【深層NEWS】モスクワ銃乱射テロ、小泉悠×青木健太の徹底分析。実行犯タジク国籍の背景。諜報機関が兆候見逃しナゼ？▽プーチン政権“対テロ戦争”の歴史▽プーチン政権「侵攻」と「テロ対策」二正面

【深層NEWS】モスクワ銃乱射テロ、小泉悠×青木健太の徹底分析。実行犯タジク国籍の背景。諜報機関が兆候見逃しナゼ？▽プーチン政権“対テロ戦争”の歴史▽プーチン政権「侵攻」と「テロ対策」二正面

[音楽] こんばんは右健太ですえ木曜日は読売新聞 編集員の伊藤俊さんこんばんは日本テレビ 後有さアナウンサーとお伝えしまります こんばんは本日のゲストをご紹介します 東京大学先端科学技術研究センター準教授 の小泉優さんですよろしくお願いしますお 願 東査 研究健太さんですよろしくお願いします よろしくお願いしますよろしくお願いいし ますえ143人の死亡が発表されている モスクワの10乱射事件えプーチン政権は テロ対策とウクライナ進行の2正面に 立たされてい ます今月22日にロシアモスクワ郊外で 起きた10乱射事件コンサートを行う予定 だったロックバンドが27日 サンクトペテルブルクで追悼公演を行い ました ロシア大統領選挙でおよそ87%と過去 最高の特率で圧し5期目の当を果たした プーチン 大統領しかしその5日後に起きたテロ 事件 当時ホールにいたのは最大で6200人 観客はパニック状態 に落ち着いて落ち着い てによりますとこのテロ事件での死者は 143 人反抗当時のものと見られる動画を公開し たのは過激派組織イスラム国系のメディア ですロシア当局は実行犯4人と関係のあっ た4人合わせて8人をテロを立てた罪で 起訴してい ますロシアメディアは実行犯4人は中央 アジアのタジキスタン国籍または出身で うち2人は反抗を認めたと報じています彼 らが反抗に及んだ背景と は到着状態にあるウクライナ情勢そして 国内のテロ対策2正面に立たされた プーチン大統領はどう対処するのでしょう かはいえロシア国内でのテロ市場最悪の 規模に発展している今回の事件なんですが え今日のゲストの二方はどのような視点で えこの事件を見ているのかまず小泉さんに お伺いますいかがでしょうかまやはりあの モスクワで3桁人の犠牲者が出るテロっと いうのやっぱりもう20年以上ぶりだと 思うんですよねこれまでも大番テロっての はあったんですけどもやはりあのこれだけ 出るのは2002年にあったドブロフ化 劇場の選挙事件以降だと思いますからもう 私も非常に驚いてますしまモスクワ市民の ショックも非常に大きいと思うんですがま

これをそのロシアのん政権がどういう風に 利用してきてま今やってるウクライナでの 戦争であるとかまその国内に対する統制と かそこにどういう風に使ってくるのかと いうところにまず注目してますねあはい 青木さんはいかがでしょうかはいあの今回 の事件ですねあのイスラム国ホラー三州が やったのではないかという風に報道されて いるんですけれどもあの実際のところは ですねあのイスラム国ロシアの名義であの 反抗生命が出ておりますただアメリカ政府 などはですねこれがラム国ホラ3州があの 準備段階ですとか企画の段階で関わってい たということを言っているという状況です けれどもま私の観点からしてみますとえ 今年の1月にもですねイランでですねあの ケルマン州で大規模なイスラム国イランに よるテロ事件が発生しておりましてその 実行犯がですねえ多軸人だったという風に 伝えられておりますで以前にもですね イランではシーラーズでテロがありまして それにもあの他人がかかっていたという ようなことが言われておりますまその他 アフガニスタン南部の神田ハでもですね このモスクワの事件の前日にあの大規模な あのイスラム国によるテロが起こっており ますまその意味ではあの国際テロ組織の 影響的なネットワークというものがあの このイランアフガニスタン中央アジアを経 てですねロシアにつがるようなまそういう ものがあの形成されているのではないかま もしそうであればですね日本にも影響を 与えることですのであの注目している ところですうん ま今回のテロ事件を巡ってはですねこの 対応したロシアの当局にですね色々な不 ギアがあった可能性が浮上しているんです 後さんはいロシアの独立系メディアが報じ た内容などをまとめましたえまず高速され た容疑者のうち2人は事件のおよそ2週間 前からえ5回以上ホールを下見に訪れてい たと言いますロシア大統領戦の期間中治安 当局が警戒体制を強化していたでも容疑者 は訪れたということなんですが不審な行動 が認められることはなかったと言います 一方プーチン大統領直属の治安機関国家 親衛隊の対テロ特殊部隊が現場に到着した のは事件発生からおよそ1時間後の午後9 時過ぎ消防も特殊部隊の到着まで消化活動 を始めなかったということですまずこの候 の見逃しというところなんですがこれまで そういった話がまあったとで加えてここな んですよねこの下目に来ていた容疑者らが ですねこれホールの重要員に拙いロシア語 で何がどこにあるのかって尋ねたという話

