(左から)ルシェミー・ボッターとリジー・ヘレブラー PHOTO:PIETER HUGO
「ジースター(G-STAR)」は、「ボッター(BOTTER)」を手掛けるデザイナーデュオのルシェミー・ボッター(Rushemy Botter)とリジー・ヘレブラー(Lisi Herrebrugh)をブランドの新クリエイティブ・ディレクターに任命した。新たに就任した2人が手掛けるコレクションは、6月にその一部を公開し、来年1月に開催されるパリ・ファッション・ウイークでクリエイションの全体像をお披露目する。
さらに、両者の手によって、ブランドの最上位ライン「ロウ リサーチ(RAW RESEARCH)」を再始動する。
クリエイティブ・ディレクターに就任したルシェミー・ボッターは、「90年代後半の『ジースター』には素晴らしい思い出がある。それはデザインそのものであり、私自身が着ていたスタイルであり、そしてブランドがデニム文化に与えた影響だ。今このブランドの新たなフェーズに参加できることは、とてもエキサイティングだ」とコメント。リジー・ヘレブラーは、「革新性や持続可能性、そしてクラフツマンシップという私たちの価値観を共有するブランドに参加できることを嬉しく思う。『ジースター』の新たな可能性を探るために共に働くことを楽しみにしている」とコメントした。
公私ともにパートナーである2人が手掛けるメンズブランド「ボッター」は、2人のルーツであるカリブ海にインスピレーションを得た鮮やかな色使いやテーラリング、遊び心のあるキャッチーなデザインが特徴。18年のイエール国際モードフェスティバルでグランプリを獲得し、「LVMHプライズ」のファイナリストに選出されたのち、「ニナ リッチ(NINA RICCI)」のアーティスティック・ディレクターに就任。3年半の任期を務めた。