複雑化する『Black Box Diaries』上映に関する論点を解きほぐす(2/26)#ポリタスTV
複雑化する『Black Box Diaries』上映に関する論点を解きほぐす|自身に起きた性暴力をドキュメンタリーにしてアカデミー賞にノミネートされた伊藤詩織監督による『Black Box Diaries』。複雑化する論点を解説(2/26)#ポリタスTV
【ポリタスTV 2/26】
1️⃣自身に起きた性暴力をドキュメンタリーにしてアカデミー賞にノミネートされた伊藤詩織監督による『Black Box Diaries』
2️⃣映画を巡る主な論点無許諾使用と倫理的論点
解説します。
#ポリタスTV
【出演】
津田大介(MC)
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【3月16日までアーカイブ視聴できます!】
●ニキママナイト×チョリタス #5
ママ:キニマンス塚本ニキ(翻訳、通訳、ラジオパーソナリティー)
シェフ:北丸雄二(ジャーナリスト)
常連客:津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
客A:青木理(ジャーナリスト)
客B:前嶋和弘(上智大学教授)
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24 Comments
津田さんの誠実な論点整理に敬意を表したい。しかし現伊藤さん側の弁護士の動きは「炎上商法」と捉えかねないやり方。
伊藤さんがサバイバーとして勇敢に監督、ジャーナリストとして行動したことには敬意を表したい.
しかし伊藤さんは今周りにいる自分を評価や擁護してくれている人達が以前自分を応援支援してくれた人を攻撃、や軽視していることを容認してしまっている。
それは伊藤さんの為にはならない。
Black Box Diariesは全鑑賞。ホテル監視カメラは評価する。何故ならば、当時TBS記者山口氏の犯罪性(レOプ薬使用)を表していた。TBSの責任も問える。しかし、伊藤詩織氏が当初から捜査員A氏と会話を録音しているのは、了解がなければ問題。相手の恋愛感情を利用して、何度も会っていた事実。だから、結婚すれば法廷で証言するとA氏が言った時に、詩織さんはカメラ側の誰かをチラ見して「こいつも私を欲しがってる」感が見えた。はっきりと恋愛感情を断っていないのは罪。
警官の話のところ、酔っ払ってるかどうかって関係あるの?酔っ払ってたら何を言ってもいいということですかね?酒支配社会
詳細な分析をありがとうございます。1点、以前 映像制作に関わっていた者として、津田さんが編集のことに触れていた部分に違和感があったので書かせていただきます。
基本的にドキュメンタリー制作の編集現場では、監督やプロデューサーが撮影済の素材を見て構成や流れを作り、編集にその構成に合う映像を引っ張ってきてつなぐように指示するのが一般的です。編集の立場で率先して映像を作ったとは思えません。やはりそこは監督である伊藤さん、あるいはプロデューサー、またはその両者の指示のもとに編集さんが細かく作業したのだと思います。
津田さんの冷静な分析は興味深く視聴させていただきました。
弁護士が懲戒請求される?あり得ないよ。伊藤さん側がホテルと弁護士両方に信義則違反をしたのだぞ。誓約書まである。公益性などで解消できる話ではない。この映画にどんなに高い評価が下されようと、公益性は論点にならない。それよりも伊藤さんの精神状態が心配だ。裁判を続けることは不可能に思える。しかも裁判では著しく不利で、勝てる可能性は薄い。
❶映画を見たとき、捜査員Aさんが一番かわいそうだと思いました。 伊藤さんに個人的興味を持っている内容の会話を丸ごと暴露され、職場だけでなく、家庭内での立場も危うくなるでしょう。
「一旦逮捕状が発行され、成田空港で待ち構えたが、潰された。」 捜査員Aさんによるこの情報が、伊藤さんの権力と戦うストーリーの基盤でした。恩人とも言える捜査員Aさんに対して、なぜこんなことをしたのか、不思議でなりません。
また、捜査員Aさんのこの会話を聞いて、私は「成田空港で待ち構えたのは捜査員Aさんの作り話だったのかもしれない」とさえ思いました。
❷西廣弁護士に関して
ドアマンの証言が出て、期日の変更を希望する伊藤さんに対して、弁護団の女性弁護士(村田弁の声のような気がする)は「一審判決に人生がかかっている」と発言し、西廣弁護士は「法律家として延期の価値はないと判断します。ホテル側は止めに来るから」と発言していました。
この発言を聞いたとき、私は西廣弁護士に対して、俄かの不信感を抱きました。依頼人の立場からすれば、最ももな理由でミスリードする代理人は一番厄介だからです。
しかし、西廣弁護士の尽力がなければ、伊藤詩織さんの米国的サクセスストーリーも有り得なかったでしょう。
なぜ伊藤さんは同じく恩人とも言える西廣弁護士に対して、このような暴露をしたのか、不思議でなりません。
❸ホテルの監視カメラに関して
ホテル側にも客のプライバシーを守ると同時に、社会的責任もあります。 既に被害が発生したのに、それでも加害者側のプライバシーを守るなら、そんなホテルは潰されてもしょうがないでしょう。
「公開でこれからの協力を得られない」という元弁護団の言い分には同意できません。 犯罪があった場合、ホテル側は積極的に協力しなければいけません。むしろ、こうした社会風潮を作るべきです。 元弁護団側はミスリードしています。
「既に裁判で勝訴したので、公開する必要はない」も違います。世間一般は裁判所の判決を鵜呑みにするほど、幼稚ではありません。
伊藤さん側の資料によると、「ホテルから出る映像が流出し、伊藤さんはホテルに入る時の映像を公表したかったが、元弁護団は断固反対した。代わりにいいね裁判を起こした。」もっとホテルに入る時の映像を公表すれば、世間の見方は変わったかもしれません。
今回の放送を通して、伊藤さんのジャーナリストとしての知識の少なさや経験不足、周り人からの指摘も的確に得られていない状況があると感じました。
さらに知りたいと思ったのは
今回会見した弁護団の方々は無償で、もしくは無償に近い状態で裁判をしてきたんでしょうか?(被害者を弁護して恩を仇で返すという弁護士側にも違和感があり…第三者がいうのはなんとなくわかるんですが)
ホテルや警察官、タクシー運転手の方々からの直接の苦情や訴えは起きてるんでしょうか?(弁護士さんや望月さんの取材をきっかけに、今後そうなりうる、という指摘がたくさん出てきたということでしょうか?)
