マンガ「夫の裏垢を覗いてみたら」1話(CV:古賀葵)
[音楽] そういえばさ、今度の学芸会でダンス踊るんだって。 へえ、そうなんだ。 来週の土曜日なんだけどゆ一さんは見に来れる? いや、難しいな。学入ってるし。 ええ、パパ来ないの? ごめんな。さの上手なダンス見たかったんだけど。 うん。さくちゃんダンス上手。パパにも見せる。 まずい。大丈夫だよ。さ、洗ったらまた食べれるからね。 [音楽] さのごまた同じもの用意するか。やだやだ。 [音楽] じゃあみか向いてあげよっか。 [音楽] 髪の毛知らないでさ。 [音楽] じゃあ俺はそろそろ行くよ。 あ、待って。唯一さん、今日夕飯は? [音楽] 今日も外で済ませてくれよ。みさ大変そうだし、俺の食事のことまで気にしないで。 あ、そう。行ってらっしゃい。 さは4 歳の時に発達が遅れていると診断された。環境の変化に弱くこだわりが強いのでちょっとしたことで感釈を起こす。だから同い年の普通の子よりも手がかかる。それなのに夫は娘の障害と向き合うどころか避けているように思えた。 [音楽] [音楽] 唯一さんはさに優しく接しはくれるけど、家族なのにどこか他人ごとって雰囲気なのよね。あ、幼稚園からさが熱でも出したのかな?はい。もしもし。 え、すみません。朝田です。 ママ、 ちょっと遅いじゃないの?待ちくれちゃったわよ。 お母さん、今日はどうされたんですか? ちょうど近くに用があったから孫の顔を見に来たの。それなのに母親以外には引き渡せないって。 すみません。規則で決まっておりまして。 本当融の効かない縁ね。 すみません。すみません。あ、いえいえ。 この子が黙ったままだから不審者扱いされちゃったわよ。一言私のおばあちゃんですって言ってくれればよかったのに。 すみません。 多分いつもとお迎えに来る人が違って驚いたんだと思います。 だからって無言で目も合わせないのは失礼でしょう。もう 5歳になるのに礼儀もなってないなんて。 すみませんお母さん。 ただ前にもお話しましたがさは発達が遅れていて それってあなたの育て方が悪いんじゃない?ちゃんと愛情を注いでれば発達障害になんてならないわよ。 障害は生まれつきのものです。 言い訳なんて聞きたくないわ。あなたの努力が足りないだけよ。 [音楽] 私の努力が足りない。私のせいなの? ほら青よ。 そういえばあなたたち次の子供のことは考えてるの? え?唯一の子が障害持ちの女の子1 人だなんてかわいそうじゃない?あなたには男の子を産んでもらわないと。 お母さんさの前でそんな話やめてください。 寝てるんだから別にいいでしょ。それよりちゃんと次は健康な男の子を産みなさい。 生み分けできる病院調べてきてあげたから。 わかりました。 おやすみさ。 [音楽] 唯一の障害持ちの女の子1 人だなんてかわいそうじゃ。あなたには男の子を産んでもらわない。 [音楽] あんなの気にする必要なんてない。唯一さんはさが生まれてきてくれただけで幸せだって言ってくれてるんだから。 とにかくお母さんから紹介してもらった病院予約しなきゃ。エそ曲げられたら困るし。ああ、もう充電するの忘れてた。あ、そうだ。掃除ついでに優一さん部屋のパソコン使わ。パソコンお借りします。 [音楽] あれ ?優一さんSNSなんてやってるんだ。 病院関係のアカウントかな ?え ?今日は1番のお気に入りNと3回戦。で 深夜に帰宅したらまだ妻が起きていた。 早く寝てくれ 。妻の2人目欲しいアピールが鬱陶しい。 俺の精士が欲しいなら金払って 。愛人Nと今日も3回。もう俺以外の男 じゃ満足できないらしい。気持ちよくさ せる自信はあるから、彼氏や旦那で満足し てないフォロワーさんはDMしてね。 なの?このアカウント はもっとしっかり見てみないと 。全てのされに捧ぐ復讐の物語。夫の裏垢 を覗いてみ
専業主婦の美咲は、発達障害を抱える5歳の娘・さくらの育児に奮闘している。子育てに悩みながらも、どこか他人事のような夫・裕一と厳しい姑の言葉に心をすり減らす日々を送っていた。そんなある夜、美咲は夫の書斎で衝撃的な真実を知る。裕一がSNSの裏アカウントで、家族を軽視する発言や愛人との密会を公然と書き連ねていたのだ。愛情と思っていたものが幻想だったと気づいた瞬間、美咲の世界は音を立てて崩れ始める。
・マンガ(Webtoon)
LINEマンガ https://manga.line.me/product/periodic?id=S149850
R-TOON https://kobo-free.books.rakuten.co.jp/series/8940200000053
めちゃコミック https://mechacomic.jp/books/207525
・ボイスコミック1話
主人公・美咲役(声優:古賀葵)
【企画・制作】TOFU Studio
【原作】井上里彩子
【作画】とるてえ屋
【対象年齢】R15
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