【まんが日本昔ばなし】2024 VOL この作品の制作陣によって、山犬の物語がどのように描かれるのか、期待が高まります。'第136 146集' - Moe Zine

【まんが日本昔ばなし】2024 VOL この作品の制作陣によって、山犬の物語がどのように描かれるのか、期待が高まります。'第136 146集'

【まんが日本昔ばなし】2024 VOL この作品の制作陣によって、山犬の物語がどのように描かれるのか、期待が高まります。’第136 146集’

[音楽] 昔ある山奥の小さな村里に一軒の水車小屋 があったそこには夜咲という男と女房が 住んでおっ たある年の深いもよ始めた頃は元気な 女の子を産んだ作たちには初めての子供 じゃ [音楽] たこの女の子がまた体操元気な子で腹が 減ったら大声をあげて泣くのじゃったが それよりももっと立派だったのはおの おっぱいじゃっ たせても飲ませてもすぐに張ってきて痛い くらいじゃっ たそれでもったいないことじゃが余った父 は捨てるより他なかったこの近所に赤ん坊 がいりゃ飲ませてやるに なあとろが その夜の こと ありゃ誰かおるんかい の [音楽] れ おーよしよしこいつは [音楽] 可愛い今年の冬山は厳しかったで母犬は父 が出んのじゃろそれで父の余っとるここへ 子供を預けに来たんじゃろうって 担当のみお前のおっかの気持ちよう分かる だよ母親は母親同士あかんぼあかんぼ同士 何のへたりがあるもん かこうして女の子と子犬とは本当の兄弟の ようにして育っていっ [音楽] た女の子の名は 小雪犬の名は次郎と言っ [音楽] た じろ行く よ それ [音楽] いやくすぐったい [音楽] はあところで水車小屋というのは人から 預かった穀物をついたり粉にしたりして テマを受け取るのじゃったがそのテマンと いうのは知れたものじゃったそれで作の ところはいつも貧乏じゃったが小雪と次郎 のおかげで小屋は笑いが耐えんかったそれ に次郎は夜粉を狙って集まってくるネズミ や獣を追いてらしたので作夫婦は大助かり じゃっ た

そんなある日のこと里の鶏小屋が毎晩の ように何者かに襲われ始め た次郎がやっ たそんなこと誰が言うたんじゃやったのは 多分いたちじゃ夫にもそりゃよう分かっ てるじゃがな里のは今年の取りが少ない気 が立ってるんだよだからやりもしない郎が 悪にれん か次郎がここにおる限り粉引は頼まんと そう言うてきとるそうなるとうちは食うて いけなく なる 次郎山へ返せと言ん か仕方ねえ だや だ 雪 次郎はオの兄弟 じゃ次を悪者にするやつはオラが承知し ねえだ ぞ次郎 は ずっと俺たちと一緒にクラス [音楽] だ ちろ 次郎次郎どこ行った だ [音楽] ちろ次郎がいなくなっちまっ たがいねだ よ次郎がいなくなっちまっ た次郎には話が分かっておったのかその晩 を境にして姿を消してしも たそれから小雪は毎日のように山に入って 次郎を探したが次郎の姿は見当たらんかっ その後里では鶏を殺していたいちが捕まっ て次郎の疑いは晴れたのじゃった がそれから3年の歳月が経ったある晩の こと火事 [音楽] だあちこちの里を荒らし回っている野党 たちが食い詰め この貧しい砂糖も襲ったのじゃっ た は [音楽] は避けたけだ避けたけ だ 頼む娘だけは勘弁してやってくれろやか なしつべこべ抜かす な [音楽] [笑い] [音楽]

うじ 次郎 じろ助けに来て [音楽] おくれ なんだよあり [音楽] じろ郎 [音楽] やま 次郎じゃったあの大人しかった次郎が今や すっかりたくましくなっておっ たたった1匹で荒くれ者たちの槍や刀に 立ち向かい一歩も引を取らんかっ たこいつはただの犬じゃねえ山犬 [拍手] じゃ治郎 [音楽] は 次郎 はあ はあ 次郎死んじゃだめ 次郎 [音楽] ああ死んじゃ [音楽] だめ [音楽] 次郎ジロは里人たちのために力の限りを 尽くして死んでいった人間の父を飲んで 育ったせいか人間のように賢く人間のよう に意地を張って真正直に生きて死んでいっ た里人たちはこの山犬のことを末長く 忘れることはなかったそう [音楽] じゃやる ぞ わしゃやる ぞ昔日の山の深い山奥に咲という男が住ん でいました咲は小さい時から掘りもが上手 でそれを町へ持っていっては売って暮らし を立てておりまし [音楽] たある年のことでし た咲は町へ出て旗あげようと堀道具を 背負って旅へと出かけまし たところが生まれて初めての旅なので大層 孫つき尾の国では持っていた旅費を すっかり使い果たしてしまいまし た宿の支払いも困った咲は事情主人に説明 し何か仕事をさせてほしいと頼みました ようわかったそれじゃあ宿台の代わりに 何か掘ってみ なせありがとうございますそれじゃあ

