スマートフォン向けゲーム『アークナイツ』が3月14日、声優・森久保祥太郎さんのキャスト降板を発表した。

降板の理由について『アークナイツ』は公式Xで「諸般の事情」と説明。音声の差し替えについては、詳細が決まり次第、改めて発表するという。

森久保祥太郎さんは『アークナイツ』にて、登場キャラクターであるエリジウムのキャラクターボイスを担当していた。

『アークナイツ』は、中国のデベロッパー・Hypergryphが開発、Yostarが日本国内向けに運営をおこなっているスマートフォン向けタワーディフェンスゲーム。

美麗なUIやキャラクターデザインのほか、エネルギーを生む鉱石をめぐる争い、感染症が生み出す差別問題を描いた物語が近未来SFとして高い評価を獲得している。

『原神』も森久保祥太郎の降板を発表

森久保祥太郎さんは『NARUTO -ナルト-』の奈良シカマルなどでも知られる声優。

森久保祥太郎さんを巡っては、3月12日、中国のmiHoYoが開発するオープンワールドゲーム『原神』でも降板が発表されている。

森久保祥太郎さんは実装予定の新キャラクター・イファのキャラクターボイスを担当するとされていた。

「ウイグル自治区をテーマにした朗読劇」への出演が中国SNSで批判の対象に

これらのゲームタイトルからの降板について、森久保祥太郎さんが過去に出演した朗読劇が原因だとする憶測や批判があがっている。

その朗読劇とは、中国の新疆ウイグル自治区の強制収容所などの問題をテーマにした清水ともみさんの漫画『命がけの証言』をもとにしたもの。

2月に中国のSNS「Weibo」では、この問題に言及したユーザーの投稿をきっかけに議論が紛糾。森久保祥太郎さんの降板を求める声がSNS上で広がっていたという事実はある。

なお『原神』『アークナイツ』とも、森久保祥太郎さんの降板理由の詳細は明かしていない。

声優 森久保祥太郎、ゲーム『アークナイツ』『原神』から相次いで降板

Yugaming

1990年生まれの地方在住。インターネットに青春時代を持っていかれた。VRとesportsが関心領域。最近はnoteを拠点に活動している。

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