SUPER EIGHT・丸山隆平さん(41)が4日、8年ぶりに映画で主演した作品『金子差入店』の舞台挨拶付き上映に登場。アイドルの仕事とは正反対の役作り秘話を明かしました。
【画像】丸山隆平さん主演映画『金子差入店』 共演者に真木よう子さん、寺尾聰さんら
5月4日から6日まで開催される『第3回横浜国際映画祭』正式招待作品である『金子差入店』(5月16日公開 配給:ショウゲート)。丸山さんと古川豪監督が上映後の舞台挨拶に登場し、役作りについてのエピソードを披露しました。
■主人公の生活を考え役作り「化粧水も乳液も使わず」
映画は、刑務所や拘置所に収容された人へ差し入れを代行する“差入店”を営む家族を描いたヒューマンサスペンス。丸山さんは差入店の店主を務め、罪を犯した人々やその家族に対峙(たいじ)する主人公・金子真司を演じました。
葛藤し、思い悩み、時に涙する金子を演じた丸山さんは「僕もスクリーンで見て『こういう表情をしてたんや!?』というシーンが多くて、そういう意味で、ちゃんと金子を生ききれたのかなと思います」と、役作りへの自信をのぞかせました。
主人公・金子のビジュアルは監督いわく、ほとんど丸山さんに任せていたとのこと。丸山さんは「(特別なことは)何もしてないです。(劇中の金子は)白髪も出てますけど、“自白髪”です」と裏側を明かしました。
続けて、「アイドルの仕事をやっている時は、まめに染めてるんですけど、金子という人間、ああいう職業をしている人が、どういう風貌をしていて、どんな生活をしているか? と考えると、髪を染める時間もないだろうし、お風呂も子どもが髪を乾かす間に自然乾燥するだろうと。(撮影期間中は)私生活でも全身を石けんだけで洗ったり、化粧水も乳液も使わず、見る方に違和感のない方向を目指してつくっていきました」と秘話を語り、「アイドルに戻るのが大変やった…」と本音を漏らしました。