインタラクティブにご覧いただけます。

ロエベ パズル10 コレクションは2025年5月29日(木)に一部店舗で発売。日本では、松坂屋名古屋店でポップアップを開催し、カサロエベ表参道にて本コレクションのローンチを期間限定で祝います。120平方メートルを占める松坂屋名古屋店のポップアップは、カサロエベからインスピレーションを得たデザインとなっています。カーペットの敷かれた空間には、ベルベットの壁面にニッチが設けられ、静謐な宝石箱のようにロエベ パズル10 コレクションが展示されます。遊び心あふれる映像も来場者を迎えます。

ロエベ パズル10 ポップアップ

松坂屋名古屋店 本館8階 ART HUB NAGOYA / open gallery

5月29日(木) – 6月17日(火)

10:00 – 19:00 (最終日のみ16時閉場)

カサロエベ表参道

5月30日(金) – 6月17日(火)

11:00 – 20:00

ロエベ パズル10 コレクション

パズル10 FW15ランウェイ リエディション \721,600

パズルバッグは2015春夏メンズコレクションで発表されました。当初はハンドルのないデザインで、その複雑なパターンと特徴的な構造は、続くウィメンズコレクションで本格的に具現化され、パリのユネスコハウスで開催された2015秋冬ウィメンズランウェイでも発表されました。

その幾何学的なセクションに大胆なフューシャから淡いコーラルやサーモンまで多彩なピンクの色調を映し、最も柔らかくなめらかなカマイユ スエードで造形されたこのパズルバッグには、形状・素材・構造への新鮮なアプローチを見ることができます。

パズル10 アニメ リエディション \721,600

2016春夏メンズコレクションのインスピレーションの源となったのは、日本への旅でした。この21世紀の都市が持つハイパーリアリティを、パズルの初期モデルに落とし込んだのです。日本のアニメに登場するアクションヒーローの空想世界を再解釈し、若々しい精神と遊び心あふれる逃避の感覚で彩られた幻想的なユニバースを描き出しました。

パズル10 マルチカラー リエディション \721,600

2017年までに、パズルバッグは大胆で個性的な幾何学的フォルムですでに広く知られていました。2017春夏ウィメンズ プレコレクションでは、そのアイコニックなデザインを鮮やかな色彩のパッチワークで表現しました。レッド、イエロー、ブルーといった主なカラーと、明るいオレンジや鮮やかなパープルは互いに対照的で、レザーのベースと縁取りによってポップアートを思わせるカラーブロックが生まれています。このパズルバッグは、色彩の実験に取り組んだ時期を象徴するモデルです。

パズル10 クラウド リエディション \721,600

クラウド パズルバッグは、意外性ある写実的なプリントが展開された2017春夏ウィメンズコレクションで発表されました。クラシックカーフで作られた本モデルは、各パネルの継ぎ目をまたいで雲のプリントが全面に施されており、軽やかさがシュールに表現されています。

パズル10 パウラズイビザ パロット リエディション \902,000

かつてイビサ島の旧市街にあった伝説的なブティック「パウラズ」は、1972年から2000年代初頭まで、小規模でありながら強い影響力を持つ社会、文化、スタイルの革命の中心地でした。アーミン・ハイネマンとスチュアート・ラドニックが始めたこの伝説的なブティックは、独特の雰囲気と絢爛で即興的なファッションショーで知られ、自由で華やかで楽しい島のライフスタイルを体現していました。

2016年、ロエベはハイネマンとラドニックからアーカイブの見学に招かれます。翌年、最初のパウラズイビザ コレクションが誕生しました。2017年の本カプセルコレクションに登場したパズルバッグでは、ハイネマンが描き起こしたアーカイブプリントを幾何学的に組み合わせ、バッグの折り紙のような構造を引き立てています。

