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切迫早産で急遽入院することになってしまった私に会いに来てくれるのは両親だけ…出産後自宅に戻ると夫「お前に似てブサイクだよ全く!」と言われ家を追い出された!そんなことなら私だって…

誰がお前みたいな年と暮らすかよそう 言い張る夫に会いた口が塞がらない自分が 出産している間にまさかこんなことをして いたなんて信じられない現状に怒りが 込み上げる私は身勝手な夫にあることを 伝える私の名前はさち子30歳だ夫の正と 結婚して5年目を迎えていた夫婦共に仕事 ばかりにあけくれており2人の時間を作る ことができていなかったそれでもお互いに 子供を欲しがっていたし夫に至っては早く 授かってほしいと祈っていた結婚して2年 を迎えた頃に私の体が妊娠しづらい体で あることを知る何度検査をしても靴がある ことのない結果に愕然としながらも希望を 捨てずに不妊治療を開始し た大丈夫だってきっとできるよと夫も何度 も私をを励ましてくれて2人で乗り越えて いこうと話し合ったのだしかし何年たとう と子供を授かることができずとうとう結婚 5年目を迎えていった周囲の期待も大きい 一方私を責める人もいる特に義両親は早く 孫の顔が見たいと私にプレッシャーをかけ てきた正月や親戚の集まりの際は早く孫の 顔が見たいわそれなのに 結婚して5年も経つのに子供ができない なんてねと下げすむように私を見てきた こともあったその目に耐えながらも夫と 話し合って何度も不妊治療を続けていた 周囲の神跡や友人などはすでに子供を 授かっていて荒沢でまだ子供がいないのは 私ぐらいだっ た阻害感を抱きながらもいつか自分にも 子供ができることを祈っていたある日の こと 私の体調に変化があったの だいつもならこんな早朝に起きることは ないのに急な気持ち悪さに思わずトイレに 駆け込む吐いても吐いても治まらない 吐き気にさすがの夫も不安を感じたようで 私に寄り添ってくれた夫に付き添われて 救急病院に駆け込んだ妊娠おめでとう ございますと温かい言葉と共に母手帳を 渡されたの だなんと妊娠3ヶ月目を迎えていたようで 吐き気があったのは何かの病気ではなく つりだったことを知るやっと授かった我が 子に私はその場で思わず泣いてしまった今 までの不妊治療の努力が報われたのだと 知って嬉しさが 込み上げる泣いている私に夫までもが釣ら れるように涙を流して喜んでくれ たやっと俺たちの間に子供ができたんだな とに喜ぶ夫にこの人と結婚してよかったと 思うしかしそれもあんな出来事のせいで 後悔するはめになる

なんて子供を授かって以来座りの影響で なかなか起き上がることができなかった 毎日ご飯を作ることすらままならずいつも 夫には申し訳ない気持ちでいっぱいだった 少しだけでも眠ろうとするとあっという間 に1時間経っていることがほとんどだ水字 を満足にできず毎日インスタントな食事で 済ませるようになってしまっ た気だるい体を起こすとすぐに吐き気を 感じてトイレに駆け込む 日々そんなある日玄関の開く音が聞こえて きて夫が帰宅したのだと 知るなんだよ今日も食事なしか よ呆れるような声と共にトイレを覗く夫と 目があった便にしみつく私を見て嫌悪感を 示す夫何もそんな顔をしなくてもいいじゃ ない私だってこんなことをしたくてして いるわけじゃない座りがひどい人もいると いう話を妊娠が分かった時に付き添ってい た夫なら知っているはずそれなのにあら様 に気持ち悪いという目をされると少し 悲しく なる何も食べられず水しか受けつけない時 だってあるのに呆れてため息をつく夫に ごめんねと謝罪をするも何も言わずに リビングへと言ってしまった少しぐらい 至ってくれてもいいだろう便器に しがみつく自分が惨めでならなかった少し 前までは私のことを心配してくれていた はずなのに今では嫌悪感を示すようになっ て いる私だってまだ体調がいい時は家事だっ てしているし気持ち悪いのを隠して必死に 水治もしているのだそれでもこうして 時折り何もできなくなって しまう重たい体を振り絞って起き台所へと 向かっ たごめんね今から作るからと夫に伝えるも すでにカップ麺にお湯を注いでい たそれどころか台所に立った私をオブを 見るような目で見て いるちゃんと手を洗ったのかよさっきまで 便器掴んでたやが何台所に入ってきてんだ よ気持ち悪いを吐きしてるように言われ 言葉を 失うちゃんと洗ったと伝えるも夫は依然と してオブを見るように私を見つめ大きな ため息をつい たお前の触ったもの全部汚いんだよあんな トイレにしがみついていた手でいろんな ところ触るなよなと怒鳴る夫に思わず謝罪 をしてしまうその間にもすぐに吐き気に 襲われトイレに駆け込ん だそんな私の姿を見た夫が大きな音と共に 玄関に向かう足音が聞こえて

くるどこに行くのと夫を引き止めると面倒 くさそうにため息をついてそんなに吐い てるやのそばで飯なんか食えるかよそう 言って怒鳴った夫はそのまま外に出かけて いってしまっ た自分だってまともに食事ができていない それなのに夫の食事まで用意している余裕 なんてはずがないテーブルに置かれたまま のカップ麺を見て小さくため息をついた私 のせいで気分の悪い生活を夫がしていると 思うと心苦しく感じる妊娠する前はあんな に優しかった夫は座りが始まった途端に 変わったような気がし たせっかく授かった我が子を2人で喜んだ はずなのに今では嫌悪感しか示さない夫に 涙が こぼれる夫のいなくなったリビングで1人 涙を流していると私のスマホが鳴っ たもしかしたら夫かもしれないと急いで 電話に出てみると義母からだった恐る恐る 義母の電話に出てみると早々に怒鳴り声が 耳元で聞こえてき たあんたどういうことなの大事な息子に ご飯も作ってあげないなんて嫁として最低 よ最低この出そないと頭ごなしに怒鳴られ たどうやら夫は疑実家で食事をしている ようで私の文句を義母に漏らしたらしい 義母に謝罪をするも謝って住むと思ってる んでしょとまで言われて しまう妊娠なんて病気じゃないんだから なんで何もできないのよただのつりでしょ そんなぐらいで何が母親よ 情けなと言い放たれ息承知して しまう怒鳴っている声すらも聞き取れない ほど気持ち悪くなり静かに電話を切っ た少し外の空気を吸いに玄関を開けた時だ 気づいた時には病室に私はいたどうして こんなところにいるのか不思議に思って いるとまさな顔をした両親の姿がそこに あったああやっと目を覚ましたのねよかっ たと泣き叫ぶ母とそのの隣で急いで医者を 呼びに向かう父の 姿何がどうなっているか分からず困惑して いるとふと天敵で繋がっていることに 気づい た私何かあったのと泣き続ける母に 問いかけるとどうやら玄関先で倒れた らしく通りがかった隣人が救急車を呼んで くれたそうだその話を聞いて急いでお腹に 触れ た赤ちゃんは大丈夫よと母に言われ静かに 胸を撫で下ろしたそして診療に来た意から 告げられたのは切迫早山ということだった 今生まれてもおかしくないという話を聞い て怖くなったが入院をして状態を落ち着か

せようという話になったすぐに長期の入院 となり身の回りの入院の準備を両親がして くれたそれから急いで夫に電話をかけて みることにしかし夫の電話は一切繋がらず 仕方なく義両親にも電話をかけてみるも夫 と同じく一切電話は繋がらないそのまま 家族に連絡が取れないまま家を開けること になってしまったの だ入院中は両親が来てくれていたがその後 も夫とは一切連絡は取れないまま何度も 入院中に連絡をしても折り返しの連絡すら なくさすがに不安になってくるそれどころ かお見舞いにすら誰も顔を出さなくのだ そのことを両親は心配していてなんで誰も 来ないんだ娘のことが大事じゃないのかと 怒りを荒にする 父そんな父に今までの夫の態度を伝える ことができないままお見舞には毎日両親が 来てくれ た父も母も私のことを勇気づけようと色々 なものを持ってきてくれたり食べさせて くれたりしたそれが嬉しくてな子供を産む ためにも座りと戦いながら食事を取ること にし たそれから数ヶ月の時が経ち落ち着いてき た頃義母から連絡が来たのだ今まで一切 連絡もなかったというのに不思議に思い ながら義母からの電話を取ってみることに ああの何かあったんですか全然連絡が なかったしと早口で問いかける私に義母が 大きなため息をついた あんたの居場所はないからと言い捨てられ たかと思うとそのまま義母の電話は切れた の だどういうことかわけが分からないまま 電話の切れたスマホを見つめたなんで居 場所がないのだろうか不思議に思いながら も今は出産に集中することに決め たそれから1ヶ月も経たずして私は元気な 娘を産んだ望の我が子を好で見れる日が 来るなんてが上がり夫から浴びせられた ひどい言葉などすでに忘れてしまっていた 出産の立ち会いも出産後も夫家族の姿は 見えず誰1人として病院に立ち寄っては くれなかったのだそれがひどく悲しくて 孤独を感じたあんなに子供ができたことを 喜んでいたというの にそれからすぐに隊員をして大事に我が子 を抱えて家に戻るとどうしてか鍵が開か なかった何度鍵を差し込んでも無駄だった ので休日で家の中にいるであろう夫の名前 を呼んでみたすると夫がうさんくそうに私 を見ていたのだ私は我が子をめんどくさ そうに出てきた夫に見せるもバカにする ように鼻で笑われ

た本当に可愛くねえなお前ににてブサイク だよ全くだから年まで産んだ書きはいら ねえんだよと吐き捨てられたのだどうして そんなひどいことをと思わず夫に向かって 叫ぶと後ろから見慣れない若い女性が姿を 見せる誰なのと夫に詰め寄ると女の方を 抱いて私に見せつけるように言い放ったの だ俺の新しい嫁だよもう子供を産んだお前 なんか女として見られないんだよ離婚だり 行こそう言って笑う夫とごめんなさいね私 みたいな若い人の方がいいみたいなのと 勝ち誇った様子の女にあ然としてしまった するとその奥から義親が姿を見せて私の 荷物がないことを言い放ったの だどういうことですかここは私の家なん ですよなんで私だけ家を出されなきゃいけ ないんですかと反論するも夫に突き飛ばさ れたよろめく体を必死に耐えて我が子を 守るように抱きしめる 何するのと夫に訴えると離婚届けを 投げ捨てられたここにはもうお前のもの なんてないんだよ俺はこの可愛い嫁と一緒 になるんだよお前みたいな豊島は出ていけ そう吐き捨てられもう許せなかった今まで 散々私が辛い時でも支えてくれなかった夫 なんてこっちから願い下げだ子供よりも そっちの浮気女を取るならば私にだって 考えがある 離婚届けを受け取り事情を説明して私は 実家に戻ることにした両親は愕然として 怒りに震えてい たあの男俺の大事な娘と孫になんてことを と言って父も動いてくれたの だそれから1ヶ月ほどが経って将から電話 がかかってきた慣れない子育てに悪し ながらも仕方なく電話に出てみるとの声が 聞こえて くるなんで退去命令なんて出てるんだよ どういうことだと叫ぶまに大きなため息が こぼれたなんでって私は住んでいないんだ から退去命令が出されるのは当然でしょう とまに言い放つとまけな声が聞こえてきた 業者でも入ったのか慌しい音が電話から 聞こえてくる私の言葉を理解していないま に呆れてしまうどういうことだよなんで そうなるんだと叫ぶまに私は言ったバカ じゃないの私の父が結婚祝に借りてくれた マンションじゃないそんなことも忘れたの と伝えると言葉が出てこないようでそんな と震えた声が聞こえてき たた頼むよ俺ここ以外に住むところないん だ母さんたちも実家を売ったしさなあもう をやり直そうそうしようじゃないかと勝手 に決めるまにすでに離婚届けを出したこと を

伝えるもうあなたとは夫婦じゃないの あんたみたいなろでなし野郎と復縁なんて ごめんよ浮気をしたんだから神号自得 でしょそれじゃあねおばかさんと吐き捨て て何やら叫ぶ夫の声も聞かずにそのまま 電話を切ったのだっ た後日しっかりと慰謝料と養育費の支払い を弁護士に依頼して夫に 請求そのことに文句や支払えないなどと 言っていたそうだが子供がいる人が何を 泣き言言っているんですか浮気をしたのは 旦那様ですよと弁護士になめられた らしいそのこともあってしっかりと一括で 慰謝料を支払うことになったのだっ た浮気女は私から慰謝料請求をされると 思っていなかったらしく支払えないと怒っ てまと別れたらしい しかし逃げることなどできるはずもなく しっかりと浮気女にも請求させてもらった 一方で私は幼い子供を養うために新しい職 にもつき両親と娘と共に幸せな生活を送る ことができるようになったのだっ [音楽] た私はほ今年27歳になり女子として 忙しくも充実した日々を送っている職場は やはり女性が多く最近できた綺麗な クリニックなので毎年新卒の可愛い女の子 たちが入ってくるみんな素直で物覚えも よくベテランの先輩がことぶき代謝などで 次々いなくなる中今年入った子もすごく いいですよねと委長と言い合うのがいつ しか中の私にとってお決まりとなっていた しかし私にも婚約中の素敵な彼がいて結婚 を間近に控えているので心配はない委長に はプライベートなこともよく話しているの で私の結婚相手についても知ってもらって いた 咲きほこる患者さんも多いんだからメガの の奥で寂しそうに笑う委長を見ると胸が 痛むが結婚したら退職するというのは彼氏 との間ですでに決まっている私も新卒から お世話になっている職場を離れるのは 心苦しいが将来の子供のことを考えたら 専業主婦がいいだろうと彼氏の方から進め てくれたありがたいことにクリニックでは 若い子たちが生き生きと頑張っくれている から正直辞めた後のことは何も心配してい ないのだ夜6時珍しく定時で仕事が終わり 彼氏が待つ家に帰った彼氏の涼は最近在宅 ワーク続きで仕事の合間に家事もこなして くれているズボな私の生活環境をいつも 綺麗に整えてくれているのには感謝しか ない料理だけは得意だから日中はのために 作り置きしたご飯を食べてもらっている ただいまと玄関のドアを開けるとわざわざ

出迎えてくれる量付き合ってもう4年近く 経つが大きな喧嘩もなく今でもラブラブだ 涼と一緒にリビングに行った時私はいつも と違うことに気づいたダイニングテーブル にすでに晩御飯が用意されていたのだ すごい量が作ったの 料理を覗き込むと初心者には難易度が高 そうな煮物や魚料理が並んでいたどれも いい匂いで見た目からも美味しそうだと 伝わってくる実は今日母さんがここに来て さ私は涼の言葉に固まってしまったえ お母さんが涼と付き合って長いが実は彼の ご両親にはまだ会ったことがないのだ写真 で見たことがある彼のお母さんは年齢の割 に肌の露出度が高い服を着ていてギラギラ とした派手なメイクとネイルをした人なの でなんとなく苦手意識があった聞けばどう やらスナックを経営しているらしく昔から 彼女のファッションの傾向は変わってない のだそうだお母さんここを知ってるのと 恐る恐る尋ねる私にそれはうん相かをく れって言われたけどそれはさすがに断った んだせめて場所を教えろってうるさかった から仕方なく教えたんだと申し訳なさそう に涼が答えたそしてすぐにこけ加えたでも 大丈夫だから俺が家で仕事をしている間に だけ来るように行ったし 先ほども言ってたからそういうことでは ないなぜいい年した息子とその婚約者が 住む家に母親がわざわざ入ってこようと するのかその上手料理まで置いていく なんて私は小さな違和感を覚えたがいずれ 家族になる人に偏見を持つのは良くないと 思いこの時は我慢することにしたしかし その日を境いに彼の母は結構な頻度でうち に現れるようになった部屋の中を見せるの は嫌だから大せつにいてもらうよう涼に 念押ししたそしていらぬことを言われない よう大せつには最低限のものしか置かない ようにしていたけれど彼の母が来るたび 大切に増えていく謎の天然席や木彫りの 人形には困ってしまった旅行に行った時の お土産を量にあげているらしいが正直趣味 が悪いものばかりだった片付けてよと料に 言っても置いてないとうるさいからと言わ れるだけだったそのうち大せつは君の悪い 雑貨屋のようになり私はいよいよ我慢の 限界だったさらに毎回置いていく手料理も 私に対する嫌がらせのように思えてきた その料理を何の抵抗もなくパクパクと 食べる量にもなんとなく腹が立ったけれど 普段のご飯を楽にしてもらっている手前私 は文句を言えなかった涼の母親の料理 なんて捨ててしまいたいと思うこともあっ たが食べ物を粗末にするのは気が引けた