早速咲はその夜部屋に閉じこもると コツコツと掘りもを始めまし た そうして次の日の朝掘り上げるた掘りもを 主人の前に差し出しまし [音楽] たなんとこれは立派な木が手元になかった もんでこの部屋の大黒柱をくり抜いて使わ せてもらいましたどうぞお許し くだせ大黒柱をくり抜いたと [音楽] ななんともなっとりゃせんぞ [音楽] いいやここれ は名人じゃ名人の仕事 じゃ咲の腕前にすっかり驚いた宿戸の主人 は咲に日光東小宮の造影に参加することを 進めましたそうして兼ねてからの知り合い である日本一の頭領左ジゴ郎に紹介所を 描いてやりました咲地はその紹介所を持っ て日光へと向かいましたふー うんお前の1番得意なのは何かなわしに それを見せてくれはい私は掘りもしかでき ませんので心を込めたものを作りたいと 思いますどうか丸3日ほど時間をくだせ うん よかろうその夜から咲は頭領の仕事場を 借りて3日未満一水もせずに掘りもを掘り 続けまし たしそして3日目の 夜 うわあは は見事 じゃ咲の掘り上げた仁王様はまるで生き物 のようにそれはもう見事なものでした 弟子たちを始め頭領のジゴ郎もしばらくは ただ黙ってじっと眺めているばかりでし [音楽] た左ジゴ郎に腕前を認められた咲は頭領の 片腕となって東小宮の造影に参加すること になりました 私は竜を滅お前は三門の猫を惚れはい力 いっぱい掘らせていただき ます早速増援の仕事は再開されましたひの 男咲はこれが自分の生涯の仕事と思い力 いっぱい掘り続けまし た [音楽] 毎日毎日掘り続け やっとのことで三門の猫は掘り上げまし たそうして頭領や他の弟子たちの仕事も 無事終わり造影の仕事は完成しまし [音楽] た役人の見分もあり領の人後郎はお褒めの 言葉をいいて大層ご機嫌でし

た皆のご苦労であった 今日は多いに飲んでくれはい じ どこあどうしたどうした腰 か 下げてはいはいはい前のその夜はみんな 大いにはを外してお酒を飲みました [音楽] そうして森沢さんのご馳走にもほとんど手 をつけずぐぐ眠ってしまったそう ですところがその欲 朝おいみんな大きじゃなんじゃどうして んじゃ 何事見てみ装がこんな に ああおめえが食べたんじゃろうがいやいや わしじゃないわしじゃ ないほとんど手つかずだったご馳走や魚が 一晩のうちに食いかけているのでしたそれ じゃ一体誰 じゃ ジゴ郎はのみと木槌を持つと3門へと 向かいまし [音楽] た [音楽] [音楽] [音楽] そうして一等の元に眠り猫にしてしまい ました 左ジゴ 先生咲はあまりの腕のすごさに感じ入り ふぶかと頭を下げまし た咲きよお前は優れた真の名人 じゃこれよりわしの名をってひのジゴ郎と 名乗って良い ぞはいありがとうござい ます咲の掘った猫はあまりの息の良さの ために夜中に三門を抜け出してご馳走や魚 を食べていたのでし たそうして左ジゴ郎の手で一等のもに 眠り猫にされてしまった猫は それからは日光東小宮の眠り猫として体操 評判になりまし [音楽] たそれにつれて飛のジゴ郎の名前も大変 有名になったということ です 昔山口県岩国市での話でし た1人のの漁師が何か良い獲物はないもの かと関戸村の漬け谷というところまでやっ てきまし たところがその日獲物は全く見つかりませ んでし た

せめて生地の1話ぐらいはと漁師は富の中 に引きこもってじっと獲物の現れるのを 巻き替えておりまし た 磨き抜かれた鉄砲を富の片隅に置いて じっと待ち続けておりまし たどのぐらい時間がだった かふと地面の上を張っていくミミの姿が目 に止まりまし たミじゃな雨に濡れて気持ち良さそう じゃとその時1匹のガエルが草の中から 現れるのが目に入りまし [音楽] たがるとミの勝負はあっという間に終わり ましたガルは大きな口を開けて水を 飲み込んでいきまし た漁師は飲み込まれていくミミのことを 思うとなんだかかわいそうに思えまし たところがその時不思議なことが起こり まし た1本のくぎの木から枝がポロリと落ちた かと思うと実はそれは1匹の大きな蛇だっ たの [音楽] です蛇は電光切火の勢いでカエルを 飲み込んでしまいましたそうしてごくり ごくりとカエルを飲み込んでいきまし た それを見て漁師は血の気が引いていくよう な思いでし たと屋の外でけたたましい生地の鳴き声が 聞こえまし た や後ろの山に来た生地だったの です 生地はさっと蛇に飛びかかるとあっという 間に蛇を八にしてしまいまし [音楽] た するとどう でしょう今度は生地を狙って山猫が来て いるではありません [音楽] か [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] よしこまじゃ [音楽] [拍手] た 熊は山猫を加えるとヤの中へ消えていって しまいまし た

はなんと熊は小熊たちに山猫を食べさせて いるのでし た [音楽] こんないい機会はまたどう [音楽] ない [音楽] 漁師 はなぜかふっと親熊の顔を見ながら今まで に怒ったことを思い浮かべまし [音楽] た [拍手] 漁師は一瞬自分が熊に襲われる錯覚に陥り ましし [音楽] [音楽] た [音楽] そうしてはっと我に帰る とこんなことを繰り返していてもどう しようもない悪いことの繰り返しだと考え まし たそうして何か良い試案はないものかと 考えた 末鉄砲を谷底に捨ててしまいまし たその日からこの男は漁師を辞めてしまっ たそう です良い試案とは良い考えということです がそれ以来この谷のことを良いシアンだと 呼ぶそう [音楽] です 昔栃木県の毛下に金かしと米屋を営んで いる偉く強欲なおばあがおったそう [音楽] なこのおばはものすごい金利で金を貸し金 の取り立てと言ったら情容赦もなかっ た [音楽] い ところで人間というものは誰にでも寿命と いうものがあるもの [拍手] でこの欲もあるワを喉に詰まらせて死んで しもうたさてその晩のこと村のお寺の坊 さんが明りの下でおを読んでいると生子も 襖もしまっているのに急に冷たい風が 吹き込んでき た お前は何者 やこれはご覧の通りの お兄ちゃん鬼ということは見れば分かる何 のためにここへ来たのか聞いておるエマ様