も報道されているんですねこれ大統領戦前 のかなり限界体制だったはずなんですが 小泉さんこの辺りどうご覧になりますかま これはあの実際にテロを起こした人たちに 全科があったかどうかだと思うんですよね 実際にこうイスラム過激派組織との繋がり が以前からあってそう対はいがあるとかま ブラックリストに乗ってるような人物で あればまさすがにこうモスクワの街の中 自由に歩けたかって言とま怪しいわけです けどもまロシア現実に本当にいろんな民族 の人がいろんな人もいてあのま西側とは 確実してますけどそうじゃない世界とは まだ全然繋がってるわけですよねだからま あのロシア語があんまり上手じゃない白人 じゃない人がそのモスクワの街中を歩いて てまなんかを訪ねたっていう程度ではま おそらく捕まらないわけですよねでむしろ どちらかというとこのアメリがうんそ今月 の頭に警告を出していたにもかわらずその 話が全くどう目されたらしいというところ の方が私は深刻かなとえ思っていてま以前 からその米ロのその情報機関同士ってそう いうタテロ情報の協力ってしてるわけです よねである程度それが本当にこう逮捕に 結びつくとかってこともあったわけです けどもまおそらくこの戦争の中でアメリカ に対する不信が非常に強まっていてまそう いった警告が聞き届けられなかったのかな というふに思ってますうんこれあの治安 うんをま担当するですねFFBがですね これなぜこれ後手に回ったのかこの辺り どうなんでしょうかまちょっとこれは私も テロのことは専門じゃなくて分からないん ですけどもただやっぱテロって完全には 防げないと思うんですよで実際にその99 年第2チェチェン戦争が始まって以降と いうのはあのモスクワでも サンクトペテルブルグでも火山でも相当テ ロって起きてるんですよねでだからやっぱ こうどれだけ強力な情報期間治安期間が あっても99%は阻止できても1%起こっ てしまいますしその1%ってのはこういう 風に多くの人々を巻き込むテロになるわけ なのでま原理的にそもそも防ぎえないもの なんだと思いますはいうんああのそして あの今回のですねえ事件が発生したこのま 大規模複合施設だという風にも聞いている んですが小泉さんも訪れたことがあると 伺いましたあそうですねあのま日本で言え ばこう幕張みたいなとこですよねええあの 大きな展示場があってまこれあのクロック スっていうのはあのアゼルバイジャンの アガラロフっていうま大富豪の人がやっ てる会社なんですけどもそうなんですで

このクロックス社がま作ってるこう大規模 な展示施設もあるしショッピングモールも あるしまああいうその6コンサートが 開けるような劇場もあるしっていうま非常 にこう壮大なエリアですよねあしかもま 都心から少し離れた郊外にあるとも聞いて ますそうですねあの確かなんかこうバスを 乗り継いていくような感じだったと思うん ですねですからまあのうん位的に言っても やっぱりちょっと幕張っぽいというか都心 のど真ん中ではなくて少し外れた場所なん ですよねからまそれがその警戒の弱さに 繋がったのかどうかってことはちょっと 続報見なければ分かりませんけれどもはい ただまやっぱり普通に考えるとその アメリカからその情報が来ていてでしかも それはこう大規模な催し物会場なんかで 起こされる可能性があるぞっという風に アメリカは警告したみたいですから コンサートホールなどみたいな話があり ましたよねそうですねだからかなり具体的 にどうもアメリカはそのあの盗聴かなんか で情報掴んでたんじゃないかって感じが するんですよねつまりこう単に人間の生機 だけ見てたらそこまでは分からないはずで ある程度その作戦計画を知ってなきゃこう いう話になんないと思うのでまそこまでは 掴んでいたとすればま普通で言えばじゃあ どこが危ないんだと言とまあのモスクワの 中心部かもしれないしでも郊外だったら やっぱりこのクロックス危ないよねって話 に普通なると思うんですよねまそれが取ら れなかったってのやはりこうどうもはい 情報断絶があったんじゃないかなという 感じが余計しますねはいそしてですねあの さらにこの事件発生後なんですがこの特殊 部隊がですねえまあの対応が遅れたという 話も先ほど入ってきましたこれあの現場の 到着が遅れた理由とかですねこの辺りは 明らかになっていないんですがその背景 どういう風にご覧になりますかいやこれも よくわからないですよねまあの事前に展開 してなければあの確かにこう到着が遅れ るってこともあり得るわけですけどもこれ あのロシアの国家はい新営軍っていうのは さっきのお話にあった通りこう大統領直属 の昔は内務省の一部にあったんですけど 2016年に大統領直属に移したんですね でこの中にあのヤストレブっていうその 自分たちの自前のヘリコプター部隊を持っ てるんですよだからまやろうと思ったら 特殊部隊をもっと迅速に展開させられる こともできたんじゃないかなという感じも しますがでもやっぱり本当に全く事前に 準備していなかったがためにあのこれそ1

時間はやはりかかってしまったということ なのかもしはいうんまあるいはこうく論的 な話ですけどもfsbとfsbとかその 国家軍とか情報機関からするとまこういう ことやら見逃すというような何らかの判断 があってなかなか来なかったのかもしれ ませんがま現状そのどちらだということは 判断できる情報はありませんま普通に 考えるとやっぱり準備を全然していなくっ て到着が遅れたというま割と身も蓋もない 話かなとあえそしてですねこの10乱射 事件の生存者は事件当日の恐怖について 銃が上から聞こえ始めて私たちは椅子の 後ろに隠れまし た銃が止んだのでロビーに出まし た辺りは火に包まれ私は意識を失いまし たわかりません目が覚めたら病 ましメディアは生存した男性の話として ですね複数の非常会談が自転車用の チェーンロックで施錠されていたとも伝え ているんですこれあの小泉さんまあの 先ほどもお話もありましたがこのま大規模 な複合施設で多くの人が集まる場所こう いったこの施設側のフというものも少し 見えてきましたねそうですねまただ多分 これはロシア人にとってはあんまり驚きで はないと思いますねえまこういう公共施設 のいろんな設備がちゃんと動しないって ことはまあの本当によくある話でもあり ますしえっと昨年ですかねやっぱりこう ショッピングセンターが家事になってはい え子供たちばっかりが何十人も閉じ込め られて焼け死んだってこともあるんですよ ねやっぱりこれも施設側の不なんですよだ からまそういう施設の不がたまたまなのか そこまでこうテログループが徹底的に調べ てやったのかは分からないんですけれども ままたはあるいは一部の施錠があのテロ グループ自身がやったって可能性もあり ますまそこまではまだ全然わからないん ですがまあのねそういうこうよくある なんていうかこう不みたいなものも同時に こう悲劇を拡大したんだと思いますああえ そしてあの実行犯の多くは中央アジアのえ えタジキスタン国籍えでしたで今回のテロ を受けましてロシア国内では今外国人を剣 をする考えが広がっていると言います後 さんはいえまずロシアのダバコフ会員副議 長は24日テレグラムに働きたい良心的な 人だけでなく露骨な悪を望む人々もロシア に来るのは簡単だ犯罪でも国外追放する などあらゆる範囲の措置が必要だと投稿 またシェメシュ して外国人悪を煽る発言をしています青木 さんこのテロきっかけに国内で外国人嫌悪