どうにか家に来るのを理由をつけて断れ ないか考えていたしかしある日最悪なこと が起きた有給消化中の私が涼と家で のんびりしていると突然母親が尋ねてきた のだいつもは事前に連絡があるのにとりが インターホンのモニターを見て玄関に走っ ていくりちゃんそこに止まってるピンクの いやらしい車は 何初めて聞く母親の声はイメージ通りと いうか酒焼けしたようなダミ声だったそれ よりも私の車をいやらしいと言われたのは 侵害だ私も玄関に行き涼の背中越しに母親 の顔を拝んだ あらあなたが咲本さん息子から話は聞いて いるわよどうも初めまして私は少しだけ ニコリとして頭を下げた母さん今日に限っ て連絡なしなんて困るよこの後出かける 予定にしてるからバタバタしてるんだりは 上手に嘘をついてくれてさりげなく お母さんを追い返そうとしてくれたしかし それに全く気づかない彼女は 水臭いわ ねなんて言いながら上がり込んできた赤い パンプスから解放されたのはなんとむくん だ素足だった息子とはいえ他人の家に遠慮 なく素足で上がってくる図々しさに私は めまいがしたおまけにむわっと広がる甘い 香水の香りがきつい玄関はあっという間に その匂いでいっぱいになった量の抵抗も 虚し お母さんは大間に入るとまるで自分の家で あるかのように私たちに対面に座るよう 支持してきた時間がないんでしょだったら いつもの紅茶じゃなくて適当なお茶でいい からと気を使ってやったと言わんばかりの 態度を取る 母親あけに取られて突っ込むこともできず 私はしぶしぶ人数分のカップを用意しに 行ったさっき沸かしたばかりの麦茶を部屋 に運ぶとテーブルには大量のタッパーが 並んでいた案の定また得意のおかずを持っ てきたようだどうせ煮物なんて私のもの しか食べてないと思って今日は多めに作っ てきたのよ煮物は体にも優しいし家庭料理 の定番なんだから 咲きほこりくらいは作れないとね私の手の 中にあるお盆から自分のお茶だけを ガブガブと飲む彼女に呆れたカップの縁に べっとりとついたピンクの口紅を拭き取る ことなどもちろんしない煮物は家庭や作る 人の味がよく出るのでりさんの好みを聞い て勉強しているところなんです私は 当たり障りなく彼女の言葉をかわした嘘は 言っていないお母さんは私の返答が面白く なかったのかふーんと空返事をしただけ

だった そして次には前から思ってたんだけどもう ちょっと部屋のインテリアとかこだわっ たら私がせっかく色々プレゼントしてるん だから飾り方も考えなさいよと言いながら 窓際に適当に並べていた人形たちを触り 始めたしばらくその無神経な言動に耐えた 後母さん10分後には出ないといけない からが切り出すとお母さんはブーブー文句 を言いつつようやく腰をあげたじゃあまた 時間がある時に一緒にランチでも行き ましょう隣町に素敵なお店ができたのよ あなたたちにも食べさせてあげたいから 彼女は目尻に恋いシを作りながらウインク し呼びつけたタクシーに乗って帰っていっ た姿が見えなくなると私たちは目を 見合わせて大きなため息をついた彼女が 滞在していたのは30分ほどだったがそれ でも長すぎると思うほど地獄の時間だった その後も幾度となく涼の母親は我が家に 押しかけ完全にありがた迷惑な手料理と 趣味の悪い人形などを置いていったあまり にも頻度が増えたので以前置いていった 料理を食べきれていない時もあったしかも それがバレると怒り狂った量のの母親に 食べかけの料理を奪い取られシンクの中に ぶちまけて捨てられてしまうのだ料理が 捨てられることは別にどうとも思わないが 許せなかったのはシンクが汚されること だった知るだけならまだしも中の具材ごと そこにひっくり返すので後始末が非常に 面倒になるのだこれには量も激しく怒り もう来るなと言い放ったすると彼女はみる うちに小さくなりわんわんと大泣きした らしい蝶々不安定だとか病院に通ってるだ とか嘘っぽいことまで言っていたようだ しかしそんなことが可愛いと思えるような とんでもない事件をこの母親は起こしたの だ涼が久しぶりに出社するのが決まった日 私はたまたま休みだった久しぶりに1人の 時間ができたのでりを見送った後私は映画 を楽しむためにレンタルショップに向かっ たあれもこれもと選んでいると腕に抱え きれないほどの数になったのでなんとか 厳選して3本に絞りその後は近くの スーパーにおやつを買いに行った1人で 過ごすのは同棲を始めてからほとんど なかったので私はかなり浮かれていただ から家に帰った時の気持ちの楽さが 激しかったのだ家の駐車場が見えるなり私 は違和感を覚えた今まで見たことのない 黒い普通者が堂々と止められていたからだ 泥棒にしてはおかしい行政の人にしても もうちょっと遠慮して止めるはずだまさか 涼のお母さんがそんな考えが頭をよぎった

途端とっさに体が動いていたドアは開いて いた勢いのままにリビングに駆け込むと こたつ布団の前に服をはけた涼の母親の姿 があったさ咲さんどうして私は彼女の問い には答えず部屋を見回した乱れている こたつ回りと半裸状態の涼の母親ここで何 をしていたか直感で分かった私は彼女が もじもじしている前でこたつの布団を ガバっとめくりあげたすると中から見た ことがない若い男がが現れたのだ私は すかさずスマホを起動してその顔を写真に 収めたそして座ってくださいと冷静に2人 に声をかけた私の行走にひんだのか 大人しく星座をする両の母親と男性彼女は この状況に取り乱してアイラインを溶かし ながら黒い涙を流している男は服を直し ながら不満そうな表情でとの母親を交互に 見ていたまずなんでここにいるのか教えて ください私も男もりの母親を見たが彼女は すすりなくだけで喋ろうとしなかった やがてしぶしぶといった感じで男が口を 開いた俺はここが君子の家だって聞いてた から最近ここに来るようになったんだ自分 の家の割にはコップやリモコンを探して ばかりだしおと思ってたんだ俺だって騙さ れてたんだよきみこというのはおそらくり の母親の本名かスナックでの現時なの だろう外にある車はあなたのですか私の 問いに男が頷いた顔をまじまじと見ると まだ20代前半ぐらいの若さに見えた私は さらに男に尋ねたでも彼女が既婚で息子 さんがいることは知ってたんじゃないです か私はその息子と交際しているものです この家も私たちのものなんです家庭がある のは知ってたけど破綻してるって聞いてる し息子だって成人してるんだろなら別に いいんじゃないか男の言分になぜか うんうんと頷くりの母親には呆れてしまっ た破綻していても離婚していない以上不倫 になるんですこれはきみ子さんの旦那さん にもお伝えしますし私たちも不法侵入で 警察に相談することにします私がそう言い 放つと今度は涼の母親が食ってかかってき たなんでよここの相かだってもらってるの にどうして不法侵入になるのよ愛か涼は相 かを渡すのは断ったと言っていたはずだ それはもらったんではなく勝手に作ったん じゃないですかはあ 何寝ぼけたこと言ってんのよ逆上して私に 掴みかかってきたがそれを男が止めてくれ た諦め半分きみこに対する呆れ半分といっ た表情だったではりさんに電話して聞いて みましょうか私がそう言うと涼の母親は顔 を真っ赤にしたりは今日仕事なんでしょ そんなことで電話してたら迷惑になる

でしょ人の家で中堂々不倫をしていたくせ によくもそんなことが言えたものだ深く ため息をついた後スマホの録画を止めた それを涼の母親は見逃さなかったあんた 隠し取りなんかしてどうする つもりどうするか聞く暇があったら さっさと荷物をまとめて出ていって くださいさもないとこれをりさんと旦那 さんに送りますよそう言い放つとりの母親 はみるみる真っ青になった口をパクパクさ せて固まっているので私は彼女のテカテカ 光るハンドバッグを手に取ると玄関のドア を開けて外に放り投げた慌てて拾いに行く 後ろ姿は何とも無様だった男は出ていく時 申し訳なさそうに一礼して去っていった 2人が車に乗り込んで出ていくのを見届け た後私はすぐにりとそのお父さんにメール をしたもちろんさっき撮った動画付きでだ その後涼の両親の離婚が成立しお父さんの 名義で営業していたスナックを涼の母親は 追い出され無一問となったようだ涼も不倫 のことまでは知らなかったらしく母親と縁 を切ると言い出した住んでいた家はすぐに でも解約したかったが引っ越しの準備が あるためしばらくは我慢して過ごしていた こなどの家具は全て捨てることになって しまったどんな使われ方をしたかわから ないので使い続けるのも気持ちが悪かった からだ私は涼の母親から謝罪されたそして 涼からもそしてお父さんからも謝罪を受け たけれど涼とお父さんは私と同じというか むしろそれ以上の被害者だ涼のお父さんと はこれからも連絡を取り続けようと思って いるバタバタしながら急いで決めた住居は 今までとは比べようがないほど住み心地が よく気に入ったこれから涼との結婚そして 子育てを考えるには良い居場所となって くれそう だ私の名前はさやか家族に父と1人のの彩 がい ます母は私の幼い頃に亡くなったので正直 顔もあまり覚えていませんが母のいない分 父が私たち姉妹に一一倍の愛情を注いで 育て上げてくれまし たそんな私と姉は働き出すのをきっかけに 家から出てそれぞれ別の生活をしてい ます実家は父1人となってしまったので私 は定期的に実家に帰ってはの話し相手に なったり家の片付けを手伝ったりしてい まし たそんな生活が数年続くと父も年を重ね 年々体が弱ってきていることを感じ始める ようになってきました昔から病院嫌で ちょっと熱が出たくらいだと寝れば治ると 言い張って連れて行くことも困難な少し

頑固な父でし たそれが体が弱ってくるのと同時に心も 弱ってきているのか私が実家に帰る度に父 の異言が薄くなってきているのを感じてあ もう父もそんな年なんだなと私は心の中で 感じているのでし たこの先何かあってはいけないと思い私は 父を連れて病院に一度行っておこうと思っ ていまし た特に最近は職も細くなって痩せ始めてき たので体が心配でし たきっとまた断られだろうと思いながら お父さん病院で体見てもらおうねそう言う と黙って頷きましたそこにはもう私の知る 元気な父の姿はありませんでし た私は病院に行って現状を聞いてこれから のことを考えていこうと軽い気持ちでい ました初めての検査だったので細かい ところまで1日かけて検査してもらいまし た結果は後日ということなのでその日は 帰り改めて結果を聞きに病院に向かいまし たどうせ何もないんだから早く帰って 作り置きを何ピか作っておきたいそう考え ていた私でしたが先生の顔を見るとその 考えは一瞬で吹き飛びまし たご家族さんですね検査の結果ですが ガンガン見つかりました入院が必要になり ます この後の流れは別室でお話しいたし ます父がガンだ なんて私はそんなこと美人も考えてい なかったので言葉が出ませんでし た父は黙って先生の話を聞いていました からもしかしたら予感はあったのかもしれ ませ ん頑固な父のことだから体の不調があって も我慢していたの でしょう私は然顔姉の彩かに連絡をしまし たお父さんがガあんな頑固親父でも病気に なるんだ ね状況が分かっていないのか姉はお気楽な 様子 です私仕事で忙しいからさやかあはお願い ねそう言って電話を切られてしまいまし た私は姉の性格を考えてそう言われること は予想していたので報告がができたことで 満足でし たそれから父の入院生活が始まりまし た先生から私だけにと話があり父の余名は 短い父の様子次第では打ち明けて残りの 人生を家で過ごすのも可能だとのことでし た私としては父の気持ちを第一に考えたい と 思い病院で先生たちに見てもらってもいい しおに生活してもいいんだってさ私実家に

戻るからお父さんの気持ちはどうか な嫁の話はせずに父はどうしたいのかを 問いましたそれなら家で過ごしたいここは 居心地が悪いさやかはいいの か病院嫌いな父にとっては当然の回答でし た私はいいのお父さんと過ごしたいと思っ ていた もの私と父の実家での生活は楽しいもの でした父は料理に無頓着でしたが私が一緒 に作りたいというと少し照れくい表情を 浮かべながら一緒に台所に立ってくれ一緒 にお散歩に行ったりお出かけをしたりして 過ごしまし たそれから父と過ごし始めて1年を待つ ことなく父が亡くなりまし た私はちゃんと父の思い出になれたのか 不安に思っていましたがおつの時にご近所 さんから娘の自慢を何回も聞かされたと いう話を聞いて少し救われまし たその時はさすがな姉も来ており悲しみに くれていまし た生理が人段落した時弁護士を名乗る男性 が私たちの元に現れ父の遺言があるという ことでした姉は待ってましたと言わん ばかり にあるんじゃない結構お金持ちなはずだ からね早く聞かせてよそう言って弁護士を せかしました読み上げた内容をまとめると 長女の彩かには現金1000万円の相続 次女のさやかには家と土地の相続という 内容でし た遺言書の読み上げが終わると姉は 大喜び1000万円ラッキーそれに 引き換えあんたはこんなボロ実家を 押し付けられてかわいそう に私は満足でしたそれは父との思い出の この家を私にくれたのは父もきっと私との 思い出を大切にしてくれていたからだと 思ったから ですさやかいくらいらないと言っても拒否 はしないでよね1000万円まで手放さ なきゃいけなくなるんだからああ かわいそうに本当なら少し分けてあげたい とところなんだけど遺言に書いちゃってる からな 残念あんなに献身的に介護していたのに 最後の最後で裏切られた気分よね何も知ら ないくせにと久しぶりにイラっとして しまいましたが私は我慢していいのよだっ て長女はお姉ちゃんなんだから私が実家に 住んでるんだしちょうどいいんじゃ ないさすが私の妹私はこ ザ日本家みたいなボロな家住みづらくて嫌 よじゃあこれで承諾ってことで手続きし ちゃいましょう私は全く不満がなかったの

で承諾しその後も不美なく相続が完了し ました私は未婚のため大きな実家に1人で 暮らすのは寂しさもありましたがせっかく 受け取った父の片として住み続けながら 新たな仕事を探し生活を始めていました 姉とはその日以来お互いに無関心なため 連絡することなく月日が経っていまし たそれから数年経ち私の地域は大きく変化 していました生活も目し変化していたある 日姉から連絡がありました久しぶり実はさ お金貸して欲しいんだよね父からの大金を 受け取っていながらどうしたのか聞くと あれぽっのお金はすぐ使っちゃったわよ1 年は持ったか なお父さんが大切に貯めたお金をそんな風 に使ったのお金に大切も何もないでしょ とにかく今困ってるんだよ ねさやかはボロ家しかもらってないから もっと貧乏かと思ったんだけどもう頼める 人は他にいないの よ話を聞くと急に大金が手に入ったという ことでホストに行った結果はまってしまっ たとの こと1年しないうちにそこをつき自分の 給料のほとんどをホストにつぎ込んだ末 追いつかなくなり私に連絡をしてきたよう でし たそんなことのために貸すお金なんてない よ私忙しいんだから話したかったら家に来 てよそう言って私は電話を切りましたそれ から姉が家に来るのに時間はかかりません でしたお金のためならフットワークがく なるタイプのようです家に着いた途端 大慌てで私に連絡をしてきまし た家がなくなってるんだけどどういう こと私はもちろんですが家にいます何言っ てるのよ家にいるわもう着いたのそう言っ て入り口のドアを開けると豆鉄砲を食らっ たように棒立ちの姉がいまし た何この家というか長い間来ないうちに こんなに変わること ある姉は実家だけでなく地域全体が大きく 変化していることに驚いていまし たそっか本当に来てないのねというか ニュースも見てないの地元ではすごい一大 ニュースになったよ今は少し落ち着いてき たくらいなんだから実は私が実家を相続し てから1年が経った頃実家のすぐ近くで 温泉が湧いたというビッグニュースがあっ たのですちょうど広場だったその場所には 天然温泉施設が建設され周辺一体が温泉街 になったのです実家も例外ではありません でした温泉が直接湧くことはありません でしたが温泉外になっていくエリアに すっぽりと入ってしまった実家に連日の

ように売却しませんかという訪問や ショップオーナーになりませんかという 電話がひっきりなしに来ていました私は そういう話には全く興味はありませんでし たがみるみる変わっていく地域を見ている とこの地域にできることは何かないだろう かと考えるようになりました実家は昔 ながらの日本家屋で庭には松の木があり 縁側からの眺めがいいのが私のお気に入り でしたそんな実家を改装して民宿をしてみ てはどうかと思いついたの です1人で住むには広すぎると感じていた 実家を民宿にして喜んでもらというのは ぴったりなのではないか私は考えるだけで ワクワクしてきまし た決まってからは早いもので半年後には形 になり営業を始めたのでした初めてずしで 分からないことだらけでしたが私の大好き なこの家に来たお客さんが私のお気に入り ポイントに共感してくれたり旅の話を聞い たりするのがとても新鮮で毎日楽しく 暮らしていました姉は私やこの地域が こんなことになっているなんて全く知ら ないままホストに溺れ実の妹にお金を借り に来なければいけないほど落ちぶれて しまっていたの です私が生き生きと働いている姿にあ然と していましたがはっと実家を継いだ恩恵だ と気がついて苛立ち始めまし たなんでお父さんがあなたにボロい家を 渡したのかが分かったわ私にはお金を渡し ておけば満足するだろうって思ってたんで でしょね実家がこんな風になるなら私は家 の方が良かったさやかばっかりいい思いし て ずるい言われのない文句を言われて私は 呆れてため息が出まし たあの時散々この実家を悪い風に言ってた じゃない私もこんなことになるなんて思っ ていなかったわそれにお姉ちゃんのお金の 使い方は普通じゃないわお父さんのせいに しないでよ私は衛に反論しましたいいえ あの時1000万円なんてもらわなければ 私はこんな風になることはなかった私だっ てボロ実家だとしても温泉外になったって なればこんな風にできてたはずよいいえ もっと稼いでたわそうだ今からでも私に 譲りなさいよいいでしょう私は姉の わがままに幼い頃から付き合わされてその 度に我慢をしてきましたしかし今回はそう はいきません私にも維持というものがあり ますお父さんの気持ちを考えもしないで家 のことなんて関係ないと思っていた お姉ちゃんが今更実家をもらおうなんて虫 が良すぎるんじゃない私はお父さんの近く