の使いで来たのじゃエマ様の使いが何の ために来 た金かしの強欲ババがくばったのが米屋で あると金かしであると人間一度は死ぬそれ がどうしたあのババはまっすぐ地獄へ連れ て行くことになっておるまっすぐ地獄へ明 の葬式にはお前に立ち合ってもらっては 困るの じゃ葬式に出てはいかんのかそうじゃあの ババの前で共用生まれると地獄へまっすぐ 連れていくことができんそれは困るわしが いかぬと葬式になら ぬ葬式にならぬのは当たり前じゃあのババ が売りますと買いますという2種類のマス を使い分けとったのは知っとるじゃろう がおら知っとる よオラの麦を買う時は1と2勝も入る買い ますで醤油や味噌を売る時は8勝しか入ら ね売りますて商売し とるそうじゃあこんなごまかしいつまでも 続くもんかちしばばと思ってバカに 仕上がっていわ出てけ出てけ出てけ出てけ う出てくるね味噌も売らねえ金も重ね [音楽] あのババはどうしても地獄へ連れてこいと エマ様の勢じゃ地獄へ落ちるようなものを 救うのが戦争の務めであるこれほど頼んで も [音楽] かが [音楽] [音楽] [音楽] 力 ビ観環境 [音楽] 上さのハの持 枠 [音楽] 次の日強欲バーの葬式が行われた さすがの鬼ババもとうとくばってしもうた かあのばば早くくばってくれるかと思とっ たがうんそうだそ本当 そういざ死なれてみるとちょっぴり寂しい ような気持ちになるもんじゃから全く おかしなもんよなうそうだそうだ そう なあんな鬼ババでもば同じように仏に なるなんて信じられねえ全くじゃ地獄の エマ様も退屈して極楽へでも遊びに行っ とるん じゃろ せ本 が 逆

[音楽] あ地獄からのお迎え じゃ誰かお経を読むんじゃわしに変わって 今を読むん だせかからお迎えが来てるのに引き止める こと ねどんな悪人でも死人に罪は ない妙そぐが 困うしが因縁明院完全音速 妙妙 前の症 偶然薬不思議ジタ戦物法体上場がが略 妙行 神妙 まもっともっと大きな声で読む んじゃ 落大 去年 [音楽] 変年ハ [音楽] の [音楽] 罪のねえ顔をしとるがなまるで子供のよう に眠っとるがな は [音楽] 痛はか彼方へ去っていく黒雲の上には鬼が 炎を引いて逃げていく姿が見え たそうして棺の桶には鬼の生爪が血に 染まって残っておっ た村の百姓たちのおかげであの強欲おばは 地獄に行かずに成仏できたのじゃろう [音楽] か [音楽] 昔九州の筑後市 に泉山と呼ばれる 広い竹藪があっ たこの竹には狐が住んでおって通るものを ばかすという噂じゃっ [音楽] たそんな噂を聞いてある晩1人の酔っ払い がわざわざ竹藪を通りかかっ [音楽] た ああ [笑い] あほらきつねどこに出てこいそしたら くちんくっちゃんにしてパク食べてしまう ぞなんちゃっ てキツめ出て こい出てこないならうんわしゃ 帰る [音楽]

えあ地面が揺れてますようん 地面が揺れるのはキツのせいじゃありませ んよ [音楽] うんはあてわしの家はもっと向こうのはず じゃが え男の前方に何やら怪しげな光が見え たははあ狐が出たか な月も隠れてこうか満点さって狐の剣物で もする [音楽] か男が近づいてみると裸の男がうろうろし ておっ たバカされ とるばかされとるならどこかに狐がいる はずじゃがああそこ [音楽] じゃなんとも図々しい狐 じゃそれにしてもキツネなぞにばかさ れよっておい後ろにキツがおるぞ いか完全に馬鹿されとるこのわしが狐を こらしめてやる [音楽] [音楽] か く [音楽] くそしもう たうい しっかりしろ およかった な気がついたかキツネに馬鹿されとったん じゃキツネおしっかりしろおいキツネ しっかりしろ任されとったんじゃよキツに あうわあキに あ うわ うわ臆病なやつじゃそんなことじゃから キネなんぞにばかされるんじゃ よキにばかされるようなやつはどこか抜け とるんじゃよ と あれはてこんなとろにそば畑があったかい な きつねお [音楽] こんばんはキツで ねえ キツでねえ女 じゃ男はこんな夜にあのような美しい女が どこへ行くのか知りたい一心で後をつけて いった しばらく行くと畑の真ん中に一軒の家が あっ たこんなところに住んでおるの