の考えが広がっているということですが この状況どのようにご覧になっています かそうですねあのやはりあのタジキスタン は比較的中央アジアの中でもですね経済 発展がま遅れていると言われておりまして まロシアにもあのま経済移民ですとか様々 な形で行ってるということだと思うんです けれどもま今どの国でうんもその意味に よってですねえホスト国が社会経済的負担 を負うという状況でそのまどちらかといえ ば羽ですねの声が強くなるということが 生まれていると思いますのでまロシアでも ま同じような状況がま見え始めてるのかな という風には思いますけれどもうん なるほどあのまあのロシアにはですね中央 アジアからの移民の方が非常に多いという 風にも聞いたことがありますその点で言う とこのま戦事体制ですから様々なこのまえ ま人手不足もですねま深刻な状況中でこう いうこの移民の方々に対する護というもの は小泉さん今後ロシア社会にどういった 影響を与えるんでしょうかそうですねま これがどこまで広がってくのか分からない んですけれどもただあの90年代にまず1 回こう移民との摩擦ってのは起こってるん ですねロシア社会のつまりこうソ連って 100の民族が平和的に共存してますとは 言ったんですけど事実上移動の自由が なかったので中央アジア系の人々と白人の 人たちと高架サスの人たちとこう混じり 合わずに暮らしうんわけですよねはいで それがやっぱりこの90年代になって移動 が自由化された時に突然いろんな文化人種 宗教の人たちが混じり合っちゃった時にま やっぱ最初にそういったこの人種とか宗教 を指す増犯罪って起こるんですよ私も やっぱり90年あの2000年代に モスクワに住んでた頃に年寄りの人に聞き ましたけどやっぱりそのソ連時代には あんな中アジの人なんか見たこともなかっ たてモスクワには白人しかいなかったんだ だからそれがいろんな人たちが来ちゃって なんかもう犯罪ばっかり持ち込みやがって はいみたいなそういう感覚っってのはある んですけどただやっぱこれまでロシアで こう人種的に1番像の対象になったのって のはおそらく中アジアというよりはあの カフカス系だと思うんですねチェチェンと かダゲスタンとかつまりこう国内の イスラム京都が多く住んでいてなおかつま チェチェン紛争なんかもあってでその報復 としてテロなんかをやった人々彼らに 対する像っていう方がどっちかって強かっ たと思うんですねはい確かにあの街歩い てるとこ中央アジア系とか中央アジア系

ぽく見えてしまう日本人とかって人は しょっちゅうもうあの職務質問なんかをさ れるっていうぐらいにこう要注意対象扱い はされはするんですけども人種として中央 アジア人が大嫌いいっって感じ私はそこ までは強くなかったような感じがするん ですよねただこれが今回そのタジキスタン 人というもその明らかに中央アジアから来 た人々のはいやったとんでもない犯罪で あるということであのま前からその いろんな別子とか偏見とかはあったんです けどそれがまたこうもっと強くなって しまうかはい能出てくると思うんですが うん同時にプーチン大統領やっぱりあの 中央アジア人だからとかイスラム教だと いう理由であの適ししちゃだめだよとも 言ってるんですよねあそうなんですかえほ やっぱりそれはもうご指摘の通りでその 経済移民という形で労働力になってもい ますしやはり元々のそのネイティブの ロシア国民の中にもイスラム教ってのは 1000万人以上いるわけですよロシアは あのイスラム国連合の加盟国でもあり イスラム連盟の加盟国でもありますから やっぱりその代々的にうんの奴らは悪い奴 らとはなかなかロシア連邦大統領としては 言いにくいという部分もあると思うんです ねまだからそこのバランスを取りながらま でもやっぱりこう周りの周りからは中央 アジア危ないよねという声が出てくるそう いう状況に見えますねあうん伊藤さん いかがでしょうかあの今までの話聞いて2 つ思ったの1つはまずあのその国際連携へ の危うさですよねで本来あの組織犯罪防止 条約っていうのが2000年にできてで 日本はすごく批准が遅れた時にですねこれ やっぱり国際的なネットワークとか連絡が ないとねテロは防げないんだっていうこと を散々言ってきたのが記憶に新しいんです よねそれがベロみたいなところでもでき なくなってるとだそのバックグラウンドに 今回のそのウクライナ戦争とかそういうの があるんだとすればまおそらくあのさっき 木さんがおっしゃってましたけど日本にも ね影響するような場面とが出てくるんじゃ ないかっていうことが1つそれからその今 小泉さんおっしゃったようにプチダトが 演説でその増を煽るなとパニックするなと それから多民族社会の対立をに対うん 持ち込むなってことを演説ではっきり言っ ててでも今までのプーチン大統領の イメージかすると不思議な感じがしました けどもロシアがそういう国だってことを今 こじさんの話を聞いてまよく認認識でき ましたでもそうすると火取りすごく難しい

