「エイジングとは、私にとって自然にあるべき方向に進化するということ。だから、恐れるものではありません。外見も、変化するからといって自分のアイデンティティの一部がなくなるわけでもありません。むしろ、エイジングで精神が落ち着きを増すのは素晴らしいこと。若い頃の私は、自分にとても自信がなくて常に批判的でした。今思えば、あれは本当に時間の無駄。”若さ”は、そのときにしかないものだったのに」
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かつて「Oprah.com」にこう語った俳優のジェシカ・アルバは、1981年4月28日にアメリカ・カリフォルニア州ポノマに生まれた。13歳のときに出演した映画『Camp Nowhere』(1994)で俳優デビューを果たして以来、スクリーンで活躍してきた彼女は2011年にベビー用品やライフスタイルグッズを取り扱う「The Honest Company」を設立。その後 2015年10月にオネスト ビューティー(HONEST BEAUTY)をローンチし、元祖セレブコスメの一つとして大成功を収めた。
そんな彼女は、『ヴァニティ・フェア』や『FHM』などの多くのメディアの「世界で最も美しい女性」リストの常連であり、エイジレスなルックスを保っていることでも知られる。だが、オナー(17)とヘイヴン(14)の2人のティーンエイジャーの娘と息子ヘイズ(8)の母親である彼女は、子どもたちとの会話で意図的に容姿について話をしないよう努めているという。

次女のヘイヴンとマンハッタンの街を歩く、ジェシカ・アルバ。SNSでも度々娘たちと仲むつまじい様子をオープンにしている。
Gotham/GC Image/Getty Images
「特に娘たちの前では、容姿について決して話しません。理由はふたりに生まれ持った自分の素晴らしさを感じてもらいたいから。平均より背が高い長女には、3歳のときから自分(のその身長)に誇りを持って立つように言い続けてきました。次女は家族で唯一の赤毛で、それがとてもコンプレックスだと言っていたので、私は『その髪の色はみんな喉から手が出るほど欲しいのよ』と繰り返し言い続けてきました」
現代の美の基準の“洗脳”
だがジェシカは、娘たちと容姿の話をしない大きな理由について、現代社会の美の基準が“SNS映え”だったり、美容整形が低年齢化しカジュアルなものになっている現実を危惧しているからだと言う。そして一方で、自分の若い頃も“エアブラシ”による写真の修正がスタンダードだったことや、美容整形も単に“公然の秘密”だっただけだと認めつつ、特に女性が容姿に執着しがちな理由を社会からの美の基準を“洗脳”されてきたからではないかと続ける。
「私たちは、“完璧な美しさこそが魅力であり正義。完璧で美しくなければ成功できない”と何世代にもわたって洗脳されてきました。それが目にみえる形で現れたのがミレニアル世代の“SNS映え”の追求だと思います。ですが興味深いことに、それ以降に生まれた私の娘はふたりとも美に対して違う見解を持っていて、過度に見た目を良くするのを不快に感じるそうです。むしろ鼻が多少テカっていたり、目の下にクマがあるほうが自然でリアルでクールだと」