にいたいと思ってたの結果的には嫁が短い ことを知って実家に戻ってきたけどその前 からお父さんのことは心配で気にかけてい たしお父さんも私のことを頼ってくれてい たわその気持ちが遺言に現れたんじゃない かしら私がそばにいたいと思っていた 気持ちをきっと組みとってくれたんだと 思う のその気持ちを雑に扱っていいわけがない わお金だってそうお姉ちゃんには絶対に 貸さない1度貸すと何度も来るでしょう そもそも貸すほどのお金なんてないんだ から私は姉にここまでしっかり意思を伝え たことはありませんでした言いながら涙が 出てきて声は震えていまし た私のそんな姿を見て姉は私だけなんで こんな目に会わないといけないのよ お父さんは私に何の恨みがあ るっていうの後悔しても過去はもう戻り ません変わり果てた姉の姿を見るのは 心苦しいですが私がここで許してしまうと もっと悪い方向にってしまう気がして折れ ないように心に決めていまし た分かったらもう帰ってもっとまともに なったら帰ってきたよ一緒に民泊やり ましょう よ私が最後の望みを姉に伝えましたがバカ じゃないのと言い残して実家を出ていって しまいまし たそれから姉との連絡はえてしまいました が風の噂でホストがいが辞められず父から 相続した額と同じくらいの借金を背負って 夜の町で働きながらホストにお金を落とす 生活をやめられないでいるとのことでし た私は地域進行の団体を立ち上げ町の みんなと力を合わせて盛り上げていく リーダーとなり昔の自分では考えられない ほど勢力的に活動を続けてい ます相続をした日にはここまでさわなかっ たはずですが 父はもしかしてこうなることを知っていた のでしょう か今となっては知るよしもありませ [音楽] ん私の名前はみさ31歳で会社員をして いる今は会社の近くのアパートを借りて 1人暮らししているが2年ほど前までは 実家で暮らしていた私が二十歳の頃父が癌 で亡くなった3つ年上の兄はとっくに 社会人になり1人暮らしを始めていたので 実家に残されたのは母と私だけだった就職 を期に実家を出ることも考えたが母が1人 で一軒屋を管理するのは大変だと思い私は 実家に住み続けることにした実家から会社 は遠く車通勤をしなくてはならないので

本当は会社の近くで1人暮らしをした方が 便利だったが未亡人になった高齢の母を 1人置いて自分だけ便利な暮らしをするの は親不幸だと思っての決断だったしかし そんな日々はある日突然終わりを告げた その日は土曜日で仕事も休みだった朝から 一通りの家事を終えて今でのんびりして いるとチャイムが鳴った ドアを開けるとそこに立っていたのは兄 夫婦だった兄夫婦はあまり実家には顔を 出さず年末年始であっても旅行に行って 帰ってこない人たちなので一体何のよが あるのかと不思議に思った兄はずかずかと 家に上がり込むと何の遠慮もなくソファー にふんぞり返って座りみさお茶と言った私 はまた始まったかと心の中で思いながらも 仕方なくお茶の準備をした私は正直言って 兄夫婦のことが好きではない兄は子供の頃 から意地悪でいつも私のことをいじめてい たそして中学生くらいになると飛行に走っ てヤンキーになりいつも両親に迷惑ばかり かけていた兄の代わりにいつも学校や警察 に頭を下げる母を私はいつも気の毒に思っ ていた 高校を卒業した兄は最初は地元の工場に 就職したのだが結局仕事が長続きせずすぐ に辞めその後はヤンキー時代の先輩が何か の紹介で何かよくわからない仕事をして いる兄嫁もなかなかのつもだもう30歳を 過ぎているというのに会う度に神の色が 金髪だったりピンクだったりとかなりの派 でっぷりだいわゆる キュンといった感じの2人なのだお茶を 出すと兄は唐突にみさこの家から出て行っ てくれないかと言い出した私は一瞬何を 言っているのか理解できず固まってしまっ た私の様子に構わず兄は続けたいやこの前 母さんとも電話で話したんだけどこれから は俺たち夫婦で母さんの面倒を見るから お前はもう出ていっていいよというか俺 たちがこっちに引っ越してくるからお前が いつまでもいると邪魔なんだよね分かる だろう部屋足りなくなるじゃん私は いきなりこんな無茶な話をされてすぐには 信じられなかったしかし母に確認すると これからは兄夫婦と住むことにする予定だ と言い出したのだ母はみさだってもう30 歳でいい年なんだからいつまでも独身で 実家に居られても困るのよ私はあなたの年 の頃にはとっくに結婚してあなたを産んで たんだからねと言いさえした私は今まで母 のためを思って実家で暮らすことを選んで いたしたくさん親高校をしてきたつもりだ なのにこんなにも冷たく簡単に追い出そう とするなんて驚くと同時にとても悲しかっ

た一応私はそんなこと言っても兄さんたち にこの先ずっと母さんの世話ができる なんて思えない仕事だって何をしているか も分からないじゃないそれに兄さんたちに は子供だっていてこれから学費なんかでお 金がかかるでしょうと反発したが聞いた 兄嫁は鼻で笑って独身女が実家から 追い出されるからって負け犬の遠吠えです か寄生中の独身女はとっとと出ていき なさい よなどと言ってきたもうこの人たちには何 を言ってもダメだと思い今度は母を説得 しようと試みたしかし母もあんなに飛行に 走っていたお兄ちゃんが私のことを思って 面倒を見ようとしてくれるなんて感激し ちゃってね是非お願いしようと思って あんたもお兄ちゃんを見習って結婚して 早く家庭を気づきなさいよとだけだった私 はもうこんな人たちと一緒に暮らし続ける ことなんて我慢できないと思いすぐに実家 から出て行くことにした散々親高校してき たのに平気でひどいことを言う母のこと などもう知らない老後になって困って頼っ てきたとしてももう助けないぞと心に誓っ た私は引っ越しが決まるとすぐに部屋探し を始め仕事の合間を縫って内見に行き職場 の近くのアパートを借りることにした自転 車で15分くらいの場所なのでこれからは 運動も兼ねて自転車通勤をしようかなと 考えたり近くの可愛い雑貨屋さんやお菓子 屋さんを見て回っているうちに1人暮らし をするのがどんどん楽しみになってきた すぐにいい物件が見つかったのでその次の 週末には荷物をまとめて出ていくことに なった私が引っ越しの準備をしていも兄 夫婦たちは手伝おうとするそぶりも見せず とっとと出てけよとかああこれで寄生虫が いなくなって生生するわなどと暴言を吐い てきた気分が悪かったがあと少しの辛抱だ と思い無視して着々と準備を進めていった 引っ越し屋さんのトラックが到着し荷物の 運び出しが始まったこの辺りのものも全て お願いします と電子レンジや洗濯機などの家電も 積み込んでもらうよう私が引っ越し屋さん に頼むと兄は驚いた様子で声をかけてきた おい何持ってこうとしてるんだようちの 家電まで持っていくなんておかしいだろう と言ってきたので私は笑ってうちの家電 なんて言うけどこの家電は全部私が働いた 給料で買ったものだから私のものでしょ越 に持っていくのは当然でしょと言い返した そう言われるとぐのも出なくなってしまっ た兄は苦しまれにそんなの非常識だと わめき始めたが勝手に人のことを

追い出そうとしてるのを棚にあげて非常識 なのはどっちだよという感じだった兄の ことを無視して私は引っ越し作業を終え さっさと実家を出たもうこの家とは関わら ないようにししと強く思った兄はきっと何 も知らずに実家に帰省しようと考えていた のだと思うがそう簡単にことは運ばなかっ た私が実家を出ていって3ヶ月ほど経った 頃兄から電話がかかってきた番号で兄と 分かったので最初は無視していたのだが あまりにしつこいので仕方なく電話に出た 電話の内容は案の定ろな内容ではなく つまりは金の無心だった兄は家の労音が まだ残っていたことを知らなかったのだ その上母は父の死後初めの頃はパートに出 て働いていたのだが今は働くのをやめてい た母は父が亡くなるまではずっと専業主婦 で仕事をした経験はほとんどなかったその ためなかなか仕事がうまくいかずストレス から無断血筋や遅刻をしてはパートをすぐ に首になり職場を何度も点々とするという 悪循環を繰り返していたそんな感じだった ので私が仕事を始め実家にお金を入れれる ようになると母はパート探しをすっかり やめ働こうとしなかったのだ兄は実家に 帰省する気満々で息よよと転がり込んでき たようだったが実際のところは働かない母 とローンの返済を背負っただけだった兄は お前だってあの家で育ったし俺が出て行っ てからも散々寄生してきたんだからロンの 半額を支払えよお前が1番あの家に住んだ んだからそれが筋ってもんだろと意味の わからないことをわめき出した私は社会人 になってから8年間黙ってローンを支払い 続けていたローンの支払いはあと3年程度 だろうしかしローンの支払いが終わっても も兄夫婦たちは実家に住み続けるつもり だろうに3年程度のローンの支払いもし たくないとは信じがかったそれどころか南 癖をつけて私に払わせようとしてくる なんて本当にふざけている本当にただで 実家に住めるとでも思っていたようで呆れ てしまっ た私がきっぱりと断ると兄は今度は下手に 出てきてごまりモードになりなあみさ頼む よ困った時はお互い様って言うだろう家族 なんだから助けてくれよと言い出した子供 の頃から私のことをいつもいじめてきて 子春期になったら飛行に走り散々両親を 泣かせてきたのは兄だいざ自分の都合が 悪くなったらお金目当てに私を家から 追い出しておいて何が家族だ自分が窮地に 立たされたからと言って調子のいいことを 言い出す兄に嫌悪感が募った私は決然とし た態度で兄の話を断りもう2度と連絡して

こないようにときっぱり言って電話を切っ たその後もしばらくの間電話がかかってき たが迷惑だったので電話番号を着信拒否に した職場に電話がかかってきたこともあっ たが取りついでもらうよう会社のみんなに 頼んだ引っ越し先の家を教えなかったこと が幸いして電話を受けないようにしたら 連絡は次第に減っていきどうやら諦めた ようだったその後も私は人生で初めての 1人暮らしを満喫していた職場から家まで の距離が近くなったおかげで時間に余裕が できたので朝は毎日コーヒーを豆から引い て飲んだりもした仕事の後に母に邪魔さ れることなく映画を見たり本を読んだり する時間もできた車をやめて自転車通勤に したことで運動する習慣がつき5kmも 痩せられた体重が減ったのは実家にいた頃 のストレスがなくなって暴食するのをやめ たせいもあるかもしれない痩せて丁寧な 暮らしをするようになってから自分に自信 がついて休みの日には婚活パーティーや マコンに出かけ出会いを探したりもした 実家に入れるお金がなくなり経的にも余裕 ができたのでスキンケアや服にお金をかけ られるようになったせいか今までモテた ことなどほとんどなかったのに婚活 パーティーではたくさんの人にアプローチ されたその中で素敵だなと思った数人と 連絡先を交換し何度か食事やデートをして やがて1人の男性と付き合い始めた大学を 卒業してからはずっと家を守るために必死 に働いてきたのでかなり久しぶりの彼氏 だった彼は3つ上の会社員でとても温厚で 優しい人だこうして実家の呪縛から逃れ私 が自由な暮らしを始めて1年ほど経った頃 知らない番号から電話がかかってきた電話 の主はなんと母だった今度は母が金の無心 をするために連絡してきたのかと呆れて いると母はとてもうえた様子でお兄ちゃん が逮捕されたのと言ってきた驚いて話を 聞くとローン返済に困った兄は元々の仕事 を辞めてヤンキー時代の他の先輩の会社に 就職したのだというそこは裏社会との繋り のある怪しい会社で違法なことに手を染め ていたらしいそして最近警察の捜査が入り 会社の幹部だった兄もその先輩と一緒に 逮捕されたのだそうだ母は働かず兄嫁も 専業主婦一家の唯一の働き手であったはず の兄が逮捕された今家の収入は全く なくなってしまった母は私を追い出した時 の態度とは打って変わって頼れる人はみさ しかいないのよあなたの部屋は兄嫁さんが 使ってるけど私の部屋に一緒に住んでくれ ていいから戻ってきてよお願いだ からと媚びるように行ってきたこのごを

呼んでも母は私よりも兄嫁のことを優先 するつもりなのだ信じられない私はこの時 まで母に対してあまり恨みはなかった しかしこの発言から私のことは全く大事に 思っていなくて自分の困った時だけ都合 よく利用しようとする魂胆が透けて見えて しまった母に対しての感謝の気持ちや大切 に思う気持ちはどこかに消てしまった私は 冷たく今真剣に付き合っている人がいて その人とそろそろ結婚する予定だからもう 実家に帰るつもりはありませんお母さん だって私がいつまでも嫁に行かずに実家に いるのは迷惑って言ってたじゃない お母さんの望みを叶えてあげたのに今度は 反対のことを言うのね私は何もできない から兄嫁さんになんとかしてもらいなよと だけ言って電話をた父が亡くなってから 必死に母のことをサポートしてきたつもり だったのに私は母に利用されていただけな のだ母のお気に入りは兄で私のことなんて ずっとどうでも良かったのだということに 気づいてしまいとても悲しかったでも今 それに気づくことができてよかったと思う ことにしたそれから付き合っていた彼との 交際は順調に進み仕事も会長だった 何もかもがうまくいっていたもうすぐ 付き合ってから2年が経つ記念日に2人で 食事に行こうと誘われているのでそろそろ プロポーズされるのではないかとドキドキ している一方実家では噂によると兄嫁が 仕事を始めたらしい高卒でまともな仕事を ほとんどしたことがない兄嫁はできること と言ったら水商売くらいしかなく キャバクラで働いているだとはいえもう 若いわけでもないのでなかなか苦戦して いるようだ兄嫁のことは少しかわいそうで はあるが今まで散々いい思いばかりして 生きてきたので少しは世間の厳しさを知る いい機会だろうと思って [音楽] いる私の名前は子私の父は気に入らない ことがあるとあかさに不機嫌な態度を取る 人だったそんな父の性格を受け継いだのか 2歳年上の兄の友明も同じように気に入ら ないことがあると不機嫌になる特に私に 対しての態度はひどく私が何もしていなく てもあっちへ行け顔が見えるだけで腹が 立つと暴言を測れた私が兄の目に入っだけ で殴られたこともあったそんな兄に対して 母は叱ったりなめたりするどころか お兄ちゃんの言う通りにしなさいと私を兄 の目の届かないところへ追いやったしかし 実家は古い団地でもちろん自分の部屋など ない仕方なく兄の気持ちが収まるまで私は ひたすら団地内の公園で時間を潰していた

晴れの日はまだ良かったのだが雨の日は 最悪でどうしようもなくて押入れに 閉じこもっていたこともある暗い押入れは 怖くて私は泣きながらただ時が過ぎるのを 待っていた兄は学校の中でも問題行動が 多かったが頭も良くさらに見た目の良さも あってなんとか学校生活を送っていたよう だ特に女子からはちやほやされていた らしいさらに母が人にをかけこの子は機嫌 が良ければ何もかもうまくいくんです できるだけこの子がいい環境で学べるよう にしてあげてくださいねこの子が将来いい 職業につけるかどうかは先生にかかって ますのでと毎回の混乱の時に言っていた今 思えば母はモンスターペアレンツという やつだったと思うどこまで先生が兄にして 別に対応してくれたのかは分からないが誰 かとトラブルになったとしても兄に有利に 話を進められることが多かった らしいこうして兄の機嫌を取りながら母は なんとかいい会社に就職させようと必死 だった私はといえば勉強ができるわけでも なく見た目も普通の子特に困った点はない が格別に引い出た能力もないただ子供が 好きでに住んでいる小さな子にはとても 好かれていた母はそんな私に何も期待して いない様子だったお兄ちゃんの勉強の邪魔 しないでちょうだいお兄ちゃんの気晴らし に遊園地に行ってくるわねあなたが一緒に 行くとお兄ちゃんのストレスになるのだ から家にいなさい帰りは遅くなるから1人 でご飯なんとかしなさいねそう言って母と 兄で出かけることもしちだった父は父で 休みの日はほとんど出かけて家にいなかっ たこの家は息が詰まるとしょっちゅう言っ ていたのを覚えている結局私が高校生の時 に両親は離婚したのだがずっと父は不倫し ていたらしい父と離婚してからは母の兄へ の執着はさらに強まっていった母は兄を いい大学に入れるために父からの慰謝料や 養育費をつぎ込んで有名な予行へ通わせて いた兄は兄でいい大学に入っていい会社に 入るのが希望だったようで一生懸命勉強し ていたその会あって兄は希望の大学へ進学 したさすがお兄ちゃんやればできる子ねと 母は大喜びだった私に会いたくないからと 兄は下宿を希望し母はもちろん了承した 大学生活が始まってからはしょっちゅう兄 の家へ行き掃除や洗濯などをして海外しく 身の回りの世話を焼いていた私はさらに 邪険に扱われるようになりちょっとでも 家計の足しになるようアルバイトしなさい と強制的にコンビニでバイトさせられてい た母に食費や生活費だと言われ稼いだお金 のほとんどを家計に入れていた

