飯塚 獅子舞フェスティバル4k2024
筑豊の歴史や文化、それに催しなどを紹介しています。
飯塚市や嘉麻市に伝わる 10あまりの獅子舞が一堂に会して
それぞれの舞を披露する催しが 飯塚市で開かれました。
この催しは 飯塚市の「大分の獅子舞」が始まって
ことしで300年を迎えるのを記念して
各地に伝わる獅子舞を 多くの人に見てもらおうと
地元の実行委員会が企画しました。
「大分の獅子舞」は
1724年の江戸時代に
地元の大分八幡宮の祭りで奉納されたのが始まりで、
各地の獅子舞に 大きな影響を与えているとして、
県の無形民俗文化財に指定されています。
舞は雄獅子と雌獅子が
お見合いしたり、
恋をしたりする3つの場面で構成されていて
笛や子どもたちの太鼓に合わせて 躍動的に踊られます。
会場には大勢の人が訪れ、
各地の獅子舞を見比べたり、
写真を撮ったりして楽しんでいました。
親子で訪れた小学5年生の男の子は
「とてもすごくて、
これからもずっと続いてもらいたい」と話し、
母親は
「改めて見ると
地域の歴史が深いなと思いました」と話していました。
大分獅子舞保存会の 伊佐便会長は
「舞い手の育成が厳しいところがありますが、
地域の文化を守っていきたい」 と話していました。