裁判では表現できなかったこと取り戻せなかったもの、でも一番世間に知って欲しかったことを映像化することで自分を取り戻そうとしいる作品なのかな?と。感じています。
2025.02.22日 hiro ugayaさんの配信を聞いてください ジャ-ナリストとしての覚悟を説いています
公益性が重視されるのであれば、受け取る多くの方の違和感が少ない取材の仕方の方がより公益になるのではないのかと思います。
レベルが違うので申し訳ないのですが『公益』を口にするア○の会見を見ていて『公益性』というもの改めて考えてしまいました。
津田さんの口からたびたび「泥酔した詩織さん」というフレーズが出ていますが、彼女は薬物を盛られたのであり単に「酔っ払った」のではありません。しっかり訂正をお願いします。
権力によって逮捕されなかった=公益性によって無許可映像が多数使用された
彼女の人となりを勝手に清廉化していた自分が悪いのですが、こういうことをする人だったのかという衝撃がかなり大きいです。
単純に公益性や完成度だけを考えることが難しいです。
英語の名言でこんなのあるそうです。
「不正義が行われいる時に黙っていたり中立を保とうとするのは、不正義に加担しているのと同罪」。
防犯カメラ映像は何も証明していませんよ。彼女はすでにタクシー内で嘔吐していました(←ドアマンの証言)。慌てた山口氏が彼女をタクシーから引っ張り出したとしても無理はないでしょう。実際、部屋に入った後で彼女は激しい嘔吐を繰り広げたのですから。
あと、泥酔は彼女自身が否定しています。
なんか日本の言論は伊藤詩織の映画をバッシングして
日本での上映を止めさせたいように見えるな
なんでネットメディアやフリーのジャーナリストたちが伊藤詩織本人はあれだけ擁護してたのに
映画では著作権とか肖像権を異常に重箱の隅をつついて
まるでテレビ報道のように同じ論調で横並びバッシングしてるのか意味がわからない
なんなら、ネットメディアがメディアの立場を利用して、個人をネットリンチしてるようにも見える
公益性は裁判への提供で
実現されており、映画製作の表現の自由までは主張出来ないと思われます
映画製作の為に
捜査関係者の人生を狂わす事は許され無い
この問題について色々考えていますが、伊藤さんの強い意志を感じます。津田さんの「その後の人生を一定程度犠牲にする覚悟があってこの決断を下したならそれは尊重するしかない」というのが一番腑に落ちました。作品の評価とは別に全責任は負うしかないのでしょう。気になるのは、擁護する人たちの中に、何の責任もないかのような事を無責任に言ってる人がいるように感じることです。
ゲンロン戦記に書き出したらファミレスの件とか書き出すから書かないほうがええやろ。
彼女はジャーナリストとして名乗るには無理がある。
「結婚して」ではなく「保障してください」「私が養えればいいんですけど」です
「証言して欲しい」「今の仕事してて無理です」「何でですか」の後です
56:33 大方賛成。「恩を仇で返す」って欧米人は分からないかなあ?
配信ありがとうございます。
伊藤さん村に火をつけざるおえなかったのかな、自分の映像は散々許諾無く使われて、全てズタズタにされた身としては、作品に対する使命感が、自制心や、情を上回ってしまったかな、このテーマにされた問題はまだ続いているだろうし。黒澤明は画の邪魔だと家を壊させたて聞いたこともある。(真偽は不確か). ドキュメントの違いはあるけど。
ただ望月さんの提訴だけは納得できない。
いずれにしてもこのような問題を論じたり考えることが、この自由社会の底を支えることになると思います。
先日の会見で外国人特派員の方たちがいかに日本社会や日本人そのものに対して差別意識や偏見を根強く持っていて、その偏見やゆがんだ優越感を満足させる伊藤さんのストーリーに事実を無視して飛びついてきたかが今回の件でよくわかりました。「公益性」「正義」という言葉を盾に伊藤さん側のカメラによる暴力をすべて無視、正当化される国内外のジャーナリストや知識人の方が、映画の中で権利侵害された、また今後悪影響を受けかねない声なき人々の権利を些末なこととして論点にせず、伊藤さんよりも長い間性犯罪被害者のために尽力してきた元代理人を攻撃する姿はほとんど異様ですし、傲慢さに怒りを覚えます。後進国家の日本で独裁者が性犯罪をもみ消したという自分の好みのストーリーの吹聴に余念がなく、事実を軽視していると思う。こうした人々は、「公益性」「社会正義」という観念に泥を塗っているだけなのにいつ気づくんだろう。