【光る君へ2話】まひろと道長の再会シーンに感動!/吉高由里子さん・柄本佑さんの“とある演技”が超重要だった!/現役俳優・檜尾健太のドラマレビュー
ひのき健太のドラマレビューこの企画は ですね私俳優ひのき健太が様々なドラマに ついてレビューしていくものでございます 本日は軽君え第2話巡り合いについて僕 なりにお話ししたいなと思いますよろしく お願いしますさあ衝撃のラストだった1話 から作中では6年が経ちまひろちゃんは 15歳になりましたついに吉孝子さん本 タスクさんの登場でございます 物語は大きく分けて2つの軸で進んでい ますまず1つは藤原の道かを中心とした中 の権力闘争そしてもう1つは真の人生道長 との恋の行方でございますというわけで 今回の動画はまず真軸として物語を紐解い ていきたいと思います時は984年真が 母親を失って6年後のこの日真は成人の 儀式を迎えましたこの儀式をすることで 女性は1人前になり結婚することも子供を 儲けることもできるようになるらしいの ですがマロは人はなぜこんなにも儀式が 好きなのでしょうと疑問を呈します1話の レビューでも話したのですが周囲の大人た がそういうものだと言って受け入れている ことに疑問を持つのがこのマヒロという 主人公の特徴ですそして麻ひはこの6年間 ずっと父たとと険悪であるようです成人の 儀式の後麻ひは親戚の信に嗜められます 父親の気持ちも少しは分かってやらぬか 分かりませる泣き母は大人になれば父上の 気持ちも母上の気持ちも分かるようになる とせになりましたされど全く分かりませる そうやって突き詰めて考えすぎると幸せに なれぬぞ幸せとは何でございますかチハの 死の真相を隠蔽したのはため時が娘息子の 幸せを願ってのことですしかし真はこう いう大人たちが思う幸せの形にすら疑問を 呈する主人公真がこのようなうくした女性 であるということが僕はすごく面白いと 思うんですあと僕が気になったのが真と 信貴の関係です信貴は後にマロの夫になる 人物ですこれはNHK公式の総図でも既に 明記されますということはそのことを前提 としてドラマを見てくださいということな のであえて言及させていただくのですが説 では藤原信は派手好きで妻も4人いた らしいのですがそれでも20歳以上年下の 紫式部に熱心に婚して結婚したそうです ドラマないでも1話でため時の家に来た時 に遊はいらないこれから行くところがある からと言ってマロに今日はどなたのところ へとからかわれるシーンがあったことから 色好みする人というキャラ付けではあり そうですがでもこの2話を見た限り信は マヒロを親戚の子供としか見ていないよう な気がするんですこの先真に求婚をすると
は全く想像がつかないんです2人がなぜ 結婚することになるのかそこに大きな ドラマ性を持たせてくるのは間違いないと 思いますこれ例えばこれはもう完全に僕の 妄想なんです が道長がお忍びで真のとに来て真とあって 子供ができてしまいマはそれを カムフラージュするために信と形の上で 結婚をして子供の父親になってもらったと かなんかもうそんなレベルの驚きの展開と いうのがこの先待っているんではない でしょうかそしてオープニング明けは真が 大筆仕事をしていることが描かれますマロ はこの仕事に生きがいを感じているらしく 歌を考えている時もすごく楽しそうですし 依頼人になんと見事なと褒められると ものすごく嬉しそうな表情を浮かべます また自分の分際に自信を持っていて仕事に 対しプライドを覗かせるシーンもあります 20分過ぎ客が真が脱出した歌を女性に 突き返されたと言ってもう一度良い歌をと 依頼と再度客から詳しく話を聞いて歌を 書き今回の霊はいらぬと言うんですこれら の描写が道長との再開のシーンに繋がって いきます26分頃からのシーンで2人は あの川辺を歩きながら6年前のやり取りを 思い出しますそして改めてひお前は一体誰 なんだと問う道だが すると真は少し迷った後で大出してるのと 今の仕事を正直に答えます初めて会った時 には三門の血を引く姫だと嘘をついた真 ですがここで正直に正体を明かすのはなぜ でしょうか6年前に嘘をついたのは自分が 火九貴族の娘であることに窮屈な思いをし ていたからです大して今やっている大筆 仕事も決して大声で他人に明かせる仕事で はないなので若干の後ろめたさを感じつつ また嘘をつこうかと一瞬悩む真ですがそれ でもここでマヒロが正直に崇を明かすのは 自分の仕事ぶりや分際に対して自信や プライドが芽ばえ始めているからなんです 世間底より何よりも自分のことを知って ほしいという気持ちが買ったからこそ真は 高辻富の浩司のエのところで大筆をやって いるのと正直に崇を明かすんです続けて いろんな人の気持ちになって歌やフを描く 仕事それは楽しい仕事なのよという真この 6年間母親を失ったことによる悲しみ母を 殺した道に対する恨み父親への反発など 色々な葛藤の中で生きてきたであろう真広 ですがそれでも自分の生きる道を必死に 探してきたのだと思いますそして一般的に は自慢できるような仕事ではないかもしれ ないけれど自分の才能を生かしてかつ心 から楽しいと思える仕事に出会った真そう
