吹奏楽コンクールに出場する意義について/プロ指揮者/審査員/吹奏楽顧問

皆さんこんにちは式のワンポイント レッスン松本博康です今回は吹奏学 コンクールに出場する意義という内容でお 話をしていこうと思いますこれから夏に かけて水素がコンクールの練習に望む方も 多いと思いますが顧問の先生が吹奏学 コンクールの位置付けについて悩んで いらっしゃるという話を耳にしたことが ありますそこで今回は私なりの水素学 コンクールへの考えをお話しさせて いただき先生方と一緒にコンクールの意に ついて考えていければと思います今回の ワンポイントレッスンはいつもと雰囲気を 変えてレクチャーではなく私の考えている ことをお伝えする形で構成していこうと 思い ますさて吹奏学校クールに出場する意義に ついてですがまず私個人の考えとして水素 学コンクールはうまく活用することにより 子供たちにとって大変意深い時間になると 思っていますコンクールで良い演奏をし たいという目標を設定することで子供たち にとってはモチベーションを高めて演奏に 取り組める濃密な時期を作るとという メリットがあると思いますスポーツでも 音楽でも大会があるのとナイトでは練習の 目的意識が大きく変わってくることは誰が 見ても明らかな事実です時たま水槽学コン クルにおいて子供たちが音楽で競い合う ことに反対という意見を持っている方も 見受けられますもしかしたらそのような 方々は何事にも競え合わないことは美徳と いう考え方が根底にあるのではない でしょうかもちろん勝つこと以外に価値は ないという勝利市場主義に陥ることは絶対 にあってはなりませんあくまで音楽の楽し さ本質を追求することは最も大切なことの 1つですあくまで勝つことを目指すことと 勝つことだけを目的とする勝利市場主義は 似たようなことに感じますがここには 大きな違いがあります勝つという行為は 目的にたどり着くためのあらゆる問題に 打ち勝つことでそのプロセスは結果よりも 大切なものであると言えますそのプロセス を大切にする指導は指導する立場である 指導者が決して忘れてはならないこと ですまたあらゆる事柄で他の人よりうまく なりたいつまり勝ちたいと思うのは自然な 欲求ではないでしょうかむしろそれを音楽 は戦うものではないと大人が抑えつける ことの方が僕には不自然に感じます 問題は顧問を中心とした指導者の意識や 部員に対する指導方法ということだと思い ますたまにこのような質問を受けることが あります音楽の楽しさや素晴らしさを重き に置く指導と音転や盾を揃えるいわゆる アンサンブルを整える指導とどちらが大切 なのですかという質問 ですでも例えばこんな風に考えてみて ください野球会のレジェンドである一郎 さんに野球の楽しさや素晴らしさに重きを 置く指導と技術を極める指導とどちらが 大切なのですかと質問する人がいる でしょうかそんな人はいないでしょうなぜ なら聞くまでもなくどちらも大切と一郎 さんが答えることは誰にでも分かること ながらですつまり指導者が音楽あっての 技術の大切さがあり技術あっての音楽表現 であるということが分かっていれば コンクールだけ特別な指導が必要と考える ことにこそ偏りがあることが分かり ますですから常日頃からアンサンブルの ために腕を磨くことは大切であり コンクールでも定期演奏会でもやることは 一緒であると理解することができ ます私たちが音楽への理解や音楽指導で 忘れてならないことは音楽は目に見えない ものを扱っているということですスポーツ のように結果とプロセスが目に見えやすい ものであればある程度理解をしやすいの ですが音楽は目に見えないものを扱って いるからこそ感受性や想像力が求められ ます水素学主導で言えばその感受性や想像 力を養うことを警視したり自分の価値観を 必要以上に当てはめることで本質的なこと を見誤ってしまうことがあります コンクールにおける勝利市場主義や例えば クラシック音楽市場主義も子供たちに偏っ た価値観を植えつけることは言までもあり ませんまた審査員に対して審査内容が音楽 と技術であれば技術に重きを置いていると いう人が多くいますそんなことはありませ ん審査員はプロのオーケストラ者また楽器 のレッスンのプロ教育の プロフェッショナルから構成されています つまりその道のプロフェッショナルが審査 を務めます少なからず私もコンクールの 審査に携わっていますが音楽的 バランス教育的視点にかけるような人に 出会ったことはありません審査出で休憩中 楽しく断することはあっても審査結果が 利行した時の議論は真剣そのもの です音楽へのバランス感覚を保つために 指導者は多くの音楽を聞きまた学府を勉強 し続けその感性を磨かなくてはなりません そのような努力を重ねることにより子供に 技術に裏付けされたより勢い音楽を届ける ことができる でしょうこのような考えを元に私は水素 学コンクールを子供たちに音楽の素晴らし さを伝える良い機会にしてもらえればと 思ってい ます今回は吹奏学コンクルに出用する意義 についてお話をしましたどうか吹奏学を 通して音楽の素晴らしさを追求する全ての 人のお役に立てれば幸いです [音楽]

松元宏康プロフィール

東京都生まれ。
幼少よりピアノ、エレクトーンを学び、洗足学園音楽大学ならびに同大学附属指揮研究所マスターコースを経て、仙台フィルハーモニー管弦楽団副指揮者に就任し、プロ指揮者としてのキャリアをスタートさせた。

これまでに仙台フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、群馬交響楽団、千葉交響楽団、広島交響楽団、日本センチュリー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢、九州交響楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、東京佼成ウインドオーケストラ、シエナウインドオーケストラ、Osaka Shion Wind Orchestraなどに客演。

また広瀬香美、西川貴教、小林幸子、佐々木彩夏のコンサートに指揮者として参加する。指揮法を秋山和慶氏に7年間師事、スコアリーディングを島田玲子氏に、クラリネットを松代晃明氏に師事する。

現在、琉球フィルハーモニックオーケストラ正指揮者、ブリッツフィルハーモニックウインズ音楽監督、グランドフィルハーモニック東京首席客演指揮者、洗足学園音楽大学講師。

芸人として漫才コンビ「ジャジャジャジャーン」でテレビ出演。
M-1グランプリでは3回戦出場。
(コンサートイマジン所属・ツインプラネット所属、東京都在住)

#松元宏康 #指揮者 #顧問

1 Comment

  1. 松元先生より老体の楽器経験者です。 私的意見として学生さんのコンクール出場には賛成です。 ただ、コンクール至上主義、技術至上主義の団体が殆どの様に感じます。 審査員の評価にも疑問を感じる所もあります。 スポーツの様にタイムや得点で勝敗が決まるものではないがゆえに、審査員の審議がある。これは審査員個々の評価点の違いがあるからだと思っています。そういった点から私自身、コンクールに向けての指導は行わなくなりました。

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