かは明かり じゃそれにしてもいい女じゃ なあ あいいか 帰ろ男はもう帰ろうと思ったんじゃがどう しても中をちょっとだけ覗いてみたいと いう気になっ た妙なじゃった生神はなかなか破れない ばかりかふにゃふにゃと煮込むような感じ じゃっ [音楽] た穴が動い た穴が動くわけはないわしもどうかしとる んかいな 閉まり上がったふざけた穴じゃ よし はあ うま こうして男は馬に思いっきり蹴飛ばされて しもう [音楽] た [音楽] 泉山の狐は今でも人をばかすという話 [音楽] じゃ 昔北国のとある浜辺に旅姿の漁師とその 子供とが休んでおっ [音楽] た くそこんなところでのレジにしてたまるか なんとしてもみこ行って人ああげて やるこの男は房に死なれてからというもの 漁師の起手をも破るような荒れよで とうとう村を追い出され子供を連れての 流れ者になったのじゃっ [音楽] た [音楽] おお おありゃ宇藤だカボ起きろ宇藤だぞ珍しい 鳥なんじゃ ぞうんじゃ運が向いてきた知らせだぞ こりゃ夫何してる しい官房よく見ておけそこの穴がうとうと いう珍しい鳥の巣だトちゃんが今生鳥にし てみせるからなよく見ておけやう言うの かう ううと うと閉めたうと うと それ [笑い] 坊見るかなり大きくなったひだこりゃより も珍しい鳥なんだぞこいつをな都に持って

いく だそしてなこいつをりゃなんとか出直せか もしれん ぞ運が向いてき [笑い] [音楽] た 宮子へ行く ぞ漁師は海辺からまっすぐ宮子へ向かった じゃがこの北国から宮子へは体操な道のり があり漁師はそのことを知りもしなかった ただ南へ向かって歩き続けたそうして日が くれると木の下に寝泊まりしておっ [音楽] た こんな よしこいつも一緒に取りにして やろう実して おれ [音楽] こいつすまんすまんいたかったかそうか そうかそうもう少しで捕まえられたもん [音楽] 親はどこまでもどこまでもひりを追い続け た昼も夜も漁師親子の頭上を飛び回っ [音楽] た おっと都はまだ遠いのかなにもうすぐじゃ あと2つも山を起こせば目につくじゃろう [音楽] てうるせえ親 だ撃ち殺してくれる おっとどうした 坊やいわしどんなことがあってもこのひは 話さんぞいつまでも追ってくるならって こいは一時も早くつばならんかったそれ こそ夜も眠らずに歩き続け た夜は鳥があまり飛べないことを漁師は 知っていたのじゃっ たそれで漁師がシナのの国塩尻を 通りかかった頃にはもう秋も深まっておっ [音楽] た [音楽] くそまだついてき やがるおおしまった雪じゃこりゃ荒れる ぞ塩尻から北へ続く峠道に差しかかった時 はもに変ておっ た官房大丈夫かしっかりしろやこの峠を 越したら村があるににそれまでの辛抱 だ親子が吹雪の中をちょうど峠の中ほど まで来た時のことじゃっ たま まさか思わず漁師は 立ち止まり我が耳を疑っ

た まさかこの不の中を風音 [音楽] じゃろう親の声は吹雪の中でも泣き続け たは必死になって歩き続け た漁師の手足はもう凍りつくようにしびれ きっておったじゃが宮へ着くまではなんと しても死にきれんと思っ た うとわしも漁師じゃ狙った物は必ずもにし てきた男 だわしゃ負けんぞわし負けませんぞわしは 甘 ぞわは 甘わは待ませぞわは待ませ っ [音楽] て えらい吹きだったなおめえ聞いたか風の音 に混じってううって泣くこよよ ああなんじゃか聞きなれんとりの鳴き声 だった なおいありゃ人でねえ かおい子供を抱いとるぞおお子供の方は まだてき生きとる ぞおいあっち見てみあんなところに鳥が 死んどるぞ昨日の声はこの鳥じゃないの かおいこの鳥の下にもひりが生きとる ぞこりゃは一体どういうこと じゃも藤も最後の命の火を灯して我が子を 守りきったのじゃっ [音楽] たそれから後塩尻から北に続く 曲がりくねった峠を誰言うとなく宇藤 峠と呼びなわようになったそうじゃ 昔あったぞ なある川のほに私森の小屋があって な1人の先祖さんが住んでおりましたそう じゃその年は体操雨がよく降った年でな何 日も何日も雨が降り続いた大川の水も 溢れんばかりだっったそう な何日かぶりのことじゃったやっと雨も 収まってその日は朝からどんよりとした 曇り空の日じゃったそうな千道さんは 流れる木でも拾うかと久しぶりに小屋を出 て大川へ船をこらしましたそう なと川上から何やら黒っぽいものが流れて くるおおいい気が流れてくるでねえかそう 思って先祖さんがじっと待っているとこれ は座頭坊様でねえだかおかわいそうに座頭 ボとは目が不十な人が坊様姿になってビア を引いたり歌を歌ったりして諸国を回る 人々のことじゃった目が見えねんで川に 巻かれてしもただかなんたらむごいことだ べ

先祖さんは死んだ座様を村に連れて帰ると 畑の中に丁寧に埋めてあげたそうな身より とてない寂しい仏じゃった生 生生安らかに眠ってくだせ生 生生ところがそれから何日かして座頭を 埋めた土の下から小さな木の目が現れ たそれ は何やら分からぬままあれよあれよという 間に大きくなりぐんぐん枝葉をしらせて やがて見上げるような大木に育ちました そう な村の子供たちは面白がって座様埋めたれ ばでっかい木になったねんねんねんと大声 で立てたのでこの木は村の評判になり わざわざ木を見にくる村の人もたくさん おりましたそう な [拍手] ところがこの木にやがてつみがつきその 匂いのいい こと村中がうっとりとするような匂いに 包まれましたそう [拍手] [音楽] な花その花 がもう大人が両手を広げたほど大きな花で 白薄に黄色紫とそれはそれは見事な花を 咲かせましたそう なこの不思議な花を一目みんと集まる村の 人々は後を立たんかっ たところがある日のこと村の男の子は大変 なことを発見したと あ鼻ん中に座頭が ござる見るとほんに満開の花の中に座頭帽 様たちが1つずつきちんと座ってござっ たその座頭帽様たちがあるものは対抗叩く 格好をしあるものは戦あるものは笛と みんな何やら芸をする好をして座っている のは驚きじゃったこんな珍しいものはない 1度は見ておかないと話の種にならぬ とあちこちの村から見物人がどっと 押しかけましたそう なおかげで座様を埋めてあげたあの親切な 先祖さんは 忙しい行きも帰りも客を乗せて運びました そう [音楽] な [音楽] 木の周りには人々がいっぱい集まりやがて いろんな店もできてそれはそれは賑やかな ことじゃっ [音楽] [音楽] た

