『窓ぎわのトットちゃん』【半ネタバレ注意】映画感想レビュー・独自考察/酔いどれシネマJACK No.368
ヨイドレシマジック今回は窓際のトト ちゃんについてくっちゃべってみたいと 思い [音楽] ますはいこの作品なんですけどもねま今更 ながらですよねこれ昨年ね風切りされた 映画なんで今更感はありますけども見に 行ってまりました実はね劇場感謝はするし かなと思ってたんですけどもこの チャンネルをね視聴していただいている 美奈古谷さんからねお勧めをされまして 遅ればせながら見に行ってまいりました 結論としてはね本当見に行って良かった ですね劇場で見るべき作品だなという風に 思いましたま原作小説についてはね改めて 説明する必要もないのかなという風に思い ますけどもあのタレントのね黒柳哲子さん 著作によるま自伝小説ですよねま自らの 幼少時代を綴った窓際のトトちゃんという ね小説が原作になっていますでこの小説は もう世界で売れに売れてなんと世界35 カ国で翻訳をされてなんと総発行部数では ねギネス記録になっているそうですよいで シネマジャックあすとしてはま主人公は 小学1年生のとちゃんっていうね女の子 ですねこの子はつまり黒柳哲子さん自身な んですけどもねで実にその好奇心大勢でま お話が大好きで喋り止まらないまいかにも ね頭の回転が早そうな子なんですよところ が落ち着きがないがゆに通っていた小学校 退学になっちゃうんですねま今はね小学校 退学なんて絶対ありえないですけどもこの 時代まだ戦前千中の1940年代初頭と いえばねま退学がきっとあったんでしょう はいとにかく退学処分になってしまって智 学園という学校に転校するわけなんですね まここでのま素晴らしい先生方やお友達 たちとの出会を通して描かれるねま主人公 トっちゃんのいえば成長端と言える物語 でしたまいわばねこの映画ま丸ごと黒柳 テスコビギニングと言ってもいいよねま そういう映画だという風に思いますそう ですねこの映画の中の描写で僕非常に印象 に残ってるのはあのトッちゃんのね頭の中 でこう広がるイメージがこうビジュアル的 にわーっとこう展開していくある意味ね 幻想的なシーンがあるんですよあの辺りの ねこうクレヨンでね書いたような素朴な タチにその下りだけね変化するんですけど も非常にねなんて言うんかな子供のねこう 想像性の素晴らしさというか子供の可能性 のね壮大さみたいなものを見事にね描写し てたような気がしますでねこの智学園って いう学校なんですけどもまリトミックって いうね教育法をま日本で初めて実践した
学校という風に言われてますリトミックっ て何かって言うとね音楽教育なんですよね 音楽を通してま心と体のこう感覚機能だっ たりま芸術的な想像力だったり クリエイティビティをね高めていくような そういったメソッドになるんですけどもま 私がこの映画を見てね端的に感じたのはね とにかく子供たちのやっぱり死体性だっ たり個性っていうものをね尊重した自分で 考えて行動ができる子供を育むようなね そんな学校だなという風に感じましたあの 素晴らしい学校ですよねこんな学校が戦前 からあったっていうのは驚きですね僕あの この小説をねちょっと読んでなかったもん ですから今回のアニメを見ることによって 初めてねこのとっととちゃんに触れたわけ なんですけどもうん本当にこの朋学園って いうのは素晴らしいなっていう風に思い ました今あのSteam教育っていうね 言葉があって実は僕もねそのSteam 教育にまわるプロジェクトにま昨年まで 立っていたんですけども実は本質的にはね このSteam教育とこのリトミック智 学園の取り組みっていうものはね非常に 神和性が高いものがあるなっていう風に僕 は感じましたねだからこの智学園の校長 先生小林先生って言うんですけどもこの 小林先生との出会いがねやっぱり黒柳哲子 さんのね人生を変えたっていうことにね 非常にあの納得がいってしまいましたまた この小林先生をねこの役所工事が声で演じ ていらっしゃるんですよねまここのはまり 方もねなかなか素晴らしいですよ役所工事 あってのねこのアニメの中のね小林先生 っていう素晴らしい教師がね体現されてた んじゃないのかなっていう風に僕はねそう 感じましたそれとねとっととちゃんの声王 のリリアなっていうね子役さんですよこの 方ねアニメの場合子供だからといってその 恋をね子供がやるとは限りませんけども この映画では本当に子役の女優さんま声優 さん女優さんがとちゃんをね勤めて いらっしゃいましたやっぱりなんて言うん だろね子役が演じるからこそのねあけなさ とかほとばしるようなエネルギーだとかね とにかく好奇心大勢だだったトちゃんの 息遣いていうものはね非常にねリアルに 表現されていて良かったなという風に思い ますそれから何気にね豪華キャストなん ですよとっととちゃんのパパりしが演じて いらっしゃいますそれからママはアンが 演じていらっしゃいます2人ともねどちら かというと抑えた演技でこの物語りにね花 を添えていらっしゃいましたよいでシネマ ジャックま結局ねそういうことでこの映画
