吉田美月喜「知ろうと歩み寄る一歩の勇気を」映画『カムイのうた』公開記念舞台挨拶【トークノーカット】

主演の吉田水希さんそして島田かほ さんそして菅原浩監督 [拍手] です はいお揃いいただきました皆様改めて 大きな白勝をお送り くださいありがとうございますそれでは皆 さん本作いよいよ北海道から全国へと 旅立っていきました今のお気持ちも含めて 会場の皆さんはめ皆さんにご挨拶を いただきたいと思いますそれでは最初に 吉田さんお願いいたします主人公の役を 演示させていきました吉田水 ですありがとうござい ますえ北海道でえ心を込めて撮らせて いただいた作品をこうして東京で公開 できることになってすごく嬉しく思ってい ますえ本日はよろしくお願いいたし ますありがとうござい [拍手] ますの役犬松を演じました島田さんですお 願いし ますえテルのおば犬松を演じさせて いただきました島田かほですえやっとえ皆 様にこの映画をご覧いただける時が来まし た えこの映画かいの歌のえスタートの時をえ こうして見守っていただきましたこと本当 に心から感謝いたします本日はよろしくお 願いいたしますありがとうございます ありがとうござい ますそして本作でメガホンを取りました 菅原浩監督ですお願いし [音楽] ますこの映が制作に3年以上かかってます 大変苦労した映画 ですですから多くの方々の協力を得て スタッフの力を集結してですねで東課長 さんのご協力もいただき3年以上できた 映画です何よりも支援の吉田水さんと島田 さんお2人の芝居素晴らしかった でしょう本当に皆さんに感謝申し上げたい と思います本日はありがとうござい ますありがとうござい ますではマスコミの皆さんここまでで フラッシュ一旦読めていただいて後ほど勝 の時間よろしくお願いしますさそれでは色 とおいしていきたいと思いますが皆さんも 作品を見られた後ということで色々なお話 を聞けるかと楽しみにしておりますがえ まずは吉田さんこの作品というのは歴史的 にもねかなり残酷なというか過酷なものを そのままあの表現した作品で主人公を演じ られるというそのお気持ちかなり色々な 思いがこう胸に巡るのではないかなと思い

ますが撮影など振り返ってみて今一番心に 残っていることなどありますか うんあそうですね あのまずこの作品のオーディションを知っ た時に私自身がアイヌ文化というものを うん学校でま習ったことあったかなという ような印象だったんですけども詳しく何も 知らないなっていうことに気づかされてで それからこの作品が決まって色々学んで いく中で すごく私自身ショックな内容でしたしこれ が日本であったのかっていうことにすごく 驚きましたえ多分今こうやって映画を見て くださった中にも知らなかったっていう方 たくさんいらっしゃるかなと思うんです けれどもやっぱり そのうん驚きみたいなのは絶対にれては いけないものだし今後なんか心にとめて おかなきゃいけないものだなっていうのを すごく思っていてそれをもうずっと考え ながらそれを伝えたいと思ってこの映画を 撮影していましたねずっとなるほど結構ね 見ている側もずっと辛くなるシーン多かっ たと思うんですけれどもその時やっぱり 吉田さんもかなり胸を揺さぶられるという かしんどくなる瞬間とか多かったん でしょうかそうですねうんしんどくなると いうか何でしょううーんずっとでも涙が 多い作品役だなっていうのはすごく思って いてただただ悲しいだけじゃなくて私が 演じたそのテルっていう役はまチリゆけ さんをモデルとした役なんですけれども そのチリゆけさんも感じていたその強さ人 としての自分の文化を守んなきゃいけな いっていうその強さとその悔しさみたいな のは絶対になんか燃える心の炎みたいなの をうん絶やさないようにって思いながら 監督とも向き合って撮影していけたかなと 思っていますなるほどそしてま印象的なシ の1つといえば島田さんのゆかもあったか と思うんですが島田さんの歌声の素晴らし さというのはねもう存分に皆さんご存知の 通りなんですがこのゆかという歌のシーン も含めて心残っていることなどあります でしょうかはいあの今回この映画でえゆか を歌わせていただいたことはもう本当に私 の人生にとっても大きな大きなあの挑戦と なりましたあのこれまでま全国各地のミオ は歌わせていただいては来たんですけど 本当にゆうからは未知の世界であの最初に ま歌の資料をいいた時にですねもちろん 楽譜は不明はないんですねであのえローマ 字とそれからカタカナで歌詞が書かれて もう膨大な歌詞を歌詞とそれからあのゆ からの歌手の方が入れてくださった歌の