お風が出てきたな やがて風が出てきて座頭の花が1つまた1 つと川の中に散り始めたとどう [拍手] [音楽] じゃろう花の真ん中に座ってござった打様 たはみん1度に金を叩いたり笛を吹いたり におを始め たそれはもう本に愉快な眺めじゃっ [音楽] たそれでも中には芸のない座様もおって そういう花はズブズブと川の中に沈んで いきましたそう [音楽] なこの花の評判でまたまた大勢の人々は村 に集まりよりも一層賑やかなことじゃっ た村のヒたちもむを貸したり団子を売っ たりで大変な銭 [音楽] 儲けそれにあの先祖さんはまたまた たくさんの人々を船で運びどっさりとお金 が儲かりましたそん な [音楽] [拍手] ほお鼻もあかちった の やがて風がくようになって座の花はみんな 落ちてしもう たあの座頭の木の下はまたまた子供らだけ の遊び場になりましたそう [拍手] なさんおさんどこ行くも私はたぼへいりに 私さん座の木に手まりがなってござる子供 らは次々に顔をあげたとどうじゃろ鼻の 散った後には赤い着物やこま天まりやら タコまで子供らの喜びそうなあとあらゆる ものがいっぱい身になってぶら下がっとっ たそう な座の丼おら白いぬいまじが食いて だ あ本当にまじが落ちてきたうわうい座の おら赤いベベが欲しいんだらには赤い おっぽんたくろ うわ 子供がいをにる に のはぎそのにやら下やらタやら着物やら 子供らの言欲しいものがなんでも空から 落ちてきたそう な子供らは大喜びで拾て拾てみんな両手に 抱えきれんほどじゃったそう なおお座頭の気団が子供らにのお雪 かそれらは座頭の木が村の子供らに送った 贈り物だったじゃろう

[音楽] か雪がさっさ舞い始め北風がめっぽ強う なってき たもう正月はすぐそこじゃったぞ [音楽] な昔々のそのまた昔今で言えば岩手の国が まだちゃんと出来上がっておらんかった頃 の遠い昔の話 じゃいつの頃からかこの土地の真ん中に 三石の神という神さんが住むようになって な気に入った石を3つドカドカとおいてよ そこにボコっと尻をはめ込んでそれきり いりじゃよほどこの土地と3つの石が気に 入ったんじゃろうなピクとも動かずよだれ を垂れ流しながら昼も世も眠りこけて しもうたもい よ草焼きが生えても動かん土が積もっても 動かんとうとう姿も見えんことになって しもう [音楽] たこの土地の人間といや正直で働き者の男 と女がほんの一握りほどいるばかりそれに 熊や狼や鹿猿うさぎネズミみんな寄り合い て助け合って生きとったんじゃ人間と獣 たちはな朝早くから野山に出て1日食べ物 を取り集めのじゃそして夕方にはみんな 集まって分け合ってみんなでに食うたもん じゃったそうよその頃ではまだ人間も獣 たちも1つ言葉を話しとったんじゃこんな 日々がいつまでも続くとみんなは思って おっ [音楽] た1匹の鬼 じゃ [音楽] なんともわがままなやつでなあたり一体の 食べ物という食べ物を独り占めし出したの じゃ昼もよもおがおがと野山や川を うろつき歩いてな鳥を食う魚を食う獣を 食ういやもう何もかもそのでけ腹に 放り込むんじゃ身のなる木はけとるなら まだしも根こそぎ引き抜いてあは投げしら かしじゃいやもうこいつの1匹のために ここの暮らしはめちゃくちゃやっ たほっておけんらがおっってくるだうにゃ 人間には牙も爪もねえぞい戦うならオたち くまじゃいやくまどにもしものことがあっ ちゃ申し訳がねえだオが行くだ初めは人間 の中の気の強いもんが立ち向かっ たじゃが1人も帰ってこんかっ た次に熊の中から出向くものがいたが やっぱりみんな帰ってこんかっ た狼が行っ た鹿が行った猿が行っ たそして誰も帰ってこんかっ

