【朗読】小説「ぜんぶ君のせいだ」 #オーディオブック

全部君のせい だ白い息が夜に解ける吸い込んだ空気は いてつくように冷えてい た信号は赤横断歩道で僕は 立ち止まるその時道の向こう公園の景色の 中にそれを見つけ た誰かいる入り口近くの木の影だ見覚えが ある 背中目をこらしその後ろ姿を 確かめる間違いない同じクラスの上条 マーサだ暗がりの中木の影に身を隠すよう にしてパーカーのフードを深くかぶった彼 はそこから動かない 遠くの何かを見つめて いる信号が変わった僕は横断歩道を渡った 上条マーサの視線の先を目で たどる遠くの滑り台の前に女性の姿があっ たスマホをいじっていて画面の光で顔自体 が発行しているみたいに真っ白 だ公園の木の下まで行って僕は何やってる のと上条マーサに声をかけ た滑り台の女性がスマホの手を止めて顔を あげたのがその一瞬後だ上条マサはとっさ に僕の腕をぐいと引き寄せた女は木の裏に 隠れた僕らの気配には気づかずスマホに 視線を戻し た何をしてる のもう一度彼の耳元で尋ねてみたけれど だったねとなおも食い下がったがうるさい と一掃され たそれきりマーサは喋らない普段の女性を 凝視したままだほとんど睨んでいると言っ ても良かっ たその間僕は彼の横顔を静かに眺めた薄く 緑色がかった透き通った 瞳その色は生まれつきのものらしい祖父の 地だと噂に聞いたことがあるそう噂だ教室 には噂が溢れている毎朝最新の噂話が誰か の口から発信されるそれはまたたくに教室 中を駆け巡るんだだから誰かの プライベートを知るにはこか ないそのうちに滑り台の女性は去った こちらとは逆の道へ出て中していた車の エンジンを唸ら せる車のライトが見えなくなるとマーサは ようやく小陰を離れたどうやらもう隠れて いなくてもいいようだ彼はパーカーの フードを脱いではあと息を吐きその後 初めて僕の顔を見た公園の入り口の自販機 で缶コーヒーを買って片方を彼に差し出し たブランコの片方に座って座ったらと隣を 示すだけどマーサはそうしなかった僕の 正面に立った まま常夜灯の明りが1つだけ僕たち以外に は誰もいない公園の外を走る車の音がして いるだけ だ上条まさと話をするのは今日が初めて だっ た説明してくれかと僕は 言う行かないのかえどこ に知らないけどどっか行く途中だったん だろうどこにでも行けよ わ雑にあわれたまあいいけど さ冷たいね君は僕んちすぐそこなんだほら 夜中に無償に缶コーヒーが飲みたくなる ことってたまにない ねでも知らなかったよ君にこんな趣味が あったとは言っとくけどストーカーは犯罪 だぜ違う何が [音楽] 違うほらやっぱり違わないんじゃないか 違うんだったら納得がいく説明をしてみろ よ彼は缶コーヒーを転がして手のひらで 持てあぶ さっきのは俺の母親 だそう言ってそれからまた 黙るそして長い沈黙のその後 に母さんが不倫してるんだと打ち明け た え僕は次に何かの間違いじゃないのかそう 聞いたこの状況ではだってそう聞く だろけれどそれは一瞬で否定された父親は 単身不妊家には母と2人きりその母は 決まってこの時間帯に家を出る行き先を 尋ねてもはぐらかすだけそんな風にマーサ は順序立てて説明をし た勘違いなんかじゃない不倫だと強く 言い切ったこちらのを待たずにそれにと さらにけたし た母さんは時々獣につけられたような派手 なキスマークをつけて帰ってくるんだ と獣につけられたようなとは大げさな表現 だなと思ったがマーサの真剣な顔を見て ちゃかすのは良して おく頭の中で先ほどの女性のシルエットを 思い出す暗くてディティールは曖昧だった が季節外れの短いスカートを履いていた ように思う若い母親だ知らなければ高校生 の息子がいるとは想像しない だろう滑り台の前指を体の後ろに組んで 少し前後に体を揺らしてリズムを取っ てなんとなくだけど少女の雰囲気がある人 だと 思う今回が初めてってわけでもないしそう まさは吐き捨て た昔からなんだ母さんの男遊び