こう音源録音していただいた音源もうその 2つをま頂いて初めて聞いた時に もう難しすぎて私これ歌えないかもしれな いってちょっともう愕然としましてで とにかく あの不学府に自分で不明に起こそうと思っ てでも音符に書けないんですねなのでもう 歌詞を描いてそこにこう記号をつけてここ はちょっと上がるとか下がるとか拳回すと かも自分にしかわからないもう譜面を オリジナルの文面を必死で作ってそして あの北海道のの方にもあの向かわせて いただいてそのえ愛野監修の藤村先生にも ご視いただきながらもうとにかく必死で 必死でき重ねて撮影に望ませてえいただき ましたであの本当にこの夕からはヌ民族の 方にとっては大切な大切な文化えだと思い ますし私なんかがそれを歌わせていただい ていいんだろうかってもずっとその葛藤の 中ではあったんですけれどもえもう とにかくあのこのチャンスをいただけた このことに感謝をしながらそしてあのアヌ 民族の方々にもう敬意を 込めながらあのせいっぱい歌わせて いただきましたそうなんですねなんか 改めて拍手送りたくなるぐらいこう士な 思いで夕からに向き合ってあの素晴らしい 歌声とシンが生まれたんだなと思いますが ま覚悟といえば監督もうこの撮影制作が 始まった時から覚悟の連続だったとお伺い しましたが今一度振り返ってみて改めて どんな現場でしたでしょうか現場ですそう ですね あの最初にこの映画をえ作ろうと動き出し た時にまずアイヌの方々にお話を聞きたい という取材から始まったんですが1番最初 に言われた言葉がアイヌでないお前に何が 分かるとそこから始まりまし た東京の事務所に役者さんの事務所にこう いう縁を作りたいと代表を持ってお願い 行くんですがうちはアイヌに関する映画に は一切出演しませんからと言って断られた たくさん事務所がありました キャスティングもでき ない今日出ていただいたお2人は他の加藤 正也さん清水みさんこういう映画は作られ なくちゃいけないんだと言って参加して くれた方々なんですよこの映画に出てい られる方たちは助けられましたで若い人 たちが集まるオーディションを東京の大泉 撮影場で行いまし て台本にですねセリフを読んでもらうん ですが俺はもう愛のはやだ和人になりた いっていうセリフ読んてもらうんですが 若い人たちはですね俺はもう愛のはやだ

風人になり たいどこにかヒって書い て違う人はかとになりたいかとどこに書い たのそれが今の若い人たちの現実という ことをまはっきり撮影所で見てですねこの 映画は腹をくって作らなくちゃいけないと 思って覚悟が始まった映画作りですそう ですかかいや本当にあのその オーディションが始まって過酷な状況の中 での撮影もあったとねお伺いしてますが 本当に大変な中での撮影だったのがもう オーディションの段階から始まってたん ですねはいあの今日見ていただいたあの 撮影え動物自然これは全て我々が撮影した もんですあのほありがとうございます ありがとうござい ます実は今日そのカメラマンがここにい ますんでご紹介します撮影監督の上野 翔吾今世の中にはたくさん映像があれ溢れ てるもんですからそこの映像を持ってきて 使える時代でもあるわけなんですよ ライブラリーがあってストックがあってで もそれを一度私の映画で我々の映画でやる とですねああの映像はどこから持ってきて 作ったもんであろうという風に思われるん で一切使わず自分たちで全部作った撮影に は1年半ぐらいかかりましたクも撮影しに 行きました命がけでし た島ふも撮影しました今どこにいるか わかんない鳥を探して撮に行ったわけです そうやって作った映画が今日ご覧になって いただいた映画ですありがとうございます そうなんですねなんか過酷なお話ばかり ですけどあの島田さんと吉田さんはおとめ という関係性の中でちょっとね穏やかな 時間もあったかと思いますがちょっと 振り返ってみて印象に残るCなどありまし たら教えていただきたいんですがえそう ですねでももやっぱり私はもうその島田 さんのゆかを間近であの贅沢ながら聞かせ ていただいたことも本当に嬉しかったし あとお気に入りのシーンではあのテルカ 受験勉強をしている時にあのそ雨崎を持っ てきてくれるあのシーンはもう本当に なんか心温まるシンだなって思いましたし テるがもうこえながらね勉強してる時に あけてあそこあれ監督確か割と撮影中にあ こんなシーンを入れようって多分ポっと あのその日常をはいちょっとこういう シーン入れよってできたところだったと 思いますはいあのしいねとてもなんか ほっこりするありがとうございます私自身 もあの雨崎にすごいあめられたような感じ がしてありがとうございますありがとう ございねあのシー1つとってもねすごくお