パズル10 ウィリアム・モリス リエディション \902,000

このウィリアム・モリスのバッグでは、自然のイラストレーションとパンク的な装飾のコントラストをなしています。「役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない」というモリスのアーツ・アンド・クラフツ運動の名言は、19世紀半ばの当時と変わらず、現代でも深く響きます。そのラディカルで反骨的な精神はロエベにも息づいており、店舗の建築ディテールやインテリアをはじめ、クラフトや手仕事へのこだわりに彼の影響を見てとることができます。このパズルバッグも、自然に触発されたプリントや家具で知られたモリスを着想源としています。イチゴの花や野ウサギのプリント(ハンドペイントのレザージャケットにも展開されたもの)と、バイカージャケットを彷彿とさせるシルバーのアイレット付きのパンク風なベルトやスタッズ付きのショルダーフラップ(肩章)が組み合わされており、アーツ・アンド・クラフツとパンクという一見対照的な二つの運動が共存しています。

パズル10 パッチワーク リエディション \902,000

2018春夏メンズ プレコレクションで登場したラージサイズのパズルバッグでは、触覚的で、手仕事を感じさせる断片がバッグの上で遭遇しています。まるで衣服の旅日誌のように、このパズルでは対照的な素材が継ぎ合わされています。いくつもの旅先で出会った断片を集めてきたかのようなこのパッチワークには、ウェアのキーアイテムとのリンクが随所に見られます。

ストライプ柄のキャンバス、スエード、異なる質感のレザーなどが、対照的な表情をもってパネル状に組み合わされています。

パズル10 SS18ランウェイ リエディション \902,000

2018春夏ウィメンズ ランウェイショーでは、パズルバッグに贅沢な刺繍が施されました。ベルベットのようになめらかなスエードは、ポーカーテーブルのグリーンのベーズ生地を思わせ、バッグ前面から上部にかけて大胆に展開されるカードのモチーフと鮮やかなコントラストを生み出しています。

手札には、精巧な刺繍と金糸で縁取られたキングとクイーン、そしてロエベの「スペードのエース」が見えます。他にも幸運を呼ぶモチーフとして、2つのサイコロ、馬蹄、四つ葉のクローバーが描かれています。

パズル10 バーシティ リエディション \902,000

このパズルバッグは、2018秋冬メンズ プレコレクションで発表されたもので、着想の起点となったのは、直前のウィメンズランウェイに登場した、風変わりなカールしたつま先のハイトップスニーカーでした。エメラルドグリーンのスエードとカーフで仕立てられたこのバッグは、クラシックなスポーツシューズの魅力を、遊び心のある再解釈でバッグに落とし込みました。2枚の大きなフロントパネルには、肉厚な平紐の「シューレース」が通されており、バッグ底面側の隅で、結ばずに垂らされています。スエードに配されたコントラストの効いたステッチは、グラフィカルなパターンを際立たせています。白糸の装飾ステッチや、バッグの隅にあしらわれたバーシティスタイルの「L」のワッペンは、スポーツからの着想をさらに示唆しています。

パズル10 ポルカ リエディション \721,600

ロエベのランウェイでは、フォルムの実験やシルエットの常識を覆すようなアプローチが繰り返し登場します。そんな斬新さと対比するように、2018秋冬ウィメンズコレクションでは、遊び心あふれるロマンティックなポルカドット(水玉模様)が提示されました。本コレクションで発表されたこのパズルバッグでは、幾何学的なポルカドットがあしらわれています。ひとつひとつのドットがインターシャ技法で描かれ、非常に洗練された仕上がりとなっています。丸みのあるドットは幾何学的なパズルのフォルムに力強いコントラストを与え、アイコニックな構造美をさらに際立たせています。

パズル10 マッキントッシュ リエディション  \721,600

スコットランドの建築家チャールズ・レニー・マッキントッシュが手掛けた建築の中には、スコットランドのバロニアル建築様式と日本のデザインの要素を融合させた20世紀初頭の象徴的な建築が挙げられます。アーツ・アンド・クラフツ運動の先駆者たちと同様に、彼もデザインと建築の両方を手がけ、一体感のある調和のとれた空間を創造しました。彼の作品は大胆で垂直性の強いラインと、バラのような印象的なグラフィックモチーフを特徴としています。

