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軍事情報流出も「機密情報ではない」「作戦は成功した」と強弁のトランプ政権…報じた雑誌編集長を「最低野郎」「クズ」と罵るなど論点ずらしに終始【news23】|TBS NEWS DIG

トランプ政権の閣僚らがメッセージアプリで軍事情報をやりとりしていた内容が流出。間違ってグループチャットに招待された雑誌編集長がこの問題を報じましたが、トランプ氏らは「最低野郎」などと罵り、「作戦は成功した」と強弁し、論点ずらしに終始しています。

■トランプ政権“軍事情報”流出 閣僚ら“グルチャ”で「F-18出撃」

――機密情報は共有されていなかったと、今でも信じているか?

トランプ大統領
「そう聞いているぞ。関係者に聞いてくれ。私には分からない。シグナルがちゃんと動くか知りたいのか?そんなの私には分からない」

トランプ氏が言う「シグナル」とは、秘匿性が高いとされるメッセージアプリ。このシグナルで交わされた機密情報が流出し、大問題になっています。

流出したのは、「フーシ派閣僚級委員会小グループ」というシグナル上のグループチャット。メンバーには、バンス副大統領にヘグセス国防長官など、複数の閣僚の名前が。管理者はウォルツ大統領補佐官となっています。

15日、ヘグセス国防長官がこう投稿します。

ヘグセス国防長官
「現在時刻は11時44分。天気は良好、作戦開始のGOサインを中央司令部に確認した」
「12時15分F-18 出撃」
「15時36分F-18 第二攻撃開始、また最初の海上トマホーク発射」

イエメンの武装組織「フーシ派」への攻撃計画とみられる文面。実際に米軍のF-18戦闘機が出撃し、海上ミサイルも発射。イエメンの首都が空爆され、AP通信によると、子どもを含む57人が死亡しました。

空爆後もやりとりが続きます。

ウォルツ大統領補佐官
「標的の男が恋人の建物に入ったところで建物が崩壊したことが確認された」
バンス副大統領
「素晴らしい」

では、なぜこのグループチャットが流出したのか。

■軍事情報流出を報じられ…編集長を「クズ」「最低野郎」呼ばわり

実は、メンバーの中にアメリカの雑誌「アトランティック」の編集長であるジェフリー・ゴールドバーグ氏がなぜか加わっていたのです。

トランプ大統領(25日)
「多くの人が使うアプリだし、チャットに入っていた男は最低の野郎だ。チャットに入っていた人物は信用ならない男だ」

トランプ氏は激しく批判していますが、編集長をチャットに招待したのはウォルツ補佐官だとみられています。当の本人はこう釈明。

ウォルツ補佐官
「100%自信を持って言えるのは、こんな奴(ゴールドバーグ編集長)知らない。ひどい評判でジャーナリストの中でも最底辺のクズっていうことは知っているが…全責任は私にある、グループを作ったのも私だ。名前が表示されているのに別人の電話番号が登録されていることあるだろ?」

キャスター
「そんなミスしたことない」

ウォルツ補佐官
「別人の電話番号が登録されてたんだ。だからこの負け犬(編集長)がグループに入っているのがわからなかった」

トランプ氏や、チャットに加わっていた関係者らは「機密情報はやりとりしていない」と主張していますが、軍事ジャーナリストの黒井氏は。

軍事ジャーナリスト 黒井文太郎 氏
「いわゆる作戦情報なので、彼らは『これは機密じゃない』と逃げようとしているが、明らかに機密に属する情報。秘匿回線・特殊な回線を使うのが一般的だから、一般的なメッセンジャーアプリを使うのは聞いたことがない。これが『機密だ』という認識が全くなかったということ」

問題はほかにも…。

軍事ジャーナリスト 黒井文太郎 氏
「フーシ派幹部がガールフレンドの家に歩いて行く。場所は間違いないなどと書いてある。要は自分たちがどれだけの情報を掴んでいるか相手にバレてしまう。入り込んでいるスパイがあぶり出されて見つかる可能性・危険性がある」

■「作戦は成功」論点ずらしで強弁も 「トランプ政権が危険・レベルが低い』ことがさらに分かったということ」

トランプ氏はかつて、大統領選で戦ったヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題を猛批判していました。

トランプ大統領(2016年)
「ヒラリー・クリントンは有罪だ。彼女自身も分かっているし、FBIだって、世間の人だって分かっている」

今回の問題を指摘されても、トランプ氏は「作戦は成功した」と強弁しています。

軍事ジャーナリスト 黒井文太郎 氏
「要は論点ズラしで乗り切るしかない、明らかにミスなので。これはバレなければ秘密が保たれたかは分からない。もしかしたらロシアや中国のサイバー部隊は、メンバー誰かのデバイスにハッキング成功していれば全部“抜いている”可能性もある。我々同盟国含め『トランプ政権が危険・レベルが低い』ことが既に分かっているが、さらに分かったということ」

■政権への批難も“どこ吹く風”?アメリカ国内の受け止めは「唖然」

上村彩子キャスター:
この問題、アメリカではどのように受け止められているのでしょうか。

ワシントン 樫元照幸 支局長:
政権の幹部が民間アプリを使って軍事情報をやりとりする、しかも誤って外部の人を招待してしまう。驚きを通り越して唖然と…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20250330-6227376)

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