を見ることで智学園の素晴らしさっていう ものを改めて感じるわけなんですけども それとどにそもそも子供のね無限の可能性 だったり素晴らしさっていうものをど 真ん中に表現してるんですよねそれが一番 この映画のね評価されるべき点だったん じゃないのかなっていう風に私は思います でこの映画にはねあの首相に麻痺を患った 男の子が登場するんですねでこの子はまと ちゃんと親友になっていくわけなんです けども実にねトちゃんがこう大人の目線で 見たらこうドキドキハラハラするような 感じでどんどんこの子にね冒険を仕掛ける んですよねそしてあることがきっかけに なってこの男の子はね急激に変化を遂げて いくわけなんですよねそれまでこう体が うまく動かないことをね気に止んで非常に 消極的な子だったんですよねで読書 ばっかりしてるで外では遊ばないだけど 無理やりとちゃんに引っ張り出されること であることがきっかけになってあ僕にも できるんだやれたら嬉しいな楽しいなそう いったことを日々どんどんどんどんして いってこう成長していく様がねきちんと こう描かれているんですよねその辺りのね ディティールが非常に丁寧に描かれてい るってい点もね非常にこの絵がね 素晴らしいなと思った点でもありますね あとはねまさっきも言った小林先生の キャラクター造形なんですけどもなんて言 んかね役所工事さんが演じたってことも あるんですけどもシナリオとしても非常に ねこの先生の人隣りっていものを丁寧に 描写する上で見事なね展開だったように 思います歴でねあの他の学校の子供たちに 智学園の子たちが馬鹿にされるシーンが あるんですよね馬鹿にされからかわれ いじめられるシーンっていうのかなそれに 対してまトちゃんがね主動して暴力は 振るわないんだけども対抗していくわけ ですよね朋学園は素晴らしいんだっていう ことを友達と腕組みをしながらね強く主張 して結局はそのいじめ子たちを退散させ るっていう下りがあるんですけども実は その様子を小林先生窓から見てるんですよ ねところがこの映画はその時の小林先生の 表情をあえて映さないんですよあの繊細な 描写がね僕はなんともこの映画を好きに なったところなんですよねあのシーンには 僕2面性があると思ってます子供たちの やっぱり素晴らしいね成長と自立そういっ たものを表現する下りでありながらあれ ちょっと異なる方向から見ると ナショナリズムの象徴でもあるんですよだ から小林先生の目には喜ばしい面と投げ
かしい面のね2つの意味合いがあの子供 たちの様子からね受けて取れたんだと思い ますだからこそね映画はあの時の小林先生 の表情を映さなかったんですよねあの辺り のやっぱり観客に考えさせる感じさせ るっていう下りも僕は非常に良かったなっ ていう風に思っていますそしてこの映画 結構な反戦映画でもあるんですね直接的に その戦争の無しさだとか悲惨さそういった ものをね描いているわけではないんです けども結構ね高い熱量で反戦を歌っている 映画でもありましたヨシネマジャック僕ね この映画を見ていてちょっと思い浮かべた ことがあるんですねそれ何かって言うと 黒柳哲子が長年あの司会を務めていた歌 番組ザベストテンていう番組あったんです けどもねあの番組でのねあるシーンを僕 思い出したんですよそれ何かって言うと 小沢翔一っていう人がねゲストで出演した 会なんですよでこの方はねまであり タレントでありま色々マルチに活動された 方なんですけどもハーモニカブルースって いう曲を書いてらっしゃるんですよね作詞 が谷川俊太郎で作曲が小沢正一自身なん ですよねでしかもねこの作曲のサポートを あの山本直積がされたらしいですこの ハーモニカブルースっていう曲をねあの このベストテの中で小沢小一が披露したん ですねのザペスト店といえばね当時として は画期的な ガチなねランキング番組だったんですよ歌 のランキング番組ですねでその前もね確か ね火曜ベストヒット30とかいうの ランキング番組あるにはあったんですけど もランキングされた30局の歌が全部番組 だでかかるわけじゃないんですよところが ねこのザベスト店っていうのはま毎週放映 されてたんだけどもその週にベスト店入り した曲は歌手はそのオファーを断ったり あるいはやない事情で出演できない場合を を除き毎週毎週全て出てきてそのベスト点 入りした曲を歌うんですよね非常にね画期 的な構成の当初としてははい歌番組だった んじゃないのかなっていう風に思ってます けどもとにかくね演奏もスタジオのセット も撮影もそれから歌詞の衣装もに至るまで 非常にこだわられてね制作をされていた 番組だったなという風に思いますしかも あの生放送だったんですねで長年黒柳哲子 は司会を務めてたわけなんですけども元々 ね相手はくひしがね勤めていて人気番組に なったんですけどもちょうどねくひしが 交番した後のタイミングなんですよねで ピンチヒッターというかその大学が なかなか見つからずに毎週毎週入れ替わり