花は、2019春夏プレコレクションで登場したこのパズルバッグの主要なモチーフとなっています。彼の作品世界へのオマージュとして仕立てられたこのバッグは、ホワイトとタンのレザーパネルを、ブラックの太いレザーで縁取っており、ステンドグラスの各パーツを囲むリード線を模しています。

パズル10 カウボーイ リエディション \902,000

アメリカに初のカサロエベをオープンした年、パズルバッグは2019秋冬プレコレクションにおいてアメリカの伝統文化へ讃歌を送りました。ホワイト、ブラック、デニムブルーのレザーを重ねたデザインは、ウエスタンブーツ特有の抽象的な葉模様や渦巻き模様を思い起こさせ、さらに各パネルのコントラストステッチがそのディテールを際立たせています。カウボーイカルチャーはさまざまなサブカルチャーに影響を及ぼし、今では日常の定番アイテムとして定着していますが、このパズルバッグは、カウボーイカルチャーを本来の文脈から切り離し、スケールの遊びと幾何学的フォルムによる再構築を経て、オマージュを捧げているのです。

パズル10 プルメリア リエディション \902,000

ミラノで開催される世界最大級のデザインと家具見本市「ミラノサローネ」にて、ロエベは2015年から毎年、伝統的なクラフトの技術を新たな視点から再解釈する、展示とカプセルコレクションを発表しています。このプロジェクトでは、特定のテーマや技法に焦点を当て、世界各地のアーティストや職人とのコラボレーションを行っています。

2019年の展示では、ジョン・セラオ、シシー・セラオ、パトリシア・ゴアラングトンによってハワイで制作されたキルトを紹介し、現在もこの技術を守り続けているコミュニティに光を当てました。

このパズルバッグは、ハワイアンキルトに特徴的な、大胆で象徴的なモチーフ─花や植物が、2色のコントラストで描かれる─にインスパイアされて誕生しました。5枚の花びらを持つプルメリアのモチーフが繰り返しあしらわれ、バッグの表面から解き放たれるように咲き誇っています。

パズル10 ウィリアム・ド・モーガン リエディション \902,000

ウィリアム・ド・モーガンは、イギリス諸島からヨーロッパ、アメリカにまで広まったアーツ・アンド・クラフツ運動における重要な存在のひとりであり、彼の作品には、中東のアートから影響を受けた植物や動物のモチーフが数多く登場します。それらは鮮やかな色彩と繊細な筆づかいで描かれ、タイルや陶器に命を吹き込んでいます。

2019年に発表された2020春夏プレコレクションでは、ド・モーガンの作品をモチーフにしたさまざまなアイテムが登場しました。このパズルバッグもそのひとつで、彼のフローラルモチーフがあしらわれています。

パズル10 タータン リエディション \902,000

テキスタイルは、2020秋冬ウィメンズ プレコレクション以前の数々のパズルバッグにおいても重要な役割を果たしてきましたが、本作ではしなやかなスコットランドのジャカードウールによるタータンを全面的に用いることで、四方体のシルエットに柔らかさをもたらす新たな表現となっています。

幾何学的なパネルをチェック模様やフリンジ、レザーパイピングが構成しており、レッド、イエロー、ネイビーブルー、カーキ、そしてアクセントとしてラスティオレンジが用いられています。各パネルは隣り合うパネルと異なる表情を見せていて、コントラストと折衷的な印象が感じられます。

パズル10 ケン・プライス リエディション \902,000

1935年、ロサンゼルスに生まれたケン・プライスは、1960年代のカウンターカルチャーの潮流の中で芸術家としての道を歩み始めました。彼が主に用いたのは粘土で、アクリル塗料を何層にも重ねた有機的な形態の彫刻作品で知られるようになります。作品の表面は、マーブル状に仕上げられることもあれば、多色のブロックで彩られることもありました。プライスの作品は、生活用品のような実用的な側面もあります。1980年代にニューポートビーチのレストラン、ラ・パルムのために制作した全20点のセラミックプレートは、2021春夏プレコレクションの重要なインスピレーションの源となりました。プライスを称えてテーブルマットやコースターなどが展開され、いずれもインターシャ技法が用いられています。

