掲載日

2025年5月9日

ローマ、ミラノ、トリノ、フィレンツェ、ナポリ、ヴェネツィアなどイタリアの主要都市にある14の鉄道駅にある700以上の店舗を管理するGrandi Stazioni Retail(GSR)社の社長にイタリア人経営者のパオロ・デ・チェーザレ氏が就任。GSRの駅売店は、食品、化粧品、ファッション、電化製品のほか、薬局、レンタカー、美容院などのサービス部門でも活躍しています。「全体として、イタリアで最も大きく、最も成功しているショッピング・スポットのひとつです」とDe CesareはFashionNetwork.comに語っています。「この会社の成功の中心は、年間7億5,000万人の利用客です。

パオロ・デ・チェーザレパオロ・デ・チェーザレ – DR

「GSRへの異動は、プランタンで過ごした12年間の後、そして現在ギリシャの大手百貨店グループであるアッティカの取締役を務めていることを考えると、自然な流れです。「私の情熱は、エキサイティングでユニークな体験を創造するために、顧客やブランドと交流することです。ミラノの主要駅では、モンクレールとの素晴らしいイベントや、ゼニアとのランウェイショーを開催しました。顧客やブランドと交流する機会は数え切れません!」とデ・チェーザレは就任を発表。

デ・チェーザレはラグジュアリーおよびリテール部門で30年の経験を持っています。アッティカに入社する前は、2021年9月から2022年7月までの過渡期において、イギリスのマルチブランドe-tailerであるMatchesfashionのCEOを務め、それ以前は、PrintempsのCEOを12年間務めました。2007年から2020年にかけて、デ・チェザレは店舗と品揃えのアップグレード、ラグジュアリーショッピング・デスティネーションとしての再ポジショニングなど、フランスの百貨店グループを大きな変革へと導きました。

デ・チェザレはまた、プロクター・アンド・ギャンブルに24年間在籍し、日本における化粧品部門のマネージング・ディレクター兼社長、スキンケアおよびファイン・フレグランスのグローバル社長など、数々の要職を歴任。イタリア、ベルギー、英国、日本、米国、スイスでの勤務経験あり。

2016年から2020年まで、デ・チェーザレは役員としての職務に加え、百貨店経営者の最大の国際団体であるIGDSの会長も務めました。

Write A Comment