【北大路欣也】「次郎長と小天狗 殴り込み甲州路」恩義ある岳父の仇を討つ名シーン「次郎長ご一家はお手を引いてもらいまして」
[音楽] 俺の思い通りにさしておんなさい。パチナバルを俺に渡せ。 [音楽] 遅いよ。清水ずに触れてあったよ。何くまれじろ。沖を頼むぜ。 [音楽] エビアジパチの間はこの大前田のエジ郎がきっとやりやすく次郎後一家お手を引いてもらいしてんでさん今夜のうちに修言しなんだよサモネとおめ情持ちになっちまうよ。 遊ぼきそうだ。夫婦になら片打ちになるんだろ。 エのさん清水のよ。できた。 [音楽] [拍手] あ、どすに殺されたエビアじパチの娘や。オらの尿場だ。 [音楽] あんたと どやさおいらに渡してもらいてめ 何 [拍手] エビアジパチの敵を打ちに来た大前田の若風筋道はちゃんと通ったろそれでもてめえども康の 肩も取ってんならいいよ。エジさん目指すはどや。ただ 1人だ。 おやんのせう。やった。親ぶ。 [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] やば
大前田の小天狗と呼ばれる栄次郎は、父栄五郎のいいつけで海老屋甚八親分の家に草鞋を脱ぐが、その甚八が縄張りを狙ったドモ安に殺される。
ドモ安は甲州の黒駒の勝蔵のところに逃げ込む。
縄張りを預かっていた次郎長一家が殴りこもうとしたとき、仇討を堅く心に誓う栄次郎が現れる。
「海老屋甚八の仇はこの大前田の栄次郎がきっとやります。次郎長ご一家はお手を引いてもらいまして」
栄次郎は甚八の娘お喜代と夫婦になり、二人で仇討を果たそうと決め、次郎長一家はそれを助太刀することになる。
踊りの舞台から登場し、「喧嘩状 大前田栄次郎」と書かれた三度笠をドモ安に投げつけ、仇討の幕が切って落とされる――。
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北大路欣也
(当時19歳)
1943年2月23日―
小林哲子
(当時21歳)
1941年3月12日―1994年12月9日
薄田研二
(当時64歳)
1898年9月14日―1972年5月26日
阿部九州男
(当時52歳)
1910年7月24日―1965年11月29日
萬屋錦之介
(当時29歳)
1932年11月20日―1997年3月10日
山形勲
(当時47歳)
1915年7月25日―1996年6月28日
水島道太郎
(当時50歳)
1912年1月20日―1999年3月23日