【豪華キャストで贈る集団抗争時代劇！】日本近代史上最大の激戦・戊辰戦争の陰で起きた新潟・新発田藩の歴史的裏切り『十一人の賊軍』を映画評論家 松崎健夫が熱く解説！ そえまつ映画館 #202
映画評論家 添野知生と松崎健夫のYouTube番組「そえまつ映画館」！
TV番組から飛び出しYouTube版として、おススメの新作映画・配信情報をお届けします！
今回は11/1（金）公開の『十一人の賊軍』をご紹介！
日本全土を巻き込んだ「戊辰戦争」、砦護衛作戦に選ばれたのは11人の犯罪者たち！
★概要
「戊辰戦争」の史実を題材に映画化する・・・『仁義なき戦い』など数々の傑作を生みだした集団抗争時代劇の名脚本家「笠原和夫」が原案を残していた幻のプロジェクト！
それを『孤狼の血』シリーズの白石和彌監督によって新たなステージへ昇華された本作。
W主演を務めるは政役の山田孝之と鷲尾兵士郎役の仲野太賀！
その他、尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、
小柳亮太、本山力、野村周平、音尾琢真、玉木宏、阿部サダヲなど実力派キャストが
アクションに挑むみどころ満載の超大作。
★ストーリー
新潟の新発田藩家老・溝口内匠は進退窮まっていた。
日本は二つに分裂し、戊辰戦争が勃発。「新しい時代を切り開く！」という強い使命感を掲げ進軍を続ける新政府派「官軍」によって、旧幕府軍は徐々に東国へと追い詰められていた。
密かに官軍への寝返りを画策する新発田藩の目の前には、遂に官軍の到着が迫っていた…
そんな折に、旧幕府派の奥羽越列藩同盟軍が出兵を求め新発田城へ軍を率いて押しかける！
城から退かない同盟軍と迫りくる官軍が鉢合わせてしまっては、新発田は戦火を免れない！
まさに絶対絶命・・・
一刻の猶予も無い溝口内匠は一計を案じ、官軍の進撃を食い止める起死回生の一手として【砦の護衛作戦】を命じる。集められたのは、殺人、賭博、火附け、密航、姦通…などで収監された死罪になるべき人道を外れた十一人の罪人たち。圧倒的不利な命懸けの過酷ミッションとは、「官軍が砦へ侵攻するのを防ぐこと」ただそれだけ。
詩を覚悟していた彼らに見えた、「生きる」という一筋の希望。勝てば”無罪放免”という契りを信じ、罪人たちは己のために突き進む。果たして、彼らは未来をつかみ取ることができるのか！？
新発田藩、同盟軍、官軍・・・三者の思惑が交錯するなか、「己の誇り」「故郷に残した愛する人を護るため」＝＝＝それぞれの執念が轟く、十一人の壮絶な戦いがいま始まる！
心の奥底に眠る闘争本能が奮い立つ男たちの生き様をぜひ劇場で・・・
『十一人の賊軍』公式HP
https://11zokugun.com/
※10月28日（月）～11月6日（水）に第37回「東京国際映画祭 2024」が開催されます。
気になる方はぜひご来館ください！
東京国際映画祭公式HP
https://2024.tiff-jp.net/ja/
#白石和彌
#山田孝之
#仲野太賀
16 Comments
コレいけてんじゃね〜面白そう
アウトローばっかり主人公にするの、勘弁してもらえませんかね？老人としては、共感できないんです。
ありがとうございます
鞘師を絶賛してくれています
9:53
今観ました。作品が素晴らしいのは勿論、鞘師里保が凄かった。演技というより、なつという人がそこに存在してました。白石和彌監督が一目惚れしたのがよくわかります。
公開日に観てきました！仲野太賀さんの殺陣がめちゃくちゃかっこよかった…。
『極悪女王』で白石監督と組んだゆりやんさんもちょこっと出てたけど、公開日がちょうどお誕生日らしいです😂
観客が高齢の方々ばかりで26歳の自分、めちゃくちゃ浮きました…
数多くの映画を知る評論家まで「鞘師」の昔から放つ存在感に気づき絶賛してくれている…😢
ファンとしてこんな有難い話は無い！改めて彼女を推して良かった！
Dragon Ashってwwwww
見ました、いやーめちゃくちゃ良かった。仲野タイガ良かった、カッコいい
最後泣けた😞💦まだ日本にも義理人情があるんだな❗😂
おお〜、鞘師！ 以前から、ちょっとファンでした。少し前はBabyMetalのサポートメンバーをしていたと思ったら、女優さんになっていたとは！
侍タイムスリッパーを観て喜んだ人達はこの映画も観なくては！ですねぇ〜
中盤の山田孝之の行動のせいで終盤にあんな事になるなんて…
刀の時代じゃ無いじゃん！
時代錯誤の時代劇👎
解説の前提に間違いがあるのでご注意。
・「十一人の賊軍」のシナリオは実際書かれており撮影所長のチェックも終わっていたが、NGを食らったため笠原和夫自ら破って捨てた。
・「十三人の刺客」「十一人の侍」ともに砦を守る話ではない。そもそも60年代においても砦を守る話はそれほど作られていない。強いて言えば「忍者狩り」くらいか
・集団抗争時代劇の誕生には諸説あり。黒澤明らのリアル路線に触発された説が主流だが、「ナバロンの要塞」「大脱走」などの複数スター主演路線映画の大ヒットの影響も大きい
ネタバレになるから詳細は伏せるが、砦の攻防についての解説も少しおかしい（解釈の違いかもしれないが…）
とは言え、評価の大筋や結論には同意だし、鞘師は「誰この女優？うまいな」と思って見てた。
日本人の心、
忘れてはダメだよね。忠義、忠誠心
鞘師さんって名前からして時代劇調ですね～
爺ぃですが是非、観に行きたいです