2人の関係性が見えるようなそうですね そうですねはいはいあのとてもなんか やっぱり水希ちゃんはあの撮影当時本当に ち幸恵さんと同じ19歳だったんですよね そうでも本当にもう自分が自分が19歳の 時どんなだっったろうと思い起こしながら もう本当にこうシーンがピシッと通ってて なんかでもそれを自然体でなんか本当に 素敵な女優さんだなって私はとても頼もし いって思いながらご意象させていただいて ましたはいいや本ねそんな感じに思うあの 目線というかね温かい目線がまたね象的 でしたさあそれではですねまだまだ たくさんお話聞きたいんですがここでです ねなんとえこの作品の制作にご協力 いただいた東川町の菊新町長が遠路はばお 越しくださいました町長ご登壇 [拍手] くださいでは拶いただけますでしょうか はいえ皆様こんにちはあの北海道の東川の 町長の菊と申しますえ今回あのこのような 機会をいただきまして本当にありがとう ございますえまずはあのえこうして多くの 方々本当に満席ということでえお越を いただきまして感謝を申し上げますそして まずはえ監督え全国での上映開始お めでとうございますそして吉田水さん島田 かほさんえ今日もえ駆けつけていただき まして本当にありがとうございますえ 北海道東課長ですけどもえ北海道のほぼ 中央あの大切産国立公園え最高法の朝日 だけもほぼ中央にえ懲役の中に位置をして いるという町でありますえ東課長がなぜ この映画に関わったかということであり ますけどもえ北海道民我々も含めてですね 先ほどから同じそに出ているえ歴史の事実 であるとかan文化についての本質の部分 についてえしっかりとした教育を受けて おりませんえ今非常にこう関心が高まっ てる中で東課長として何ができるのかと いうことをえアイヌ文化そして歴史の真実 そしてえアイヌの方々が生活で大事にをし てきたえ北海道の自然の素晴らしさ雄大さ それをえ北海道の真ん中からえ東課長から 発信をしていきたいなと思っておりますえ 全国だけでなくて世界に向けて発信をして いきたいなと思っておりますえまたあのえ この政策に関わってはえ東課長を通じて 多くのえ個人の方々え企業の皆さんそして 関係団体の皆皆さんにもご支援ご協力を いただいてきましたえこの場を借りてえ心 より感謝を申し上げたいと思いますえ東 課長ですけどもあの30年にわたって少し ずつ人工機が伸びているという真町なん ですがそれもあのここにおられる首都圏の

方々を始め多くの方々に東課長を大切にし ていただいた結果としてえ東課長が魅力 ある町になってきてるということであり ますえまたえ今後ともですね東課長として できることえこの対応化する社会の中でえ 役割と思ってできることをしっかり進めて いきたいと思いますんで引き続きよろしく お願いいたします本日ありがとうござい ました菊長長ありがとうございますでは ですねここでさらにスペシャルです東川町 東京会の皆さんから花束の想定がござい ますどうぞ花束の想定となります皆さん 大きな拍手お送りくださいありがとう ござい [音楽] [拍手] ます ありがとうござい ますあ素敵なお 花さそれではその素敵なお花と共にですね 最後になってしまいますがご挨拶いただき たいと思いますえまずは吉田さんお願いし ますえ皆さんまず本日はあの劇場に見に来 てくださって本当にありがとうございます え私はきっとこの映画を見ていろんなこと を思った方がいらっしゃるかなって思い ます ただ私が1番伝えたくてこの映画に参加さ せていただいたのは当時の和人の方を批判 していたりそういう気持ちでは私はなくっ てただまず知らないことを知ろうとする こと知らないことってきっと怖いと思うし 私自身もなかなか勇気が踏み出せない部分 があるんですけけもまず理解ができなくて もまず素と歩み寄ってみるっていうきっと そういうことができてい たらこういうことは少なくなっていたのか なっていう風に思いますえ私自身も今こう やって見に来てくださっている皆さんも これからを生きる人としてみんなで頭の 片隅にこういう事実があって歩みお るっていう一歩の勇気を持って生きていけ たらいいなっていう風に思っていますえ 本日はありがとうございまし た吉田さんありがとうございまし た続いて島田さんお願いしますはいえもう 本当にあまりにも深い深いものがたくさん 込められたこの映画ですお1人でも多くの 方にえ触れていただきたいご覧いただき たいという風に切に願っておりますどうぞ よろしくお願いいたします本日は本当に ありがとうございまし たありがとうございましたでは最後に菅原 監督お願いしますはいえ今日見ていただい たお話は100年前の出来事なんですが今