立ち代わりで大学となるタレントの男性が ゲストで出演して視界を務めるみたいな そんな流れの中でこの小沢正一がゲスト 出演をしたんですよねでその中でね今週の スポットライトっていうねランキングは まだされてないベスト10以内には入って ないんだけども近々ブレイクするであろう 曲をセレクトしてそのアーティストに出演 してもらうっていうコーナーがあったん ですよでそこにこの週のねま暫定司会を 務めた小沢小一のハーモニカブルースが 披露されたんですねでハーモニカブルース はね別にこの当時ねもうすぐこうランク インしそうだとかそういった位置付けの曲 ではなかったんですよ多分リリースされて ねかなりの年数がもうすでにこ時立ってた と思いますだから普通はね今週の スポットライトで書か曲じゃないんですよ ところが当時ね多分戦後40年をある意味 こうメモリアルするというような意味合い でこの小沢のねハーモニカブルースって いうものは披露されたと思うんですねこの 曲ねハーモニカが欲しかったんだよって いうねまちょっとメロディーはよく覚えて ないんですけどもそんなフレーズから 始まる曲なんですよ要はね戦後間もい時代 の悲しさ詫びしさま要は戦争の傷跡みたい なものを安友的にね語った歌なんですよね でその小沢正一の歌唱を聞いていた黒柳 哲子さんがこう涙をポロポロ流して泣き 出すんですよね司会者なんだけどももう 耐え切れずに僕あのシーンが非常に印象に 残っていてあの黒テスコのね涙悲しみ みたいなものが今回のねアニメ作品を見て いてふわっとこう蘇ってきたんですよ思わ ずね私も泣いてしまいましたまちなみにね このザベ店におけるハーモニカブルースで のクロギテスコが泣いたっていうのはね実 はこの同じ時期に坂本9さんがあの日光機 の事故で亡くなって見えるんですよねで 確かベスト店が放映された時点ではねまだ 安否の確認が取れていない行方不明って いう状態ではあったと思うんですけども なんか坂本9さんも聞いてたらいいですよ ねみたいなそんなね話がその小沢正一と黒 哲子の間でかわされていて黒哲子ってあの 坂本都親友だったんですよねだからこの ハーモニカブルースを聞きながらながら 坂本9のことを思い浮かべて泣いたって いう風にま一般的には言われてるんです けども僕このリアルタイムでこれテレビ見 てたんですよ小学生だったと思うんです けどもね当時で当時僕はリアルタイムに この番組見ていていや黒哲子さんはね船中 戦後のねやっぱ貧しさいっぱいやりたかっ
たことをね奪われてしまったぱ少女時代の ね悲しさみたいなものを思い出して泣い てるんじゃないのかなっていう風に子供ご にそう思ったんですよそんなねク哲子さん の感情に対する思いみたいなものが 繰り返しになるけどねこの映画を見ていて 蘇ってきた感じがしました実にね 素晴らしい作品だという風に思いました よいですマジックそれではね表店行ってみ たいと思いますこの作品窓際のトちゃんの 標点は90点です今更ながら今更ながら ですけどもおすめの1本です よいはいいかがでしたでしょうかこの レビュー動画ちょっとでもね面白いな興 深いなと思っていただける点がござまし たら高評価チャンネル登録の方是非 よろしくお願いいたし [音楽] ます
【半ネタバレ注意】映画レビューのつもりが往年の歌謡番組の話になっていた。。
映画『窓ぎわのトットちゃん』についてくっちゃべりました。
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#東宝
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<作品DATA>
『窓ぎわのトットちゃん』
2023年製作/114分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年12月8日
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<関連動画>
映画『窓ぎわのトットちゃん』予告 <12月8日(金) 公開>
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<レビュー動画 撮影機材>
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<編集ソフト>
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5 Comments
ここで「ハーモニカが欲しかったんだよ」が出てくるとは思わなかったですよ(笑)
お待ちしていました。私も原作を読まず、スルーするつもりでしたが、評判を聞き、観覧した組です。予告編での画調に馴染めなかったのですが…戦前の絵本をモチーフにしたようですね。
昭和30年代生まれの私の小学校も同じ机でした。また、小児麻痺の同級生との学習も思い出されました。
子どもの目線で描かれた街の風景の変化など、さりげない反戦表現が見事でした。子どもとかかわる多くの人に観てもらいたい映画ですが、いきつけの映画館では上映が終わってしまったのが残念です。
泣きすぎました😭人生の大事なことが全部詰まったような傑作でした!劇場で観れて本当に良かったです!
ありがとうございます!
ベストテンは見てましたが、その回は見てなかったので知りませんでした。
やはりお勧めして良かった!
知らない情報を加えた、素晴らしい解説ありがとうございました。( ^ω^ )ノ
あいみょんのエンドロールも最高でした。