た よいかこれからはこの俺がこの土地の主だ 毎日この亀いっぱいの生地を俺の岩屋に 届けるんだそれを毎日ちびりちびりとやる わけ だこんな悔しい話があろうか命の源を 吸い取られながら黙って生きていくなんて なあじゃが他にしょうもなかったよな相談 し合って毎日たついっぱいずつの血を 持ち寄って亀を満たし鬼の岩屋に届ける ことにしたの [笑い] じゃその最初の日じゃ重い心で亀を届けに 向かった人間がな1番悔しがり屋の人間が な堪忍袋の王きったのじゃ おらやちゃこんなことってあるか死んだ方 がよっぽど まいみんなで押しかけるべそうじゃ一度に みんなで行きゃなんとかなるべそうじゃ そうじゃじゃそう じゃ人間どはいやらたちみんなはなんか 忘れとりゃせんか1度に押しかけたところ で倒せる相手じゃねえによ忘れとる何を 忘れとるちゅんじゃあれ よ鳥にも枝葉がついて見分けのつんように なってしもうたがおお神さんかそうよ神 さん よそこでみんなは久しぶりに神さんを拝む ことにしたの じゃ返事がないそこ でもう1度かはを打っ たするとツモった土が森が動き出して そしてほ久しぶりに寝ぼけ顔の神さんが 現れたんじゃ神さんはみんなが集まっとる のを見ると慌ててよだれをぬ夢をこすって 座り直した おおみんな元気じゃったかの間違ったこと せんかったか の間違ったことなどせんかったぞじゃが 間違ったことになってしもうたぞうん何が どうなったとそこでみんなは口口に鬼の ことを神さんに話したのじゃ [音楽] 独り占めをしとるとなり神様は鬼の岩や 目指してドカドカと走り出したもん [音楽] なこりゃ鬼 よんとおめえは間違ったやつじゃ バカバカしくて話にもなん ね神さんに挑まれて鬼が出てきたさあ大物 と大物の立ち合い じゃ天地がひっくり返るかとみんなは息を 飲ん だあちいちょいちょい [音楽]

あところが神さんは変な力を持っとるん じゃなあちいちょいあちいちょいちょい 驚けた調子で神さんが掛け声をかけると鬼 は中に浮いてしもうたのじゃそうしてどう にもならんという風に神さんの掛け声通り に踊り出す始末 よいあちょいあちょいちょい [音楽] ちょいいやみんなの笑ったのなんの今まで いじめられてたんでそれだけ笑いたくなる 注文よ な 散々鬼をこらしめてからさて神さんの さばきが始まったすると鬼は今までにない 真っすぐな顔でガバっと手をついたの じゃっ た全部独り占めしようとした俺が悪かっ た鬼はま悲しそうな目になってなこの広い 広い土地を見渡したよう な俺はこの土地が好きじゃいつまでもここ にいたかったじゃがもうこの土地を 立ち退くもう消して戻ってこんこれで勘弁 してくれよう言うたではその約束の印を もらおう鬼よわしの気に入っとる三石に 手形を残していけ や鬼はの前に立っ たそして石の1つをじーっと睨みつけて おっ た [音楽] や鬼は岩に手をついたなんという力じゃ その手は岩にめり込み後には大きな手が はっきりと残ったの じゃ鬼は振り返り振り返りこの土地を去っ ていったそれは誰も今までに見たことも ないような寂しそうな顔じゃったよ 岩に残された鬼の手形これが岩手という この土地の名の由来じゃ災いが2度と来 ないというめでたい地名 じゃ [音楽] 昔伊豆は陸のこじったその伊豆の南の方に 高知村という小さな村があっ たこの村である年長いひが続いてたは困っ てしっ た村おさこのままじゃみんな上地 じゃほんに困りもし たかなる上は火道具を船に積み沼へ持って いって食い物に変えなけりゃなるめえ おーい みの今用院の縁の下から不思議な光が出 てるの子供たちが見つけたぞあれげな光だ とそれ行けそれ 行け時が時だけに人々は金の仏像ではない かと早速掘り出してみるとなんとこれが

ただの石の地蔵 [音楽] さんなんとも天王わを見放したもんじゃ ただの汚ねえ地蔵さんとはのそんなこと いうもんでよわしらを助けようとして出て きなさったのかもしれんバチ当たるぞそう は言ったもののみんながっかりして寺の 兄弟の目立たぬところに地蔵さんを置いた ままみんな帰って行っ た村でも苦境の4人の若者が選ばれて いよいよなけなしの火道具を村中から集め て沼へ運ぶことになったええかこのには みんの命がっとるそれに小舟で沼まで運ぶ のは大変なことじゃクレレも注意するん じゃぞえい分かりやしたよしみんな出発 じゃよし来 た [拍手] さと頼んだぞ や沼妻で往復でよかかなんとか無事に運ん でくれればいいんじゃ がちょうどその頃お寺の尚さんが不思議な 夢を見たするとなんでございますかあの 地蔵さんが王将さんの夢の中に現れ口を 聞いたそうなんじゃよべに立ってなわしを 高さんの上に立ててくれたら村を救って やろうとしるんじゃよほうあの地蔵さんが な村は笑にもすがりたい思いじゃったので その夜村人たちに尚さんの見た夢を話して 聞かせたそれはええこったきっとくどが あるにちね早速明日にでもやってみん べじゃがのあの地蔵さんは汚じ拝がきが せん のみんな作の一言に一度は真としたそう じゃあいい考えがあるここに石の大吉丼が おるでねか1ついい顔の地蔵さんを作って もらうべの大吉丼みんな新しい自蔵さんを 作るというのでほっとした一方4人の若者 たちは無事沼ずに着いたそうして火道具を 処理してたくさんの米だを積んで遺産で 出発することになったでけたでけた大吉の 作った地蔵さんはそれは良い顔立ちをして おった村の州たちは褒めそやしたところが どういうわけか これはどうしたことだ偉いことになって しまったみのおこれはおし さんよく聞きなされお地蔵様は自分が高 さんに立ちたいとおっしゃったのじゃぞ みんなが好きなお地蔵さんを立てろと おっしゃったのではない地蔵様は皆の手さ をめられたのではない かの人たちは尚さんの言葉を聞いて なるほどと思い元の汚いお地蔵さんを立て て手を合わせ たこの天気が持っててくれればいい