ですよねそうですよねうんまその辺りを ですねこの後もちょっとじっくり話をして いきたいと思うんですがこうしたですね この外国人嫌悪の動きも生まれた今回の テロ事件なんですがこれ実行班のですね 多くを占めるタジキスタンとロシアとの間 で今何が起きているのかこの後 [音楽] えロシア当局はこれまでに11人を拘束し 起訴されたのは8人えそのうちえ タジキスタン国籍が5人えタジキスタン 出身者のロシア国籍が2人となっています まこのようにですね実行派の大半が タジキスタン国籍ですとかその出身者と いうことなんですがではこの中央アジアに するタジキスタンとはどういった国なん でしょうか後ろさんはいそのタジキスタン はソ連から独立直後の 1992年政権側の旧共産党勢力と イスラム勢力を含む反政府勢力との対立 から内戦が発生しました1994年の暫定 停戦合意の後も内戦はしばらく継続し多く の犠牲者が出ましたえこちらの地図を見て みますとタジキスタンはアフガニスタンに 隣接していますえそのためアガタの勢が 与える影響は大きく具体的にはテロや武器 麻薬の入問題が深刻でイスラム過激勢力の 影響の拡大阻止が課題とされています木 さんこのタジキスタン旧ソ連高成国の中で も最も貧しい国と言われているということ ですがまウクライナ進行などもある中で タジキスタンの現在の国内の情勢というの はどういった状況なんでしょうかそうです ねあのこのロシア中央アジアて アフガニスタンの関係の中でですねあの 特にロシアが警戒しているのはあの アフガニスタンからのテロと麻薬これがま 流入するということでありましてでその中 で1番ですねあのまアフガニスタン内陸国 で中央アジアの中では3つ国許接してるん ですけどもトルクメニスタン ウズベキスタンタジキスタンですでこの中 で1番そのま脆弱なところがまタジキタに なってくるのかなという風に思いますでま その意味で先ほど述べたようなですねはい 形であのま経済的にあの先行が見えない 若者がまあの例えばロシアにあの働きに 出稼ぎに行くですとかま様々な形でえま 国外にま留出してる人もいるとであのこの モスクワでのテロ事件との関連で言います とその中央アジア系のですねえ高成員を ですねイスラム国のホラー三州がかなり 最近リクルートしておりましてえ今年あ 昨年ですね2月に出た国連の報告書によれ ばですねまイスラム国ホラ山州の構成員が

大体1000人から3000人と見積もら れているんですけどもはいそのうち中央 アジア出身者が大体200人だということ が言われておりますまその意味ではですね あのテロ組織の側としてもそういうま あのえま様々なイデオロギーで共感する 若者経済的に困窮してる若者をリクルート するというまプル要因がありますし タジキスタンの側にもそういうプッシュ 要因があるとうんであのまそういった今回 のようなですね動きにつがってるのかなと いう風に思いますあこれあの実行犯はです ね50万ルーブル本円でおよそ80万円が 報酬だったという話をですねしていると いう報道もありましたこれあの今お話を かかっててそのこのほさま仮にホラ三州だ とした場合ですねここにそのいわゆる金銭 でま思想とかその宗教性とかですね ちょっとそれ土返しで金銭で雇われてこう いったテロ事件を起こすという書に入ると いうこういう流れってのはこれまでもあっ たんですか そうですねあの以前はですね例えばまあ 78年前ぐらいですと思想的に共鳴して ですねま準教者作戦をするというような形 がま非常に多かったわけですけどはい一学 テロとかもねありましたもんねええ最近の 傾向ということで言いますとそのイスラム 国のまイラン名義でなされた反抗がですね ま2022年の10月にシーラーズのま あのシアハの性病でありましたけれども そこであの反抗に関わっていたと言われ てるのがまタジク人アゼルバイジャン人ま アフガニスタン人とな形でその中アジア系 の外国人戦闘員をリクルートするそしてま あの金銭的なインセンティブを与えると いうようなことは最近は出てきていると いう状況になっていると思いますこれあの 金銭でリクルートしたとすれば彼らはです ねま絶対に生き延びたいと思うわけですね お金を報酬を手にしたいとわけですからだ から今回はま当然あの逃亡を測ったま最初 に捕まったい人たちも多いわけですけども まそう考えるとこれまでのイスラム国の 戦い方と今現時点のですね戦い方のま言っ てみるとこの組織のあり方とかですねその 人員の集め方そして目的行動色々なもので 変容しているという風なものを見た方が いいんでしょうかえっと基本的にはですね その目標認識というのは大きくは変わって ないと思うんですねつまり標的とするのは ですね異教とまあのモスクワでのテロ事件 に関して言えばですねあのキリスト教都の ま大規模な集会を襲ったうんということが 書かれていますで1番まあの標的になるの

はイスラムの中でのま少数派のシア派のま 教頭ですねが多いということでま特に イスラム国ホラ三州ということに限って 言いますとえ今アフガニスタンを実行支合 しているタリバンですねえこれがイスラム 国とは対立関係にありますのでえタリバン まそのものそれからタリバンと仲良くする 国ま具体的にはロシアですとか中国これも ま標的になってくるとうんいうことであの そこは変わらないんですけどもただですね あのイスラム国ホラ3州はま2015年に 活動開始いたしましてま当時のバグダード 指導者に中世を誓ってそれが受け入れられ て成立したんですけどもその後ですねま 当時のアフガニスタン政府それから米軍ま 米軍は一度2017年にですね大規模爆風 爆弾というま比較兵器ではま最大級と言わ れてる兵器を使ってですねまイスラム国 ホラ三種を相当しようとしましてあそうな んですか一時期はあの東部ナガハ州にです ねまある程度実行支配領域も持つほどの 勢力があったんですけどもま2019年 ぐらいにはですねかなり衰退いたしまして あの全体的な勢力としてはあの低迷傾向に あるとまそういう中であの生残りの戦略と してはですねあの本格的な拠点はない ところでも活動できるような形まなるべく 戦闘員も増やしたいでしょうしまそういう 思惑もあってですねあの外国人の リクルートということにも力を入れてはい なその的インティというも当然あの使われ てるというふに思いますこれあのその 2017年でしたっけそのアメリカがです ねこのホラ三州相当に向けてま攻撃を行っ たという話が今ありましたよねでそのホラ 3州が今回テロを起こすかもしれないぞと いうことはアメリカ政府が一旦その候補し たということがありましたで今回え反抗 生命が出ているのはこれイスラム国ロシア というなんか名義なでしたっけイスラム国 ホラ三州という風な言い方をしてないわけ ですよねこの辺り私たちどういう風にこれ 受け止めればいいのかそうですね あの基本的にはイスラム国がま用いるその 続Proですねそれ属する州はですねその 歴史上の故障例えばホラーサ州ですとかま あのカフカス州ですとか用いられるとでま この今回ロシアですけれども今年1月3日 にイランのケルマン州で起こったい ま大規模なんですねソレマニ司令官の4 周期の式典に対する攻撃に関しては イスラム国はイランという名義で反抗生命 を出してるんですねでこれはあの先ほど 述べたようなこととも関係があるのかなと 思うんですけれどもつまりそのシリア

