オシャレ王決定戦──それは、全国各地から1000人を超える参加者が集い、「オシャレとは何か」をテーマに熾烈なバトルを繰り広げる、前代未聞のオーディションバトル。
優勝者1名には、賞金300万円と、夢のサポートを受ける権利が講談社から与えられる。
4月19日、関東地方の応募者300名の中から書類審査を突破した12名による東京予選が行われた。
【ルール】
参加者を、「ファッション」「コレクション」「パッション」の3ステージで審査。
審査員は自分以外の参加者全員。各ステージ終了後、自分以外の参加者に重複なく1位から11位まで順位をつける。
1位には11ポイント、2位には10ポイントと順位が下がるごとに加算される点数も1ポイント下がる。
以上の方式で3ステージの合計得点を競い、上位3名が決勝へと駒を進められる。
前回は、最初のステージ「ファッション」での白熱したバトルの様子をお届けした。
今回は後編ということで、「コレクション」と「パッション」のステージの展開、そして最終結果までを一挙に公開する。
個性光る面々が乱立するなか、本戦出場に至る3枚の切符は、いったい誰の手に渡ったのか──。
刮目してご覧あれ!
2nd stage「コレクション」
2つめのステージは、「コレクション」。
参加者はそれぞれ持ってきた私物アイテムを自身のブースに飾り付け、そのコレクションへのこだわりや自分のアイデンティティといった世界観を、審査員たる他の出場者に120秒でアピールする。
着こなしやコーディネート力が問われた第1ステージ「ファッション」とはまた別に、アイテム量、その質、セレクトのセンスなどの「オシャレ」さが認められた人に得点が入るステージだ。
トップバッターのかとうまおさんは、デニム愛とその魅力を語っていく。
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自分はデニムの魅力にまだ気付けていないから、かとうさんにとってのデニムの魅力を教えてほしい、と尋ねてきたワッキーさんへは、個人のライフスタイルの違いからくる、デニムの経年変化の多様さを語った。
続いての発表は、芸人のうまーば岡田さん。ブース飾りつけ終了直前に、「引き算」と称して次々に出したコレクションをしまっていき、最後まで残ったアイテムのひとつが柔道着。
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岡田さんが「柔道着はユニフォームとして合理的でないところが好き」と語ったところで、ひとりの参加者が渋い顔で挙手をする──。
それはデニムを愛しデニムに関する論文を出した経験もある研究者、ダルマさんだ。
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まず「これは真剣なプレゼンテーションになるんですか?」と切り込み、岡田さんの説明の不十分さに対して、学会さながらに疑問を次々投げかける。これに対して、「やりますよ、全然説明しますよ」と瓢々とした風情で答える岡田さん。会場にはあわや一触即発の空気が流れた。
続いてはエリートサラリーマンkenさんが、スケボー愛の詰まったブースを披露。
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「好き」があふれかえったようなブースの中身が好評を博した。
また、「ファッション」ステージを1位で通過したファッションの業界人tapistyleさんは、「独断と偏見でセレクトしたユーズド商品をミックススタイルで提案」すると前置きし、余裕あるプレゼンを展開。120秒というシビアな制限時間すら余らせるほどだ。
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続いて百貨店に勤務し自身の持つ古着屋の独立を目指す藤井さん。
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自分の手でリペアアレンジしたアメカジ系のアイテムを多く取り揃えており、その経年変化ぶりにはかとうまおさんが強く興味を示す。
そして、先ほどうまーば岡田さんとにらみ合いを繰り広げたデニム大好き頑丈なもの大好きな学者、ダルマさん。
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今度はうまーば岡田さんの方から、「なぜ頑丈なものが好きなんですか?」という質問が。これに「究極の強さは究極な優しさ。そういうものを、頑丈なものが教えてくれるからです」と答えたダルマさん。先ほどまでのピリピリした雰囲気を払拭するような、和やかな空気が流れた。
3rd stage「パッション」
3つめのステージは、「パッション」。
参加者は、あらかじめ準備してきた「オシャレへとは何か」を語る手紙を他の参加者の前で読み上げ、他の参加者がその内容や姿勢に順位をつける。
オシャレへのパッション、すなわち熱意が認められた人に得点が入るステージだ。
はじめに、「オシャレとは所作である」と語るTSUYOSHIさん。
続いて、kenさんは「オシャレとはかけがえのない時間である」、かとうまおさんは「オシャレとは思い出である」とそれぞれ語る。
そして「オシャレとは世界平和である」とするのが、kpnさん。
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「『Love』『Peace』『Health』。これは私の生きるうえでのモットーとしている言葉」という言葉から手紙を始めたkpnさん。昨今の世界情勢を憂い、優勝したならオシャレ王の賞金300万円はそうした世界平和につながる寄付に使おうと決めているという。
また、独自のブランドを展開するMANTZさんは、「オシャレとは内から湧くエネルギーである」と結論付ける。

「オシャレな服を着ることが僕の情熱ではない。オシャレという存在、それが僕の情熱だ」と静かに、けれど熱をもって手紙を締めた。
さらに、「オシャレとは人生そのものである」とした藤井さんは、「今日皆さんに会えたことは、人生の宝です」と述べた。
そして、「オシャレとはコンプレックスの昇華である」と語るtapistyleさん。自分がもともと持っていたコンプレックスの存在を話し、同じような人たちの励ましとなりたくてこの大会に出場したのだと語った。
以上3ステージが終了し、総合順位が出そろった。
決勝に進めるのは、12名のうちたった3名。
まず第3位から発表──といきたいところだが、
なんと、第3位がいなかった。
そう、2位が同票で2名いたのだ。
ということで、第2位の2名を発表していく。
第2位 kpnさん・藤井さん 232点
同率で2位に並んだのは、kpnさんと藤井さん。
4位のかとうまおさんとの差は、たったの2票。本当にギリギリの戦いだったことが伺える。
おふたりのステージごとの得点内訳は以下の通り。( )内はそのステージでの順位を示している。
kpnさん
ファッション:81点(4) コレクション:70点(7) パッション:81点(3)
藤井さん
ファッション:87点(3) コレクション:74点(6) パッション:71点(6)
藤井さんがどのステージでも安定した高評価を獲得していた一方、kpnさんは特に愛と平和について語った「パッション」のステージで票を集めたようだ。
第1位 tapistyleさん 276点
2位のふたりに40点以上の点差をつけて堂々の1位に輝いたのは、tapistyleさん。
ステージごとの得点内訳は以下の通り。
ファッション:102点(1) コレクション:81点(5) パッション:93点(1)
「ファッション」と「パッション」でそれぞれ1位を獲得。「コレクション」がやや劣るように見えるが、それでも第5位と決して低くはない。間違いなく「オシャレ王」の有力候補の筆頭だろう。
参加者他9名も含めた最終順位は以下の通り。
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2位~8位にかけては大混戦だ。
そして最下位は、その独特のスタイルが注目を集めていたうまーば岡田さん。
また、「コレクション」でその岡田さんとバチバチしたことが響いたか、「ファッション」では2位だったダルマさんはその後伸び悩み8位でフィニッシュ。
むしろ「ファッション」では7位と決して高くはなかったワッキーさんが、「コレクション」では1位、「パッション」では2位を飾り、5位に落ち着いた。
以上がオシャレ王決定戦東京予選の全貌だ。詳しくは、本編動画をチェックしたい。
今後の地方予選にも請うご期待!
TEXT:FORZA STYLE
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