映画「落下の解剖学」は考察しても無駄!事件の真相には意味がない【第96回アカデミー賞ノミネート作品】 #moviemoving
落下の解剖額えこれを紹介していきます
100本が魅力的な映画になっていると
いうところが特徴で大人向け複数視点の
映画え1つの事件をその複数の目線から
描いていくというところがポイントなん
ですねでこの一家の中の心模様みたいな
このえっと考えの食い違いみたいな
すれ違いみたいなところがこの映画の本質
なんじゃないかと思いまし
たえ早速ですねえ落の学えこれを紹介して
いきますこれね星ね3つでした3つですな
のでまあ2000円払ってみる価値はま
あると思いますという映画になってまして
えこちらですねアカデミー賞とその前に
あったゴールデングローブ賞っていう
大きな映画賞があるんですけど両方ともで
え脚本賞を受賞してるというぐらい脚本が
魅力的な映画になっているというところが
特徴ででカヌ国際映画祭では最高省の
パルム道っていうのを受賞してでちなみに
このポスターにも出てるんですけどこの犬
ですねこの犬がパルムドッグっていうあの
特設賞をえ受賞してえ話題になった映画
ですでえっとま脚本はめちゃくちゃ
すごかったんですけどもま映画としてこれ
見て面白いなというなんかこの心のね
ざわざわみたいなのはねまなかったんです
よねあのま面白いんですよよくできた映画
だなと思うんですけど面白かったなと思う
のはまあどうなのかなというえ結果でして
ま一応あの見てない方のためにストーリー
紹介するとまあの雪山の中にあの一軒屋が
立てましてその一軒屋の中にあのお父さん
とお母さんとえ息子と犬が暮らしてると
いう家族の話ですである日お父さんがえお
亡くなりになってしまうんですよえ3階
建てなんですけども3階からこうち
でお亡くなりになってしまうというのが
もうこのまさにポスターのこの状況なん
ですけどもでえっとお母さんがそれをやっ
たのではないかということを疑われまして
こう容疑者としてえ裁判に出ることになる
んですねで有罪か無罪かっていう法定劇に
入っていくということなんですけどま冒頭
数分のそのお父さんが亡くなるまでの映像
以降はもう全てが法廷で行われる法廷劇が
え進んでいということになってましてま
いろんな人がいろんなえっと目線の違い
からいろんなこの事件についての意見を
言っていくんですけどまそこがメインのえ
ストーリーになってるとでポイントは
えっと階層シーンが一切ないということ
ですねで最近の映画ってなんか回想シーン
よくなんか出してくるんですよあのその時
この人はこう思ってたとかえっと鬼の刃で
なんかあのボスの鬼倒す時になんか鬼の
昔話になってとかあるじゃないですかあの
階層シっていうのがま便利な仕組みなん
ですけどこの便利なものをあえて使わない
というところでこう脚本を組み上げてると
いうのはえ結構見事なところなんでまそこ
はすごくね評価できるところなんです
けどでえっと見所なんですけどもえ大人
向け複数視点の映画ということになって
おりましてえ1つの事件をその複数の目線
から描いていくというところがポイントな
んですねで昔の映画で言うとあの12人の
れる男っていうのがあるんですけどこれ
めっちゃ名作なんですけどこんなんとか
あと黒沢キの羅正門とかがありましたよと
で今回はその1つの事件をあの争うその
法定劇になっているというところが
ポイントになっていてなんですけどえっと
事件の深層はあんまり重要じゃないという
ことなんですえここについてちょっとお
話していきたいんですねで12人の行か
れる男っていうあの名作映画はその事件が
冤罪なのか有罪なのかっていうの12人い
てるあの配信員たちがこれは有罪なのか
冤罪なのかっていうのがこう多数決でね
最後決まるんですよであの冤罪の方が多数
血で決まったらもうその事件冤罪なんです
ねっていうえ売制度のえ裏側を描いた映画
になってましてでこの12人のね売子員
たちがねとにかく意見をこうぶつけてこう
揉めに揉めるんですよ揉めに揉めるという
映画ででこれね法定劇でもあるしこのえ
今回の落下の解剖学にものすごくね似てる
なと思いましたでえっと羅正門という絵が
あるんですけどこれ黒沢の映画ででこれも
1つの事件が起きましたというところに
言い合わせたま3人がいてますとでえその
3人がそれぞれその事件について語って
いくのがえ映像になるんですけど全く違う
事件に見えてるんですねこれはえっと事実
が1つあるのに対してえそれをを見てる人
の視点ごとにその解釈が違うというところ
がポイントになってるのがこのラシ門って
いう映画ですえその辺のえ要素をこうまく
ねあの組み立てて作ったのがこの落下の
解剖額かなと僕は思ってましてでこの落下
の解剖額のオリジナリティってどこにある
のかというとえこの事件を目撃した人って
いうのがこれ息子この写真に写ってる息子
なんですけど息子ね目が見えないんですよ
そこがポイントになっていて目撃者なん
ですけど目が見えてないから目撃はして
ないという微妙な感じになっているとで犬
がいてるんですけど犬の散歩中にお父さん
が死んでるの発見するんですけどその犬が
全部知ってるんですけど犬なので証言でき
ないというところなんですもう1つは
えっと容疑者に上がっているそのお父さん
をやったのではないかって言われてる
お母さんですねお母さんは全てを当然知っ
てるんです自分がやったかやってないかな
のでえっとお母さんも全てを知ってるん
ですがお母さんは真実を語らないという
ところでえ観客の私たちはそのいろんな人
の証言が出てくるんですけどそれを聞き
ながらこう想像していくしかないという
ところにえポイントがあるとでこれ名言な
んですけどこのお母さんが容疑者として
上がって弁護士がつくんですけど弁護士が