イラクでも実行領域を失っておりますし あのま盛に報じられるほどですね今実際 アフガニスタンパキスタンイランで イスラム国ホラー三州がこう非常に強い 勢力を持っってというわけでは実際はない んですねえまそういう中であの彼らが できることとしてはまあの様々な形でのま 資源を調達してそういうま散発的でえ注目 を集めるような大規模な攻撃を行うという ようなことになってるとまそういう中で イランで行ったものはイラン州って言って しまうとそのま領域国家を認めないその 考えを持ってますのでイスラム国自体は あのあのはい まある意味矛盾してしまうということでま 反抗を行った例えばイランですとかま ロシアとかですねそういうま州というもの はついていないという見方はできるのかな と思うんですけれども比較的こういう国名 だけで出る生命っていうのはあのま最近の ことかなという風に思いますしあのより あの詳しい分析が必要かなという風には 考えていますあじゃなかなか特徴的な今回 ま得意なケースだったとことなんですね そうですねその報じられま様々なメディア を見るとこホラ手が実行をしたという声明 を出してるようにも受け止めるられるん ですけども実際はあのま違ってその情報は まアメリカ政府の方からですねあの準備 段階とか企画で関わっていたんじゃないか と言われてるとでここの部分はま不明な点 は多いんですけれども事実関係の整理とし てはま重要な点かなという風にはあの思っ ていますなるほどはいえロシアはですね これまでものテロ被害を受けてきました その背景を歴史から探っていきたいと思い [音楽] ますこれまでもロシア国内で繰り返されて きた大規模なテロ 事件1999年モスクワのアパートなどで ついだ テロチェチェンのイスラム激派による反抗 である可能性が高いとしてロシア軍による チェチェン相当作戦が始まり ますここで人頭式を取ったのが当時首相に 就任したばかりのプーチン大統領でした 武装勢力の拠点に徹底的に空爆を続ける 便所に追いつめそこで奴らを 殺す2002年に はによモスクワの劇場が拠される事件が 発生観客900人以上が人質となりおよそ 130人が犠牲となりまし たそして2004年北せ共和国で チェチェンの武装勢力が学校を選挙子供 たち1100人以上を人質に立てこもり

[音楽] ます 治安部隊が突入しましたが銃撃戦や爆発に よりおよそ330人が死亡700人以上が 怪我をする大惨事となりまし たこの時大統領に就任していたプーチン氏 は自身との関係が深いラムザカデロフ氏を チェチェン共和国のトップにすることで チェチェンの安定を図り ます年モスクワの地下鉄の連続自爆テロに より40人が死亡ロシアのfsb連邦保安 局は自爆犯はいずれも女でチェチェン共和 国の独立を求めるイスラム武装勢力が事件 に関与したとの見方を示してい ますさらに2017年には サンクトペテルブルクの地下鉄で自爆テロ が発生し容疑者を含む14人が死亡0人 以上が負傷しましたこの事件の背後には イスラム華激派の関与があったと見られて い ますはいえご覧いただきましたVTRの中 で2002年のモスクワの劇場の選挙事件 においてですねえ犠牲者の数およそ30人 という風な字幕が流れましたがこれ正しく はですねおよそ130人の犠牲があったと いうことです失礼いたしまし たえさてえここまでですねあのVTRで これまでのまプーチン政権のテロのといっ たところをですね振り返ったわけなんです が小泉さんまこれまでのこのプーチン 大統領とこのイスラム過激化とのですね この戦いの歴史どのように振り替えられ ますかまあの大きく分けて2つあるんじゃ ないかと思うんですよねで1つはその カフカにおけるものつまりこうチェチェン が独立したいというんだけどそれは許さ ないというロシアの政府との戦いがあって まだからカフカスが戦場になるしでそれに 対抗するかはい形でチェチェンとかは ダゲスタンの人々がじゃあモスクワや サンクトペテルブルグでテロをやるという やり方ですよねはいでもう1個がその 2000年代プーチン政権がその成立する 前後ぐらいにま今問題になってこう タジキスタン周辺が不安定化してあの アフガニスタンをネジとしてイスラム火激 派勢力が旧ソ連南部に影響してきてでそこ でテロを起こしたりま一部そこでも領域 支配をすることうんんですよねこれが99 年から2000年ぐらいに起こるわけです でこっちの方もこっちの方でまたテロとの 戦いっていう風に言うんだけれども メカニズムが全然違うんですよね2つの テロとの戦いを抱えていてで2015年に ロシアがシリアに軍事介入するわけです