がさあみんな頑張っていく べところが今まで穏やかじゃった海が少し ずつ荒れ始めて 大嵐になってしまっ [音楽] たいよいよ明日 かなんとかこの嵐を乗り切ってくれれば いいんじゃがかゆも残っとりませ んあいつらわしらを見捨ててしもうたん じゃあるめな あと尚さんの話じゃあのみともね顔の地蔵 さんがわしらを救うという話だったがこれ じゃあまぜ逆さじゃねえかうるせえ ごちゃごちゃ言わんと黙てせ あ 危ない あえ目がさけ大丈夫 [音楽] か平吉火王右 じゃ [音楽] くそあの地蔵さん壊してやるこれどこへ 行くん じゃ何枚ダブ何枚ダブ何ダ何 [音楽] さもじゃもはやこれまで じゃもら見放したがうんあれはなん [音楽] じゃ何も見えんぞお目が見えるはずじゃろ 木でもちたかやいや 見える光じゃ光がこっちへ近づいてき [音楽] よる お前さんは一体誰 [音楽] じゃ何ほあげよじとおい上げよと言うたる カもん柱はさてしもたじゃねえかほらはあ ああお柱じゃお柱 じゃゆ夢 かあげるであげるで [音楽] よ勝を左へ おい火を左へ回せあ火が ある 回す 回す一体誰がおるんじゃわしには何にも 見えわしにはよう 見えるなんとも不思議なことじゃった サスケの見えない目に移った小僧さんの 指しのおかげで船はどんどん港へ向かって 走り始め た 船は無事到着したサスケの目も治り村人 たちは喜んだがそれが不思議な小僧さんの おかげじゃと聞いて驚いた全く不思議な

こともあったものよのはいあれはきっとお 地蔵さんに違いありませ んそうじゃあきっとそれにそいある まい [音楽] おじ蔵さんありがとうございましたおかげ で村が助かりまし たこれからもどうぞよろしくお願い 申し上げ ますサスケの願いにお地蔵さんは何も答え なかったがそれでもよくわかったような 優しい顔しておられたそう じゃそれから伊豆の沖を通る船は何度も この高さんのお地蔵さんに助けられたそう [音楽] じゃ [音楽] 昔昔あるところ に 高い高いまるで嘘のように 高い山がありまし たその高い高い山のてっぺん にとても仲の良い青い天狗さんと赤い天狗 さんが住んでいまし [音楽] た [音楽] 今日は気持ちよく晴れて地上の景色が綺麗 だ な本当 [音楽] だなあお天狗 俺たちがこの山に住んで何年になるかな うんすさ なそう500年になるかな500年 かこうして山の上から外界を見ていると 面白いように様子が変わっていくが俺たち はちっとも変わらないなふん下界の連中は 年柄年中忙しく喧嘩ばかりしてから なふんそうか喧嘩をして変わっているのか ああやってせっかく綺麗な街を作ったかと 思うと喧嘩を始めて全部燃やしてしまう またせっせと新しい街を作ってはまた喧嘩 を始める全くよく嫌にならずに喧嘩をする もんだよそうか分かった俺たちも喧嘩をし なくちゃだめなんだなんだい突然俺とお前 はは500年もの間喧嘩を1度もしたこと がない仲良しだからだいいじゃないかいや 喧嘩をしないというのは進歩がないんだ そうか なあともかく俺は今日からお前と喧嘩を することに決めたいいかしばらく一緒に 遊ばない ぞなんだかよくわからないけどそうして みる

かというわで青天狗と赤天狗はひょんな ことから喧嘩をしてみることになりまし た今まではいつでも2人で仲良くやってき たのですがその日から山を挟んで別々に 過ごしてできるだけ顔を合わせないように しようということになりまし たそんなある [音楽] 日1人でいると退屈だな眠くなってしまう 何か面白いことはないか なんなんだ ありゃどうして今日はお城があんなに ピカピカ光っているん だろうちょっとあそこへ鼻を伸ばして みよう鼻 伸びろ花 伸びろ花伸びろ 花 [音楽] 伸びろ 花 [音楽] 伸びろほれごんた見てみろなんか珍しい ものが飛んでくる ぞ まあお姫様このキランドンスの素晴らしい ことまるで宝石のよキラキラとお様に輝い て美しいお召し物の虫干はとても楽しい 仕事ですわえ本当 にあらお姫様お召し物があんまりたくさん でもう干すところがありませんわどうし いやじゃいやじゃ笑わの着物はあるだけ 全部虫干しするのじゃそうしちゃっても ラカはもういっぱいで干すところがあらま ちょのよい青だけがありました随分長い竿 だことお姫様まだまだいくらでも干せます わよ笑わはとても嬉しいまあなたの持っ てる着物も綺麗なが こちらにもちょうだいこれも素晴らしいわ またここにも干せるわ干せるわななんだ 焼きに花の先が重くなってきたな花を戻し てみよう花よ 縮まり花よ 縮まりあれあれお姫様のお召し物が待って 泥棒 [音楽] ごんた今度は綺麗なベベが飛んでいった [音楽] ぞなんだ こりゃこうして青い天狗さんはお城に花を 伸ばしたおかげでお姫様の綺麗な着物を どっさり手に入れることができまし た 青い天狗さんは大喜びしてお姫様の着物を 変る変る来ては遊んでいまし