それなのにあんたは高校へ行っても意味が ないそれなのに通わせてやってるんだ早く 家から出ていけと母から毎日なじられる 放課後はほとんどバイトが入っていたので 当然のように成績はどんどん加工していっ た学校では先生にもこんな成績じゃどこの 大学にも入れないわよと冷たく言われて しまった母は高校を卒業したらお金は一切 出さないからねと言ったため結局私は進学 を諦めたしかし私には家族にも学校の先生 にも友達にさえ言えなかった夢があった それは保育士になることだった私は コンビニでのアルバイトを続けながらお金 を貯めいつか必ず保育士になると心に誓っ ていた高校の卒業と同時に私は家を出た コンビニのお給料だけで借りられる アパートは年数も古くひどい有り様だった それでも私は実家を出て母や兄から離れ られてとても心穏やかに生活することが できたコンビニだけではなくファミレスで のバイトもかけ持ちして保育士の資格を 取るため通信教育で勉強を開始した なかなか勉強時間が取れず高校卒業後5年 もかかったがなんとか保育士の資格を取得 することができたそしてとうとう私は念願 の保育士になる夢を実現させた可愛い子供 たちに囲まれて充実した毎日だった もちろん楽しいことだけではなかったが 職場の人たちにも恵まれ助けられながら 日々を過ごしていたその間に兄は大学を 卒業し一流企業に就職してい 外面だけはいい兄は面接もなんなくこなし たようだ私は母や兄とはほとんど連絡を 取っていなかったあったとしても母からの 一方的な兄の状況報告だけだ母のLINE の最後にはいつもあんたと違って友明は 本当に出来がいいあんたみたいな金食い虫 一生帰ってこないでねなどと必ず私への嫌 がけえられい私は嫌味はスルーしよかった ねなどと一言だけを返信している程度だ私 の近況を聞いてくることもないので保育士 になったことも伝えていなかった私が保育 士になって3年が過ぎた頃母から突然電話 がかかってきたもうこの頃にはほとんど母 から連絡が来ることもなくなり会わなく なって久しかった電話に出るのは嫌だった が出ずにトラブルになるのも困る仕方なく 電話に出るとちょっとなんですぐに出ない のさっさと出なさいよと出だしから怒鳴ら れたこの人はいつもそうだ私が小さい頃 から兄と父の顔色ばかり伺っていた ストレスを私にぶつけてきているのだろう いつしか私はそんな風に思うようになって いた小さい頃は母が私のことを見てくれ なくて心を痛めたし母に認められようと

必死だったしかし母はいつも兄を優先する し兄を中心に世界が回っていると思って いる私がどれだけ母の愛を望もうと無駄 だったそれに気づけたことで私は母の呪縛 から解き放たれることができた友明がね 結婚するのよ母は私の気持ちなど構わずに 兄の結婚報告をしてきたへえおめでとう 心のこもっていない声で私はお祝いを口に したそんな私の態度をよそに母は聞いても いないのに兄の婚約者について話してきた 友明の言ってるA会社と提携しているB 会社あなたも知ってるでしょうB会社もA 会社もCMでバンバン名前を聞く一流企業 だそのB会社の社長のお嬢さんとの結婚が 決まったのよなんでも友明のこと一目見て 気に入ったんだとか母は危機として話して いる昔から顔だけは良かったもんなそう いえば母は絶対につっかかってくるだろう から心の中だけにとめておくことにしただ からねあなたの住所を教えてちょうだい もしかして結婚式に招待されるのだろうか したくないがそんなことを言って断れば 猛烈な勢いで母は怒鳴り散らしてくるの だろう私は仕方なく後頭で自分の住所を 知らせた私から住所を聞くと母は別れの 挨拶もせず電話を切ったモヤモヤした気分 で数日過ごしているとすぐに母からの手紙 が来たそこには私の予想していなかった ものが入っていた母から送られてきたもの はご祝儀袋だったもちろん空っぽである そして結婚式の招待状はどこにもないどう いうことなの私は母の意図を組みとれず数 週間放置していたすると再度母から電話が かかってきたちょっとさち子私からの郵便 が届いたでしょなんで何も送ってこないの 送るって何を何ってご祝儀に決まってる でしょうわざわざご祝儀袋まで入れてあげ たのにそういうところ本当に変わってない わね嫌になるわご祝儀って結婚式に渡すん じゃないのあらあんたが結婚式に出られる とでもあんたの席なんてないわよ私たち 2人家族ってことで先方にも伝えてあるの よあんたみたいな出損ない私たちの家族だ と思われたくないからねあんたはいない ことになってのよでも結婚なんて人生の1 大イベントだし少しでも先立つものが必要 でしょだからあなたもご祝儀を出しなさい 遠い親戚からもらったことにしておくから でもと私が渋ると母はさらに怒鳴ってきた あなたもう30手前でしょ実家にお金も 入れないでちょっとは家族に貢献しなさい よ私は結局兄に20万円を包み現金 書きとめで送ってやった兄弟へのご祝儀と してはかなり高額だ母の送ってきた服はカ で重く送付にもお金がかかった母や兄に

とって私は家族でも何でもないと周囲には 言いながら家族に貢献しろというそんな2 じにもううんざりだった私はお金を送って から母にお金は送りましたもう私とは家族 の縁を切ってくださいとLINEをした私 からのご祝儀の金額に満足したのだろうか 母からはわかりましたこれからは他人です こちらも生生しましたと返信が来ていた私 はそれを読み即座にLINEをブロックし たそして兄と母の連絡先も消去してしまっ たもっと虚しい気持ちになるかと思ったが 実際は何の考えもなくああ私にとって母や 兄はずっと昔からもう他人だったんだなと 思っただけだっただが絶縁の連絡から1年 弱経った頃私は母と再開することになる その日私は保育園で勤務がありおそばだっ たので帰りは21時近くになってしまった 私が自宅へ戻ると家のすぐ近くに母が立っ ていた 母はものすごい顔でこちらを睨みつけてい た私は一瞬たいだが縁を切ったんだからと 考え直しそのまま自宅へ戻ることにした そもそもそんな風に睨まれる覚えはない私 が母を無視して歩いていくとちょっとと肩 をつまれそうになったのでさっと身をよけ たなんですかなんですかじゃないわよ何 この豪邸の聞いてないわよと母が叫んだ母 は私が結婚したことを知らなかったのだ 保育園に不妊した1年目私は健康診断の 担当になった健康診断と言っても私が健康 診断を行うわけではなく近くのお医者さん に来てもらい問診などをしてもらうのだ そこで出会った医師が今の夫だ夫は保育園 の近くの開業員だ これまでは夫の父親がずっとエジの健康 診断を担当してくれていたのだがそろそろ 仕事を引き継がせなければいけないと夫に この仕事を任せたようだ夫はあまり子供の 扱いがうまくなく泣き出してしまう子もい たそんな時担当として近くにいた私が子供 をうく癒すのを見て行為を持ってくれた らしいそれから夫の猛アタックに すぐに結婚することになった夫は私が気れ するほど立派なマンションに住んでおり私 はそのままそこで同居する形になった夫は 私の5歳上でとても優しい人だ幸せな結婚 生活を送っていた一方結婚した兄はいつ までも外見だけでなんとかできるはずも ないけれど今まで母が何でもやってきた せいで兄は結婚相手にも同じことを求めて しまった相手が少しでも自分の考えと違え ばすぐに不機嫌になるそしてとうとう高論 となりかっとなった兄は結婚相手の顔を 殴ってしまったらしい殴った表紙に相手が 倒れ机の角で口元を打ち前歯が折れて

しまったという結婚相手は離婚と慰謝料 治療台を請求してきた結婚後わずか3ヶ月 のことだったもちろん結婚相手の家族も 激怒したB社にもA社にもすぐに噂は 広まり兄は退職に追い込まれてしまったの だ仕事をなくし残されたのは膨大な慰謝料 治療費それに加えて家のローンだそんな時 私の住所を知っていることを思い出した母 はどうにか私からお金をせろうとやってき たらしいお起しなさいよあんた金持ちなん でしょ家族がかわいそうだと思わないのと 母は反響乱になって叫ぶが私は平気だった 家族私に母はいませんもちろん兄も私の 家族は夫だけですと言い放った後静かに母 に告げたこれ以上騒ぐなら警察を呼びます 夫にも連絡したので警備員をすぐ来る でしょう私の話を聞いて母は顔を歪め 逃げるように帰っていったその後母と兄が どうなったかは知らない夫にはどうしても 言えなかった母と兄のことを母と再開した 日に打ち明けた私は夫に話しながら大きな 声で泣いた夫は今までたくさん辛い思いを してきたんだね1人で頑張ってきたんだね これからは2人で幸せになろうと私を 抱きしめてくれたこれから夫ともっと もっと幸せになりたい改めてそう思えた 出来事だっ [音楽] た獣神過剰で傲慢な姉貴が高のみの果てに 掴んだものは僕はと姉のマと双子の兄弟だ 一緒に生まれて一緒に育ったのに僕は子供 の頃からマには叶わなかった姉貴は勉強で も何でも意欲的で 半長靴気持ちなんかないトップになるやは 1人しかいないのに頂上を目指して生きる なんて息が詰まるだけじゃないかだからマ より出来が悪いことも気にしないマキは マキ僕は僕だ父は僕にも少しマキのような 意欲があればと思っていたようだが母は 違う弟を見下す姉の冷たさを嘆き女は可愛 気がないととぼやくいつもいつも上から 目線じゃそうも思うだろそんな風に育って 24年が過ぎた僕は普通の会社員マは聞け ば誰もが分かるような大手で働いていた相 変わらず家事の全ては母任せだったがこの 先は母も少し楽になるかもしれない僕の 結婚が決まったのだ結婚誰とひろみなんだ ひろみかなんだとはなんだよ失礼だな僕と マは地元の高校に一緒に通ったから同級生 をみんな知っているみは僕と1年の時の クラスメイトで2人でキをやってからいい 感じになったり他のやと噂になったりと 青春を過ごした後二十歳を過ぎてからは1 対1で付き合ってきたなんか平凡ねだぞ どうぞ映画のような大恋愛をしてください

よ期待してるからさマキは背も高くテープ を駆使して自力で二重を作り出してからは 僕と顔も似ていない自分の仕事には絶大な プライドを持っているから同級生となんて 結婚どころかお茶も飲まないだろ結婚式の 2次会はまさに同窓会で友達も喜んでくれ たみんなは出来の良かったマがそのまま エリートコースを進んでいることに完封し たようだった1年後に長男が生まれ週末は 子供を連れて時々ひろみと実家に行った母 はひろみとマが同い年なのもあってマにも 結婚を進めるが本人まるでその気なし会社 の同僚は6に仕事もできないし上司は変な のばっかりでいい出会いがないのよとくさ そうに言う母がお見合いさせようと話を 持ちかけるが勤めてる会社や身長を聞いた だけで肩をすめているまきちゃんの理想 ってどんななのとひろみが聞くと答えは こうだった私はさまず背が高くないとダメ なんだよね168に5cmヒールで173 でしょ185はないと釣り合わないよ年収 も私より少ないなんて嫌だし仕事も将来 有望なエリートじゃないと結局向こうが嫌 になるんじゃない長男とか1人っこも嫌だ な親がうるさそうサナくらいがいいわあと 結婚してない兄弟も勘弁ね生き遅れた口 うるさい小十とか借金抱えた弟とかさ家の ことはお手伝いさんに全部してもらって 仕事続ける な分かったもういいわ早くそういう人 見つけて恋愛でも結婚でもしてちょうだい 今まで何してきたの1人で暮らせるのも 健康なうちだけよ家族がいてこそ安心して 年が取れるってものよ姉の絵ごとを母が ばっさり切った185の男なんてそそうい ないがその中で次男どころか3難で エリートだとそんな相手を見つけて結婚 する暁月には是非とも拝ませてもらうじゃ ないか姉はしばらくすると1人暮らしを 始めた母の結婚コールが鬱陶しくなったの だ言っていた通り週1でハウスキーパーを 雇い健康のためにジムにも通って悠遊自的 の暮らしをした同級生は30を前後して 結婚する奴らが増えたがマは同じなかった 旦那の稼ぎを当てにしなくても暮らせる女 は焦らないと言い切っていた僕の家で 親しい仲間が集まる飲み会にも顔を出さ なくなったひろみによると女は結婚して いるかどうかで付き合いが別れていくと いう旦那が子供がという話題で共感できる 仲間と1人で気楽でいいという独身大だ いいことばかりじゃないけどお互い頑張ろ うっていう意味でおしりするんだけどね まきちゃんから見たらじれたいと思うん だひろみは義の姉だからやんわり受け止め

ているがマは豪速球だ姑とだの子育てだの グダグダ言うくらいなら結婚なんてし なきゃいいのよ旦那の稼ぎで食べさせて もらってるんだからそれくらい我慢しない とお茶代だってもらった生活費なんでしょ 外で働くのがどれだけ大変か結婚を理由に 会社辞めて気軽に暮らす人にはわかんない のよ 分かってないよな毎日仕事だけに没頭 できるのは誰かが暮らしの基盤を整えて くれているからだろ母がしてくれていた ことを今マはお金でさせているし僕は ひろみがしてくれる旦那の稼ぎで食べて いるというが主婦は自分の仕事に報酬が ないんだ割に合わないと文句を言うことも なくやってくれてんだよ僕はマキが ハウスキーパーを雇ったという話を聞いて 以来できる限りひろみを手伝うようになっ たのだ [音楽] あれは本当に結婚しないかもしれない な父が2人目の孫を膝に抱いて呟いた今度 は女の子だったので僕たちも長男の時とは また違った喜びがあったまきも生まれた時 は嫁になんか出さんと思っていたがいざ こうなってくると誰とでもいいから結婚 しろっていう気になるな誰とでもなんて だめですよ世の中変な男いっぱいいますよ とひろみが笑う母がお茶を進めながら話し 始めたでも実際独り身じゃねえ病気になっ たら誰が看病するの1人ってそういう時に 寂しいわよいくらお金で看病人やとっても 周りの患者が家族に囲まれているの見たら 辛いと思うお金で雇った人は義務をこなす だけで自分を大事に思ってくれるのとは 違うものあなたたちまだ若いからよく わからないだろうけど年を取るってそれ だけで悲しいのよ白髪やしが増えて体力は 落ちるしそれでも一緒に過ごしていくのが 夫婦でしょ衰える自分と引き換えに孫を 見ると結婚して良かったって改めて思うし ねひろみちゃんにはいつもありがたいと 思ってるそんな私早く結婚するのが夢だっ たんですほらうちの親年取ってるから私は 若いお母さんになりたく て僕は特別稼ぎがいい夫ってわけでもない のにひろみはいつも前向きで明るい子育て の喜びは給料がそこに消費されていくこと をやりがいに変えてくれる子供の頃から のんびりしていた僕に働く意欲を持たせて くれたのは家族なのだやる気が自家発電式 のマには分からないだろうけど長男が来年 は中学に入るという年の大晦か僕たちは 実家にいた子供たちはまおばちゃんが 大好きだお年玉が破の額だからだ来年から

はしっかり勉強しなさいよゲームばっかり やってるとついてけなくなる よマに葉っぱをかけられ息子は親指を立て ていたひろみさ毎日 楽しい家族が寝しまり3人でリビングで 飲んでいるとマキが突然そんなことを聞い たせっかく学校行って臨床検査技士になっ たのに何年もしないでやめちゃって後悔し たこと ないみは大の後その仕事に着くことは なかった子供の送り迎えや施設にいる父親 の見舞い実家の母親の世話などをするには フルタイムの仕事は難しいと考えたからだ そんなことを聞いてくるなんて今までの バリバリ姉貴はどこ行ったと思いつつでも なるべく表情を変えずにテレビを見てい た職業だけで見たらせっかくって思うかも しれないけど家がきちんとしてないと嫌だ から無理にその仕事にこだわるより両立 できる方を選んのパートじゃあんまりお金 にはならないけどうちのパパは化石がだ から助かってます来年もよろしくねひろみ が僕の方を叩いて笑っ たまきちゃんなんでそんなこと聞くの後悔 してる わけ後悔はしてないけど男は勝手だなと 思っ て僕は知っているマキはだんだん自分の 現実を悟ったのだ母が持ってくるお見合い は40代の男しかいないもちろん愛はし ないがそんな中年にしか相手にされないと いうことはマのプライドが許さないんだろ マキは若く見えるしおいやメイと話が 通じるくらいアニメやゲームも知っている だからマの中には例え20代後半の男だっ て十分釣り合うという自信があったはずだ 男って自分はいい年のくせして若い女が いいなんて都合よすぎない自分より稼ぎが いいから着金するとか30過ぎは年取り すぎとか自分かってよ恋愛は同年代として も結婚するなら若い女がいいなんて わがままにも程がある わマキはもしかしたら男に振られたのかも しれないその日夕食の時間から飲み始めた マキは日付が変わる頃にはすっかり 出来上がってくを巻いていた言いたいこと は分かるが20代男が30半ばの女と 付き合いたいなんてよっぽど惚れない限り 無理だ若くて可愛くて俺が守ってやりたい と思わせてくれる女の子は自尊心を持たせ てくれるがマはそんなタイプじゃないマと 対等にやりあえる背が高いエリート3な なんてまだ仕事に不慣れな20代のうち から将来を見込んで手をつけておかないと 即完売だろう誰にでもライバル意識を

燃やして突っ走ってる間に見落としたん じゃないのかかって大人の男の方がマには 合っていると思う恋愛に不慣れでがが強く 可愛気のないところも若いというだけで 多めに見てくれるだろうでも子供が欲しい 男は自分の年齢が高いほど若い相手を願う 血統を残そうと思ったらその方が確率が 高いからだ子供の将来を考えても片方だけ でも若い方が子供の負担にならないだろう 自分の努力と実力で懸命にやってきたマは 自分が思っていたほど世間が重宝してくれ ないことに失望していった母が心配してい た通り などこかで妥協するしかないんよ 思い通りにばかりはかないんだからさ結婚 なんかしないわよ今更変な親父と結婚 なんていい笑いまなそんな結婚したくて 働いてきたんじゃないわほらほらその プライドが邪魔なんだっつのはこの調子 じゃ昔マキが言ってた勘弁して欲しい生き をくれたカジートにマキ自身がなりそうだ あんたはいいわよ昔から6に勉強もしない で適当に生きてきたのに幸せ掴みました みたいな顔してさ はいはい僕は高望みはしませんでしたから ねでも本当に結婚しないって思うんだっ たら酒に弱いひろみが少し座った目でこう 言ったもういい人つもうなんてよもない わけだからもっと人をちゃんと見れるん じゃないまきちゃん自分で稼ぐんだし年収 とかこだわらなくって もじゃあひろみはタクトのどこが好きに なったって言うのよ僕はちょっと緊張して ひろみの言葉を待ったあのね一緒にい たかったんだよねなんか毎日学校で会っ てるのに夜になると何してるかなって 日曜日とか他の人といてもつまんないし うまきちゃんいいな毎日一緒なんだなって いつも思ってた から僕は深くにもなん度か泣きたくなって ちゃったひろみひろみは最後の僕の奥さん だ来年も一生懸命働いてもっと落させて やるからな僕は勉強もできないパッとし ない同級生だったのに子供を2人も売って くれて親とも小十とも仲良くしてくれて 料理うまいし掃除も選択もきちんとやるし ああ修業に報酬があるんなら僕の給料 なんかじゃ絶対足りない来年こそ旅行も 言っていい服も買ってやるお父さんと お母さんも大事にする よ すでに年は開けていたというのに僕は来年 の誓に4年がなくなり半分泣きながら寝た らしい新年早々飲んだくれて朝を開けた僕 たちは母に思いっきり呆れられ2日酔いで