はあれは病気だバカなんだ実際今回がもう 何人目かもわからない父さんだって本当は 気づいててすっかり愛そをつかし てる相手の男はどんな人僕は聞くつまりは 不倫の相手はて意味合いだ けどマーサは首を振ったなるほどまだそこ までは掴んでいない らしい今夜の不倫調査は空振りだったと いうわけだね探偵 さんで君の母親の不倫現場をさえてその後 はどうするつもりだった のわからないと 一言そう本当に てっきり僕は君が相手の男を捕まえて ぶん殴るつもりだったのかと思っていた よ半分は冗談のつもりで口にしただけど マーサは笑わなかっただから僕は吹き出し てしまっ たマザコンなんだね君 はマーサは本気でイラっとした顔をした 睨むなよ冗談さ 僕はブランコから腰をあげ たいや母親にコンプレックスがあるという 意味では文字通り僕はマザー コンプレックスなのかもしれないでも あんな母親だったら誰だって嫌になるに 決まっ てる思い詰めるなってま僕でよければいつ でも相談くらい乗るから さ頼むこのことは誰にも言わないでくれ 大丈夫誰にも言わないよと僕は答え た2人だけの秘密に [音楽] しよう翌朝駅の改札でばったりマーサと あったおはようと挨拶をかわして僕たちは ホームを 目指すいつもこの電車とマーサが僕に聞く いやいつもはもっと遅い時間今日は たまたま早く目が覚めたそっちはいつも この時間そうだよ早いよねいつもチャイム の30分前には教室についてる通りで1度 も朝合わないわけ だシートはすぐに埋まってしまったつり革 を掴んで2人で立っ たいくらか電車が走った後のことマーサは ドアの方を向いていた その表情が少し妙だっ たなんだろうと不思議に思い彼の姿勢の先 に目をやっ [音楽] たおいおいこんなところ でドアのそばに中年の男女が密着して立っ ている男の腕が女の背中に回り女の方は男 の肩に顎を乗せていた今にもキスでも 始めるんじゃないかって勢い 完全に2人だけの世界人目をはからず公衆 の面前で熱く抱き合って いる周りはみんな我関せずと意識的に見 ないふりを決め込んで いるマサ1人がまだそちらを見てい た汚らわしいものでも見るかのように眉間 にシを寄せてい たその脇腹を僕は指でツンツンつつく 振り向いた彼の制服のネタをつかみ強引に ぐいと引き寄せたよけるようにマーサは こちらに 倒れ込む彼の腰を僕は支えたおい ちょっと彼は小声で抗議する僕はそれを 無視した彼の背骨の形を確かめるみたいに 指先を背中にはわせる が走ったみたいにビクンと震え彼は僕の 耳元で小さく息を漏らし たドア近くの男と女はもう手を止めていた 口をポカンと開けてこちらを見ていた そして次の駅に着いた途端逃げるように 電車を降りた2度こちらを振り返り [音楽] ながらざまみろいい君だべーと下を出して やってもよかったくらい だマーサが僕の胸を 突き飛ばす彼は頬を好調させていた僕は 驚けて肩をすめて見せ たちょっとあいつらをからかっただけだよ 自分たちがやっていた行いを客観的に認識 するいい機会になっただろうぜ見ただろう あの顔いい君 だ彼は口をせ無言で乱れた制服の形を直す 僕と目を合わせようともし ない怒ったと僕は 聞く悪かっ たってなあ上条君こっちを 向けよ人に抱かれたのは初めてかい ふざける な君は潔癖なんだねなんだよ それごめん悪かった謝る よごめんて本当 ごめんもういい よソポを向いてむくれた顔が子供みたい だっ [音楽] た何笑ってんの別にと僕は答えた笑って ないよ 笑っ [音楽] てるあんたどうかしてるよそうかなでもさ さっきのあいつらの顔傑作だっただろ金魚 みたい で [音楽] 金魚確かに だろ思い出し笑いしてマンサが吹き出した におかしくなって2人で笑いこけ たその日朝のプラットフォームで僕たちは 連絡先を交換し た2人でテレビネタや漫画ネタ他愛のない 話題をLINEしあったやがて放課後一緒 にファーストフードやカラオケに行くよう になり1ヶ月が経った頃には僕は彼を上条 君ではなくマーサと呼ぶようになっていた [音楽] 休み時間教室と外の気温さで窓は真っ白に 結していた机にホズをついて窓の3に 溜まった水滴をぼーっと眺めていたら頬に 何か飛んできた突然のことで避ける暇も なかった頬に当たったのはカッターで切っ た消しゴの切れ端 だ2発目は耳の横にぶつかった 同時にくくっと忍び笑い が離れた席で縁になった男子の肩が揺れて いた僕と目が会いそうになると半笑いが 滲んだすっとぼけずらで僕から一斉に視線 を そらすいつものことだむしろ消しゴム なんてのは大人しい方で授業中腐った牛乳 が飛んできたことだってあるい 今度は右ほほに小さな痛みが走った僕は 足元に落ちたそれを 確かめるホッチキスの開心だでこぼこの ボコの形をした1ブロック分の塊りだっ たサザのような笑い声には女子のものも 混じってい たやめないよとクスクス笑っ てるその時の机の真横に誰かが立った僕は そいつの影に なるまさと僕は彼を見上げ た先生が呼ん でるマーサはそう言った返事も待たずに 行こうと僕の手を取っ たちょっと おい引っ張られよろけそうに なる廊下に出てもマーサは手をを話さ なかっ た1人で歩けるよちょっとね話して マサ マサ早足で階段を降りて男子トイレに 駆け込んだところでマーサはやっと手を 離してくれた僕は周りをキョロキョロ 確かめる先生が呼んでいるんだろ嘘だ え嘘だ と無表情な声で彼は 言うどうし て僕の言葉を遮って彼は僕の頬を 覗き込む痛くないとさっきホチキスの針が 当たったところを 確かめる大丈夫と僕は答え たなあなぜ抵抗しないどうしていつも黙っ て一方的にやられてる 少し怒ったような怖々だったいいんだ相手 にしたところで帰って相手を喜ばせるだけ だから けど まさどうしてこんなことをした君には 1mmも得がない話だろいいか2度と こんな真似はするな学校の中ではこり罪僕 と親しくするな今まで通り他人の顔をし てろ 分かるだろ余計なことをすれば君まで標的 にされかねないでもでもじゃないでも うるさい友達のこと心配して何が悪い友達 なら助けるのが普通だろ我慢の限界だ今日 まで耐えてきたけれどこれ以上の見てみの ふりなんてできない僕は全人じゃないだ から前はあんたのことを助けようなんて 考えな でも今は友達だろだったら無視はできない よ優しいんだねマーサはちゃかすなよ ちゃかしてない大真面目だよもう一度 言う学校の中では僕に関わるな僕のことは 別にいいだけど僕のせいでマサが傷つく ことにでもなったりしたら僕は僕が許せ ないだからこんな真似はやめて くれ マサ約束して くれるマーサは小さく頷い たありがとうと僕はマーサの髪をくしゃっ とやっ たあの日あの公演で君と会えてよかったよ 君は最高の友達 だマーサが事件を起こしたのはその翌日 だった 2時間目の体育の授業から戻ってきたら僕 の制服が意識教室の机から消えていた みんなが着替えを始める中で僕だけが体操 服のジャージのままどうすることもできず 立ち尽くす返せと声がした僕ははっとして そちらを向いたマーサの声 だ昨日のホッチキスの連中の前にマーサは 立っていた連中がニヤニヤ顔でマーサを 囲む連中とマーサの間で23短い言い合い があっ た先に手を出したのはマーサの方だった 1人の肩をどんと突き飛ばした相手が倒れ た机も倒れた派手な 音体を起こした相手がマーサに掴みかかっ た何か叫んで拳を 振り上げる生やし立てるような誰かの大声 もはや教室は前となってい [音楽] た僕たち2人は皇帝の隅の倉庫に移動した 倉庫の中には足が変形した机とか体育用の 白いテントとか座るスペースがないほどに ざたに物が積まれているここは鍵がかから ない南京城が錆びて使い物にならなくなっ ているんだそのことを僕は知って 今の時期は寒いけど夏場には1人この場所 で弁当を食べたことも ある結局マーサは最初に相手を突き飛ばし た以外はやられる一方だった相手はダバの レギュラーだ体が違うジャージの襟を掴ま れて拳で一発脇腹ね膝蹴りさらに拳で顔面 