[音楽] た何をバカな真似をしているん だお城に向かって花を伸ばしたならな こんな綺麗な着物がついてきたん だまだたくさんあるんだお前の分も ちゃんと向こうに取ってあるバカバカしい そんなペカペカしたものが切られる [音楽] [音楽] かいい なあ城に鼻を伸ばすんか俺もやって みよう鼻のびろ花のびろ花 のび花 [音楽] のびほれ見てみろ今度は赤いがんで だ今日はよく変なものが飛んでくる日だな 天下大平の時こそ武芸に励む時ぞそれやれ やれやれむちゃくちゃにやれえ苦し な [音楽] たたたやあ次は弓や弓を待て打て撃て打て [音楽] 見方身方見方次はやりじゃつけつけ つけ [音楽] た 見見方 見方ななんじゃこりゃなんじゃこれははて あったかい は君が悪いきれ きれや危ないやめやめ弓は やめな たたたえ [音楽] あかわいそうに赤天狗はお城に鼻を伸ばし たおかげで綺麗な着物を手に入れるどころ がとんでもない目にあってしまいました おい赤天狗どうした嫌に静かにしてる なあどうしたんだその花の傷はほっといて くれそうはいかないよどれ見せてみな ひどい傷だかわいそうに痛い よえ大丈夫大丈夫だな怪我が治ったら綺麗 な着物を半分やるから我慢しな痛いよ 大丈夫 だ痛い よというわけで赤い天狗さんも痩せ我慢を やめ青い天狗さんから綺麗な着物を半分 分けてもらってまた仲良く暮らすことに なりまし [音楽] た [音楽] [音楽] 昔のことだあるところにどうしようもねえ 男がおってよおふと2人暮らしだというの

におまけにそのお袋が病気で1人で苦しん でるというの にそいつは爆竹をってやがっ [音楽] た ちくし帰るんかお袋は病気 だ金がねえなら貸してやってもいいぜ今日 は帰る 金は貸してやるって言ってんのによ 付き合え よち付き合いの悪い男だ [音楽] ぜ300貸してくれそうこなく ちゃ そうそう そのどどうしようもねえ男が借たも点点に なってお袋の元へ戻ってきたのはもう 夜明け頃じゃっ た馬鹿者通りかかったら唸り声がするで 覗いてみたらおっかがたった1人でもがい ているでねえかしっかりせおっ [音楽] かでそのおっ母さんの具合はどうじゃった の腹が膨らむ病気でなもう虫の息じゃった 医者 はその辺りにはおらん薬 は金は1問も ねえそんな時世話を焼いてくれた隣のじい さん がまた旅の水 じゃまた旅の 水ふんこの病にはまた旅の水を飲ますが ええと聞いたことが ある今日の夕方が山じゃ [音楽] ぞ男は走りに走ったところがないちっとも ないまた旅のつるなんぞやいどこにだって 生っているというのにその日に限って ちっとも見当たら [音楽] [音楽] ね お [音楽] か [音楽] とうと見つけ たカシ岩の下だ風が吹いてきてまた旅の歯 が白くざわざわ揺れているのが見え たかしいはそりゃ随分山奥まで行った なあはいっ た た 急いでつを切って福の口へ突っ込んだもう 日西へ傾いてしまって

いるところがいつもはドクンドクンと出る 水がその時はちっともでね日は山へ 隠れようとしている暗くなったら走って 戻ることもできねその 時男は生まれて初めて祈っ た神 様 [音楽] [拍手] 男はそう叫んだ涙を垂らした足ずりをした 水をはねまた旅のつをつんで闇雲に振り たくった おか [音楽] 山犬があちこちで泣き出したそんな時だ声 が聞こえてきたの はあのがこっちの種にぶつかりながらその 声はだんだんはっきり聞こえてき た なんてその声はなんて言う たもうええい よもうええよ セレアもうええ [音楽] よ もういい よおかどうし [音楽] たそれはお袋の呼ぶ声じゃったそれを聞く と男はもういてもだってもおられへんよう になってをつかんで夜の闇の中突っ走った 岩や木の根に何度突っこんだかわかんねえ がもうそんなことはどうでもよかった おか おかおふは死んでおった男が山でこだまを 聞いたちょうどその頃に息を引き取ったと いうことじゃっ [音楽] た どうしたことか袋の中からまた旅の水が 吹き出し た何もかも間に合わねえ 話またの水は日が暮れてから出が良くなる そう じゃいいや間に合ったものが1つあっただ よその人の親思いの心じゃもうええよそう 言ったおっ母さんは満足して目つぶっただ よそうじゃろうかそうとも間違いないだよ そんなことがあってからその人は爆も酒も 一切やめたでねえ かそして女房子供のために汗水流して働い て いる [音楽] 昔長野県の塩尻の話じゃっ

[音楽] た

『まんが日本昔ばなし』(まんがにっぽんむかしばなし)は、愛企画センター、グループ・タック、毎日放送(MBS)の共同制作により放送されたテレビアニメである[注 2]。

概要
放送枠は30分で、毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が、一人で何役もの声を使い分ける独特の語りによって紹介する。

『月光仮面』や『愛の戦士レインボーマン』など多数の特撮テレビドラマを手掛けた川内康範が監修に携わり、川内の娘で童話作家である川内彩友美が企画。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターが多数起用された。

番組内で使われた音楽にも川内の甥である北原じゅんの純邦楽からロック、フォーク、ラテン、クラシックなどを織り込んだ多彩かつ無国籍な音楽が使用された。

文芸は当初、『リボンの騎士』などの脚本を担当した平見修二がメインでスタートしたが、2クール目から終了までは沖島勲がほとんどを執筆した。なお、本シリーズでは原話から演出家がダイレクトに絵コンテを描き、脚本を経ないケースが多かったため、「脚本」ではなく「文芸」ないし「ダイアローグ」としてクレジットしている。

TBS系列のテレビアニメでは最も放送期間の長い作品である。
まんが日本昔ばなし 2023 Vol 132 「桃太郎」 | まんが日本昔ばなし

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