初詣でどころでもなく飛んだ年明けとなっ たしかしその年はとんでもない服の髪が 降りたマが結婚したのだ相手はマが通って いたフィットネスクラブのインストラクタ マよりも6歳も若いは保育士死亡で資格を 取ったが男を採用してくれる保育園が 見つからずバイトで働いていたというマは 運動の指導を受けながら収入も背も低い この男と親しくなったがあんの女眼中に なかったのだだがひろみの一緒にいたい人 という言葉に彼の顔を思い出したという 年明け自分にはインストラクターは向か ないと退職を決めた彼にマが押しかけて いったというから驚きだ月の交の後自分 から結婚を申し入れた息子の就職を心配し ていた親は転したらしいがそりはこっち だって同じだしかし麻に迷いはなかった 必ずマを生みますと頭を下げ結婚が決まっ た途端に婦人家に通い新婚早々妊娠が発覚 来年には双子が生まれる出産後は夫が主婦 になりマが働くという確かに保育士なら 子供もよく育てるだらどうせ女のがする いるんだから若い男と結婚するって理に 叶ってると思わない保育士やりたかった人 が子育てに専念できて私は仕事に没頭 できるんだもんこれほどいい巡り合わせも ないと思う わ勝ち誇ったように幸せを語る姿は相 変わらずだったが人のいい優しい旦那を手 に入れマは今までになく幸せそうだこれ までは負け続けだったがこの先は僕も負け ないお互い幸せな家庭を気いていこう じゃあない [音楽] かこの汚れた娘なんていらないわお母さん 本当にいいのね私は先日実の母親にこんな ことを言われた私の名前は洋子20歳私の 家族は少し複雑だ現在一緒に住んでいる 家族を紹介するまず母松だ私は元夫との 子供であり父に似ていると昔から言われて いた元夫が不倫したせいで私の幼少金に 家族はバラバラになったそして小学生の頃 新しい家族ができた母が再婚したのだ再婚 相手の夫と母の子である私の義恵は ようやく10歳になった新しい父親は出張 が多くて1年のほとんどは海外のどこかの 国にいて家にいなかったそれでも父は実の 子でない私にも海外からよくポストカード を送ってくれていた私はそのカードが届く のを楽しみにしていたそのポストカードの 写真がとても綺麗だったからだ母はカード なんかより海外のバッグやメイク用品が 欲しいとまだ小学生の恵にも言わせていた 普段の生活から恵と私との差はひどかった 私が10歳の頃恵が生まれるからと言われ

料理掃除洗濯の全てをやらされることに なった恵が泣いたらミルクを作ってオムを 変えたのも全部私だ母は専業主婦だが普段 からネットショッピングにはまって家の ことは何もしない高校卒業したら大学に 行きたかったが母に断固拒否されたしかし 私は誰が家のことをやるのかと母に言われ た時はさすがに反論したお母さんがやれば いいでしょ恵だってもう8歳家事の手伝い ぐらいできるわ私がの頃にはお母さんやら せてた でしょめぐちゃんはいいのよやらなくて ピアノをやっているんだから大切なお手て が怪我したらどうするのよこの子は将来 有望なのよなんて言ってもあの優秀なパパ の子ですからこれが母の口癖だった私は この先どうしようと途方にくれたその時に 目に入ったのが昔海外から送ってくれた ポストカードだったそうだ写真家になり たいそう思った私は高校卒業後アルバイト をしながら独学で写真の勉強を始めた もちろんカフェや塾でもアルバイトで働い ていたが1番の収入源は昔から得意だった 動画編集やホームページの制作を副業で やることだったある程度お金がたまると私 は一眼レフカメラを買った毎日持ち歩き気 に入ったところがあれば写真をたくさん 撮った相変わらず母は家で何もせず アルバイトで遅くなった私にご飯まだめぐ ちゃんももうお腹空いているんだけどなど と言ってくる始末だ自分で作ったらいいの にと何度も思った父が1年に1回家に帰っ てきた時私はほとんど一緒に暮らしてない ため父という感覚はなくて照れてしまい 恥ずかしくてあまり話さなかったしかし その年に帰ってきた父は様子がおかしかっ たどうやら会社が取引先に裏切られて存 どころか倒産するかもしれないということ だったそれから毎日4人で生活することに ななったとてもぎこちない生活で苦しかっ たこれまで自由に海外で過ごしてきた父の ことだ母に色々と金線のことで言われるの が嫌なのだろうどこへ行っているのかは 分からないが家を開けることが多くなって きたそれでも私はカメラを持って アルバイトや副業に開けくれる日々を 過ごしていたその晩も私はパソコンに 向かって動画編集をしていたガシャンと 大きな何かが割れる音がした何事慌てて1 階に降りると母が父に向かってお皿を 投げつけていたようだった恵は泣いていた とりあえず恵を2階の私の部屋にいさせて 両親の喧嘩の仲裁に入った母はこれから どうやって生活していくっていうのさと 金切り声で叫んでいたしかし父もこれまで

自由にさせていただろう働くって言うのは 大変なんだしばらく休みたいその間お前が 働きに出てくれと言っただけじゃないかと 怒鳴る要は父も失職して疲れはて母は働い たことなんてないから働けないということ かそれなのに恵の教育費を下げることは 今更できないという母は突然ほ先を私に 向けたよこあなたもう成人して働いている じゃないアルバイト代を全て家に入れ なさい私は驚いたお母さん待って多少は 入れることはできるけど私だって自分が やりたいことのために貯めてきたのこのお 金が必要なのだから全部は無理よそれに お母さんは家事も全部私に押し付ける でしょそのやり取りを聞いていた父はなん だってこれまでもか子供たちにはのびのび とやりたいことをやらせているそう知らせ を受けていたがよこには家事を全て 押し付けていたのか恵にはやりたいことを 自由にさせておいて母はドキッとした表情 をし焦って答えた違うわあなたよくはもう 成人になって花嫁修行をさせていたのよ ほら家事ができない女なんて今時売れ残っ てしまうわそのために少し手伝ってもらっ ていただけよ私は違うのにと心の中で思っ ていたがまた何か言われるのも面倒と思っ てしまい口を閉じたその様子に父は何か 気づいたのかこれまで申し訳なかったと 声声で言われた次の日父は離婚届けを母に 突き出したお前が子供たちを苦しめる母親 だとは思わなかったもうやっていけない そう言われ母は取り乱した離婚なんてし たくないわそれにその理由は通らないわよ あなたの子である恵は大切に育てているわ 恵がやりたいと言った習い事は全部やらせ てるピアノバレ水泳初動体操ダンス全部よ おかげでのびのび育っているわしかし父は 冷たく言ったあなたの子よこも俺の子だ けどよこにはひどい大陽じゃないのか昨日 知ったがこれまで家を守ってくれたのは よこだろうけれど母も負けずに反論する あの子はほら汚れた人の娘だからああいう 風にきつくしつけをしないと将来親の顔が 見てみたいと言われたら困るでしょう私は 階段にちょうどいてこの会話を聞いて しまったさすがに涙が溢れたそれから連日 離婚に向けての話し合いが行われていた 結果父の全貯金と今後の養育費を渡すと いうことで決着した母は目の前の多額のお 金に目がくみ離婚を承知した私は父に一緒 について行きたいと言ったが俺はこれから 借金生活だだけどどうしても離婚をし たかった俺は母親があんな感じで兄を優先 して俺は出来が悪いと放っておかれてな俺 は生まれてくる子は平等だと思うしそう

いう育て方をする母親が憎いんだでも俺は これから借金を返していかないといけない もう少し待っていてな必ず洋子を迎えに 来るからそう言って父は出て行ってしまっ た母は養育費としててもらったはずなのに 急にブランド品の洋服や時計バッグを買い 始めた恵の洋服にも可愛いものが増えた恵 は私を下げすんでお姉ちゃんは買って もらえないからかわいそうなどと言うよう になった料理しない代わり毎日高級なお店 の出前を頼むようになったそんな使い方を していたので父が離婚の代わりに残したお 金は1ヶ月も経つとあっという間に底を ついた早く家から出たいのにと私は毎日 思っていたお金がなくなると母は私の アルバイト代を当てにし出した結果 アルバイトのお金は全て家に入れることに なったので私はあえてアルバイトの数を 減らしたそして副業できる時間を増やして カフェでそのままパソコン作業をして帰る 日を多くした1ヶ月後アルバイト代を渡す とやっぱりアルバイトだとこれポチしか もらえないのねもっと頑張ってちょうだい と母に言われてしまったそれででも普通の 暮らしをするには十分な額をもらっていた 急にお金がなくなって恵も新しい服が 欲しい習い事にお金がかかるのよと私にお 金を持ってこいと言わんばかりに接して くるようになった私はいよ決して父に連絡 をしたもう耐えられないと言ったが帰って きた言葉はもう少しだけ待っててだけだっ たああ私は絶望を感じた待っててという 言葉はこれまでの人生でも何百回と聞いた からだそしてそれが叶ったことなんて1度 もない私は覚悟を決めた自分の人生は自分 で守っていこうと私は寝る時間を死んで まで仕事に没頭した唯一の楽しみは職場に 向かう途中で写真を取ることだけだった アルバイトのお金は少しずつ母に渡した母 や恵は服が欲しい美味しいものが食べたい と言っていたが私が食べさせていることを 分かって欲しいとまで思っていたそんな 生活が続い1年後見知らぬ男性が家の前に 立っていたどちら様でしょうかと声を かけるとよこと私の名前を呼び出した えっとと困った表情をしているとその男性 はもう小さい時だったから覚えていないか なお前の実の父親だよと言うではないかえ え私は驚き疑問をぶつけた今の今まで1度 もあったことないじゃないですか急に父親 って言われてもれにあなたが不倫したから 母と離婚したんですよねしかしその男性は 困った顔をしていった分かったそうだよな そう言われて育ったよなここだと落ち着い てこれまでのことを話せないカフェにでも

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専門学校に行ってもいいと言ってくれた 本当に嬉しかったジップと岐阜をつなげた のはある写真店だったそうだそこには父と 娘が手をついで仲良く帰っている写真が あって2人はその写真を同時に見てため息 をついたというすると自然に話に花が咲き 悩みを伝え合った娘の名前が洋子だったの でまさかなんて思っていたら同一人物だと 分かったそうだ今電話したところ義父は ジプがいてくれるなら安心と笑っていた これからも3人で交流ができそうで本当に 嬉しいさてあの母と恵はと言うと結婚して くれると言ってくれていた人はどうやら 結婚詐欺師だったようだ騙された母は さらに借金を背負うことになってしまった それに私のアルバイト代を当てにしていた のにいらないと捨ててしまったし養育費も まとめてもらっていたのを使い果たして しまった一体あの時母は何を考えて大丈夫 と言ったのか私は未だにわからない母は 義父にもう一度やり直してほしいと懇願し てるらしいが拒否されている状態だ恵も 母親より父親と一緒に暮らしたいと言い 始め2人の中は険悪になっいでも義父は恵 にも高校生になるのだから自分で稼いで 自分の生活を守れるようになったらに しようそれまで恵のことを待っているから と言ったらしい恵にお母さんも働いてよと 何度もせっつかれ母はスーパーのレジで 働いているらしいが何せ働くことに慣れて いないからか口だけは大きいけど行動が 伴っていない状態だもちろん今の家に住む こともできなくなったから売却した残った お金でボロいアパートに住むこととなった というこれまで母が買ってきたブランド品 がせめて生活費になってくれてよかったと 私は思っている私はあれから専門学校の 写真家に通いながら今はジップと2人で 料理をしたり義父を呼んでバーベキューを したりして楽しんでいるやっぱり人間 頑張っていたらいいことがあるのかもしれ ないそして生まれてくる子に罪は一切ない 母は自分は兄弟の中で一番ひきされ自分が 1番できるだと思って育ってきたらしいだ からこういった子育てしか知らなかったの だろう自分の言うことを周りが絶対に聞い てくれるなんてことは世の中にはない今回 のことで母は身にしみて理解したのではと 思って [音楽] いる私の名前はさゆりジュエリーショップ の販売員をしている27歳だ手に取り やすい価格帯のアクセサリーから一斉1台 の婚約指輪や結婚指輪を選びにくるお客様 の接客をして

いる私たちの販売するアクセサリー1つで お客様を幸せにしていると思うと転職に つけたなと 思う職業あるあるなんだけどこういった 仕事をしているとカップルで結婚指輪を見 に来ることが多い昔は嬉しい反面羨ましく もあったけど今はそんな気持ちも薄くなっ たそれは彼氏の裕介の存在のおかげだろう 裕介とは付き合って2年が経つ年も同い年 で趣味も同じ価値観も似ているので喧嘩 しらずでここまで来れた裕介はとても誠実 で優しい男性で私にはもったいないくらい だそして私は交際2年の記念を迎える日に プロポーズも受けた正直ここ数ヶ月は そろそろかなと思いながらいつも会ってい たのでとても嬉しかっ た私が側頭でOKを出すと裕介は返事早と 少し笑っていてお互いに笑ってしまっ たほどなくして裕介の実家に挨拶に行った が義の両親もとても優しくてああこういう 人たちに育てられたから裕介はあんなに いい人になったんだなと納得し たトトに話は 今度は介が私の実家に挨拶に来てくれた その日は弟のかやも来てくれた私の両親も かやも裕介の人柄をとても気に入ってくれ て父に至っては頭をふぶか下げて本当に こんな娘だが頼むと言うと笑いが起きてい たそんな感じで当初は緊張していた結婚の 挨拶だったが収支和やかな雰囲気で終わる ことができたこのまま行けば順調に結婚式 を上げることができる障害は何もないそう 思っていた けどその日私は1人暮らしの家で独身最後 の時間を過ごしていた来月には裕介との 生活が始まる今日はゆっくりしようと思っ ていたその日インターホンが鳴った反射的 にドアを開けると訪ねてきたのは弟の嫁の みかさんつまり義だった さゆりさんかずやから聞いたよ結婚するん だってああみかちゃんそう実はね来月席 入れるつもりでなんで教えてくれないの ミカが品定めしてあげようと思ってたの [音楽] にごめんねかやから話行くかなと思って 正直言って私はこの義が苦手だ一緒に 買い物に行った時もすれ違う人のことを あの人ブサイクお金持ってなさそう今の人 なんか臭かったねとか人の悪口が大好きだ 私がジュエリーショップで働いていること を伝えるとえじゃあ販でブランドも買える よねプレゼントして私義なんだからそれ くらいいい でしょうととんでも理論でねだられたこと もあっ

た約でそういったことはできないとと伝え た時は突然怒り出して帰ってしまっ た風の噂で知ったが義は周りの友達に義姉 はケチとかいびられたとか散々愚痴ってい たらしいそんなわけでなるべく関わり合い になりたくはなかった けど今日はさゆりさんが結婚するって聞い ていろんな結婚式上のパンフレット持って きたからとどどとパンフレットを放り込む とここは料理が私好みとかここは引き物の センスがいいとか全て自分基準で紹介し 出したこうなるとなかなか止まらないのが この義だ基本的にプライドが高いので何も かも自分が気にいるものじゃなきゃ納得 できない性格のよう だ私服もブランドロゴを強調したような ブランド品ばかりだし服装もいつも派手な 感じでどちらかと言うと地味目な服装の私 を見下している節もあ ある弟のかやも一流大学から一流企業に 就職したものの恋愛経験が浅かったせいか 合コンであった義にロックオンされ ぐいぐい来られたまま押し切られて結婚と なってしまったようでたまに思い出した ようにミカがさと私に愚痴をこぼすように なって いるというのも義は相当男好きらしく端的 に言えばイケメンやエリート肩書きに めっぽ弱いそうだかやの友達と一緒に飲ん でいた時も相手がメガバンクのエリート 社員だと知るやいなや猫撫で声に変わり かずやがトイレに行っている隙にLINE の交換をしようとしたそうだ幸いその友達 が後からかやに教えてくれたらしく厳重 注意でこの一見は終わったそうだがそれで も2人の間にはわかりが残ったこと だろうそんな義だから私も好きになれず この日も話半分で合槌を打っていたが義は そんな私の態度なんかお構いなしに私の 結婚相手の裕介のことを聞いてくるねえ さゆりさんの結婚相手ってどんな人 イケメン仕事はえっと清潔感はあるけど イケメンって感じではないかな仕事は工事 現場のマネージャーみたいな仕事だよ ええ気前の顔色が変わっ た現場って低変色じゃん大丈夫なのえっと 私も詳しくは知らないけど底辺だとは思わ ないし生活もしていけると思う よそっか私は旦那が工事現場とかちょっと 無理か なそうでも頑張ってるけどいやいや工事 現場なんて誰でもできるし給料も安いし 汚いしマジ低変色じゃん でもまさゆさんも地味系だからお似合いっ ちゃお似合いなのか