ね元々ねあの昔から仲いい人なんですよで
その弁護士の人にもう色々お母さんが相談
するんですけどその弁護士が言うのは真実
なんていうものは全く重要じゃないんだと
この真実っていうのは重要じゃなくて売信
員に信じ込ませた真実が法廷の中での真実
になるんだというセリフがあるんですねで
まさにその通りでその弁護側と検察側が
こう色々意見を争わせるんですけど結局
配信員があの信じた方が真実になるという
ところがポイントになってて結局事件の
真相っていうのをそのはっきりと分かる
証拠がないんで結局はお互いの証言をどれ
だけ信じ込ませるのかというそれだけに
なってくるというのが今回の映画の
ポイントですでえこの映画のねその本質は
その事件の真相にあらずということなん
ですけどこの事件の真相っていうのは
お母さんがやったのかやってないのかじゃ
ないですかそ重要じゃないっていうのは
どういうことかと言うとこの映画ね
お母さんがそのドイツ人なんですよで
お父さんはフランス人なんですよで結婚し
てるんですけど家の中の共通語は英語なん
ですよで息子は英語をえ聞いて育ってるん
ですよだから息子は英語ペラペラで
お母さんはえドイツ語喋れるんですけど
拙い英語で普段生活しててでお父さんは
フランス人なんでフランス語喋れるんです
けどえ英語で喋ってえ生活してるという
この微妙なあのアイデンティティの違うえ
人たちがでいろんな境遇を肩や目が見え
ないとかえいろんな境遇を持った人たちが
この一家の中に住んでるわけですよねで
この一家の中の心模様みたいなこのえっと
考えの食い違いみたいなすれ違いみたいな
ところがこの映画の本質なんじゃないかと
思いましたでえ最後にこの犬が全てを見
てるんですけど犬は語れないんでえ真実を
知ってるんですけど語らないということだ
と言いましたけどこの犬が最後にこの家族
の誰かにこう寄り添うんですけど誰に
寄り添ったのかっていうところにま最後実
は真実が隠れてるということだったんです
けどま映画としてま見ておお面白いなって
いうゾクゾクする感じっていうのがま
あんまりちょっとなかったんでま星は低い
んですけどただえっと完成度としては
ものすごく良くできた映画だったという風
に思いますそれがまラッカの海望学のえ僕
のえ感想です
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[音楽]
[拍手]
ね
この動画は【3/16のライブ配信】からの切り抜きです。
全編はこちら ▶ https://youtube.com/live/z3RFYhDwKGI
先日のアカデミー賞でも高く評価され、
第76回カンヌ国際映画祭では最高賞のパルム・ドールを受賞した話題の映画。
1つの事件を巡って
登場人物それぞれの目的と証言が交差していく中で
事件の真相が少しづつ紐解かれていくという黒澤明の「羅生門」的な
アプローチで描かれた本作。
事件の真相である「誰が彼をやったのか?」は重要ではないと感じました。
これはフランス映画ですから、当然ハッピーエンドでもありません。
わかりやすい結論や、わかりやすいカタルシスもありません。
そこに観ている僕たちが考えを巡らせること自体に価値があるタイプの映画でした。
この映画の脚本は数々の賞を受賞するのも納得のクオリティの高さで、
まさに“藪の中”に入っていく感覚を味わってみてください。
【ライブ配信で紹介した映画はこちら】
・去年6月30日Netflix配信「ニモーナ」★第96回アカデミー賞関連作品★
こちらは去年公開ですが、アカデミー賞関連作品ということで観てみると結構おもしろかったので
・去年11月3日Netflix配信「ナイアド その決意は海を越える」★第96回アカデミー賞関連作品★
名女優アネット・ベニング&ジョディ・フォスターが前人未到のチャレンジを成功させた実在の人物を演じます!
・2月9日公開「夜明けのすべて」
わたしが大応援している岸井ゆきの主演「ケイコ目を澄ませて」の三宅唱監督が松村北斗×上白石萌音を迎えた最新作
・2月23日公開「落下の解剖学」★第96回アカデミー賞関連作品★
世界的に話題の新作で、カンヌ国際映画祭でパルムドッグ賞を受賞した犬の演技も要注目の映画をなすお館長はどう観たのか?
・2月27日アマプラ配信開始「アメリカン・フィクション」★第96回アカデミー賞関連作品★
これだけ話題の映画なのに劇場公開されないという悲劇の作品の良さと、アフリカ系アメリカ人の今を想像する
・3月1日公開「ドラえもんのび太の地球交響楽(シンフォニー)」
見た目はドラえもんでしたが、中身は完全に“例のアノ”作品でした。人の可能性、文化の可能性を示すラストを語ります
・3月1日公開「52ヘルツのクジラたち」
「八日目の蝉」の成島出監督が杉咲花、志尊淳、小野花梨、宮沢氷魚と、次世代を担う実力派俳優を揃えて挑んだ新作。評価はいかに
・3月1日公開「コットンテール」
こちら文章を書いている翌日に鑑賞するのでまだ未知数ですが、イギリス人監督が日本映画を撮るということで「PERFECT DAYS」のような体制から良作の予感がしています
・3月8日公開「DOGMAN ドッグマン」
こちらも文章を書いている翌日の鑑賞です。「レオン」のリュック・ベッソンが犬を従えるクルエラのような女装男子を描いたという変態臭がすごい作品。期待しています
・3月8日公開「ゴールドボーイ」
こちらも文章を書いている翌日の鑑賞。「ドライブ・マイ・カー」ですごい演技を見せてくれた岡田将生がなんと脅迫犯を演じ、その凶悪犯を中学生が“ゆする”というこれまた変な映画。おもしろそうです
です!(公開日順)
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#落下の解剖学 #フランス映画 #アカデミー賞