考えるとここで自分のの崇を明かす真の 言葉にもう泣けてくるんですここは吉孝 ゆり子さんの演技も素晴らしいんです崇を 明かす前の少しの戸惑いと崇を明かした後 のそれは楽しい仕事なのよに込められて いる万感の思いがきちんと伝わる見川次第 で教官に込められた思いが12分に伝わっ てくるものすごい演技だと思います その思いは確かに道長にも伝わったよう ですへえこのよりも楽しい子もいるのかと いう道長三郎の周りは楽しくない人ばかり なの俺の周りの子はみ寂しがっておる男は みな偉くなりたがっておる妬みそみが うまく中や父藤原の家家の振る舞いにけが さしていることが伝わってきますそんな 道長自身は全く出世欲がないように見え ますしそれどころか何を心ざして生きて いるのかもはっきりせず冴えない男という 印象がぴったりじゃなかったですか背中を 丸めるような立ち姿といいどことなく 弱々しい言葉といい家や中の者たちにイけ がさしているんだけれどもそうした現状を 自分が変えていこうという機もなく今回の 道長からはなんとなく生きているというか 覇気のない感じを受けてしまったんです これはもちろんエモとタクさんがわざと そのように演じているのだと思います あえて冴えない男を演じることで今後道長 に劇的な変化が生じてくることの前振りを してでしょますますこの道長がどのように して最高権力者にまで登り詰めるのかここ にものすごく興味がそられますとここで マロもそんな道長の元気のなさを感じとっ たのでしょうかどけるようなニュアンスで 三郎こそ誰なの偉くなりたい人三郎は名前 しか書けないから偉くはなれないかと言っ て笑います6年前は人間的に幼いマヒロを 優しい三郎が包み込んであげているという ような印象でしたが今回はどちらかという と逆ですこの6年間でマヒロの方が人間的 に成長しているように見えます家柄で言う と道長の方が何倍も恵まれており順調に 感触も得ているのですが貧しい中でも たくましく自分の生きる道を探し求めてき たであろうマヒロの方が一回り大きく見え ますそしてモ彦が迎えにやってきて道川 行かねばならない俺のことは今度話すと 言いますエシのところには毎日いるのか 毎日はいないでは会えるまで通うこの 会えるまで通うという道田の最後のセリフ 本来はマロにとってめちゃくちゃ嬉しい セリフなんじゃないかなと思うんです気に なってる男の子がまた必ず会おう僕は君を 追いかけるよと言ってくれたわけですから でも吉孝ゆり子さんの表現はそうはなって
いないです眉をピクッとげて反応はするん ですがその時点では嬉しそうな表情には なっておりませんそしてとっさに出てくる 言葉は好きな人がいるならいい歌を作って あげるわというセリフなんですこれに対し て道長は歌はいらぬと返して去っていき ますすると真広はものすごく残念そうな 表情になるんですここもすごく含みのある 素晴らしいシーンだと思うんです ストレートな恋愛劇であれば最後のマロの 表情は絶対にこれ笑顔で終わるはずなん ですでも吉孝さんはそうは演じていなかっ たつまりこのシーンにこそマヒロがどう いう価値観を持つ女性かということが ものすごく現れている気がします普通の 女の子が感じるよう 好きな男の子と一緒にいというような感情 とは違う感情を真はいきるんですその感情 とは自分の歌を作る才能を褒めてほしい歌 や物語の素晴らしさについて道長と共有し たいといった感情ではないでしょうかだ からこそ歌はらぬと言われてものすごく 残念表情になる会えるまで通うよりも君の 描いた歌を読むのが楽しみだそう言って 欲しかったんでしょうつまり恋よりも歌の 方にこそ魅力を感じる恋に生きることより も使命に生きることに喜びを感じるそんな 真の価値観を僕はこのシーンから感じとり ましたこれまたという主人公のことを深く 知る上でめちゃくちゃ重要な要素だと思い ますこのドラマで真広と道長の関係は ますます深まっていくのだと思いますが おそらく真広は道長と結婚はしない でしょう真広は恋よりも使命に生きると いうような価値観を持っていますから結婚 か仕事かと言ったら仕事を取るような女性 なんです それがこの作品の今後の展開に大きく 関わってくるのではないかそんな風に僕は 感じましたそんな風に考えるとこのシーン の吉孝ゆり子さんの表現っってやっぱり すごいんですあそこで笑顔にならないこと でマロのキャラクターを伝えることに成功 している吉さんの台本を読み込んで解する 力役を生きる力それらがセリフのない部分 で見事に花開いていることを僕は感じずに はいられませんでしたそして34分半頃 から見たあのお客さんがやってきてまた歌 を突き返されましたと 嘆さらに深く客の話を聞くとこの客は字が かけないことが判明字が書けないのに歌を 渡しても大筆丸出しで相手の心がつめる わけがありませんそこで真のノりには道長 の言葉がオーバーラップしてきて道長の 真意に気づくんです三郎が歌などいらぬと