な私もこれ以上義と話していると頭痛がし そうなのでこれから用事があると伝え帰っ てもらうことにし た私のことを馬鹿にされるのは慣れている し何とも思わないけど結婚相手の裕介の ことまで馬鹿にされるのはさすがに用人 でき ない一応弟のかやに注意してもらうように 伝えておい あの義のことだ全然効果なんてない だろうそれから義のことは忘れ結婚式や 披露園の準備に専念することにしてついに 結婚式の日を迎えることができた式は滞り なく行われ披露宴の時間になる披露宴も 順調に進んでいたのだが最中にも関わらず 義がうろうろしているのが目についた何し てるんだろうと少し深く見ているとどう やら裕介側の3列者に直会を出している ようだったしかもちょうど旦那のかやが席 を外している時を見計らって裕介があの列 者に話しかけに行っているようだ中でも お気に入りなのは裕介の友人代表で スピーチした男性だ彼は裕介の高校の同級 生でまだ20代なのに授業を起こし社員 1000人以上を束ねる企業の社長だそう だ 義は親族として呼ばれているのだが真っ赤 で胸元がざっくり焼いた派手なドレスに身 を包み男性たちに色目を使っているように 見える私はこんな日にみんなの前で服装や 立ち振る舞いを注意するのははかられるし 一旦無視することにしたおめでたい日に まで怒りたくはないのだしかしついに事件 は起きてしまっ た私と介がテーブルに挨拶回りをしていた 時だ裕介の友人たちのテーブルにつき出席 のお礼をしたその中には先ほどのスピーチ をしてくれた友人もいたスピーチ ありがとうございました素敵なスピーチ でしたよ私がそう言うと後ろから本当素敵 なスピーチでしたミカマジでかっこいいっ て思いましたといきなり義が乱入してきた 裕介の友人も謙遜はしているが若干義を煙 たがっているようにも見えたので とりあえずこの場を離れようとした時義が その友人に向けて衝撃の一言を 告げるっていうかさゆりさんの旦那さん 工事現場で働いてるんですってマジ低変色 で恥ずかしいですよね友人さんも社長して いるならもっと上流階級の人と交流した方 がいいんじゃないです かついでにミカも連れて行ってほしいな なんて私はこの発言がどうしても我慢でき なかった裕介を馬鹿にされただけではなく その友人すらも利用しようとしている義の

ことを許せなかっ た私が注意しようとしたのを遮り今まで ニコニコしていた裕介が義妹の前に 立つな何怒ってるのよ本当のこと言われて 図星なん でしょあなた今の発言もう取り返せません からねここにいるみんなが聞きましたから ね え義は周りを見渡すとこのテーブルに座る 裕介の友人たちが皆義を無言で 見つめるそれは社長の友人も同じくいや彼 に至っては睨んでいるといった感じだな何 なんなのあんたたちここに座る友人たちは 皆工事現場に関わる仕事をしています社長 の彼だって工事現場上がりだし何なら今 だって現場に立ってみんなと汗を流して いるんです僕らは全員自分の仕事に誇りを 持っているのであなたに馬鹿にされる 筋合いはありませんあの温厚な裕介が人に ここまで厳しい物をするのは初めてのこと で私は驚いたあたりも次第に異変に気づき 注目を集めと義は焦りながらも取ろうため に必死だはあじゃあみんな底辺じゃんて いうかあんたたちみたいな底辺に興味ない からもういい からプライドが高すぎて謝罪するという 選択肢はないよう だすると社長の友人はため息をついた後 メモのようなものを持ち静かに 語りかける興味がないのならこんな LINEのの連絡先を渡さないでください ますか第一あなた独身って言ってました けどさゆさんの義ってことは結婚されて ますよねま独身だったとしてもこの紙は ここに置いて帰るつもりでした がなんと義は旦那のかやに隠れて連絡先の 交換もしようとしていたようだそれを公衆 の面前でさらされてしまったわけだから さぞ恥ずかしい だろう顔を真っ赤にしてさらににヒート アップしそうな雰囲気の中現れたのがかや だったすみませんここらでご容赦願えます か私どもは一旦これで帰ることといたし ます場を見出してしまい申し訳ございませ んそう言って義を連れて会場を出ていく義 はやっぱり旦那が1番とか最後の強がりを 言っていたがかやはそれをなめ てもう2度と思いしなくていいようにする から今は黙って出 ていこうと義を外へ連れ出し会場にいる みんなにふぶかと頭を下げて出ていっ た宴はその後なんとか仕切り直し無事に 終わることができたが出ていったかやたち はなかなかの修羅場だったよう だ結論から言うと義はかやから離婚を

言い渡され離婚したということでもう私の でもんでもない他人になっ たかやは結婚後早い段階から美香の裏の顔 に気づき更新所を利用して離婚に向けて 準備を進めていたそう だ実際仕事で忙しく家に帰るのが遅いのを いいことに美香は不倫を繰り返しパパカ じみたことをしていたことが分かっ た本当は私の結婚式前に離婚したかった そうだが仕事で忙しかったのと式前に離婚 というのはあまりにも演技が悪いと遠慮し ていたそう だ美香は多額の慰謝料支払いと財産分与 なしで合意したらしいよくそれで納得した なと思ったけど裁判になれば周りの人 みんなに不倫のことがバレるよと言ったら すんなり納得したそうだミカのプライドの 高さを利用したのはさすが元旦那だ本人も あいつの性格の悪さは俺が一番よく知って と謎マウントを取ってき た美香は人の職業について見下したりする くせに自分自身は正社員での就労経験が なく今はフリーターとして生活している そうだが長続きしない らしいそれでも実家に慰謝料請求がばれる のを恐れて最近は夜のお店に流れていると のこと だこれを気に働いてお金を稼ぐことがどれ だけ大変なのかを知ってほしいけどま無理 だろう な3年越しの相手に結婚を申し込んだが 彼女には結婚願望が なく 結婚リサがこちらを見た今日はリサの 誕生日だ予約してあったホテルの レストランでの食事を済ませた後ラウンジ のバーで2人で飲んだ窓の外にはの早い クリスマスのイルミネーションをまとった 夜景が光っているリサの首元にもダイヤの ネックレスが光っていたさっき僕が送った 誕生日プレゼントだ僕はそれとセットに なっている指輪をテーブルの上に置い た付き合って3年も経つんだしきちんと けじめをつけたいと思うん だ僕は30歳の会社員だ1つ下のリサとは 友達の紹介で出会った彼女はファッション デザイナーだ仕事柄おしゃれで背も高く 一緒に歩くのが少し誇らしいくらいの女性 だった2人とも1人暮らしをしていたが 付き合いが長くなるにつれお互いの部屋に 泊まることも多く一緒に恋愛を楽しんでい たでもそれは僕にはあくまでもその時だけ という気がしていた結婚という形をとって 家庭を持つことでそこに永遠性が付随さ れると思うからださはしばらく黙っていた

がグラスを置く と悪い けどと言って指輪のケースを押し返してき た私結婚は考えてない のリサが他に男と付き合ってるなんてあり えなかったし2人の中はうまくいっていた から当然喜んでくれると思っていた想像も しなかった反応にそれでもなんと か時期が早いならもう少し後でもと返した だがリサは首を振っ た年齢が問題じゃないの結婚が嫌なのよ 結婚ってお互いの家が絡んできて挨拶だと か付き合いとか色々出てくるでしょそう いうのが嫌なの鬱陶しくて子供梅って言わ れるのも嫌だし嫁だからってどこ要求さ れるのも面倒だわ私はずっと働くつもりだ し今の生活に満足してるからそれを壊し たくないこの先年を取っても自由に生きて いきたい の僕は何を言ったらいいのか分からなかっ た目の前のイルミネーションが急に不粋な 食に見えるさっきまであんなに輝いていた のにリサのことは大好きでずっと一緒にい たいと思っていたそれは変わらないそれな のに結婚に対しての価値観も持たないリサ はまるで異次元の世界の人のように見え たそっかなんか先走っちゃったかな誤解し ないであなたのことはすごく好きなの誠実 だし一緒にいて楽しいしずっと一緒にい たいと思ってるただ結婚っていう形態が 苦手なだけ女だけ名前も本石も変わって 家事をやって子供を産んでっってそういう のがねだって頑張って勉強して今の仕事に 着いたのに子供なんて産んだらそれまで通 りってわけにはいかないでしょ私は仕事が したいの にそれでその日は終わったそしてその日を 境いに僕たちの間には溝ができたリサは 変わらなかったから僕がそう思ってしまっ たんだろうそれとも最初から僕にはその溝 が見えてなかったのかもしれない今まで 通り一緒に過ごしていてもこれを長く続け たところで家庭にはならないという思いが 抜けなかったリサが言う束縛のない自由が 僕には不安だったかと言ってリサとの関係 は捨てがい平日も休日も共に過ごしてきた のに今更1人になれるのか僕はこんな自 レマを抱えたままくれを迎えていた 思いきってもう蹴りをつけろよ別の意味 でそのは学生時代からの友人と飲んでいた 今日で仕事め明日は田舎に帰省する日だ リサとはクリスマスに食事をしたがリサの 方も忙しく会うのは来年になった表向きは 何も変わらないでも消えないシミのような 影がいつもつきまとっていた誕生日の

出来事を話すと友達は呆れていた奴は去年 結婚したばかりだが婚で今はもう子供も 生まれすっかり娘にデレデレだ俺だって 結婚するって言うんだお互いの親にあっ たりよいのだのなんなのめんどくさかった よでもずっと一緒にいようと思うなら同じ 価値観じゃないと難しいよ彼女に結婚の 意思がないんじゃこっちも割り切って 付き合うしかないでもそれじゃあ心ないん だろ縁がないと思えよ長く続けたって不安 はなくならないと思うなもしも向こうがお 互い自由でしょて言って突然他の男に 乗り換えても文句言えないんだぞ結婚し てるから規制が効くんだよこれは本当に そう思う守りたいものができるのが結婚だ よそれが煩わしいと思う人同士だったら うまくいくんだろうけどそれにお前子供 欲しくないわけじゃないだろたえ妊娠して も今の彼女じゃ産んでもらえないと思う ぞすでに家庭があるやつの助言は胸に響い た結婚なんて切れ1枚とがそれが家族を 守り子供を育む原点になるでも今時は入籍 にこだわらないカップルが増えているのも 事実で結婚していないから続かないという 証明にもならないリサだって僕を好きで いるのは嘘じゃないと言っていたリサを 取るか結婚を取るかなんだろう規制の新 幹線に揺られ窓の外を眺めながら実家では また結婚をうるさく言われるだろうと気が 重かった結婚だ孫だと言ってくる両親に 好きな相手はいるが結婚はしないと言って 納得してもらえるとはとても思えないリサ の言う通り結婚は家が絡んでくる僕は長男 んだから帰って来いとまでは言われないが 本当はそう思っているのかもしれない田舎 には帰らない結婚はしない子供は相手が 望まないとなるとリサのことを話す意味は ないと思う親に諦めさせるかが諦める か何をリサを結婚 を色々考えているうちに自分が何に悩んで いるのか何を決めるべきなのかも分から なくなってきた駅から雪の残る田舎の町を 歩いて家に着いた寒いのに父は庭先に立っ ていた挨拶をして中に入るように言うが 無言で僕に中に入れと手を振った不思議に 思って靴を脱ぐいつもならまだ大掃除の 途中で背が高いんだからあんたが神棚掃除 してとか押入れから布団を出してとか挨拶 もそこそこに慌しく母が話してくるのだが 今日は静まり帰っている廊下からリビング に行くと母が泣いていたソファーに座って いる妹を見てぎょっとしたなんだか見ては いけないものを見てしまったような気に なった妹は実家そばの地方都市で働いて いるその町の専門学校を卒業して就職し

1人暮らしをしていた僕とは6つ違いの 24歳だ妹は今年のお盆には帰って来 なかったから本当に久しぶりで楽しみにし ていたのだが立ちすくむ僕に母が泣き ながら言っ たもう6ヶ月だって結婚もしてないのに 結婚もしないで1人で産んで1人で育て るってなんとか言ってやってまさかうちの 娘が こんな妹は妊婦になっていたそれで夏に 帰省しなかったのか母をなめとにかく冷静 に話を聞いた子供の父親は去年知り合った 偉大生同い年だが一郎してまだ学生だ今は 結婚なんてできないから子供は諦めろと 言われた産むと言うと別れを切り出された 突然引っ越して電話番号も変えられ連絡が つかなくなった父は大学に問い合わせよう と言ったが妹はもう諦めていた会った ところでよりは戻らない戻そうとも思わ ない子供を否定された時点で妹の気持ちは 踏切りがついていた子供は何も悪いことし てない生きる権利があるでしょ私にだって 生む権利があるんだよ向こうが認めなくて も結婚できなくても子供は諦めないしこの 先ずっと結婚できなくてもいい私が大事に 育てて2人で生きていくから絶対この子を 幸せにして私も幸せに なる妹はくれで会社を辞め部屋を引き払っ て実家に戻ってきたのだった貯金はある からしばらくここにいさせてほしい子供 られるようになったら働いて独立するから と泣いて頼んでいたの [音楽] だ父さんも母さんももう許すしかないよ お腹の子供も大きくなってるんだし僕たち がどうこう行っても仕方ないじゃないか 自分と子供の人生に責任持つって言ってる んだから帰って今までよく働いてたと思う よ母さんが嫌だって言うんなら東京に連れ て行くぞそれでもいいのあんなに孫俺を せかしておいて僕がかったからか妹はまた 泣いていた最終的には母も俺絶対後悔する なと念していた妹が未婚の母になるという ショックだけでなく田舎特有の隣近所の目 を気にする思いもあっただろう親は親で 覚悟が必要なのだ僕も田舎育ちだから わかるだからって僕に後の面倒なんて 見れるわがない母が受け入れる以外は なかったそこからはおせと出産の準備で 慌しい年越しだった先に不安がないわけで はないが一度気持ちを決めてしまうと父も 母も笑顔になり昨日早い父が子供の靴まで 買ってきた妹も全てを話せて安心したよう だお兄ちゃんのおかげと何度も言ってい た誰にもお祝いされなくてもがお祝いする

からいいんだって思ってたけどでも お父さんとお母さんも楽しみにしてくれる ようになって本当に嬉しい父親はいない けどしっかり育てていくよ私頑張る からまだまだ若いと思っていた妹が倫とし てたましい母親の顔になっていた困った ことがあったら何でも言うようにと念し 東京に戻っ た新しい年を迎えて初めてあったり沙に僕 は別れを告げた僕は自分の家庭を持ちたい し子供も育てていきたいそういう幸せを手 にしたいとはっきり告げたリサは予想して いたのだろう黙って頷いていたお互い今 まで楽しかったお礼を言い手を振って別れ たそれから何度も冬が巡り年を越した僕は もう50を過ぎメも成人して今は看護師を している妹は地元の同級生と結婚した相手 は再婚だったが子供がいなかったからメイ も可愛がられてその下に弟も生まれた僕は あれから職場結婚をした新人で入ってきた 女子社員と親しくなり1年ほど付き合って の結婚だった今は2人の子供がいる結婚し てみて人生は夫婦の共同作業だということ を感じ 家も子育てもお互いが助け合って完成さ せる僕は家事でも子育てでも妻が大変な時 は教わりながらサポートした妻も子育てが 終わるとパートに出て経済の負担を軽くし てくれた平凡かもしれないが家に戻ると 家族がいて食事があり迎えられる場所が あるそれが働く意欲になったし自分の子供 を抱いて育てたは大きかった結婚もせず 出産を決意した妹につくづくと復した くらいだっ た今日は友人の娘が結婚するというので 招かれて結婚式場へ行った秋晴れの日曜日 だった昔僕に踏切りをつけろと言った あいつだあの頃は娘は嫁に出さないなんて 言っていたが今日は泣いて送り出していた 奴との付き合いで涙を流す姿を見たのは 初めてだでもいい光景だった今例シーズン で別の会場でも挙式がありロビーは人で 溢れていたそこで思いがけずリサを見かけ たのだ背筋の伸びた背の高い夫人僕の視線 に気づいたのか向こうもこちらを見て 立ち止まった僕たちは少し言葉を交わすと ラウンジのカフェで向き合ったあの プロポーズの日が 蘇るリサは会社が立ち上げた1つの ブランドを任され部下を何人も持つ責任者 になっていた結婚はせずリサが言っていた 通りの人生を歩んで [音楽] いる成功したんだねおめでとう仕事に欲的 だったし勉強熱心だったから認められたん

