
<キネマ旬報 表彰式>主演男優賞を受賞した松村北斗 (撮影・西川祐介)
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第98回キネマ旬報ベスト・テンの表彰式が20日に都内で行われ、主演男優賞は「夜明けのすべて」の松村北斗(29)が受賞した。
主演女優賞は「ナミビアの砂漠」「あんのこと」の河合優実(24)で、主演男優賞と主演女優賞が共に20代の受賞となったのは、2012年の安藤サクラ(「かぞくのくに」)、森山未來(「苦役列車」)以来12年ぶりとなった。
授賞式にはシックな黒のスーツで登場。名前が読み上げられると、会場から大きな拍手が起こった。
松村は「この度は歴史のある賞をいただき心の底からうれしい思いです」と切り出し、「話すことをいくつか考えてきたものの、いざ手にするとどれもしっくりこない。それだけ重みのある賞をいただいたんだなと思います」と語った。
俳優業とアイドル業の違いについて聞かれると、「難しい質問を…」と苦笑い。それでも「似ているようでどちらにも仲間がいる仕事。アイドルは人生をかけて一生をともにする思いで集まっている」とし、「映画は主軸が自分ではなく作品。みんなでいろんな要素を1つの貯金箱に入れるというか。大きな違いを感じています」と説明した。
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