紛争や混乱に揺れる国で活躍する日本人女性(独立行政法人国際協力機構(JICA)国際緊急援助隊事務局 幅野由紀子)

長期化するロシアウクライナ [音楽] 紛争これまでウクライナから国外に逃れた 避難民は800万を 超えるさらにはアフガニスタン南スーダン など今この瞬間にも世界では紛争や迫害に 翻弄されている多くの人々が いるそんな中今 WPSウィメンピースアセキュリティと いう言葉が世界で注目されている紛争地域 の女性たちには性的暴力や人身取引など 女性や女の子だから受ける被害が数多く 存在 するそこで被害者としてではなくより主体 的に紛争の予防や解決平和構築や維持の 取組みに参加することがれて い紛争や混乱に揺れる国で活躍する日本人 女性その活動に 迫る皆さんこんにちはナビゲーターの中野 美子ですウクライナの隣国であるモルドバ 人口およそ260人のこの国にはロシアに よるウクライナ進行以降60万人もの避難 民が入今もおよそ8万人が滞在し保険医療 の圧迫を招いていますそんな中日本の経験 から生まれたデータ収集法で彼らの置かれ た状況を把握しようと活動する日本人女性 がいました独立行政法人国際協力機構 ジャイカの国際緊急援助隊羽野幸子さん です羽野さんの活動とそれに用いる日本初 のデータ収集法とは一体どのようなものな のでしょう [音楽] かの国際急援助隊 子海外で地震などの災害が起きた時急遽 派遣される日本の国際緊急援助 隊2023年2月トルコ南東部シリアとの 国境近で起きた王震ではトルコ政府からの 要請を受けて援助隊が結成され た歳直後に日本から派遣された援助隊は チームおよそ80名医療チームおよそ70 名野は現地で主に医療チームの業務の調整 にあたっ た医療チームでは医師や看護師に加え トルコ政府からの要請を踏まえて手術や 入院ができる施設を日本から持ち込ん [音楽] だ実際にその何もない駐車場に病院機能の その手術室ですとか等いったものを建てる にあたってあの診察から検査ともするので その検査技士の方ですとかあとあのレト源 撮影とかもあの全てあの色材持ってくので そういった放射線技士の方ですとかそう いうあのいわゆるそういう義士の方も いらっしゃいますしあと薬剤さんま医療 従事者じゃない方もいらっしゃるんですが

はいそういった方たちのチームとなってい ますそんな緊急援助隊の活動を大きく変え たのが2017年に導入されたMDSで あるMDSミニマムデータセットとは診療 した人の年齢性別の他外性があるか妊娠し ているか衛生状態はどうかなどのデータを まとめた もの特に女性は自然災害などの際様々な リスクにさらされることが 多い特に高齢女性妊産婦幼い子供を連れた 女性などの危険は非常に大きいと言われて いるデータを席すると災害の全体像を把握 することができる物資の配布や感染症対策 などの効率を高め た元はフィリピンで生まれ日本で改良が 進められた被災者データの収集様式は 2016年大きな被害を出した熊本自身で 実用化され 2017年WHOの国際標準として採択さ れたどういったこうま病気がメインで 起こってるのかでそれが結局災害関連なの か関連してないのかですとかがていうま 傾向が見えるようになってくるとその人数 に合わせてやはりあのそこに合うものの 提供があのま医療資源のこう提供ができて いくようになるんであのそういった意味で はあの被災国としてもあのすごくあの有効 に使われるものだと思います 2022年2月のロシアによるウクライナ 進行においても野は現地モルドバで避難民 への支援に当たったそこでもMDSの システムが活躍し た東京ではMDSも含めた現地での運用を どう改善するか検討が続く今年の2月にえ 発したトルコ南部震今日はあ派遣に行かれ た医療従事者の方をま中心としたあの登録 者の方とあの派遣の振り返りをはい対面で 行ってい ます支援の効率を上げるにはどうしたら いいかトルコでの経験を元に議論が続いた でインターネット今回2時代で主に LINEでやり取りされていたんですけど もタとしてどうするのかっていう議論に ついてはここはちょっと時だけではないの かなった部分ではございますそういうの 含めてじゃえしていければと思います ちなみに各国なんかそういうの情報あり ますす行った とてあれですよねあのイタリアのところは あの衛星通信専門の人が来てて めちゃくちゃでかいあのなんアンテナっ たれてましたで独自のアンテナを使って 全部やって災害対応日本で発展した災者 データの収Mは今も進化を続けているこれ まで数多くの自然災害に見舞われてきた

災害大国日本そんな日本だからこそ 生み出せたシステムが世界の被災地支援に 役立っていたんですね一日本人として とても嬉しく思いますでは羽野さんは一体 どのような思いでこの活動を行っているの でしょうか被災者の皆さんがあの必要とし ているものと私たちがこうあのそこに提供 できるものていう辺りをまあの一緒にこう 考えてあのこう協力していくこと相手を 尊重するっていうところははい常に気を つけているところですかね海外でまそう いったあの災害が起きた時にま日本として どういった支援をしてるのかっていうのを 知るのは実際に自分たちがあの日本であの これだけ災害が多い国であるのでまそう いったやはりあの災害時にまもしかしたら 海外そういったあの支援を受けるかもしれ ないですしやっぱりあの持ち持たれと言い ますか日本じゃない国でま遠い国で起こっ ていることであってもま少しちょっと アンテナ貼っていただくとはいまそれが いつ日本にま恩返しと言いますかそのあの 帰ってくるかは分からないなと思うので その辺りは是非知っていただけるといいか なと思って ます紛争や混乱に売れる国で活躍する日本 人女性野幸子さん そこには現実に直面しながらも実直に最大 限できる限りのものを届けようとする そんな姿がありまし [音楽] た

ロシアによるウクライナ侵略をはじめ、国際秩序を揺るがす事態が世界で発生している中、外交的にも重要な女性・平和・安全保障(WPS: Women, Peace and Security)を念頭に、紛争やその後の混乱にある国で働く日本人女性に焦点を当て、協力の意義、困難などを題材としたドキュメンタリー動画です。

動画の紹介ページはこちら
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sanka/pagew_000001_00029.html

幅野 由樹子(独立行政法人国際協力機構(JICA)国際緊急援助隊事務局)
海外で地震などの災害が起きたとき、急遽派遣される日本の国際緊急援助隊。派遣される現場では患者の健康状態や衛生状態などをカルテにし、そのデータを抽出、緊急医療チーム調整本部に日報として提出しデータを集積することで、自然災害の全体像を把握することが可能になり、物資の配布や感染症対策などの効率を高めている。日本は数多くの自然災害に見舞われてきたからこそ生み出せたこのシステムは世界の被災地支援に役立っている。戦争や自然災害といった現実に直面しながらも、現在もMDSの運用をどう改善していくか検討を行い、最大限できることを実直に届けようとする想いに触れる。

ナビゲーター
中野 美奈子(フリーアナウンサー)

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