言ったのは赤の家人の思いを大筆しても そこにはマの本当の魅力は詰まっていない 俺は本当のお前が知りたいんだだからまた 会いに行くそんな道長の気持ちに気づくと 同時に今後の真の分泌活動にも影響を与え かねないそんな言葉になったんですしかし 物語終盤になって父ため時に大筆仕事が バレてしまってひはこっぴどく叱られて しまいますそれでもマロはこう言い返し ます大筆仕事は私が私でいられる場所なの ですいろんな人の気持ちになって歌を呼ん だりする時だけ6年前の出来事を忘れ られるのです母親と私を裏切った父上を 忘れられるの です縛られても必ず縄を切って出ていき ます父上の言うことなぞ私は聞かない すでに語ってきた通り母母親を失った 悲しみや父親への反抗心などモヤモヤした ものが心に渦巻く中でマにとってようやく 出会えた生きがいが大筆仕事でした女性が 男の不利をして大筆をするなどということ は後ろめたいことで反対するお父さんの 気持ちも分からなくはないですがマロは そういう世の中の常識にはまらない女性 です お父さんの言葉に素直に頷くわけがあり ません縛られても必ず縄を切って出ていき ますそのエネルギーにマロという女性の 魅力を感じずにはいられませ んそうして父親の言いつけを破り大筆仕事 に出かける真もちろん道長とあってもっと 話をしたいという気持ちも彼女を 突き動かしたのでしょうそしてラストで 道長が何やら罪人と間違って捉えられて しまいました がはい皆さん次回はどのような展開になる のでしょうかもう楽しみで仕方がありませ ん本当にこの光る君へもう右肩上がりに 面白くなっていくことは間違いございませ ん皆さんと最終話までしっかり楽しんで いきたいなと思いますので是非ここで チャンネル登録を何卒よろしくお願い 申し上げます本日も最後までご視聴 いただきありがとうございましたひのき ケトでした失礼いたし [音楽] ます
俳優 檜尾健太が、毎週「光る君へ」を独自の目線でレビューしています!
⬇︎過去の解説動画はこちら!⬇︎
【光る君へ1話】作品を10倍楽しむための重要ポイントを現役俳優が解説!/「籠の中の小鳥」は〇〇を暗示?/まひろのキャラクターをどこよりも深く読み解く!/現役俳優・檜尾健太のドラマレビュー
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大河ドラマ『光る君へ』公式HP

7 Comments
なぁるほど、まひろの価値観、そういうことかぁー2人の素敵なシーンですね。来週が楽しみです♪
もし私がまひろなら、お母さんの悲劇は私のせいだと、ずっと自分を責めると思います。怒りが外に向くタイプの人と内に向くタイプの人がいると言いますが、まひろは内に向かう気持ちはあまりないのかな?
まひろと三郎のシーンがきゅんきゅんします❤今後2人はどんな関係を築いていくのかと思うとすごく楽しみです。結婚については檜尾さんの想像した展開になるのも面白そうですね!
檜尾さんの解説を聞いて、なるほどー!!と云うことばかり。
ちょっとした仕草、顔の表情には、深い意味があるのですね。
檜尾さんの解説を聞いて、「光る君へ」というドラマが楽しくなって来ました。
「めぐりあい」というタイトルですがこの「めぐりあい」の意味は、道長に再開した事と共に、
まひろが自分の生きる道・才能とのめぐりあいでもあったように思えました。
「恋」よりも「歌」まひろの価値観は「恋」よりも「仕事」を獲った女性・・。
現代にも通じる女性だと思いました。
方や道長は、出世欲のない、冴えない男・覇気のない男と今は描かれているけど、
誰も知る、後に最高権力者になった道長ですが、どのようにして、そのような男性になったのか?
その経緯がどのようにこのドラマが展開するのかが楽しみですね!!
そして、仕事を取った女性・まひろがどのように成長して、素晴らしい紫式部になったのか?
同じ女性として、興味津々です♪♪
役者視点からの解説は檜尾さんのチャンネルだけだと思います。このチャンネルのおかげで今年のNHK大河を一年間楽しめそうです。
なるほどね。納得いった。そっかあの時の妙な表情ってそういうことだったのか。
わたしも今このドラマが一番面白いのですよね。
最初「平安かぁ~たいした乱もないのになにやるんだろ」って思ってたんだけど
結構面白いんだよね。
っていうか佐々木倉之助が夫になるの??これはマジでなにか仕掛けがありそう。
今回もなるほど〜な解説をありがとうございます♪
確かにまひろが宣孝と後々結婚する感じは今は無いけど、道長とは最後までそういう関係にはならないんじゃないかなぁ〜。というか、私はなってほしくない。
いやホントは吉高由里子さんのまひろちゃんと柄本佑さんの道長を見てしまった今は、二人で幸せになってほしいと願ってしまうけど、たぶんそうはならないだろうから、だったらずっとプラトニックでいて欲しい😂
檜尾さんが言うように、宣孝との結婚にも何らかのドラマがあると思うので、それも楽しみです♪