けどもまこれもテロとの戦いなんだとはい うんでそのisにはたくさんその旧ソ連権 からあのロシア語を喋る人々が入ってるで はないかでまそれはこのロシアがそれまで やってきた2つのテロとの戦いでロシアに 対して恨み持ってる人々とかま別にロシア に恨みがあるわけじゃないんだけどもis に共鳴してあの中東に行ってるって人々が 入るわけですよねから3つ目のテロとの 戦いの正面ができるということであのなん となくこうロシアっていうとずっと アメリカとバチバチやってるってイメージ だけが強いんですけどもま実はその旧ソ連 南部において多数のテロとの戦いを抱え 続けてきた国でま今回の場合だからそれが ウクライナで戦争してる最中にうんラップ して元々あったものが出てきちゃったって 感じが私はするんですよねはいあああの今 話にはありましたが1999年ですねこれ あのモスクワですとか南部のダゲスタン 共和国などで爆発事件が発生をしましたで あのおよそ300人が亡くなったという 事件があってこれあの簡易を疑われた チェチェン武装勢力に対してロシア軍は ですねま徹底的なこの軍事作戦を開始した わけなんですがこの時人頭式を取ったのが これプーチン市だったわけですよねそう ですねまあのあどうぞあ考えますとこの プーチン氏がこのま首相時代にですねま かなりま力を入れてこの相当作戦を行った ということこれでもって言ってみると プーチン大統領は明星を白してそのと 大統領のま階段を歩んでったこういった1 つのま皮肉な歴史もあるわけですよねそう ですねで当時プーチンは首相ですからあの ロシア連邦軍の指揮権を持ってないんです よはいあの憲法上連邦軍の最高司令官は 大統領ですから当時のエリテン大統領が 本来最高司令官のいはずなんですけども ただもう当時エリンは体力的にも政治的に もボロボロになっていてまこういうことを やる気力がなかったとはいうんいうことで まじゃプーチンは元々KGBでこういう ことが得意だろうということでまその プーチンに一任されるわけですよねで実際 にこうロシア軍の前線基地まで奥さんと 一緒に訪れていってそこでこう将軍たちに しっかりやれみたいなことを言ったりとか まそのさっきのテレビに出てきたように そのあえて汚い言葉使うわけですよねうん テロリストが便所にいるなら便所まで 追い詰めるんだというような言い方をして まうんすごく頼れるリーダーという イメージを出すということがま確かにその 翌年の大統領戦ではプラスに働いたと思う

んですけどもはいえこれがそのまここの テロップにもあるんですけど本当にその モスクワのアパート爆破事件ってテロだっ たのかfsbの自作自衛だったのかって ことは当時から非常に疑問が呈されてる ですよねこはいうんであのま例えばその 死んじゃったあんなポリトコフ谷みたいな その政権に批判的なジャーナリストなんか はもうこれはほぼfsbの自作自であると いう線でま本なが書くわけですよねで実際 あのえfsb職員が謎の袋をアパートの 地下に運んでるとこことがあって見られ ちゃってるんですよねで後にそれはfsb はあれはその爆弾テロがついてて危ないの でえそういうことにみんなが気づくかなと いう横演習でやりましたみたいなかなり 苦しい言い訳をせざる得ないぐらいのこと があったのでやっぱ何らかのfsbの関与 はやっぱりあったんでしょうとうんだから そうするとまそれを公実にチェチェにんに 攻めてくわけですからはいまやっぱりその たまたまプーチンがこれで明星を売ったの かプーチンが明星を売るあの得るあるいは このロシア政府の求心力を高めるために こういうことに関与したのかってのは相当 怪しい部分あると思うんですよねでま もちろんその後のいろんな事件に関しては どちらかというと政権が阻止しきれずに 起こってしまったってものがま大部分で あるとは思うんですがまこれももう1個 そのなんて言うんですかねプーチンとと そのイスラム教テロとの関わりの根源には もう1個別のがるってことですああの青井 さんこのまイスラム鍵派がですね抱くこの プーチン政権に対する怒りこういったもの のま歴史というのはどういう風にご覧に なってるんですかそうですねまロシアとま 今回のイスラム国との関係で言えば1つは まシリア紛争の中でですねあのアド政権を ロシアがま支持してイスラム国相当作戦に ま軍事介入したという意味ではあの適正 認識をされるということは言えると思い ますはいうんそれからアフガニスタンの 関係で言いますと2021年8月15日に ですねタリバンがあの衝撃的な形で復建 いたしましてえそのタリバンとイスラム国 というのは思想上対立関係にありますです のでイスラム国の立場からしますと タリバンとま関係がいい国はあの全てま 標的になるということで実際ですねあの 2022年9月にはカブールのロシア大使 館が襲撃されてですねあの職員2名含めて あの6名なくなるような事件もありますし え中国人がよく行くホテルがですね同じ年 の12月に襲撃されてもおりますであのま

中国インドイランなどに対してもですね あの攻撃を示唆するようなあことをして おりますのでまそういう中でまロシアも 認識されると思いますただあの今回の3月 2日の攻撃に関して言えばですねその キリスト教都のま集会をま襲ったという ような形うんであのその面があのま特に 強調されているということはいえると思い ますあ伊藤さんここまではあのプーチン 政権とこのイスラム過激化とのテロとの 戦いどういう風に聞いてますかあのさっき 個人さがちょっとおっしゃってましたけど その多民族国家であってイスラムとも 決して大立してるわけじゃないんだって いうことですからまそのどこまでモキ型に こうステロタイプに切っていいのかって いうのはちょっとま疑問が一歩であります はいそれからそのプーチン大統領が ウクライナ侵略をした時に熱狂的に支持し てきたって言われてるそのあの愛国主義者 たちの中はにはその外国人の排っていう ことを主張してた人が多いっていう報道も 見たことあるんですけどもあのヨーロッパ なんか見るとその移民がですねその政権に 対するあるいはこれまでの政治に対する 不満をこう書きたててあの正常が不安定化 することがありましたよねで今回もその プーチンのあの政権の偉い人たちが外国 排斥しなて声上げてるとこを見るとまこれ があのプチン大統領の政権どんうん与るの かなっていうことをですねまお2人の話を 聞いていてもま見通せない分ですね注目し ていかなきゃいけないなと思ってますうん まそしてあのまこれまでですね先ほど小泉 さんもお話がありましたがこのテロがま 発生してですねまそれを口実にしたりとか さらにまテロが起きたことを含めてま自作 自衛の可能性もま否定しない中でですねま 徹底的に攻撃し弾圧をしたわけですよねで そうするとまこれテロの標的担ロシア国民 からすると指示は得られますがただ イスラム過激の怒りというのはさらにま 増大するこういったこのメカニズムの中に ま転がり落ちていくような感じもするん ですがどうらになりますかまそこで プーチンが安全弁としてつけたのがま さっきVTRに出てきたカデロフ一族なん ですよねだ彼ら元々チェチェンで反ロシア 戦ってたんですけども彼らを抱き込んで しまってもうチェチェンの中は好きにして いいとそのシャリーアを思考しようが何 しようが構わないしお前らがどんだけおし ても構わないんだけどもチェチェンが ロシアから出ますだけは絶対言うなという ま一種の契約はいはいはいはいはい