だろうすごいじゃない か私が見せるものはこれしかないわでも あなたも幸せそうに見えるあの時ずっと私 と付き合ってたって今の幸せは手に入ら なかったんだから別れて正解だったのね私 は私が思っていた通りに1人で仕事して 気楽に暮らして親や昔の友人とはあまり 付き合いがないな会っても話が合わなくて みんな夫や子供の話になるでしょお互いに だんだん距離を置くようになって君の友達 とつるんで旅行行ったりしてねでもそう いう人たちも遅くに家庭を持ったりして いくのね面白いのよ結婚する相手より私と の関係の方がよっぽど長いのに結婚した 途端旦那が待ってるから帰るわとか言い 出してでもその束縛が嬉しそうに見える時 が ある リサ嫁になったら色々背負うのが嫌って いうあの頃の気持ちは今もあるわは欲しい ものだけを手に入れて鬱陶しいものは避け て満足はしてる自由だし気が楽よでもこう いう生き方をしていたら絶対に手に入ら ないものもあるのね若い子たちの結婚式 なんか見たからそんなことを考えるの かしら大丈夫よ明日からまたバリバリ働く わそれが私の誇りなんだわ なくれぐれも体だけは大事にしろよ健康 じゃなくなったら働けないんだ から頷いて微笑むリサの顔は貴重な女上司 の顔に戻っていた僕たちは手を振って別れ 引き物を手に各々の場所へと帰っていっ [音楽] た私の名前はゆみ子大学で業を学んでいる 大学が実家から通える距離のため下宿はせ ず実家から通学していた実家には父と母と 一緒に住んでいる両親は農業を営んでいて 毎日朝早くから畑に行き仕事に励んでいる 私は一生懸命に働く両親を誇りに思ってい たそして少しでも両親の助けになれるよう 大学では農業をしたのだゆくゆくは両親の 仕事を私が引き継ぐつもりでいる私には もう1人離れて暮らす兄蒼介がいる兄は私 より3歳年上で大学では文学を先行してい た引っ込み事案のところもあるけれど身内 の私が言うのもなんだがとても優しく 気立てのいい兄だその兄が大学を卒業し ライターの仕事について1年目 突然女の人を連れて実家にやってきた両親 は兄が女の人を連れてきたことにとても 驚いていた兄はこれまで女の人を家に連れ てきたことなど1度もなかったからだ兄は 特に何も言わなかったがきっと彼女がいた ことなどなかったのだと私は踏んでいる その兄が突然女の人を連れてきたのだ

さらに驚くことに両親にもしないまま兄は 僕たち結婚したいんだと言い出したのだ その言葉にさすがの父もちょっと待ち なさいちゃんと初めから説明をしなさい 私たち彼女の名前も聞いてないんだぞと ストップをかけたどうやらその女の人の 名前はさと言い兄とは大学で出会った らしい同じゼになったことで2人はした 真面目な兄と真面目なささんは価値観が似 ていて気もあったようだそして兄は自分 から告白し付き合い始めたとのことささん は大人しくあまり自分からは話さないが 所作も落ち着きがあって美しいそれに とても美人だお兄ちゃん面食いだったんだ な何も言う権利のない私はぼんやりと考え ていた両親もささんがおかしな人ではない と感じとったのだろう結婚は認めなくは ないが先方の親子さんとも話をしないと いけないんじゃないかと父が言ったその 瞬間兄とささんの表情が固くなるのが 分かった色々と事情があって結婚のことを さの家族には伝えてないしこれからも 伝える気はないんだ硬い表情のまま兄が 言った 何か問題があるのだろうかそんな伝えな いってよそ様のお嬢さんを勝手にうちの娘 にはできないわよ母は兄の言葉に困惑気味 だった確かに兄の口ぶりからはささんの 家族は顕在のようだし結婚の報告をしない なんてよっぽどのことだしばし沈黙が訪れ たその沈黙を破ったのはささんだった 蒼介さんのお父様お母様今は心の整理が つかなくて私の家族についてお話しする ことができませんでもいつか必ずお話しし ますどうか蒼介さんとの結婚を認めて ください目に涙を浮かべ必死に話すささん 最後には兄と共に頭を下げてきたささんの 方は小刻みに震えていた私はそのささんの 姿に嘘はないと思ったし誰にも言えない 辛いことがあったのだろうと感じた両親も 同じ気持ちだったようだ父は分かったと 2人の結婚を了承した兄とささんはホット アンドの表情を見せたよくよく話を聞くと 2人は兄だけの収入でやりくりしていると いうだが兄はまだ駆け出しのライターで 収入が厳しいらしくだから結婚式はしない 家も家賃の安いところを探すよもしもの時 のためにお金を貯めておかないとと言って いたもしものことというのはどんなことな のかわからないがまお金はあるに越した ことはないだろうだがそれを聞いた母は そんなせっかく愛する人と結婚するのに 結婚式ができないなんてそれにこんなに 可愛らしい人なんだものきっとドレス姿も 似合うでしょうにささんはどう思っている

のとささんに尋ねた聞かれたささんは顔を 曇らせてでもと言いおんだこれは本当は ウェディングドレスを着たいと思ってるん だ多分ここにいる誰もがそう思っただろう またもや沈黙が 訪れるわかったと突然父が話し出したこの 家で同居しないかそして私たちの家族だけ で結婚式をしようもちろんお金は出す そんな豪華にはできないがせっかく結婚 するんだからなまさかの提案に今度は兄と ささんが驚く番だったしかし母もそうね それががいいかもお金もたまるしいいん じゃない私も 賛成と目をキラキラさせているでもと ためらう兄はどうもささんのことを心配し ているらしいけれど当のささんは乗り気 だったお父さんお母さんがそうおっしゃる なら是非お願いしたいですでも私火事 くらいしかお役に立てなくてささんは親の 目を見て答えた私と母さんは畑で忙しい家 のこともままならない時だってあるゆみこ も大学が忙しいしなだから私たちとしても 家事をしてくれるのは助かるよ なさんそうね特に夏は収穫しても収穫して も野菜がどんどんなるからいっつも夜は 出前を取ったりお茶漬けだけだったり ゆみ子は料理が下手だからたまに ものすごい食事を作っちゃうし ね余計なお世話だと思ったが黙っていた母 の話は穴がち間違ってはいないからだ この間はカレーの隠し味にチョコレートが いいと聞いて入れては見たものの量が 多かったらしく甘さと辛さが絶妙にマッチ していない何とも言えない妙なカレーが 出来上がっただからささんが家事をして くれるのはとても助かる私が家事に咲いて いた時間を両親の畑の手伝いに当てること ができるのだから私がそう思っているとあ 妹さんが反対ならもちろん無理にとは言い ませんとささんは遠慮し始めたトト拍子に 話が進む同居に私が嫌な思いをしていない かと配りをしてくれたのだまさか嫌なわけ ないですよ逆に私みたいに殺でうるさい やつがトなんてささんに迷惑かも私の言葉 に父はそんなこと自分で言うなよと頭を 抱え母と兄はその通りだと頷いていたこう して兄とささんは私たち家族だけでさやか な結婚式をあげたささんのドレス姿は とても素敵だったし兄もささんももみんな 幸せそうだったそして実家での同居が スタートした母はいい感じで法人なのでさ さんもあまり気を使わずに住んでいるよう だごめんね料理も全部任せっきりででもさ さんのご飯本当においしいよ ありがとうそう母が言うとささんは料理は

嫌いじゃないんですと言って微笑んでいた そのささんは結婚3ヶ月目で妊娠した あまりのスピードめでたに驚きはしたもの の兄も両親もとても喜んだ男の子かしら 女の子かしらおばあちゃんて呼ばせよう かしらそれとも バーバ母はもうそんなことを言って浮かれ ていた相変わらず兄とささんは仲も良さ そうで見ていて微笑ましい若夫婦だった 初期はまだまだ硬い表情を見せることも 多かったささんだがこの頃になるとよく 笑うようになっていたささんは無事に 男の子を出産したその子は実りと名付け られた名前は兄とささんで決めたのだが 農家をしている我が家にぴったりの名前だ ささんも私たちのことを本当の家族のこと のように思ってくれているのかもそう感じ られてとても嬉しかっただが実りが生まれ て3ヶ月ほど経ったある日事件が起きた 夕食を家族全員で食べているとどんどんと 玄関を思いっきり叩く音が聞こえてきた あまりの勢いに驚く私たちが聞いたのは誰 かの土星だったここにいるのは分かってる のよ出てきなさいよ父が立ち上がろうと するのを制して兄が僕が出ると立ち上がっ た玄関は開けずに兄は中から声をかけた どちら様ですかとぼけないでよあんたが私 の娘をさっていったんでしょさを出し なさいよ何度も言いましたよねもうさたん はあなたとは会いたくないんですさらった さたんを混乱する頭でささんを見ると耳を 塞いでガタガタ震えている母はこの音で 泣き出した実りを落ち着かせようと必死に 抱っこしていた私はささんに駆け寄り背中 をさすったしばらく家のうと外で話をして いたがさを出せお帰りくださいの繰り返し で拉致が開かないささんとみのりを奥の 部屋へ避難させた後家の中で話をすること にしたさすがに両親を前にして少しは 落ち着いか訪問してきた女性はさの母です と挨拶したそして自分がどれだけ娘を愛し てきたのかお金をかけてきたのかなどを ペラペラと話し出したのだささんは中学 までは成績トップで南関高校への進学も 確実だと言われてきたことだが試験当日熱 を出し受験に失敗してしまったことそれ からは成績ももふわなくなっちゃって あんな3流大学にしか合格できないはめに なったのよあんな出来そこないの娘世に 出すなんて申し訳なくてささんの母は吐き してるかのように言ったそういえばあなた も3流大学でよねそこでさをたぶらかして いいように使ってこんな薄汚い家で火政府 みたいにコキ使ってるの兄は怒り浸透で 反論した

僕はさを心から愛していますあなたはさを 愛していない火政府みたいにコキ使ってい たのはあなたですよね家のことはさに任 せっきりでそれなのに掃除が下手だ料理が まずいって言ってさの気持ちをずっと踏み にっていましたよねささんの料理はおせじ 抜きに最高においしい掃除や洗濯だって 完璧だある日母がこんなに毎日綺麗にし なくていいの よこんなの我が家では年に1回の大掃除 レベルだわとささんにたまりかねていった ほどの綺麗さなのだだけどささんは好きで やってるのでそんなに言ってもらうほど じゃないですよと涼しい顔をしていたどう やら目の前にいるささんの母親はそれ以上 のレベルのの掃除や選択を共用しておき ながらささんを認めていなかったらしい1 年ちょっと一緒に生活をしてきてささんの 人生に影があるのはなんとなく感じていた その正体がやっと分かったのだとりあえず 今日はお引き取りくださいささん抜きで話 を進めるわけにはいきませんのでと父が 言うが母親は引かないだからさを出しなさ いって言ってる でしょそんな興奮状態のあなたにさを 合わせるわけにはいけませんお帰り ください最後には兄と父でなんとかささん の母親を家から追い出したもちろん私たち はこれからもささんと一緒に暮らしていき たかっただけどもしささんが兄に無理やり に連れて来られていたりこの家を出て行き たがっていたのなら話は違って 普段の様子を見るにそんなことはありえ ないとは思っていたがささんの口から 私たちは直接真実を聞きたかったささんは 私たちにこれまでのことを話してくれた 生まれた時から姉と比べられ続けていた こと反抗的な姉を放置し自分ばかりを可愛 がっていた母のこと父親は物心ついた時に はもういなかったらしい だが受験に失敗した後母親はお前も出来 そこないだったお姉ちゃんと一緒だと ずっと言い続けるようになったというその うち本当に自分はダメなやだお母さんの 言う通りにできない自分は価値がないそう 思うようになったそうだ何をしても認めて はくれない母親そんな時に出会った兄は どんなさでもいい そばにいてくれるだけでいいと自分を丸々 認めてくれたそこでやっと母親からの呪縛 に気がついたささんは兄と共に母親と縁を 切るために話し合いを重ねてきたというだ が話を聞かない母親に兄とささんは心を 折られ駆け落ち同然でこの家にやってきた のだそうだもちろんあの母親に居場所は

伝えていないだがどうにかしてここを 突き止めたのだろう私皆さんと家族になれ て本当に嬉しいんですずっとここにいたい んですでもご迷惑かけてしまってささんの 涙を見て私たちはあの母親を断固として 排除しようと決意したまずは弁護士に相談 したさらに警察に連絡し玄関を激しく叩い て声を行為は脅迫罪に当たる可能性がある と認めてもらった最終的に家庭裁判所に 申し立てをすることになったのだが母親は 自分への不要義務を主張したため兄がお金 を払い続けることになってしまっただが そうすればこの先絶対に兄夫婦や私たち 家族へは近づかないということに決まった どうしようもない親でも不要の義務がが あるなんて知らなかったけれど兄はお金を 払い続けることでさの笑顔を守れるなら 安いものと笑っていたしかしささんの話を 聞いてからの両親特に父の行動力は驚く べき速さだったどうにかしてささんを救っ てあげたいとの思いの現れなのだろうか 改めて両親のすさとありがみを知ることが できた事件だ 私ももっとしっかり勉強し両親が仕事を 任せてもいいというくらい頑張っていつか 楽させてあげようと思って [音楽] いる私の名前は秋夫30歳だ私は大学時代 に知り合った男性と結婚結婚してしばらは 平穏に暮らしていたのだが息子の幸介が 生まれてから徐々に私の行動にいちいち 文句を言うようにさらに息子の面倒は一切 見ることはなく少しの間だけでも俺は毎日 仕事で疲れているんだなんで家に帰って 子供の世までしないといけないんだと言っ てくるしょうがなく私は常時息子を抱っこ したままで家事をしていた食費が高すぎる と言ってほとんど家に生活費を入れてくれ ないことや息子がまだ小さく手がかかって もお構いなしに部屋が汚すぎるしっかり 掃除をしろと言ってくることも暴力こそ ないものの私は夫との生活に疲れきって しまった息子が幼稚園入園前の2月私は とうとう家を出ることに夫が仕事に行くと 同時にできるだけの荷物を詰め込み車に 乗り込んだ息子から父親を奪ってしまう ことに申し訳ない気持ちがなかったわけで はないだが息子のことを1mも愛している ようには見えない父親なんて必要ない息子 は私が1人で育てて見せる掃除分に聞かせ たこうして夫の元を離れた私と息子だが私 の両親は早くに亡くなっており兄弟もい ないなんとか東園の親戚を頼り保証人に なってもらってアパートを借りたその親戚 からは今回だけにしてくださいね今後は

一切交流はないですからと何度も念れて しまったその後はその親戚と一切連絡を 取り合ったりしていない同じアパートの 住人に引っ越しの挨拶をした際には小さな 子供と母親がいきなり引っ越してきたと いうことに明らかに嫌な顔をする人もいた だが大部分の人は内心どう思っているかは 分からないがやかに歓迎してくれた アパート暮らしを始めて半年ようやく離婚 が成立した元夫は養育費は絶対に払わない お前が勝手に出ていったんだの一点張り私 はこれ以上離婚を長引かせるのも嫌になり 元夫の言通りの条件を飲んだきっと夫は そう言うだろうと思っていたというのも ある息子には辛い思いは絶対にさせない私 は改めてそう心に決めた私は大学では保育 士の資格を取得して結婚前は保育士として 働いていたその資格を生かしある企業の 保育園に保育士として就職 息子もその保育園に入れてもいいという ことで私の出勤に合わせて息子も桃園 できることにそうして息子と2人で暮らし 始めて1年が経った私たちの暮らしている アパートのお隣は一軒屋が立っているのだ がそこには年配の女性みち子さんが住んで いるみち子さんとはよく道ですれ違うこと もありお互い挨拶をする程度の中だった ある日息子とスーパーへ買い物に行った 帰りに道で倒れているさんを発見みちこ さん大丈夫ですか私は急いでみちこさんに 駆け寄った私の問いかけにごめんなさいね 立てなくなってしまってとの返答が意識が あることに人安心みち子さんは足が悪く 普段から杖をついて歩いているのだがどう やらバランスを崩して倒れ立てなくなって しまったらしい倒れた時に顔を打った らしく口の端に血が滲んでいる今は意識も はっきりしているがもし頭を打っていたら その日は土曜日月曜日までの間に急変する かもしれ ない私はみち子さんを自分の車に乗せて 救急外来へ連れて行くことにした救急外来 は混んでいたみち子さんはレトゲを取っ たりCTを取ったりなかなか終わらない 診察だったが息子は静かに待っていてくれ た2時間後やっと検査が終わりご家族の方 ですか一緒に中へどうぞと看護師に声を かけられる家族ではないんですけどと 言いかけはしたがたくさんの患者さんがい て忙しいのだろう私の言葉を聞かずに どんどん私の前を歩いて行ってしまう私は 申し訳ないと思いつつも息子と共に維新の 待つ部屋へ入ったみち子さんは頭はそれ ほど強くは打っておらず大丈夫とのこと だっただが自分の体を受け止めようと

とっさに手を出したのだろう右手の骨に日 が入っているとのこときっと痛かった だろうに私たちにこれ以上心配をかけまと 必死に耐えていたのだろう右手の処置をし てもらい私たちはキロについたみち子さん を家まで送ると本当にありがとう介君も 長くて大変だったでしょでもあなたたちが いなければもっと大変なことになっていた かもしれないわと丁寧に俺を言ってくれる そんな私たちがたまたま通りかかって本当 に良かったですお体大事にされてください ねおばあちゃんの怪がはい早く治るといい ねみちこさんに声をかけ私たちはそこで 別れた次の日も休日だったのだが朝から 息子が浮かない顔をしているどうしたの 何かあった昨日の病院で疲れてしまったの だろうかおばあちゃん大丈夫かなどうやら みち子さんのことを心配しているようだ 確かに聞き手が骨折してしまい杖を必要な みこさんは家の中だけでも大変だろう 朝ご飯食べたら様子を見に行って 私の提案に息子は笑顔で大きく頷いた朝食 を終え私たちはみち子さんの家に向かう そんなに親しくもない私が朝から訪ねて 迷惑じゃないだろうか少しモヤモヤしつつ もみち子さんは確か1人暮らし昨日の病院 でも腕の痛みを私たちに知られまいとして いたくらいだなかなか誰かにヘルプを出せ ないのかもしれない私は意を消して インターホンを鳴らす出てきたみち子さん は少し疲れた顔をしていたごめんなさいね こんなに片手での生活が難しい なんてどうやら昨日別れてから掃除や洗濯 はもちろん食事の用意やお風呂など全ての ことに時間がかかり疲れはてて今日は朝 から何も食べていない状態らしかった私は みちこさんに指示をしてもらいながら朝食 を準備みちこさんは1人暮らしでも毎日3 色作っていたと見え冷蔵庫には卵や野菜 などが十分に入っていた その後私はみち子さんの代わりに掃除機を かけ洗濯をしたみち子さんは本当に迷惑 ばかりかけてごめんなさいでも私近くに 頼れる人もいなくて結婚も1度もしなかっ たの隣の県に妹が住んでいるんだけどもう 長いことあっていないのよと言った私も ここに来てまだ日が浅くて息子と2人で夫 から逃げてきたんですでもシングルだと いうことであまりいい思いをされない人も いるみたいで少しでもお役に立てていたら 嬉しいです私とみち子さんは顔を見合わせ て微笑んだそれからというもの私はみち子 さんのお手伝いをすることが増えた食料品 を代わりに買いに行きスーパーに行って いる間息子はみちこさんが見ていてくれた