現在も愛の方々は差別に苦しんでいる現実 があります私は愛のことだけを映画に しようと思ったわくてですねこれ一体何が あったかというとアヌが和人によって 上書きされたんです愛の地名北海道の地名 日暮もアヌ後これが全て漢字で上書きされ たん ですいつか我々日本人の文化が誰かによっ て上書きされないように我々はしっかり 日本の大切なものを残していかなくては いけないヌ文化だけではない和人の文化も 日本の文化も残していかなくていけない そういう思いででこの映画を作りましたん で若い人たちこれからも頑張ってください ありがとうございまし たありがとうございまし [音楽] たありがとうございました本日の舞台挨拶 は以上となりますどうぞ皆さん大きな拍手 でお送り くださいそれではご講談ください足元気を つけてはいお降り [音楽] くださいどうぞ会場の出口まで大きな拍手 で送りください本当に素晴らしい作品が 全国へと旅立っていき ます菅原監督吉田水希さんそして島田かほ さんでした 本当にたくさんのお話ありがとうござい まし た

2024年1月27日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて、映画『カムイのうた』公開記念舞台挨拶が行われ、吉田美月喜、島田歌穂、菅原浩志監督が登壇。完成まで3年以上かかった本作の制作経緯について明かした。

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映画『カムイのうた』

《INTRODUCTION》
本作は、全てに神が宿ると信じ、北海道の厳しくも豊かな自然と共存して生きてきたアイヌ民族の実話に基づいた物語です。北海道の先住民として独自の文化を築いてきたアイヌ民族は、やがて和人(大和民族)によって差別と迫害の日々を余儀なくされます。生活の糧であった狩猟・サケ漁が禁止され、住んでいた土地を奪われ、アイヌ語が禁止され、土人と呼ばれ差別されるのです。同じ民族ではないという理由だけで――。
文字を持たないアイヌ民族は、自らの文化を口伝えで伝承するという独特の文化を持っています。それがユーカラと呼ばれる叙事詩。このユーカラを日本語に翻訳し「アイヌ神謡集」として後世に残した実在の人物・知里幸惠をモデルに彼女の壮絶な生涯を描いた作品が誕生しました。

主人公北里テルを演じるのは、世界で大ヒットしたNetfilix オリジナルドラマ『今際の国のアリス』やTBS『ドラゴン桜』、NTV『ネメシス』といった人気ドラマに出演、映画『あつい胸さわぎ』では主演を務め、若手実力派俳優として注目度急上昇中の吉田美月喜。
テルに思いを寄せるアイヌの青年一三四(ひさし)を2015年公開の映画『ソロモンの偽証』での怪演で一躍注目され演技派として活躍している望月歩が演じています。
そしてテルの叔母イヌイェマツを演じるのは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』で世界的に脚光を浴びた島田歌穂。本作の主題歌も担当しています。
更にテルに自分の言葉でアイヌの文化を後世に残すことを勧めたアイヌ語研究第一人者の兼田教授を加藤雅也が、その妻を清水美砂といったベテラン俳優たちが演じ、本作に重厚感を与えています。
そして本作のメガホンをとった菅原浩志監督は「アイヌ神謡集」の序文をダイナミックな映像で表現。四季折々の北海道の雄大な自然美をスクリーンに投影させ、自然と共存したアイヌの歴史を描き、「天真爛漫な稚児のように」を失いつつある現代の自然と文化に警鐘を鳴らしています。北海道という広大な大地が織り成す豊かな自然は、その恵みのもと全ての人類が共生するという自由の象徴として捉えることができるでしょう。

《STORY》アイヌの心には、カムイ(神)が宿る――
学業優秀なテルは女学校への進学を希望し、優秀な成績を残すのだが、アイヌというだけで結果は不合格。その後、大正6年(1917年)、アイヌとして初めて女子職業学校に入学したが土人と呼ばれ理不尽な差別といじめを受ける。
ある日、東京から列車を乗り継ぎアイヌ語研究の第一人者である兼田教授がテルの伯母イヌイェマツを訊ねてやって来る。アイヌの叙事詩であるユーカラを聞きにきたのだ。伯母のユーカラに熱心に耳を傾ける教授が言った。「アイヌ民族であることを誇りに思ってください。あなた方は世界に類をみない唯一無二の民族だ」
教授の言葉に強く心を打たれたテルは、やがて教授の強い勧めでユーカラを文字で残すことに没頭していく。そしてアイヌ語を日本語に翻訳していく出来栄えの素晴らしさから、教授のいる東京で本格的に頑張ることに。
同じアイヌの青年・一三四と伯母に見送られ東京へと向かうテルだったが、この時、再び北海道の地を踏むことが叶わない運命であることを知る由もなかった…。

出演:吉田美月喜、望月歩、島田歌穂、清水美砂、加藤雅也
監督・脚本 菅原浩志 プロデューサー:作間清子 主題歌:島田歌穂
製作:シネボイス
製作賛助:写真文化首都「写真の町」北海道東川町
配給:トリプルアップ
©シネボイス
公式サイト:https://kamuinouta.jp/

予告編

2024年1月26日(金)より絶賛上映中!

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#吉田美月喜
#島田歌穂

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