安定正しいかしくないかしくないんだと 思うんけどた確かにそれでチェンは安定し たんですよそのカディフ一族の非常に強権 的な支配の元にあの面と向かってロシアに 逆らうことはなくなったで一方で連邦予算 をジャブジャブつぎ込んでま1回その ロシア軍がその首都のグズをさにしちゃっ たわけですけどもそこに高層ビルも バンバン立ててま見た目上は豊かだから いいでしょってことにしたわけですよねで 逆にそうするとチェチェンははいあの ロシアの忠実な先兵になって今回の ウクライナ戦争にもかなりチェチェン人の 兵隊を出しているいうようなことがま 起こるわけですよねからこれまではなんと いうかそういうこのま暴力とお金でなんか 抑え込めてしまったっていう成功体験が おそらくあるのではいうんまあの今回の ような件に関してもまちょっとどういう風 に国民世論とか政権の見せ方が変わってく のかってのはまだ分からないんですけども あのそこまではかないという自信が おそらくあるんじゃないですかああ なるほど また中でですね今後このまウクライナ進行 に加えてこの首都モスクワで発生したテロ 事件ということになりますのでまプーチン 政権これ今後どのように対応していくのか 考えていき [音楽] ますえプーチン大統領はですね今月25日 なんですがこの反抗はイスラム過激化に よるものと認めた一方でえこの残虐行為は 2014年以来の戦争状態にある者たち つまりウクライナによる一連の手てに つがるものでしかないという風な言い方を しているんですが小さん今後ですねこう いったま少なくとも100もう340人と です正しい犠牲者が生まれた今回の次元に 対する報復うんというのをいずれ何かの形 でせる得ない状況になると思うんですこう いった時にまウクライナの関与というよう な1つのナラティブができまストーリーを 作ろうとしてるわけですよねこれ ウクライナの関与という形に持って ウクライナ戦争をさらに破裂にして ない混ぜにしてウクライナを叩くのか一方 イスラム国というものをも認めた上でです ね反抗イム国で認めた上でそこに何かの 違うテロ講義まあの報復をするのかどうか この辺りどうご覧になるんですかまずあの ウクライナの関与って話に関してはこの 戦争が始まって以来ほぼありとあらゆる 都合の悪いことがそういう箱に入れられ 続けてきたということですよねはいまあの

例えばえロシア国内で何人かその波のい人 が爆殺されるとかって事件があってまこれ は本当にウクライナがやった可能性もあり ますけどももうこれもウクライナの仕業な んだっていう風に早い段階で言うとでま 今回の件もそうであるあるいはまその ウクライナとその背後にいるアメリカが悪 いっていう風にま今ロシアの敵がいて そいつらがロシア国内で全部悪いことを 起こしてるんですっというところにま プーチン政権は結びつけてきたのであの 今回の件はその得意事例ではないという ことはまず抑えておく必要があると思うん ですねただその中で確に多の犠牲はい出し てしまっていて世間の地目もすごく集めて るってことなのでまそれに対する リアクションっていうのはあると思うん ですねただこれ事件が起きてからま1週間 近くがほぼ立とうとしてるわけですけども 最初言われたようにこのこれを理由にして 総動員であるとかこれを理由にして核を 使ってもいいんだとかどうもそういう方向 にはやっぱり行ってないように思うんです よねうんでただ他方であのウクライナの その都市のハキに対するあの大規模攻撃で もう町が丸ことこう停電になるとかですね まウクライナの住民に対するあの攻撃 みたいなものは評価してる部分があってま これがそのロシアなりの報復なのかもしれ ませんしまそれからもあのロシア側の言文 では今回のあのこのテロというのは背後に いるのがあのウクライナ国防省の情報総局 ゲウとえウクライナ保安長ま昔のKGB ウクライナ支部ですよねSBまこの2つが いるんだとだからこいつらは標的にうん するのは合法であるって言い方をロシア側 はし始めてますからまこれまでやらなかっ たようなそのウクライナ中数部のその情報 機関の本部叩くとかですねうんうんまその えトップですねあのそういう人々に対する 暗殺作戦を行うとかまそういうような意味 でのま格好付きの報復まおそらく ウクライナは関与してないので報復になっ てないと思いますけどそういう報復はま あるのかなと思いますでもう1個はその じゃあこれは根っこがタジキスタンなんだ から中央アジアでの大抵の作戦を強化する はいんえま結局今中央アジアにいるロシア の実践部隊というのはまさにこの タジキスタンにいるあのま一越団相当の 地上兵力とごく小さな航空部隊いるだけな んですよねあとキルギスにいるやつです けどもだからまここで今タジキスタンで 何か大規模なタテロ作戦をやれるような 体勢にはちょっとあるとは思えないですね