2 発マーサは痣になった頬を気にする 口の端が切れ てる僕は彼の口元に手を伸ばした人差し指 で血を拭いとって やるこの 嘘つき昨日僕と約束したのは誰だっけだっ て君はバカだ大バカ だ怒っ てる怒ってないとは言えないね けど ありがとうチャイムの音が校舎になり響く やば3時間目が始まったいいさこのまま サボってしまおうと僕は答え た壁際の狭いスペースに僕は腰を下ろし たどうした君もこっちに来いよ一緒に昼寝 でも しようあんたは時々別人みたいになるあの 電車の時もそうだったいつも教室の すみっこで沈黙しているあんたとは同じ 人間とは思えない正直僕はそれに戸惑うよ それは少し違うなと僕は思ったまーさんの 隣にいる時だけ自分でも驚くくらいに なんて言う か大胆にそう大胆になれる僕がいた 彼といる時間だけが僕の特別なんだだけど それは口にしなかっ た隣に座ったマーサの肩に僕は頭を預け た ちょっととマーサが抗議 するいいだろ別に減るものでもあるまいし 枕がないと寝れないんだ僕 はやれやれとマーサは深い息を 吐く僕はそのまま目を閉じ たこの匂いとマーサがつぶやい た不思議だあんたからは僕の好きな匂いが する そうその後マーサのお母さんはどうなった と僕は話題を変え た最近は夜遊びを控えているみたいそっか よかったじゃないかどうだろう単に相手が 忙しいだけかもしれないし何にしても ひとまずはいいことさ素直に良かったと 喜ぼううんと返事したマーサは本当に 良かったよという声をしていたそれを聞い てやっぱりマーサは母親のことがなんだな と僕は思っ た翌日は土曜日だった夕方にあの人からの LINEが入った夜になり待ち合わせの 場所まで僕は行っ たそこには予想外の人が立ってい た いや正直予想した展開だったかもしれない どの時点で予想していたのだろLINEの 内容を見た時かあるいはもっとずっと前か もしれ ない マサ僕は声をかけた公園の滑り台の前で 待っていたのは彼だっ たまた夜中に缶コーヒーが飲みたくなっ た言って僕の返事を待たずにマサは首を横 に振る 違うよ ねさっきのLINEは君だったんだ ね今度はマーサは無言で頷い たいつ気がついたと僕は 聞く匂いだよあんたからは母さんと同じ 匂いがする気づいたのは昨日の学校の倉庫 でだ けれど自分の鈍さが嫌になる気づく タイミングは何度もの にその匂いは母さんが調合した香水の匂い だもちろん同じ香りのものは売られてい ない母さんだけのオリジナルのブレンド だその通りだった僕が使っている香水は あの人からのもらい物だそれがオーダー メイドだったとは知らなかった けどそうだ僕はマーサの母親とな関係だっ た始まりは半年ほど前の こと最初に声をかけてきたのはあっちだよ あっちは前から僕のことを知っていた みたいだった学校の行事か何かで見かけて いたんだろうたまたまあって親しげに声を かけられたその日のうちにホテルに行った よその日どんな話をしたかは覚えていない いや覚えていないというのは嘘だ けどでもどうでもいい僕には興味がない こと だその後はね待ち合わせ場所はいつもこの 公園だったいつもあっちが先に着くあの夜 も同じだよいつものように呼ばれていっ たら君が探偵みたいに木の影に立ってい [音楽] た上条 マサ最初から彼しか見えていなかっ [音楽] た入学式の日その姿を見た瞬間に僕は緑色 の瞳の彼の鳥子になっ たあの目に移りたいと僕は思っ たマーサの父親が実質の別居状態にある ことも知っていたそれが母親との摩擦に 理由があるらしいことも含めて 教室には噂が溢れてる例えば誰かの プライベートを知るには事かかない彼の家 はとっくに崩壊しかけてい た僕は 言うすごいよマーサの母さんは動画でしか 見たことないようなことを平気でやるん だあきさんはねすごく感じやすい耳の後ろ が弱いんだそこを責めてやると 喜ぶ人の母親を名前で呼ぶ な彼は僕を殴った馬乗りの状態で彼は僕を 殴り続けた鬼の行走をした彼とガった灰色 