パズル10 ジョー・ブレイナード リエディション \721,600

アメリカ人アーティスト、ジョー・ブレイナードは20世紀中頃にマンハッタン中心部で活動した、ニューヨーク・スクールと呼ばれるアーティストや詩人たちのコミュニティと深い関わりを持っていました。彼らの活動は、抽象表現主義やアクション・ペインティング、即興演劇、即興詩など多岐にわたりました。

1960年代、ブレイナードはロウアー・イースト・サイドの街角や歩道で集めた小物やチラシを使って、独創的なアサンブラージュを制作しています。2021秋冬プレコレクションでは、ブレイナードのモチーフや言葉、ドローイングが、ウェアやアクセサリー、バッグに展開されました。彼の代表作のひとつである1967年のミクストメディア・コラージュ作品《Untitled (Pansies)》は、コレクションにおける躍動感あふれるプリントやジャカード織のインスピレーション源となっています。パンジーの花は彼の作品にたびたび登場するモチーフであり、この限定版パズルバッグにおいても象徴的に用いられています。

パズル10 パウラズイビザ キウイ リエディション \721,600

毎年発表されるパウラズイビザ コレクションは、2021年にはすでに、メンズとウィメンズのウェア、バッグ、アクセサリーを取りそろえるトータルコレクションへと発展していました。

遊び心あふれるモチーフは、オリジナルのパウラズのアーカイブプリントから着想を得たもので、コレクションの自由で陽気な精神を象徴しています。2021年は、色鮮やかでグラフィカルなトロピカルフルーツがインスピレーションの源となりました。このパズルでは、純色とグリーンのグラデーションでキウイフルーツを平面的に表現し、黒い種がアクセントを添えています。

パズル10 ピクセル リエディション \721,600

2023春夏ウィメンズのランウェイショーでは、懐かしいレトロゲームやデジタルグラフィックの表現が探求され、拡大されたピクセルが、現実世界にグリッチのような視覚効果を生み出しました。パズルの縫い目に沿って並べられた四角形のパターンは、視覚的なメタファーとして現実とバーチャルの境界を曖昧にしています。この大胆なデザインは、エイサップ・ロッキーをはじめとする多くの人々に支持され、瞬く間に話題となりました。

このパズルでは、精密なプリントと注意深く色調整されたグレー、ブルー、ブラックの「ピクセル」が、未来的で真っ白なベースの上に配置され、パズル特有の幾何学的ラインに視覚的な歪みを生み出しています。

パズル10 コンフェッティ \902,000

アニバーサリーにはお祝いがつきものです。パズルの10度目の誕生日を記念して、レザーのバッグ全体に何千ものコンフェッティを手仕事であしらった、サプライズ エディションが登場しました。

このデザインは、2023秋冬ウィメンズ ランウェイショーを思い起こさせます。このショーでは、ロエベがイタリア人アーティストのララ・ファヴァレットとコラボレーションを行い、彼女の新作インスタレーション《Midsommar》が披露されました。これは彼女にとって過去最大規模の作品で、およそ10トンものコンフェッティを用いた21個のキューブで構成され、会場全体に設置されました。このインスタレーションは、人々が行き交うことによってゆっくりと浸食され、移りゆく景色を生み出しました。

このパズルバッグでは、紙のコンフェッティの代わりに、パステルのブルーとピンク、クリーム、フューシャ、エレクトリックブルーなどのキャンディーカラーで彩られた、丸やダイヤ型のレザーやラミネートレザーの小片が用いられています。さらにシルバーとアクアのスパンコールも加わり、これらすべてが手仕事で丁寧にあしらわれています。

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< お問合せ先 >

ロエベ ジャパン クライアントサービス

03-6215-6116
www.loewe.com

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