息子も優しいみちこさんが大好きになり 自分からおばあちゃんと一緒にいるという こともしばしば私たちの交流はみちこさん の怪我が治っても続いたみさんの怪我が 治ってからはみちこさんが夕ご飯を 振る舞ってくれることもよくあったみちこ さんの料理は絶品だ仕事終わりに作るの 大変でしょういつでも食べにいらっしゃい みち子さんの優しさに癒される日々だった 息子が小学校に入学しても私たちとみち子 さんとの交流は続いていた息子の入学式が 終わってから伺うとみち子さんは本当の孫 の入学式のように嬉しいよと涙をして喜ん だそしてこす君の入学のお祝いにと思って ケーキを買っておいたの是非食べていって ねと私たちを家に招待祖母の愛情を受けた ことがなかった息子は本当に嬉しそうだっ たそんなある日の休日みち子さんの家に 伺うとみちこさんの顔色が悪いような気が した気のせいかなでも私は少し心配にその 日お昼を3人で食べている時もやはり心 なし気がない心配に思いながらも私たちは 昼から用事があったのでみち子さんの家を 後にした次の日夕ご飯を食べに来てねと 前々から誘っていただいていたので仕事 終わりにみち子さんたえインターホンを 鳴らすも返事がない私はまさかと思いなん とか家の中を見ようと必死に窓から覗いた そしてキッチンで倒れているみち子さんを 発見急いで救急者を呼んだみち子さんは マキの水ガだったもう手術は不可能 入院して科学療法を行うか投薬のみで自宅 で過ごすかどちらかの選択しかないとお 医者さんには言われた らしい私科学療法はしないことにしたの 科学療法をしても癌が小さくなるかは 分からないしもう家に帰れないかもしれ ないそれだったら自分の好きな場所で静か に寄せを過ごしたいみち子さんは落ち着い て話す私は涙をこらえてただただ話を聞い ていたそして私が最後までみち子さんを 支えようそう心にった私と息子は今まで 以上にみち子さんの家に通うことにした みち子さんは痛みはないと言っていたが 骨折の痛みも隠すような人だ私はできる だけ家事を変わり通院日には付き添った ある日みち子さんの家の前に見慣れない 女性が立っていたちょうどインターホンを 鳴らしたところのようだちょっと何やっ てるの遅いわねインターホンを鳴らしても 出てこないみこさんに苛立ち独り言を言う 女性みこさんは最近はゆっくりとしか歩く ことができなくなっていたそんな言い方し なくても私の心の声が漏れていたのか女性 は振り返って私たちを睨む横を見ると息子

は息子で怒りを荒にした表情をしていた 緊張の空気が流れる中やっと玄関の扉が 開いたお待たせしてごめんなさいねみこ さんは女性に声をかける他人のようなだ 私たちも入っていいのかどうかと戸惑って いると女性と一緒に私たちもリビングに 通された私の妹なのみち子さんは先ほどの 女性を紹介してくれた唯一の血縁関係だと 言っていた妹お互い他人行儀だが確がある のだろうか気まずい沈黙を破ったのは みち子さんの妹だったでもう嫁も短いん でしょ遺さの話はなんでこんなに大事な 場面で他人に同席させるわけ担当直入な 言い方にむっとする他人というのは私たち 親子のことを指しているそのことなんだ けどね遺さは全部秋夫さんに譲ろうと思っ てるのは何言ってるのこの人あんたの何 他人よねそう言うと思っただから事前に あなたに伝えておいたのよこれまで私が どんなに助けてほしいと伝えてもあなたは 1度も助けてはくれなかったそれどころか 20年前もう縁を切りましょうって言って きたわよねそれがお金の話にだけ飛びつい てそれに秋夫さんたちは他人じゃないわ私 の娘と孫よ実はみち子さんの病気が分かっ てすぐ容子縁組をしないかと提案された私 はみち子さんのことを本当の母親のように しっていたし息子もそれは同じだが私 なんかがみち子さんの容姿になっていい ものなのかそれも病気が分かってすぐ私は とても悩んだだが本当の娘になれば介護 休暇を取りみち子さんのそばに長くいる ことができる病院でも娘としてお医者さん の話も聞けるみち子さんのためにできる ことが増えるのではないかと思い私は容子 縁組を受けることにしたのであるその際に 遺さのことについても聞かされていたそれ は受け取れません私は答えたが家を手放す にしてもなんかにお金がいるわでも私が 生きている間にはどうしても手放したく ないのよもちろんこの家に住んでくれると 言うならとてもありがたいのだ けれど私はみち子さんの気持ちを組み遺産 を受け取ることに決めたのであるそんな 最近出会ったばかりの人に信じられるか なんて分かったものじゃないわそれにあれ よ遺留なんとかって制度がある でしょう少なくともあなたよりは何倍も 信頼できるわ私のことを心配してくれる 秋夫さんや孝介君に嘘はないそれに残念 ながら姉妹は医療分を請求できないのよ みち子さんは静かにそう言ったその後弁護 士さんも交えて話し合いをし遺産は私たち に譲ることその後私たちに対して金銭を 要求しないことなどを決めたみち子さんの

妹は最後まで納得できない顔だったが年初 にはしっかりとサインして しばらくしてみち子さんは息を引き取った 私は最後の時を一緒に過ごすことができた 安らかな顔だった私たちは今でも思い出が たくさん詰まったみち子さんの家に2人で 幸せに暮らして [音楽] いる私は雪のとある飲食メーカーで働いて 夫の事も同じ会社の同期入社だ夫とは入社 時の宿泊研修で同じグループになったこと をきっかけに親しくなっ たそして配属先も同じ支部だったことから 急激に距離が縮まり現在に 至る私たちはお互いに営業で外に出ている ことが多いだから同じ会社と言ってもそこ まで一緒に仕事をしているという感覚は正 なかったいい距離感で交際も仕事もうまく いっていたように 思う夫から結婚を申し込まれる前から義 両親との同居であることは知っていた彼は 1人っこだしずっと両親と一緒に暮らして いたそんな彼を見てとても両親を大切にし ている人なんだと理解し高印象だっ た私も両親を大切に思っているし同じよう に親を大切にできる人と結婚できることを 喜ん だ聖母のような義母そしてそれを優しく 見守るダンディな 義父この2人との同居ならうまくやって いけるだろうと思い込んでしまったのが運 の月だっ たあんなに優しかった夫も義母もいざ席を 入れて同居開始するととてつもない極悪人 だったのだああこれがよく聞く義家族の やつなんだ なまさか私がその家中にいると は私の目は節穴だった同居生活は1日目 からパンチが効いてい た幸野さんはいつからこの家に入るの かしら義母はそう言ったが理解ができ なかっただってもうこの家に入り共に生活 を送って いるえっと今日からお世話になり ます私は挨拶が足りなかったのだと思い 再度挨拶をし たすると義母の顔がパッと明るくなり ニコニコと私に微笑み かけるあらそうだったのじゃあ今日から 全般的に家事をお願いするわね はい当然でしょこの家に嫁いだのだから あなたは私たちに校するのよ [音楽] あの全般は難しいと思います日中は仕事も あります

しこの言葉に義母は軽減な表情を見せ たあなた今家に入れるって言ったじゃない 仕事まだ辞めてないのえあそういう意味 だったんですかあの結婚しても仕事は 続けると浩司さんときちんと話し合ってい ます聞いてませんか 私は義母に問いかけながら夫の顔を見 た夫はまずいとばかりに明後日の方向を 向いて いるそんなの聞く必要はありませんだって 当たり前のことですものあなたはこの家に 嫁いだのだから仕事はやめるべき でしょちょっとこじさんと話し合う必要が あると思いますこの話は後日ということで 保留にさせてください ちゃんと夫婦で話し合った結果をこじさん からお母さんにお伝えします ね私は務めて冷静に話をしたが原が 煮えくり返っている工事話が違うじゃない か私は夫を引きずりながら玄関を出ると彼 を車の中に押し込んだちょっとこれどう いう こと私の怒りはこの時点で頂点へ達してい たって 聞いてないわ私はあなたが両親を大切にし てる人だと思ったし1人息子で両親のこと が心配だろうと思ったから同居することを 了承したのよそれなのに何仕事はやめる もの私仕事はやめないって言ってあったよ ねいや確かにそうだけど母さんたちももう 年だし色々と大変なのかなって思って雪野 がフォローに入ってあげればいいかなって んだはあそりゃ同居するんだから協力 できることはするつもりだったよでもさ 全部の家事を私にやれって何しかもあんた の母親最初と全然違うんだけどこんなん じゃ同居は無理だよそれにあんた自分の 両親が困ってるって思うんだったらあんた が助けるべきでしょう私を生贄に捧げて あんたは楽するつもりそんなの絶対許され ないから 分かった分かったよ大丈夫仕事はやめなく ていいから俺がちゃんと話しておく から席を入れた初日でこんな揉め事が 勃発この先うまくやっていける気がし ない夫は義母に話し合った胸を伝えたよう だったが大人しくなったのは数日だけまた しばらく立つと仕事はいつやめるのかと私 に迫ってくるのだその間義父はだまりだ 唯一義父だけは初めから変わっていない 義母を優しく見守るダンディな人だったん じゃなくてただ義母に何も言えない人だっ た だけそして私はこんな生活に1ヶ月たえ 限界を迎え

たもう私無理離婚してうちょっと待ってよ なんでなんでじゃないわもうこんな生活 耐えれ そんなまだ同居して1ヶ月じゃないか そんな簡単に投げ出していいものじゃない だろうそうだよねでもあんた全然防波堤の 役目果たせてないじゃんお母さん未だに いつ仕事やめるんだって迫ってくるんだ よいそのこともうやめちゃえ ばはあでは明日にでも出ていきますわ ちょっと待って 結局夫も義母の味方だったのだ間に入る ことが面倒になって私が仕事を辞めれば 丸く収まると思ってるんだろうねそんなの 許せるわけがないここで暮らすのも今日 までだ明日には実家にでも身を寄せて今後 のことを考えれば いいしかし私の考えは甘かったことを 思い知らされるの だ明け方私は不穏なもで目が覚めた私の 視界に入ってきたのは私をまじまじと覗く 義母 だびっくりしたな何です か義母は驚いた私をニヤニヤしながら見て いるそして首元に何かがまとわりついて いることに気がついたそれに触れると パラパラと何かが 落ちる急いで眼鏡をかけて確認すると枕の 周りに大量の髪の毛が落ちてい た何これ あなたこれでもう会社に行けない でしょう はあ私は血の気が引いた義母の手には ハサミが握られて いるお母さんもしかし て私は急いで階段をかけおり洗面所へ 向かったそして鏡の前に立つと絶した右側 の髪の毛だけがベリーショとみに切られて いる義母は私の跡を追い立ち尽くす私を見 てにやけ顔が止まらないよう だ騒ぎを聞きつけた夫と義父も洗面所の ドアから中を覗き絶して [音楽] いる私はカッと頭に血が登った雪野さん よく似合ってるわよ私才能あるわ ねお前さすがにすぎじゃないの かこれまで置物状態だった義父が青ざめ ながら初めて義母のやらかしたことへ苦言 を呈し たあらいいじゃないこの子の目を覚まさ せるためにしたことよこの子はいつまで 立っても嫁いできたって意味が分かって ないのよちょうどいい薬になるじゃ ない何もそこまでやることない だろう珍しく義父が引かなかった

しかし肝心の夫は青ざめたまま何も言わ ないどこまでも頼りない奴 だこじ君何か言うことはない うう私右側だけベリーショートなんだけど えっと美容院行ってくる俺お金出すよそう いうことじゃないだろうあんたは私が こんな状態でも庇わないんだねこの瞬間夫 に残っていたビビたる愛情は全て吹っ飛ん だ離婚し ますあなた何を言い出すのこんなことされ てこの家に居残るとでも思ってたんですか ありえない でしょうあなたが悪いのよいつまで立って も仕事を辞めないからだからやめないって 言ったでしょもう猛してるんですか ちょっと誰に向かってを聞いてるの私の 髪の毛に無断でハサミを入れたもろばあ さんにです けどすると義母がものすごい行走で 掴みかかってきた義父が急いで止に入った が時すでにおしとはこのことだハミを持っ たままだったから義母は私の腕を傷つけた のだしかし痛みなど感じない怒りの方が まさっていたから ね私はそのままを奪い取って義父が 抑えつけていることをいいことに 思いっきり義母の髪の毛を切ってやっ た私のまさかの反撃に3人とも方針状態だ そして義母の髪の毛は見るも無惨な姿に なったちょっとやめてちょうだい お母さんはアシンメトリーが好きなんです よね私が目にして差し上げましたなんて ことするのよ外歩けじゃないのやったら やり返されるんですよ目には目を歯には歯 をって言葉知りませ ん義母は私にハサミを入れておきながら いざ自分がやり返されると泣き崩れた しかしこれには義父もだまりだっ た夫は最初からポンコだから義母に強く 出ることもできなければ私に強く出ること もでき ないもう2度とここには帰ってきません から もしまた私の人生を邪魔することがあれば 今度は髪の毛じゃ済まないかもしれない ですねあなたがまた私に何かしてくるよう なことがあれば私はあなたを地の果てまで 追いかけてやり返しますどうかそのことを お忘れ なく私は前日に用意しておいた仕事道具を 持ち疑実家を後にし たその日は急遽有給を取って美容院へ 駆け込んだ 理由を話すとすぐに対応してくれてとても ありがたかっ

た美容師もこれにはとても驚いていた義母 に髪を切られ来店した客は初めてのこと らしいそりゃそうだこんなパンチの聞いた ことをする義母などそう多くはないだろう 髪の毛を整え実家へ戻ると両親も驚いてい たそしてこれまでの経緯を話すと離婚する ことにを示してくれ た実家でゆっくり過ごしていると予想もし ない人物が訪ねてきたの だこの度は私の妻と息子がお嬢さんに とんでもないことをしでかしてしまい 申し訳ありませ んまさかの義父の登場だこれまで置物化し ていた義父だけにまさか実家に訪ねてくる とは思わなかっ た最初は軽減な表情を浮かべていた両親も 義父のひたすら頭を下げる態度を見て 気持ちが何かしたのか義父を家へ招き入れ たそして義父は驚きの発言をするの だ雪野さんの気持ちは固まっています かはい離婚一択 ですわかりました私も今回のことで ほとほと妻には愛そがつきました私も妻と 離婚をしようと思っています そうです かまあ当然の判断だよ ねどうでしょう2人で離婚届けを突きつけ てやりませんか え私はあの家から妻と息子を追い出す つもり ですうん実に面白そうだ私は義父の提案に 乗ったそして週末疑実家へ戻り夫に離婚 届けを突きつけた 夫はただオロオロするだけで最後まで ポンコだしかし横から義母が口を 出すあれくらいのことで離婚だなんて心が 狭いの ねあれくらい最初から話が違うしよく耐え た方だと思います けどあなたは最後まで口の減らない女ね こじいいじゃないこんな女とは離婚し なさい今度はもっと従順な子を選ぶのよ お母さんみたいな人を選べば間違いない わどこからその自信が湧いてくるのか謎だ がもはやどうでもいいことだ夫は義母に 促されしぶしぶ離婚届けを 書き上げる夫はともかく義母はご万越 ださあこれでもうあなたとの関係はお しまいよ早く出ていき なさい私からもお話がある義父が義母に 話しかけたもう何よ今いいところなの に私も君と離婚をしようと思ってね離婚 届けをもらってきたんださサインしてくれ え義母は巨体としているその巨体顔全然 可愛くないです

けどあなた何を言い出すの離婚だよ君には ほとほと愛が尽きたよお嫁さんの髪の毛を 無断できるなんて許されないことだこれ まで君の行動に目をつりすぎたようだ私の 気持ちは変わらないよ離婚してこの家を出 ていって くれこじお前もだお嫁さんを守れないよう な不ない息子はいらん よその後義母はギャアと騒いでいたが義父 の気持ちは許がなかった結局義母は あっさりと離婚され今は元夫と2人 アパートで暮らしていると 聞くあの義母が離婚を承諾するとは思え なかったが実は義父義母のモハ発言を普段 から日記に書きとめておりそれが大いに役 に立ったということだ義父もやる時はやる 人だったんだな意外だがあの義母の困り はてた顔を見られただけで満足 だ私の方も夫とは無事離婚が成立した気の 弱い人だから私にあれこれ言うことは なかったが離婚後お酒の席で私とのことを ぐちり周りから品質を買ったことでさらに 存在感が薄れたように 思うそしていつの間にか会社からいなく なっていた馬鹿正直に嫁のしつけのために 母さんが髪の毛を切ったなんていうのだ から異常家族の一員のレッテルを貼られた ことは当然 だ私は元夫が会社を去ったことでのびのび と仕事ができているスピード離婚となって しまったが後悔はしていない私の人生は まだまだこれからだ次こそは自立した人と 縁があるといい [音楽] な最後までご視聴いただきありがとう ございますこの動画が面白いと思った方は 高評価とチャンネル登録よろしくお願いし ますまた見てください ね

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