の夜空が仰向きになった視界にあっ た成長しろよママのそいが恋しい年でも ないだろう僕らはもう 殴っていた手が 止まる水滴が降ってくるポロポロとそれは 僕の顔を静かに濡らしていっ たマーサは泣いてい たどうしてこんな真似 を分かってほしいマーサを傷つけるために やったわけじゃない僕は知って欲しかった んだ君が信じてる世界だけが世界じゃない 君が信じているよりも世界はもっと広いん だよ まさその時ポケットの中のスマホが鳴り だしたバイブには設定していない仰向けの まま通話ボタンを押すと女性が喋っ た今日会え ない返事をせずに僕が黙っているとねえ 会いたいわはと甘えた声がさいた僕は スピーカーのボタンに触れた相手の声が マーサにも聞こえるボリュームに 切り替わるねえどうして最近会ってくれ ないのねえ私のこと嫌いになった ねえ ねえと甘ったるい吐息を三断じのように 投げてくるまさか自分の息子が隣で聞いて いるとはつゆ知らず少女のような調子で愛 を さえずるマーサは表情がない顔をしていた 彼は僕のスマホを ひったくる黙れ 変態ジアブにそう一言言って通話終了の ボタンを押し た 沈黙ポカンとなっていた僕はふいに笑いが こみ上げて口元に手を当てたふい打ちを 食らったマーサの母親は今頃どんな顔をし ているだろうそれを想像したらおかしかっ たマーサは唇を尖らせてい た僕は小さく呟い た反抗 機 うるさいマーサはますます不機嫌そうに顔 を歪めてを向い たマーサの母親が失踪したのはその日の うちのことだっ たマーサが帰宅した時には彼女はすでに姿 を消していた置手紙はなくまたその後の 音信もないというもちろん僕にも連絡は なかったおそらくもうこの町にはいない だろうと想像 する入れ替わりに数日後には単不妊中だ 父親が家に戻ったマーサは今は父親と2人 で生活して いる卒業したら僕と一緒に暮らさない か学校の屋上手すりの前のマサが 振り返る僕はまだお前のやったことを完全 に許したわけじゃない ぞそう言いながらもまさの顔は怒って なかったおこマザコンは卒業したのかと 思っていた よ彼は青一食の空を見上げ た焼きそばパン奢ってくれ たらん僕は 聞き返すしたらルームシェアの話考えて やってもいい けどそういえばお腹が空いたな今今は授業 中だ見下ろした皇帝をクラスメイトたちが 体育の授業で走っている昼休みになったら 焼きそばパを買いに走ろうと僕は思っ た近づいて触れた前髪が くすぐったいまたいた彼の緑色の瞳には僕 の姿が映ってい たDET

自作小説の朗読をやっています。オーディオブックとして、就寝用BGMや作業のおともにどうぞ。
ジャンルは、恋愛、SF、ホラーなど、さまざまです。

本動画は、ぜんぶ君のせいだ、です。

[朗読]
望月 壬晴

[作]
森幸生

■人気の動画

------再生リスト------
■帳がおりる

■ワールドカオス

■シリーズ外作品

-----------------

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

当動画の脚本を、noteにて公開中です。
https://note.com/mori_sachio
(順次、追加中)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ご視聴ありがとうございました。
今後も動画投稿をがんばっていきますので、
チャンネル登録・Xフォローお願いします!

[X]

-------------------------
効果音:ポケットサウンド – @pocketse
-------------------------

■最近の森幸生
・たくあんの正体が大根だと知ってびっくりしました。

#小説朗読
#朗読劇
#オーディオブック

1 Comment

  1. ご視聴ありがとうございます。
    お気軽にコメントいただけると嬉しいです。

Write A Comment