ましてそこでアフガニスタンまで入って くってことは絶対したくないと思いますの でまそのテロのをというよな作戦は物理的 な能力とまその過去のアフガニスタンの 泥沼の記憶とでなかなか難しいんじゃない かなと思いますまそうなるとこのま少なく とも今ロシア国民まロシア社会はですね この少なくともウクライナが関与したって いうこの物語をどこまでま浸透してそう 共感するのかどうかつまりプーチン政権が 今後行うま改過機の報復にどこまで指示が できるのかといったところまかなりま厳密 にですね言論空間が制限されてるとはいえ ですねこれさすがにウクライナのせじゃ ないよねという風に思った国民がこれで院 が下がるのかどうかこの辺りいかが でしょうかまあのおっしゃる通り相当 メディア空間が統制されていますしまこの 戦争の中でやはりウクライナ憎しっていう 気持ちも強まってるのでいやこのテロは実 はウクライナが背後にいるんですよていう 風にプーチンが言ったらまそういうもんな のかなって思う人はそれなりにいるんじゃ ないかとは思うんですねただやはりこの 戦争が始まってからずっと続いてる現象 ですけどあのウクライナやっつけちまえ いいじゃないかとあその背後にアメリカが いるんだ人はふかせてやるんだいいじゃ ないかという風にみんなは言うんだけど じゃあ皆さんのとこに招集レジ送るんで 戦争行ってくださいってそれは嫌なんです よねはいはいはいだからまじゃ今回の件も そのプーチンがいやこれは実はウクライナ 背後にいるんですよと言ったらそうだそう だていう人々のところにというわけで皆 さん総動員しますとプーチンが言い出せる かどうかっていうとまやっぱり依然難しい んじゃないかなと思うのでま私は正直言っ て今回の件はままだちょっとその油断を 許しませんけどもこの1週間弱を見ている にクライナが悪いですよねそうですよねで 止まるんじゃないかって気がするんですよ ねあのという線が7割ぐらいじゃないかと 思っ6割7割じゃないかと思っててただ やっぱりま依然として3割4割の可能性と してはというわけで何かこれから ものすごいエスカレーションをしますと 言い出す可能性はままだ排除はできないん ですよねですからまその意味でも中止はし てますただ今すぐ何かってことはないん じゃないかと思ってます青木さんこれあの まこの前なんですがこれあのロシア当局が ですねま拷問を受けたと見傷だらけのえ タジキスタン国籍の実行犯らの姿をですね まさらしてるわけですよねでま今あの画面

にもありますけれどもこういったあの映像 がまどんどんまルフされていくことによっ てこれあの他のイスラム過激派が刺激され てですね次なるテロ起こす可能性この辺り いかがでしょうかそうですねまあのロシア の今後の対応によってくると思うんです けどもま今後起こり得るかなと思うのは2 つありましてで1つは今小泉さんが おっしゃったようなそのウクライナとの 関係でま自分たちの今後のその軍事作戦を こう正当化するという方向性が1つあるの かなと思いますで2つ目はですねあのこの タジキスタン そしてそのリクルートしてえま背後で関係 があるんじゃないかというのがその アフガニスタン領域内で行われてる可能性 があるということになりますと今後 プーチン大統領が話し合いをする相手と いうのが今アフガニスタンを実行支配し てるタリバンになるという可能性があり ますで私2005年から2013年まで あのアフガニスタンで働いておりました けどもそのま国土の大半がこのドバでして ま中央政府の移行が及ばないその地帯って のがたくさんあるわけですでアフガン多 国境のバダフシャンにも行きましたしま パキスタン国境のナンガハルシにも行き ましたけれどもまそういったところですね あのテロリズムがやはり浸透してくという のはあの政府の統がとになってきますその 意味では今そこに対して責任を持ってる あのタリバンからいかにあの協力を 引き出すかというのがそれはあの軍事介入 ということではなくてま外交と言いますか 大外関係上の話し合いとしてま今後操作が 明らかになるにつれてそういう方向性も こう模索してくんじゃないかなという感じ は受けてますあそうですかえロシアの調査 委員会はですねテロの被害者についてえ 子供5人を含む8人の見元が確認されたと していますえ控の全容も未だ分からない中 テロがですねこのプーチン政権にどのよう な影響を与えてくんでしょう [音楽] かえロシアの調査委員会はテロの被害者と してえ子供5人を含む84人の身元が確認 されたとしていますま今後どういう風な形 に展開するか分かりませんがこれがまた1 つのもま報復の連鎖みたいな形になった 場合ですね青木さんこのイスラム社会とし て今後ロシアをどういう風に見ていくのか この変化どういう風にご覧になりますか そうですねま今回の事件は本当に痛ましい 事件であったと思いますでまイスラム諸国 としてはあの当然ですねイスラム国が行っ

たことこれがイスラムを代表するものでは ないということでま例えばイスラム協力 機構の場などでですね今後のまテロ対策を どうしていくかということでま話し合うと いったことは考えられると思いますそれと ま先ほど申し上げたようなやはり テロリズムがですね各国のその統治が及ば ない地域でこう繁殖していくと言いますか 増えていくという状況を考えますとやはり その例えばアフガン多軸国境地帯であると かアフガニスタンパキスタンま特に パキスタンの連邦部族直轄地域であるとか まこういったところでそういった都事国間 でのですね話し合いそして2国間だけでは なくて地域機構の中でえそういった 話し合いをしていくとでまロシアとしても やはりあの捜査を進めるにつれてですねえ タジキスタンあるいはアフガニスタンを 統治してるタリバンあるいはイラン パキスタンまこういった関係諸国とあの より密接なあの情報協力などをしてくので はないかなという風に思います小泉さん 一言で今後プーチン政権何をどういう風に これを利用しようとしますかあの5月に祖 なると思うんですよねですから今回の件で その治安当局者の影響力なんかどのぐらい 強まるんだろうかとさっきのベスラン事件 の時なんかも現場当局者相当不議はやっ てるんですけどうに昇進なんかするんです よねだからまこのこの件の国内政治の影響 をもう1個見ていきたいと思ってます ありがとうございました

（2024年3月28日放送 BS 日テレ「深層NEWS」より）(c)NTV

【ゲスト】
小泉悠（東京大学先端科学技術研究センター准教授）
青木健太（中東調査会研究主幹）

【キャスター】
右松健太（日本テレビ報道局）

【コメンテーター】
伊藤俊行（読売新聞編集委員）

【アナウンサー】
後呂有紗（日本テレビ）

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